エージェントが破談にした!?

医師転職失敗事例

 

もうすぐ40歳になる事もあり、
医師としてのキャリアアップを志すI先生。

医師転職失敗事例

まずは情報収集からと考えて、
以前からの知人であるエージェントに声を掛けてみました。

社長が知人であったのですが、
多忙との事で部下の方と面談する事になったそうです。
(もうこの時点でどうか?と思ったようですが…)

I先生としては、
現状の転職マーケットについてや
自分のキャリアでどんな選択肢があるのか?について
幅広く聞きたかったそうですが、
担当者はI先生の希望条件を聞くなり
おもむろにいくつかの求人を見せてきたそうです。

しかも、このようなペーパーではわからない点も多いでしょうから、
1度見学に行ってみるといいですよ…との事。

そんなもんかな…。
そう思いながらもI先生は
見せられた求人の中から
しいて言うならこれかな…という所を知らせると
見学に行ける日はありますか?と
一気に日程調整まで進めてきます。

翌日には〇日に見学が決まりましたと連絡が来ました。

おいおい、こんなスピーディーなの?
自分はじっくりと考えたいんだけどなと思いつつも
まあ見学だけならいいか…と。

見学日当日、今度は担当者ではなく、
元々の知人であった社長が付き添ってくれました。

それは有難かったのですが、
院長や事務長とも初対面のようで
どうも関係性ができていないのが気になります。

面接中もひと言も発する事なく、
自分が答えにくい質問にも
黙って隣で座っているだけです。

院内の見学ではあろうことか、
I先生よりも医療機器に興味を示し、
ほったらかしにして事務長と話し込んだり…。

何なんだよ、こいつ…と思っていたのですが、
挙句の果てには帰り道に、
「I先生、もうここで決めましょ!
この病院さんすっごくいいですよ!」とまで
行ってきます。

正直I先生は、まあ普通の病院だなとの印象だったので
他にないならしょうがないけど、
いきなりここに決めるなんて気は毛頭なく…。

翌日からは社長のここに決めて!連絡が
しつこいほどに入ってきたそうです。

でもその気のないI先生はノラリクラリ…。

他に良い所はないかなあ?と言うものの
社長は絶対にここがいい!と。

元々の知り合いだけに、
あまり無下にできないところもあり、
しかもそこまで言うのだから
自分が気づいていないメリットもあるのかなと
段々とI先生も仕方がないな…という気になり始めて…。

具体的な条件とかはどうなんですか?と
社長に尋ねると、
お任せ下さい!しっかり交渉します!との事。

それなりの高条件が出たら
しょうがないか…と半ば根負けしたI先生。

しかし数日後に社長から連絡が入ると…
「I先生、あそこはやっぱり止めましょう。
 交渉すればするほどダメな点が見えてきました」。

はあ?
その気のない自分を口説いたくせに、
今後はやっぱり止めましょう?ってか。

納得できないI先生は、
その病院の事務長に電話をしてみました。

すると…
「私どもとしてはI先生にはお越しになって頂きたいのですが、
 仲介の紹介会社があまりにも高額な年俸を求めてくるので
 残念ながら見送るしかなくて…」

自分はそんな高額な給与は求めておらず、
できたら今よりもちょっとでも上がれば…と考えておったのですが、
「さすがに当院では〇〇円はお支払いできません」
え!自分の求めている水準よりも全然高いではないか?

それを事務長に伝えると
「紹介会社は先生の初年度年収の〇%が報酬ですから
 高ければ高いほどに儲かりますからね」

はあ?だからって自分の希望より
全然高い水準で交渉をして破談にするって
いったい全体どういう事なんだ?

腹立たしく思ったI先生は、
その社長と共通の知り合いである仲間の先生に聞いてみると…

「ああ、あの社長はがめついからね。
 犠牲になった医者はかなり多いみたいよ。
 あそこはイベントで利用するだけ。
 転職で使うのは止めた方がいいよ。」との事。

マ・マジか…。
何かおかしいなあと思ったんだよ。

まあでもそうなら他の会社に声掛けよう。
むしろ決まんなくて良かったかも。

そう思い直すI先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

年収アップを実現して医師としての魂を売る!?

他社には声を掛けないで下さい!という脅し…。

こ・こんな若造に何がわかるんだ!?

