求人って条件だけで選ぶものなの?

医師求人キャリア

 

消化器内科のN先生。

大学医局を5年前に退局し、
その後は民間病院で働いてきました。

5年も同じ病院で勤務してきたので、
キャリアアップを望んで転職を検討し始めました。

医局を出た際には、
先輩ドクターからお誘いを受けて入職をしましたので
実質、転職活動は初めてです。

求人サイトで求人チェックをしてみたり、
出入りの業者さんにどこか良い病院はないか?と
聞いてみたりしてましたが、
どうも埒が明かないので、
WEB上でよく見掛ける紹介会社に問合せをしてみました。

するとすぐに連絡があり、
週明けに担当者と面談する事になりました。

担当者は30歳前後の方ですが、
とてもパワフルでアグレッシブな人と見受けられました。

その際はN先生の考えや希望をヒアリングされたのですが、
N先生としてはキャリアアップ、
そして消化器内科医としてのスキルアップを求めている事を
担当者に伝えました。

翌日以降、
何件もの求人が送られてきました。

しかし一般的な求人情報では、
そこでどんな仕事ができるのか?
どのようなキャリアアップが実現できるのか?
正直まったく把握ができません。

N先生はそんな事もあり、
特に返信もしませんでした。

数日後、担当者から電話が掛かってきて、
今まで送った求人の中で気に入るものはありませんか?
もっと高待遇のものもありますよ…と言われ、
いえそうではなく業務の内容や
自分に合うのかがわからないので…と説明をしたのですが、
担当者はそんな事を言っていると
いい求人案件はどんどん他のドクターで決まってしまいますと
半ば脅されて、1度どこか見学に行ってみて、
それで決めたらどうですか?と言われました。

ふむ、確かに実際にこの目で見て、
院長の話しを聞いてみるのはありだな。

そう考えたN先生は、
今までもらった求人を見返しました。

ところがその中でもどれを選んでいいのかわかりません。
どの病院も似たような情報しか出していないし…。

結局、条件面の良し悪しでしか判断できず、
自宅からの距離と条件の良さで
ある病院を選び、見学に行く事になりました。

当日、紹介会社の担当者は不在で、
N先生1人でその病院に伺うと
事務長がお出迎えしてくれました。

応接室に通され、
事務長から病院の概要を説明いただき、
院内をざっと見学させてくれました。

再度応接に戻ってくると、
事務長から条件面の説明がありました。

事前に聞いていたものよりも良く、
N先生としても満更ではない水準だったそうです。

その後、院長が入室してきて、
N先生、うちは気に入ってくれたかな?
なかなか良い条件でしょう、
いつから来れるの?
とフレンドリーな対応なのに
もう来る事が前提になってるみたいです。

いえ、これからゆっくり検討させて頂きたいと思ってます…と
N先生が述べると、院長は一瞬嫌な顔をして、
事務長をひと睨みして退室されました。

その後、事務長はどこの条件が納得できませんか?
もう少しであれば条件アップもできますが…と
必死になって食らいついてきます。

このまま押し切られたくないN先生は、
上手くその場を収めて退散しました。

条件は確かに良かったけど、
ここでキャリアアップできるのか?とか、
どんな症例経験が積めるのか?など
具体的な仕事内容についての話しはほとんどなし。

こんなもんなのかな。
別にそれほど高条件を求めている訳ではないのに…。
そんな事を考えていると、
エージェントの担当者から連絡が入りました。

いかがでしたか?
すごく良い条件を出してくれたでしょう。
ここに決めたらどうですか?と。

ああ、この人は押し込もうとしてるんだな。
誰でも条件だけで転ぶと思ってるんだ。

その後、N先生は転職への意欲を失ってしまったそうです。

キャリアアップを目指すために
どうしたら良いのか…。

そんな事を考えながら
悶々とした日々を過ごしているそうです。

 

<過去のコラムもご覧下さい!>

条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

もしかして自分はお金に目が眩んだのかも…。

なぜ自分は医師になったのか?

