表面上の求人内容で判断して大失敗!

医師転職失敗事例

 

良くも悪くも医師の求人はあちこちで見掛けますね。
これだけのボリュームがあると
その質は心許ないと言えるでしょう。
悪貨は良貨を駆逐してしまうんでしょうかね…。

医師転職失敗事例

大学医局に丸10年在籍したK先生。

研究や教育もやりがいはあるけれど
何より臨床が好きなK先生ですから、
そろそろステップアップしたくて
退局を検討されています。

同期や先輩方は大学で学べる事も多いぞと言ってくれるけど、
確かにそうだと思うけれど、
K先生としては自由な環境に自らを置き、
大学の力ではなく、自分の力で羽ばたきたかったそうです。

そこで求人誌や求人サイトで
自分に合いそうな求人を探し始めたのですが…。

求人誌はとにかく情報量が少なくて、
ご自身で病院名で検索を掛けて
イチイチ病院のホームページをチェックしなければならず、
病院のホームページに辿り着いても
一般的な概要しか手に入らず、
どうも判断材料に欠けると言わざるを得ません。

これでは求人誌ってのは無理だなあと思い、
求人サイトで研究してみる事にしました。

しかし求人サイトの場合は、
病院が直接サイト運営者に求人を出しているケースは
それほど多くないようで、
その大半が紹介会社経由の求人のようで
K先生はどうも信頼性に欠けると感じたそうです。

しかし求人誌や求人サイトを除外してしまうと
どうにもこうにも情報が入ってこないので
致し方なく求人サイトを利用して、
少し関心のある求人を出している所に
問合せをしてみたのだそうです。

4件あったそうですが、
うち3件は紹介会社経由で、もう1件は病院直接。

すると翌日には紹介会社の3社は連絡が入り、
求人のご説明も兼ねて是非お目に掛かりたいとの事。

そのやり取りの中で最も丁寧な担当者1名と
取り合えずアポイントを取ってみました。

面談日当日、
担当者の女性と、その上司らしき方が待っており、
その求人の説明を受けたのですが、
サイトに掲載してある情報以上の事はなく、
少し残念に思う結果でした。

K先生としては、
在籍医師がどんな方々であり、
どんな業務分担になるのかなどを知りたかったのですが、
具体的な話しは病院に見学に行ってからとの事で…。

見学に行くかどうかを決めるに当たって
必要な情報だと思うんだけどな…とK先生は思うものの
情報がないなら致し方ありません。

持ち帰って検討するか…と考えていたのですが、
帰り際に上司からひと言、
もし他社さんにもお声を掛けするのでしたら
弊社はサポートできませんのであしからず…と。

はあ?
独占じゃなきゃやんないって事?
やっぱ大手さんは図々しいねえ~。

もうこのひと言でK先生は
この会社はダメだ…と判断しました。

相変わらず病院からは連絡すらなく、
しょうがないのでもう1社紹介会社とアポを取ると…。

今度は20代半ばの元気な若い男性が担当者です。

先生、これはどうっすか?
こっちはいいんじゃないっすか?と
いろんな求人を提案するのですが、
こちらの気持ちを全然わかろうとせず、
あくまでも求人を選ばせようとしています。

う~ん、ここもダメだ…。
ありきたりの情報ではなく、
内部をよくわかっている人の情報でないと
話しにならんな…と考えたK先生。

待ち望んでいた病院からようやく連絡が入りましたが、
どうぞご見学にいらして下さいとの事。

だから見学に行くに当たって
知りたい情報があるんだよと思いつつ、
いくつか質問事項をメールで投げてみましたが、
1週間経っても返事は来ず、
ようやく10日ほど経った頃に返事は来ましたが、
質問の答えになっておらず、
どうぞ見学にいらして下さいというスタンスは変わりません。

ここもダメだ…と思ったK先生。

しょうがなく3社めの紹介会社と会ってみると、
K先生でしたらサイトに掲載していた求人よりも
弊社の非公開求人であるこちらの方が良いのでは?と
興味深い提案をしてくれたそうです。