 

 

転職サイトに登録するのはコワイ!という医師…。

医師転職サイト

 

40代前半のN先生。
大学医局を離れてから8年が経ちますが、
ずっと同じ市中病院に在籍していました。

医師転職サイト

居心地が良くて長くいたものの、
さすがに最近は慣れというか、惰性というか、
ちょっと緩くなっている自分に気づいて、
ここらで一念発起、キャリアアップを考え始めました。

しかし今の病院は大学の先輩に誘われて入職したので
いわゆる転職活動をした事はありません。

若い医師に聞くと、
最近は紹介会社、エージェントを
みんな利用してますよと言うので
そうか…と思い、
WEB上でどこがいいか探し始めたのだそうです。

N先生としては、
転職活動自体が未経験だった為に
やっぱり手厚いサポートを受けた方がいいのだろうなと考えて
大手と思われる医師の紹介会社に問合せをしたのだそうです。

するとすぐに電話が掛かってきて、
N先生のご希望にピッタリの求人がいくつもあります。
何件かご案内したいので
早急にお会いしましょうとの事でした。

急な展開に慌てたN先生。
でも近くまで来てくれるとの事でしたので
翌日の診療後にアポイントを取りました。

担当者とお会いしてみると、
自分より全然若い方で
この人で大丈夫かなあというのが第一印象だったそうです。

案の定、おざなりにN先生の希望を伺って、
その後は持参した求人票を見せながら
ここはいい!あそこはいい!と
とにかく求人の説明を中心に
早くどこかを受けさせようとするのだそうです。

転職活動に挑むに当たって、
もっといろんな相談をしたかったN先生ですから
そんな急にどこかを受けろと言われても
戸惑うばかり…。

取り急ぎその日は検討するという事で
頂いた求人を持ち帰ったのですが、
帰宅してからじっくり見てみても
正直どれがいいのかわかりません。。。

翌日も担当者から電話が掛かってきて、
どれにしますか?と問われるも
いや、正直この中には受けたい所はありませんと
素直に答えたそうです。

するとすぐに他をご案内しますと
翌日から毎日のようにメールで求人が送られてきて
相変わらずどれもピントがズレていたようです。

診療中だというのに
全然気にする事なく電話を掛けてくるし、
さすがにN先生も選ぶ会社を間違ったかもしれないと
電話も出ず、メールも確認しなくなったそうです。

致し方ないので他の会社も当たってみたのですが、
他もほとんど同じ状況で
とにかくしつこい、そして求人案内ばかり…。

頻繁に電話が来るし、
メールは毎日のように来るし、
N先生は段々と怖くなってきて
登録した事すら後悔しつつあり、
ちょっとノイローゼ気味にもなったのだそうです。

にっちもさっちも行かなくなったN先生は、
前述の若いドクターに聞いてみると
そういう事なら良いエージェントがいますよ、
自分も相談に乗ってもらってますけど
無理に転職させようとしないし、情報通だし、
ご紹介しますよとの事で
そのエージェントとお会いしてみる事に…。

ぜ・全然違う…。レベルが違う…。

N先生は結果的にこのエージェントと共に
転職活動を進めていき、
満足できる医療機関を見つけたそうです。

それからはその後輩ドクターに感謝の日々だそうで…。

あのまま転職してたら
きっと自分は転職に失敗していただろう。
流されなくて良かった。

やはり実力と経験、知識のある人と
タッグを組まなきゃいけないね~と
今は心から笑えるN先生でした。

<過去コラムもご覧下さい!>

自分自身の将来ビジョンは?

信用が置けるエージェントと置けないエージェントの使い分け!?

ダミー求人に騙された!

 

 

表面上の求人内容で判断して大失敗!

医師転職失敗事例

 

良くも悪くも医師の求人はあちこちで見掛けますね。
これだけのボリュームがあると
その質は心許ないと言えるでしょう。
悪貨は良貨を駆逐してしまうんでしょうかね…。

医師転職失敗事例

大学医局に丸10年在籍したK先生。

研究や教育もやりがいはあるけれど
何より臨床が好きなK先生ですから、
そろそろステップアップしたくて
退局を検討されています。

同期や先輩方は大学で学べる事も多いぞと言ってくれるけど、
確かにそうだと思うけれど、
K先生としては自由な環境に自らを置き、
大学の力ではなく、自分の力で羽ばたきたかったそうです。

そこで求人誌や求人サイトで
自分に合いそうな求人を探し始めたのですが…。

求人誌はとにかく情報量が少なくて、
ご自身で病院名で検索を掛けて
イチイチ病院のホームページをチェックしなければならず、
病院のホームページに辿り着いても
一般的な概要しか手に入らず、
どうも判断材料に欠けると言わざるを得ません。