 

つい即決してしまって大失敗…。

医師面接失敗

 

長く大学医局に在籍してきたY先生。

40代も半ばとなり、
医師としての今後の人生を考える中で
いろいろ思う所が出てきたのだそうです。

大学での仕事も決して嫌いではないし、
幸い教授をはじめ周囲との人間関係は良好なのですが
すでに退局した同年代、先輩医師は多く、
これ以上の出世の見込みもなく、望んでいる訳でもない。

やり切った感…も出てきて、
外の世界に飛び出したい気持ちが芽生えてきたのだそうです。

そんな事を考えていた時に目にした求人…。

絶好の立地条件にあるクリニック。

院長としてお迎えします。

高待遇保証、年収2000万円以上可。

診療に専念できる体制、法人が全面バックアップ。

将来的なクリニック譲渡も可。

おお、こういう案件だったら
院長として格好も付くし、
独立するのと大差ないから自由に診療できそうだな。

条件も良さそうだし、
ちょっと話しを聞いてみるか…と思い、
問合せをすると…。

是非ご見学にいらして下さいとの事で、
新しくできたばかりのクリニックで理事長、事務長と面談。

駅から徒歩で2~3分、
ビルは少し古いけど内装工事をしたばかりで、
内部は非常にきれい。

表通りから1本入ったところにあるとの、
ビルの4Fというのが気になるけど、
まあ悪くはなさそうだなというのが最初の印象。

理事長から当グループにはY先生のように
大学でしっかりと経験を積まれた先生が必要と熱弁され、
その場で条件提示を受けたのですが、
これが事前に聞いていた年収よりもグンとアップ…。

おまけに診療日、診療時間などもY先生の希望が通り、
Y先生の望む医療機器もその場で業者に発注を出すなど
もうY先生としても断れない所まで話しが進んでいきます。

最後に年収がもう100万円上がり、
Y先生!是非ともご決断下さいと理事長から頭を下げられ、
これもご縁か…と思ったY先生はその場で受諾。

そんなつもりはなかったのですが、
理事長の熱意と高条件につい即決してしまったのでした。

それから半年後にはクリニックが新規オープンして、
院長としてY先生も勤務を開始。

し・しかし…。

どうも患者が増えません。
多い時でも1日に10名前後で、
少ない時は数名しか来院しない日もあります。

これはまずいんじゃないだろうか?と
Y先生も危機感を感じていたのですが、
法人としてテコ入れする事もなく、
ただ時が流れていき…。

それからしばらく経って
事務長が話しがありますとやって来ました。

理事長が大変に立腹しているとの事…。
患者が増えないのはY先生の責任ではないか?
このままでは今の年収は維持できる訳がなく、
年収ダウンを飲んで欲しいとの事。

Y先生としては
全く納得が行かず、
集患マーケティング、事務全般は法人がバックアップし、
医師は診療に専念できると聞いていたのに関わらず
この始末…。

その後も喧々諤々があったのですが、
最終的には院長とはいえ雇われている立場なので押し切られ、
年収ダウンを飲まざるを得ませんでした。

スタッフからもY先生が悪い訳ではないのにね…とか、
もともと物件を決めて、内装工事をして、
それでも院長をやってくれる人が見つからず、
家賃だけ払っていた曰くつきのクリニックなのにね…と
段々と状況がわかってきました。

周辺には強力な競合医院が2つあり、
普通はこの場所は避けるよね…とか、
何人か面接したけど断られたらしい…とか、
そんな話しを聞くにつれ
う~ん、自分は早まったようだ…
だからあの時に即決を求められたんだな…とつくづく後悔。

このまま続けるべきか?
早めに見切りをつけるべきか?

毎日患者さんが増えない中で
悶々と悩むY先生でした。

 

<過去のコラムもご参考にして下さい!>

医者の給料ってどれくらいが適正なんだろう?

大幅年収アップを実現した後の大きな後悔!?

怪しいスカウトの手紙に乗ってしまった…。

 

医局の先輩の誘いに乗ったばかりに…。

 

大学医局への在籍も10年を過ぎて、

そろそろ次のステップを考えていたH先生。

 

参加した学会後の懇親会で

医局の先輩と数年ぶりにお会いしました。

この先輩はすでに市中病院に転身しており、

診療部長を務めていらっしゃいます。

 

おお、H先生、久しぶり。

最近はどう?なんて気軽な会話をスタートさせたのですが、

すでに退局している先輩ドクターでもあり、つい気を許して、

いや~そろそろ次の道を考えなきゃ…と思ってます…と

申し上げたところ、

その先輩は急に真剣な表情になって、

当院に来ないか?とお誘いを受けたのでした。

 

その時は酒席でもあり、

話し半分くらいで聞いていたのですが、

後日、先輩から連絡をもらい、

「院長とも話したのだが、

H先生だったら当院は高待遇でオファーするよ。

上司が俺ならH先生もやりやすいだろうし、

待遇に関しては俺からも院長によくよく言っておくから、

きっといい話しになるはずだよ。」

 