非公開なので
現段階でお伝えできる情報には限りがあるのですが…と
頂いた情報はやっぱりK先生にとっては不足と思う概要ばかり。

しかし非公開だから致し方ないかと考えたK先生は、
こちらに見学に行ってみる事にしたそうです。

紹介会社の担当者は当日は不在で、
K先生1人で病院に伺うと、
院長、事務長との面談でした。

直接聞きたい事は聞けたけど、
正直、ピンと来なかったK先生。

翌日、担当者から連絡が来て、
K先生、内定が出ました!
しかもすっごく高条件でオファーしてくれてます!
これはもうここに行くしかありませんよ!
と言うではありませんか…。

君は現場に来なかったし、
僕がどう思ってるかも知らないで、
まあいけしゃあしゃあと良く言えるわな…と苦笑しつつ
申し訳ないけどお断りしますと伝えました。

それでもしつこくここに決めましょうと言うので
腹立たしく思ったK先生は
会話中に電話をプチっと切ったそうです。

とは言え途方に暮れつつあったK先生。

こんだけ失敗を重ねた結果、
少し前に紹介会社を使って転職した同僚と話しをすると…
まあ大抵の紹介会社なんてそんなもんだよ。
自分が付き合ってる所は段違いだよと言うので
紹介して貰うと…。

もう全く段違いだったそうで、
K先生はこの同僚の先生から紹介してもらった
エージェントで転職先を決めたそうです。

情報量が段違い、
単に求人紹介だけでなく、
こちらの将来まで考えてくれるし、
何を聞いても参考になる答えが返ってきた。

事例やノウハウを
とんでもなく持っていて、
こういう事例があったとか、
こうして成功した先生がいるなど、
K先生がなるほど…と思う情報が数多くあったそうです。

んったく、何社も会ったのに無駄だった。
最初からこの人と会ってれば
余計な時間を取らなくて良かったのに…。

まあでも会えて良かったと
ほっと胸をなでおろすK先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

自分自身の将来ビジョンは?

その転職の目的は何ですか?

 

 

ダミー求人に騙された!

紹介会社ダミー求人

 

40代後半のY先生。
今の病院の在籍期間も長くなってきて、
そろそろ新しい職場でキャリアアップしたいと
考えるようになってきました。

医薬品情報を収集する為に会員になっている
某サイトの求人ページを見ていると、
まさに自分の希望にピッタリ、
かなり良い条件の求人が見つかったそうです。

これ幸いと思ってサイト経由で問合せをすると
この求人はサイトの協力企業の案件との事で
ある紹介会社から連絡が入りました。

なんだ、会員になっているサイトだから安心していたのに
エージェントの案件かよ…と思いながらも
希望にピッタリの求人だっただけに
無碍にはできないと考えたそうです。

電話口で先方の担当者に
これはどこの病院ですか?と聞いたのですが、
医療機関側から内密に動いて欲しいと言われておりますので
お会いした時にお答えさせて頂きますと言うではありませんか。

そんなもんか…と思ったY先生は
憮然としながらも致し方ないので担当者と会う事にしました。

待合せ場所に行ってみると、
若い男性とその上司らしき人がいました。

挨拶もそこそこにY先生は、
それであの求人はどこの病院ですか?と聞いたのですが、
先方はしどろもどろになって、
Y先生の今回の転職の動機は?とか、
どんなご希望なんですか?と質問してきます。

カチンと来たY先生は、
まずこちらの質問に答えて下さいと言うと
〇〇病院ですと教えてくれました。

が、〇〇病院は今の勤め先の病院の前に
Y先生ご自身が勤めていた病院です。

それは伝えずに詳細を聞き出そうとすると…
ケッ、言ってる事は嘘じゃねーか、
そんな病院じゃないよ、あそこは…。

Y先生は話しを聞けば聞く程に腹が立ってきて、
その病院の事は良く知っているんですけど
内容が全然違いますよ…と言うと
先方はえ!と驚きました。

どういう事でしょうか?と聞くと
実は〇〇病院ではなくて…
はあ?じゃどこですか?
もうその後は何もしゃべれませんでした。

この求人はどこの病院ですか?
本当に存在するんですか?

申し訳ございません…。
ダミーの案件です。
他にいくつも良いものがございますので…。

はあ?ダ・ダミー?
そんなんありかよ…。

当然、Y先生はその場を立ち去りました。

ヒドイ話しだなあ。
こんな事ってあるんだなあ。

Y先生はサイト経由の転職支援の怖さを
まざまざと思い知らされたのでした。

 

<過去コラムも合わせてご覧下さい!>

求人情報ってどうやって探せばいいの?

こんな高条件はないと思っていたのに…。

WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!