これでは求人誌ってのは無理だなあと思い、
求人サイトで研究してみる事にしました。

しかし求人サイトの場合は、
病院が直接サイト運営者に求人を出しているケースは
それほど多くないようで、
その大半が紹介会社経由の求人のようで
K先生はどうも信頼性に欠けると感じたそうです。

しかし求人誌や求人サイトを除外してしまうと
どうにもこうにも情報が入ってこないので
致し方なく求人サイトを利用して、
少し関心のある求人を出している所に
問合せをしてみたのだそうです。

4件あったそうですが、
うち3件は紹介会社経由で、もう1件は病院直接。

すると翌日には紹介会社の3社は連絡が入り、
求人のご説明も兼ねて是非お目に掛かりたいとの事。

そのやり取りの中で最も丁寧な担当者1名と
取り合えずアポイントを取ってみました。

面談日当日、
担当者の女性と、その上司らしき方が待っており、
その求人の説明を受けたのですが、
サイトに掲載してある情報以上の事はなく、
少し残念に思う結果でした。

K先生としては、
在籍医師がどんな方々であり、
どんな業務分担になるのかなどを知りたかったのですが、
具体的な話しは病院に見学に行ってからとの事で…。

見学に行くかどうかを決めるに当たって
必要な情報だと思うんだけどな…とK先生は思うものの
情報がないなら致し方ありません。

持ち帰って検討するか…と考えていたのですが、
帰り際に上司からひと言、
もし他社さんにもお声を掛けするのでしたら
弊社はサポートできませんのであしからず…と。

はあ?
独占じゃなきゃやんないって事?
やっぱ大手さんは図々しいねえ~。

もうこのひと言でK先生は
この会社はダメだ…と判断しました。

相変わらず病院からは連絡すらなく、
しょうがないのでもう1社紹介会社とアポを取ると…。

今度は20代半ばの元気な若い男性が担当者です。

先生、これはどうっすか?
こっちはいいんじゃないっすか?と
いろんな求人を提案するのですが、
こちらの気持ちを全然わかろうとせず、
あくまでも求人を選ばせようとしています。

う~ん、ここもダメだ…。
ありきたりの情報ではなく、
内部をよくわかっている人の情報でないと
話しにならんな…と考えたK先生。

待ち望んでいた病院からようやく連絡が入りましたが、
どうぞご見学にいらして下さいとの事。

だから見学に行くに当たって
知りたい情報があるんだよと思いつつ、
いくつか質問事項をメールで投げてみましたが、
1週間経っても返事は来ず、
ようやく10日ほど経った頃に返事は来ましたが、
質問の答えになっておらず、
どうぞ見学にいらして下さいというスタンスは変わりません。

ここもダメだ…と思ったK先生。

しょうがなく3社めの紹介会社と会ってみると、
K先生でしたらサイトに掲載していた求人よりも
弊社の非公開求人であるこちらの方が良いのでは?と
興味深い提案をしてくれたそうです。

非公開なので
現段階でお伝えできる情報には限りがあるのですが…と
頂いた情報はやっぱりK先生にとっては不足と思う概要ばかり。

しかし非公開だから致し方ないかと考えたK先生は、
こちらに見学に行ってみる事にしたそうです。

紹介会社の担当者は当日は不在で、
K先生1人で病院に伺うと、
院長、事務長との面談でした。

直接聞きたい事は聞けたけど、
正直、ピンと来なかったK先生。

翌日、担当者から連絡が来て、
K先生、内定が出ました!
しかもすっごく高条件でオファーしてくれてます!
これはもうここに行くしかありませんよ!
と言うではありませんか…。

君は現場に来なかったし、
僕がどう思ってるかも知らないで、
まあいけしゃあしゃあと良く言えるわな…と苦笑しつつ
申し訳ないけどお断りしますと伝えました。

それでもしつこくここに決めましょうと言うので
腹立たしく思ったK先生は
会話中に電話をプチっと切ったそうです。

とは言え途方に暮れつつあったK先生。

こんだけ失敗を重ねた結果、
少し前に紹介会社を使って転職した同僚と話しをすると…
まあ大抵の紹介会社なんてそんなもんだよ。
自分が付き合ってる所は段違いだよと言うので
紹介して貰うと…。

もう全く段違いだったそうで、
K先生はこの同僚の先生から紹介してもらった
エージェントで転職先を決めたそうです。

情報量が段違い、
単に求人紹介だけでなく、
こちらの将来まで考えてくれるし、
何を聞いても参考になる答えが返ってきた。

事例やノウハウを
とんでもなく持っていて、
こういう事例があったとか、
こうして成功した先生がいるなど、
K先生がなるほど…と思う情報が数多くあったそうです。

んったく、何社も会ったのに無駄だった。
最初からこの人と会ってれば
余計な時間を取らなくて良かったのに…。

まあでも会えて良かったと
ほっと胸をなでおろすK先生でした。

 

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条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

自分自身の将来ビジョンは?