確かにこの先輩ドクターは、

H先生が研修医の頃からお世話になっており、

親身になって指導をしてくれ

リスペクトしていた先輩です。

 

次のステップとは考えていたものの、

特にアテがあった訳ではないH先生は

あの先輩からのお誘いなら断れないよな~と

自分を納得させてお世話になる事に決めました。

 

ところがそれから数か月後…。

H先生は大きな後悔をする事になってしまいました。

 

旧知の先輩だから

事前に担当する業務や条件面など

任せきりにしてしまったのですね…。

 

先輩ドクターの悪いようにはしないというのを信じていたのですが、

まあ悪くはないんですが、良くもない…。

 

しかも受け持ち患者の疾患が自分の専門ではない方も多く、

自分は何のために専門医を取ったんだろうか…と悩む始末…。

 

待遇も基本給はグッと上がったのですが、

当直やオンコールの手当がなく、

トータルすると微増くらい…。

 

大学と比較すると医師数が少なく、

業務の負担は増しているので、

果たしてこれで良かったのか…。

もっと良い選択肢があったのではないか…。

 

1度先輩に相談をしてみたのですが、

大丈夫、大丈夫、俺に任せておけば大丈夫だから…と

何だか頼りになりません。

 

しかも先輩ドクターの顔を潰す訳にも行きませんから、

簡単に辞める訳にもいきません。

 

にっちもさっちもいかず…、

非常に悩ましい状況に陥ってしまったH先生でした。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

何かいい求人ないかなあ?

 

40代半ばのE先生。

特段現状に大きな不満がある訳ではありませんが、

だからと言ってやりがいや充実感がある訳でもありません。

 

周囲の先生方は、

開業をしたり、転職をしたり、

それぞれのビジョンで新たな人生を歩んでいますが、

ご自身の毎日には変化がなく、

これといったやりたい事もなく、

かなり閉塞感に満ちています。

 

同僚や出入りの業者には、

「どっかいい病院ないかなあ?」とか、

「何かいい求人ないかなあ?」と

声を掛けるのが日課になっています…。

 

そんなある時、知人のMRが、

「私の知り合いの紹介会社のエージェントが

E先生にピッタリの案件を持っていると言うのですが、

話しだけでも聞いてみませんか?」との話しを持ってきました。

 

まあ話しぐらいなら…と思ったE先生は

担当者とお会いしてみました。

 

とある企業が設立するクリニックの院長になって欲しいと。

しかも条件的にはかなりの高待遇…。

 

日々閉塞感を感じていたE先生は

思わず興味を持ってしまいお話しを進める事にしました。

 

オーナー側の企業の担当者は、

E先生の為にできる事は何でもやる、

E先生は一切のリスクを背負う必要がない、

やりたい事を思う存分やってくれていい…。

 

このような事をおっしゃいます。

当直もなくなるし、

給料も相当に良くなるし、

これだけ自分を求めてくれるなら

乗ってもいいかと思い契約をしたのですが…。

 

それから10か月後…。

E先生は窮地に陥っています…。

患者が思うように増えないんです…。

 

E先生から見ると、

そもそもの立地に問題があると思うのですが、

会社側はE先生の診療に問題があると言ってきます。

このままでは給与を減らさざるを得ないとも言います。

その割には宣伝広告を打とうと提案してもNG、

新たな検査機器を購入しようと提案してもNG。

何らE先生の考える集患策は認めてもらえません。

 

こんな話しには乗らなければ良かった…と

後悔先に立たずのE先生ですが、

そもそもご自身の中でプランニングがなかったのが要因ですね。

 

何かいい仕事…ではなく、

ご自身の夢や希望を叶える為に…という発想が必要だった…。

そう反省するE先生でした。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人 簡単登録

業者がキックバックを欲していた為に…。

医師転職業者キックバック

 

大学病院に努めるK先生。

今までも医局派遣でかなりの病院に勤務してきたが

どこも長所もあれば短所もある。

 

このまま大学に残った方が良さそうだなあと考えていたのですが

病院に出入りしているある業者から

「K先生、耳寄りなお話しがあるのですが…」と言われ

何だろう?と思って聞いてみると、

S病院が脳神経外科の部長になってくれる先生を探していて

大変な高待遇を用意しているそうで…。

 