その転職の目的は何ですか?

 

 

ダミー求人に騙された!

紹介会社ダミー求人

 

40代後半のY先生。
今の病院の在籍期間も長くなってきて、
そろそろ新しい職場でキャリアアップしたいと
考えるようになってきました。

医薬品情報を収集する為に会員になっている
某サイトの求人ページを見ていると、
まさに自分の希望にピッタリ、
かなり良い条件の求人が見つかったそうです。

これ幸いと思ってサイト経由で問合せをすると
この求人はサイトの協力企業の案件との事で
ある紹介会社から連絡が入りました。

なんだ、会員になっているサイトだから安心していたのに
エージェントの案件かよ…と思いながらも
希望にピッタリの求人だっただけに
無碍にはできないと考えたそうです。

電話口で先方の担当者に
これはどこの病院ですか?と聞いたのですが、
医療機関側から内密に動いて欲しいと言われておりますので
お会いした時にお答えさせて頂きますと言うではありませんか。

そんなもんか…と思ったY先生は
憮然としながらも致し方ないので担当者と会う事にしました。

待合せ場所に行ってみると、
若い男性とその上司らしき人がいました。

挨拶もそこそこにY先生は、
それであの求人はどこの病院ですか?と聞いたのですが、
先方はしどろもどろになって、
Y先生の今回の転職の動機は?とか、
どんなご希望なんですか?と質問してきます。

カチンと来たY先生は、
まずこちらの質問に答えて下さいと言うと
〇〇病院ですと教えてくれました。

が、〇〇病院は今の勤め先の病院の前に
Y先生ご自身が勤めていた病院です。

それは伝えずに詳細を聞き出そうとすると…
ケッ、言ってる事は嘘じゃねーか、
そんな病院じゃないよ、あそこは…。

Y先生は話しを聞けば聞く程に腹が立ってきて、
その病院の事は良く知っているんですけど
内容が全然違いますよ…と言うと
先方はえ!と驚きました。

どういう事でしょうか?と聞くと
実は〇〇病院ではなくて…
はあ?じゃどこですか?
もうその後は何もしゃべれませんでした。

この求人はどこの病院ですか?
本当に存在するんですか?

申し訳ございません…。
ダミーの案件です。
他にいくつも良いものがございますので…。

はあ?ダ・ダミー?
そんなんありかよ…。

当然、Y先生はその場を立ち去りました。

ヒドイ話しだなあ。
こんな事ってあるんだなあ。

Y先生はサイト経由の転職支援の怖さを
まざまざと思い知らされたのでした。

 

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求人情報ってどうやって探せばいいの?

こんな高条件はないと思っていたのに…。

WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!

 

 

え!今日面接なんですか?見学としか聞いてないんですけど!

医師キャリア失敗

 

10年目の女性医師S先生。

初めて紹介会社を利用して
転職活動をスタートしました。

どこの会社が良いのかわからず、
ネット上でよく見掛ける
大手で知名度の高い会社に登録をしたそうです。

担当者の方とお会いして
希望の条件をお伝えしました。

とにかくS先生としては
初めて紹介会社を利用するので
わからない事だらけだったそうですが、
担当者からは特にシステムなどの説明はなく
希望条件を聞かれて答えて終了だったそうです。

翌日、担当者からメールが入り、
求人の案内がありました。
10件程度の案件が書かれていたそうです。

S先生はよくわからないまま
1件1件の求人をチェックして、
その中でしいて言うならこれが希望に近いかな?というものを
ピックアップして報告したそうです。

すると見学に行ってみましょう!と
担当者から連絡が来て、
施設をご自身の目で見てみると
実感が湧いてきますよとの事でしたので、
S先生は見学だけでしたら…と快諾したのでした。