最初は関心を持たなかったK先生ですが、

奥様も医師であり、自分と同等に稼いでいて、

ここらでさすがと言わせたいなんて思いもあって…。

 

お子さんが私立高校に入学し、

大学は医学部に進みたいなんて話しも出てきて…。

 

数日後、この業者から

「先生、こないだの話しなんですけど、

内々に先方院長と話しをしてみたら

そんなにいい先生がいるなら待遇アップも検討すると

言ってますよ」なんて事を言われる。

 

そんなに自分の事を買ってくれるなら

話しくらいは聞いてみるかと思い

S病院に見学に行ってみました。

 

業者が繋いでくれ、院長、事務長とご挨拶。

とても良い雰囲気では会談は進み、

そのまま料亭で豪勢なお食事まで頂く。

 

その後、話しはトントン拍子で進み、

今よりも1.5倍を超える高待遇も用意してくれ

半年後に入職。

 

そこまでは良かったのだが…。

 

自分よりも若い常勤医が2名いて、

非常勤の先生も3名在籍しており、

その5名をマネージメントしながら

診療部長として活躍して欲しいという話しだったのに…。

 

入職後1か月も立たずに常勤医が1名退職。

もう1名も退職の意思表示をしているとの事。

そもそも前任の部長は院長と揉めてお辞めになったそうで

いきなりの危機的状況。

 

事務長に、最初からわかっていた話しなのか?と詰問すると

「K先生が赴任してから発覚したんです」と逃げの一手。

 

非常勤の先生の協力は得られるものの

常勤医3名体制が1名体制になってしまい

業務量は半端ではない。

K先生の診療方針を尊重すると言われていたのに

とにかく日々目の前にある事で精一杯。

 

今回の件を繋いでくれた業者はその後連絡が取れず、

どうやら騙されたようだ…と憤慨するK先生。

 

その後、風の便りで聞いた所によると

脳神経外科の先生を連れてきてくれたら

○万円のキックバックをするという話しがあったようで。

 

結局その業者の人間がお金を欲しいばっかりに

自分を売ったのか…。

 

後悔先に立たずなK先生です。

求人ありきの転職はリスクも伴うものです。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

まさか自分が辞める為に引き入れるなんて…。

医師転職高待遇失敗

 

30代半ばで大学医局を飛び出し、

民間の大手総合病院で勤務するY先生。

すでに7年間も同じ病院で勤務している。

 

特に不満もなく毎日忙しく過ごしていたのだが、

学会に参加した後の懇親会で

大学医局の先輩と会う。

 

旧交を暖めるべくご挨拶し、

話しをしていたら

先輩の勤める病院の環境、待遇がいかに良く、

もう自分はここで一生を過ごすつもりだと言い、

優れた点を数多く聞かされた。

 

それはどんな医師でも関心を持つような内容であり、

Y先生も、そんな病院があるなんて夢みたいだ、

自分もそういう所で働いてみたい…と思ってしまった。

 

そんなY先生の心情に気付いたのか、

先輩医師は君さえその気があるなら

自分が上層部に話しを付けてあげようとおっしゃる。

 

大学の先輩でもあるし、

そんな良い環境で、高待遇で働けるなら、

それに越した事はないと思い、是非お願いします…と。

 

それから半年後…。

 

先輩から聞いていた内容とは

大きく異なる新たな病院で懸命に働くY先生。

 

そして先輩はY先生が入職するとともに

引き継ぎに入り、今は他の病院に転職した。

 

院長からは、先輩の先生から辞めたいという話しがあり、

後任の先生が来てくれたら認めようと伝えたら、

Y先生が来てくれたというように聞いた。

 

つまり自分が辞める為に、

後輩である自分を引き入れたのだ…。

 

こんな話しってありかよ…。

Y先生は憤っているが、

院長からは後任が見つかったら辞めてもいいよと

言われている。

 

先輩と同じ事はしたくないし、

病院側は医師招聘に積極的ではない。

 

きれいなバラには棘がある…。

そんな格言を身に沁みつつ、

これからの身の振り方に悩むY先生でした。

 

信用して良い人、良くない人。

世の中には2種類の人がいるんですね…。

医師仲間だからって安易に信用してはいけないようです。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

 

次の仕事だけでなく、その先の仕事も考えないと…。

医師転職高条件

 

30代半ばの整形外科医のS先生。

 

専門医も取れたし、

もともと大学医局には長く在籍するつもりがなく

民間病院に飛び出したまでは良かったが、

その病院も部長とソリが合わずに1年ほどで退職。

 