見学日当日、担当者は不在です。

話しは付いていますので直接施設に伺い、
事務長を呼び出して下さいとの事です。

言われた通りに事務長を呼び出すと
応接室に連れていかれました。

すると理事長が入室してきて、
事務長とともにいきなり面接が始まりました。

S先生、履歴書を下さいと言われたのですが、
今日は持ってきてません、
見学だけと聞いていたものですからと応えると
お2人は怪訝な顔をしています。

その後も、どうして当院に応募されたのですか?と聞かれ、
いえ、別に選んだ訳ではなく、
今日は施設を見学しにまいったのですと応えると
さらに怪訝な表情に…。

他にもいくつか質問を受けたのですが、
見学だけと思っていたS先生はしどろもどろです。

理事長は怒ったような表情で先に退出し、
事務長と最後は話しましたが、
あの紹介会社は本当にダメですね。
S先生も大変でしたね、
今日はこれで終わりましょうと
退散する事になりました。

駅までの帰り道、
S先生もいったいどういう事かしら…と
憤慨しておったそうですが、
ちょうど担当者から電話が掛かってきたそうです。

どうでした?

いや、どうでしたどころか
いきなり面接されて困りましたと伝えると、
一石二鳥で話しが早くて良かったですね。
もし内定が出たら入職されますか?と言います。

さすがにS先生も看過できないと考えて、
聞いていた話しと全く違いますし、
もうあなたの事は信用できませんと伝えました。

この人は無理だ。
この会社は止めよう。

そう考えて他社で動き直す事にしたそうです。

しかし、いまだにその担当者からは
求人がメールで送られてきて、
時々電話が掛かってくるそうです。

すべて無視しているそうですけど…。

知名度が高いからっていい会社って訳ではないのね。
失敗から大いに学んだS先生でした。

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情報提供をしていない紹介会社は危険?

そ・相談できないコンサルタント…。

こ・こんな若造に何がわかるんだ!?

 

 

ノープランの転職で痛い目に合ってしまった…。

医師転職失敗

 

大学医局に10年在籍し、
新たな1歩を踏み出した呼吸器内科のP先生。

いつかは一国一城の主になって
自分の思うような医療を提供したいと考えて、
この度、退局をして新たな職場を探し始めました。

ずっと大学にいらっしゃったP先生は、
どのように転職をすれば良いか…
よくわかっていなかったそうです。

致し方ないので
WEB上でよく見掛ける求人サイトで
自分に合うものはないのか?と探してみますと
う~ん、どれも似たような案件ばかりだし、
よくわからないけどしいて言うならこれかな~というものに
問合せをしてみました。

するとある紹介会社の出していた求人のようで
そのエージェントの方が詳しく説明したいと
アポイントを取られました。

お会いしてみると、
まずP先生が関心を持った求人は
すでに他の先生で話しが進んでしまっているので
似た求人としてはこのようなものがあると
数枚の求人票を見せられました。

なんだよ…自分の希望した求人が埋まっているなら
電話口でその旨、教えてくれれば
わざわざ時間を作る事もなかったのに…と思いながらも
その求人票を見ておりましたが、
正直、これというものがなく…。

その旨、担当の方に伝えると、
年収はどの程度をお考えですか?
何床くらいの病院がご希望ですか?
常勤医師は何名くらいの在籍が宜しいですか?など
基本的な項目のヒアリングを受けて、
後日、別の求人を送るとの事でした。

P先生としては、
自分自身の希望自体がよく検討できておらず、
何を伝えるべきか?
自分でもよくわかっていなかったそうです。

これじゃ担当の人も困るよな…と反省し、
P先生自身も再度希望する病院について
よく考えてみたそうです。

すると翌日にはその担当者からメールが送られてきて、
10件ほどの求人が案内されたそうなのですが…。

何を基準にして選ばれたのかわからないけど、
これが良いのか悪いのかすらP先生は判断できなかったそうです。

そりゃそうです。
いずれも病院の概要しか書かれておらず、
あとは条件面だけ。

確かに条件面は自分が伝えた内容に合致していたけど、
そもそも自分は条件を優先したかった訳ではなく、
今より年収が上がる事をそれほど求めていた訳でもない。

う~ん、自分はどうしたいんだ?

この求人の中から選ばなきゃいけないのか?

転職ってこうしてするものなのか?