たまたま整形外科クリニックを新設する

知人が勤める医療法人から

高待遇の雇われ院長ポジションを打診され、

よし、これだ!と話しに乗ってしまったが…。

 

オペがしたい…。

 

まだお若い先生はオペが好きで整形外科を選んだのに、

安易にクリニック院長になってしまった為に

オペ設備がなく、オペのない外来だけの日々。

しかも2年間は辞める事ができないそうです。

 

給与面は満足ですが、

毎日毎日オペがしたい…と思いながら

外来患者さんを診察する日々。

 

もう同じ過ちは繰り返さないように

自分が何をやりたいのか?を考えながら

キャリアプランを練り続ける毎日だそうです。

 

プランニングなき決断は

道を誤まりますね~。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

家族にどういう暮らしを提供するのか?

 

外科医として忙しい日々を過ごしてきたG先生。

 

市立病院で外来、病棟、手術とこなしてきて、

休む暇もないほど…。

当直回数も多いし、土日も病院にほとんどいる…。

 

しかも市立病院という事もあるのか、

待遇はあまり良くなく、

同期の先生と話してみるとみな自分よりも

良い給与を貰っているらしい…。

 

口の悪い同期の仲間は、

「お前も早くそんな病院辞めちゃえよ。

俺らもいつまでも若くはないんだぞ。

民間病院に行けばもっと高待遇で迎えて貰えるぞ。」

なんて言う。

 

そんなもんかな…と思いながら、

奥さんに相談してみると、

今よりも良くなるなら

あなたの好きなようにやっていいと。

 

一念発起したG先生は、

医療系の雑誌に掲載されていた病院に応募してみると

理事長や院長が是非うちに来て欲しいと…。

出してきた条件が今の職場よりも300万円ほど高い年俸。

 

これなら妻も喜んでくれるだろうと転職。

 

年俸は上がったものの、

忙しさは今までと変わらず。

それでもG先生は満足していたが

ある時、奥さんがひと言…。

「前よりも良くなっていないじゃない…」

 

何言ってんだ、

年俸がかなり上がったじゃないか!と怒ったG先生。

 

よくよく話しを聞いてみると、

奥様が望んでいたのは年俸アップではなくて、

家にいる時間を増やして欲しい、

家族との時間を大切にして欲しいだったそうで…。

 

収入は増えなくてもいいから、

あなたが子供達と遊んだり、勉強を教えたり、

そういう時間が欲しかったのよ…。

 

今よりも良くなるなら…。

誤解のないようにコンセンサスを取っておかないと…。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

 

もっと考えてから選ぶべきだった…。

医師転職失敗

 

自分の力を更に発揮したい

先輩の人数が多い環境よりも

人数が少ない環境で勝負したい。

そして、給与ももっと欲しい。

漠然と転職を考えるようになった

医師10年目の夏。

 

紹介会社に登録すると、

さっそく担当者から連絡があり面談を実施。

希望の条件を伝えると

求人がいくつか送られてきた。

 

その中で希望に近いものがあったので

面接に行った。

面接相手は理事長と院長、そして事務長。

仕事のあとの面接だったので院内見学する頃には

院内は暗く、残っているスタッフも少なかった。

 

翌日の昼休みにメールをチェックすると

紹介会社から内定の連絡がきていた。

メールには

「内定おめでとうございます!条件提示も素晴らしいです。」

とのこと。

条件を見るとたしかに高待遇だ。

 

面接時の院長たちの対応も良かったので

ここに決めようと決意。

その5ヶ月後には入職をした。

 

勤務を始めると専門科目以外の仕事がずいぶん多いことに気がついた。

カンファもほとんどなく、院内で粛々と外来患者の対応に追われる。

病棟も担当しているけれど高齢者の病棟を任されたので

ほとんどやりがいも無い。

 

やりたいことと大幅に違う環境がそこにはあった。

待遇はいいけれど、この仕事だったら

さらに15年後、20年後に体力が落ちてきた頃にやってもいいなぁ。

 

そう思ってもう1回転職会社に相談しようと思った。

でも入職したばかりなので1年は仕事しないと社会的信用も失いそうだな。

でも早めに動いたほうがいいかな。

身動きがとれない状態に気づいた時に、

もう少し慎重に動けばよかったなと反省。

 

自己責任といえばそれまでだが

もう少し担当者がアドバイスくれてもよかったかな。

次は、優先順位を整理して相談しようと思ってます。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録