このように悩みながらも
転職そのものをよくわかっていなかったP先生。

担当者にも悪いし、
無理やりこの中から選んで転職を進めたそうです。

それから半年後…。
とてつもなく後悔しているそうです。

入職したのは民間病院とはいえ、
かなり大きな病院。

同僚となる常勤医師も大学並みに在籍しており、
患者数や症例も大学とそう変わりません。

そう…つまり、大学にいた時と
同じような毎日を過ごしているそうです。

多少なりとも年収は上がったし、
その他の待遇も恵まれてはいると思うそうです。

しかし本来のあるべき姿はこうではなかった…。
これなら転職する意味がほとんどない。

P先生は反省しつつも、
さすがに数か月で辞める訳には行かず、
せめて1年はいて、
それから次の道を考えるか…と思ってらっしゃいます。

あ~あ、遠回りしてしまったなあ…。
ノープランで挑んだ自分が悪いんだけど…。

後悔先に立たずのP先生でした。

 

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何かいい求人ないかなあ?

怪しいスカウトの手紙に乗ってしまった…。

なんで転職したいのかわからなくなった…。

 

院長にあこがれて…。雇われ院長大失敗!

雇われ院長失敗

 

20年目のUドクター。
5年前に大学医局を出て、
今は民間の大病院でお勤めです。

ご自身の専門である消化器内科の領域では
やりきった感を持っており、
次のフェーズに進もうと
某大手紹介会社に登録をしました。

U先生としては、
転職して心機一転するか、
ここで開業をして自分の城を持つか、
どっちつかずで悩んでいたそうですが、
エージェントから雇われ院長職の求人を紹介されて、
お、これなら一石二鳥かと考えたのです。

後日、先方の理事長と面談をした時は、
是非U先生のお力をお貸し下さいと
平身低頭で招聘されたようです。

条件面も悪くなく、
クリニックなので当直がなくなるにも関わらず、
今の年収と変わりません。

夜は自分の時間に使えるし、
心身ともに楽になる。
しかも収入が変わらないなら実質アップするようなもんだ。
まして自分もついに院長という役職を手に入れる事ができる。

理事長もあそこまで自分を求めているのだし、
いつか開業する事になれば
その為の経験値アップにもなりそうだな。
そう考えたU先生はこの話しを受けました。

それから半年後。

U先生は窮地に立たされています。
患者が来院しないのです。

1日10名も来ればいい方で、
ひと桁台の日も多いです。

看護師や医療事務のスタッフも、
こんなんで大丈夫なのか?と心配しています。

挙句の果てには理事長からも
U先生の診察に問題があるのではないか?
このままではU先生の給与を下げざるを得ないとまで
言われてしまったのだそうです。

今まで大学病院や大手の総合病院でしか
勤務をしてこなかったU先生は、
クリニックについての知識がほとんどなく、
立地や開業場所など全く気にしませんでした。

単に給与と勤務形態だけで受諾してしまったので、
クリニックに患者が来るのか?
どんな宣伝広告をするのか?
全然関知しなかったんですね。

その結果、競合がとても多い地域で、
大通りから1本裏手に入った場所のビルの5F、
視認性はかなり悪く、
そこにクリニックがある事すら認知されていません。

これでは患者が来院しないのは当然です。
しかしそれをU先生の責任にされるのも酷な話しではあります。

実際に宣伝広告の予算は少なく、
アイデアを提案してもほとんど拒否されてしまってます。

にっちもさっちも行かなくなり、
U先生は、もう辞めるしかないのかな…。

もっと事前に情報収集をしておけば良かったと
後悔ばかりの毎日なのだそうです。

 

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開業意欲が萎えてきた…。

二転三転して自分を見失ってしまった…。

情報提供をしていない紹介会社は危険?

 

 

求人って条件だけで選ぶものなの?

医師求人キャリア

 

消化器内科のN先生。

大学医局を5年前に退局し、
その後は民間病院で働いてきました。

5年も同じ病院で勤務してきたので、
キャリアアップを望んで転職を検討し始めました。

医局を出た際には、
先輩ドクターからお誘いを受けて入職をしましたので
実質、転職活動は初めてです。

求人サイトで求人チェックをしてみたり、
出入りの業者さんにどこか良い病院はないか?と
聞いてみたりしてましたが、
どうも埒が明かないので、
WEB上でよく見掛ける紹介会社に問合せをしてみました。

するとすぐに連絡があり、
週明けに担当者と面談する事になりました。

担当者は30歳前後の方ですが、
とてもパワフルでアグレッシブな人と見受けられました。

その際はN先生の考えや希望をヒアリングされたのですが、
N先生としてはキャリアアップ、
そして消化器内科医としてのスキルアップを求めている事を
担当者に伝えました。

翌日以降、
何件もの求人が送られてきました。

しかし一般的な求人情報では、
そこでどんな仕事ができるのか?
どのようなキャリアアップが実現できるのか?
正直まったく把握ができません。

N先生はそんな事もあり、
特に返信もしませんでした。

数日後、担当者から電話が掛かってきて、
今まで送った求人の中で気に入るものはありませんか?
もっと高待遇のものもありますよ…と言われ、
いえそうではなく業務の内容や
自分に合うのかがわからないので…と説明をしたのですが、
担当者はそんな事を言っていると
いい求人案件はどんどん他のドクターで決まってしまいますと
半ば脅されて、1度どこか見学に行ってみて、
それで決めたらどうですか?と言われました。

ふむ、確かに実際にこの目で見て、
院長の話しを聞いてみるのはありだな。

そう考えたN先生は、
今までもらった求人を見返しました。

ところがその中でもどれを選んでいいのかわかりません。
どの病院も似たような情報しか出していないし…。

結局、条件面の良し悪しでしか判断できず、
自宅からの距離と条件の良さで
ある病院を選び、見学に行く事になりました。

当日、紹介会社の担当者は不在で、
N先生1人でその病院に伺うと
事務長がお出迎えしてくれました。

応接室に通され、
事務長から病院の概要を説明いただき、
院内をざっと見学させてくれました。

再度応接に戻ってくると、
事務長から条件面の説明がありました。

事前に聞いていたものよりも良く、
N先生としても満更ではない水準だったそうです。

その後、院長が入室してきて、
N先生、うちは気に入ってくれたかな?
なかなか良い条件でしょう、
いつから来れるの?
とフレンドリーな対応なのに
もう来る事が前提になってるみたいです。

いえ、これからゆっくり検討させて頂きたいと思ってます…と
N先生が述べると、院長は一瞬嫌な顔をして、
事務長をひと睨みして退室されました。

その後、事務長はどこの条件が納得できませんか?
もう少しであれば条件アップもできますが…と
必死になって食らいついてきます。

このまま押し切られたくないN先生は、
上手くその場を収めて退散しました。

条件は確かに良かったけど、
ここでキャリアアップできるのか?とか、
どんな症例経験が積めるのか?など
具体的な仕事内容についての話しはほとんどなし。

こんなもんなのかな。
別にそれほど高条件を求めている訳ではないのに…。
そんな事を考えていると、
エージェントの担当者から連絡が入りました。

いかがでしたか?
すごく良い条件を出してくれたでしょう。
ここに決めたらどうですか?と。

ああ、この人は押し込もうとしてるんだな。
誰でも条件だけで転ぶと思ってるんだ。

その後、N先生は転職への意欲を失ってしまったそうです。

キャリアアップを目指すために
どうしたら良いのか…。

そんな事を考えながら
悶々とした日々を過ごしているそうです。

 

<過去のコラムもご覧下さい!>

条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

もしかして自分はお金に目が眩んだのかも…。

なぜ自分は医師になったのか?

 

本当はやりたい仕事があったのに…。

医師転職求人

 

医師の転職マーケットは
長く売り手市場が続いています。

すると医療機関側としては、
喉から手が出る程に
医師を採用したいケースもある訳で…。
こういう時は驚くほどの高条件でオファーされたりします。

しかし安易に乗ってしまうと
痛い目に合う事もあるんですよね…。

循環器内科のY先生。
ある地方都市の中核病院でご勤務されています。

今の職場では主要メンバーとなり、
毎日充実はしているのですが、
さらなるスキルアップや経験値アップなど
様々な症例経験を積もうと思うと
現状の設備・マンパワー・集患状況を考えると
期待をするのは荷が重いかと考えていらっしゃいます。

もっと自分の思いを叶う事できる病院はないものか?
情報収集がてら紹介会社に問合せしてみると、
いくつもの求人が送られてきました。

おいおい、こんなに選択肢があるって事か?と
若干疑問に思いながらも、
その中のひとつに関心を持ったのだそうです。

そして面接に行ってみると…。

柔和な表情の院長と、
それを支えるクールな事務長が迎えてくれました。

Y先生のビジョンを丁寧に聞いてくれて、
当院であればY先生が活躍する環境は用意できますと
嬉しい言葉を述べてくれます。

若干機器は購入しなければなりませんが、
Y先生がお越しになってくれるのであれば
できるだけ早い段階で準備いたします…とも。

おお、ここなら自分の望みは叶うかもしれないなあ。
ポジティブな印象を持ったY先生。

その後、事務長に病院内を案内されて、
再度院長室に戻ると、
院長と事務長から条件面の説明がありました。

年収は今とほぼ同じ。
その他、当直回数やオンコールなど待遇的にも
ほとんど今の病院と変わりません。

まああわよくばという思いはあったけど、
やりたい事ができる環境、
自分を成長させる環境があるのなら、
同条件なら良しとしなきゃな…と考えたそうなのですが…。

仮に〇〇をしてくれるなら
年俸アップできます…という話しが振られました。

月にあと1~2回当直をして頂けるなら
あと▢▢万円上乗せできます。

週に2~3コマだけ循環器内科ではなく、
総合内科として外来を持って頂けるなら
あと△△万円上乗せできます。

このような決定的にNOではないけれども、
できれば避けたい内容をいくつも提示されて、
それらを引き受ける毎に年収が上がるようです。

Y先生としても、
それほど負担になるとも思えない
いくつかの業務を請け負っても良いかな…
どうせ転職するなら多少なりとも年収アップしたいし…。

その日は大まかな条件提示だけを受けて帰宅し、
後日、業務の割り振りや
具体的な年収のやり取りを事務長としたそうです。

本来ならこの病院に行くべきかどうか?
ご自身のやりたい事を叶えられる病院は
他にはどの程度の施設数があって、
それらの条件、待遇はいかほどのものなのか?という
リサーチをした上で決断すべきなのですが、
Y先生はすっかり気持ちを固めてしまったようです。

事務長と話しの付いた年収は
今よりも250万円ほど上がるそうで、
それは有難かったのでしょうが…。

入職後半年が経過して、
Y先生はこちらの病院を選んだ事を後悔しているようです。

他の先生より年収が高いのだから…と
諸々の雑務を任される事になり、
おまけに元々やりたかった仕事に関しては
雑務に翻弄されてほとんどタッチできていないそうです。

こんな事になるんなら
欲を掻いて年収アップなど望まなきゃ良かった…。

そもそもやりたい事、
症例経験をさらに積む為に転職をしたはずなのに
年収アップと引き換えに全て失ってしまった。

いいように事務長に乗せられたのかな…と
今更ながら失敗したなあと後悔しているそうです。

 

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非公開求人って…騙された!?

良い条件には理由があった…。

 

 

そんなに焦って転職したい訳ではないんだよ!

医師紹介会社エージェント

 

大学医局の在籍も10年となり、
そろそろ次のステップを考えているH先生。

とはいえ今までは自分の事で精一杯。
専門領域を追求してきた為に
他の先生方がどのように職場を見つけているのか?
医師の転職マーケットがどんなもんか?
まったく想像もつかない様子です。

そこで以前にイベントで知り合った
エージェントの方を思い出し、
連絡を取ってみました。

するとすぐさまアポイントを求められて、
翌日の診療後にお会いする事になったそうです。

H先生としては
いろいろ聞きたい事もあったので
これ幸いと思っていたのですが…。

H先生は連絡した目的などを丁寧に説明し、
質問をし始めたのですが…。

その担当者は、
ご希望の年収は?
弊社は非公開求人も数多くありますので…
病院の規模はどれくらいが望ましいですか?など
H先生の質問をはぐらかしながら
希望条件などを聞き出そうとします。

H先生はそうじゃないんだよね…
だから最初にすぐの転職を考えている訳ではなく、
いろいろ情報を集めて
事前に研究したいって言ったじゃん…と思いながら
適当に応えながら、
他にもいろいろ質問をするのですが
どうも会話が成り立ちません。

挙句の果てには、
そんなH先生のおススメできる求人はこちらです…と
求人票をいくつか出してきて、
どれか興味があるものはありますか?と聞いてきます。

あ~ダメだ…。
この人は一刻も早く転職させる事しか考えていない…。

すみません、ちょっと次の約束があるものですからと
その場は早々に退散したそうです。

翌日から頻繁にその担当者からメールが届きます。
H先生におススメの求人はこちら!と
毎回7~8件の求人が案内されます。

おススメってこんなにあるんだ。
でも全然興味が湧かないんだけど…。

先輩ドクターに聞いてみると、
そりゃ大手のエージェントなんてそんなもんだよ。
良い情報を持っていて、
いろいろ相談に乗ってくれるのは
中小の紹介会社だよ。
まあ中小ならどこでもいい訳じゃないけどね…。

そうか…。
時間の無駄だったなと気づいたH先生でした。

 

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