 

 

求人って条件だけで選ぶものなの?

医師求人キャリア

 

消化器内科のN先生。

大学医局を5年前に退局し、
その後は民間病院で働いてきました。

5年も同じ病院で勤務してきたので、
キャリアアップを望んで転職を検討し始めました。

医局を出た際には、
先輩ドクターからお誘いを受けて入職をしましたので
実質、転職活動は初めてです。

求人サイトで求人チェックをしてみたり、
出入りの業者さんにどこか良い病院はないか?と
聞いてみたりしてましたが、
どうも埒が明かないので、
WEB上でよく見掛ける紹介会社に問合せをしてみました。

するとすぐに連絡があり、
週明けに担当者と面談する事になりました。

担当者は30歳前後の方ですが、
とてもパワフルでアグレッシブな人と見受けられました。

その際はN先生の考えや希望をヒアリングされたのですが、
N先生としてはキャリアアップ、
そして消化器内科医としてのスキルアップを求めている事を
担当者に伝えました。

翌日以降、
何件もの求人が送られてきました。

しかし一般的な求人情報では、
そこでどんな仕事ができるのか?
どのようなキャリアアップが実現できるのか?
正直まったく把握ができません。

N先生はそんな事もあり、
特に返信もしませんでした。

数日後、担当者から電話が掛かってきて、
今まで送った求人の中で気に入るものはありませんか?
もっと高待遇のものもありますよ…と言われ、
いえそうではなく業務の内容や
自分に合うのかがわからないので…と説明をしたのですが、
担当者はそんな事を言っていると
いい求人案件はどんどん他のドクターで決まってしまいますと
半ば脅されて、1度どこか見学に行ってみて、
それで決めたらどうですか?と言われました。

ふむ、確かに実際にこの目で見て、
院長の話しを聞いてみるのはありだな。

そう考えたN先生は、
今までもらった求人を見返しました。

ところがその中でもどれを選んでいいのかわかりません。
どの病院も似たような情報しか出していないし…。

結局、条件面の良し悪しでしか判断できず、
自宅からの距離と条件の良さで
ある病院を選び、見学に行く事になりました。

当日、紹介会社の担当者は不在で、
N先生1人でその病院に伺うと
事務長がお出迎えしてくれました。

応接室に通され、
事務長から病院の概要を説明いただき、
院内をざっと見学させてくれました。

再度応接に戻ってくると、
事務長から条件面の説明がありました。

事前に聞いていたものよりも良く、
N先生としても満更ではない水準だったそうです。

その後、院長が入室してきて、
N先生、うちは気に入ってくれたかな?
なかなか良い条件でしょう、
いつから来れるの?
とフレンドリーな対応なのに
もう来る事が前提になってるみたいです。

いえ、これからゆっくり検討させて頂きたいと思ってます…と
N先生が述べると、院長は一瞬嫌な顔をして、
事務長をひと睨みして退室されました。

その後、事務長はどこの条件が納得できませんか?
もう少しであれば条件アップもできますが…と
必死になって食らいついてきます。

このまま押し切られたくないN先生は、
上手くその場を収めて退散しました。

条件は確かに良かったけど、
ここでキャリアアップできるのか?とか、
どんな症例経験が積めるのか?など
具体的な仕事内容についての話しはほとんどなし。

こんなもんなのかな。
別にそれほど高条件を求めている訳ではないのに…。
そんな事を考えていると、
エージェントの担当者から連絡が入りました。

いかがでしたか?
すごく良い条件を出してくれたでしょう。
ここに決めたらどうですか?と。

ああ、この人は押し込もうとしてるんだな。
誰でも条件だけで転ぶと思ってるんだ。

その後、N先生は転職への意欲を失ってしまったそうです。

キャリアアップを目指すために
どうしたら良いのか…。

そんな事を考えながら
悶々とした日々を過ごしているそうです。

 

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条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

もしかして自分はお金に目が眩んだのかも…。

なぜ自分は医師になったのか?

 

いい求人あったら紹介してね!

医師バイト探し

 

大手総合病院で勤務するK先生。

今の病院は気に入っているそうですが、
50歳を過ぎた頃から当直やオンコールがキツくなってきて、
近い内に考えないとな…と思っていたそうです。

そんな時バイト先の病院が常勤医を採用したからという事で
他のバイト先を探す事になりました。

K先生は同僚や出入りの業者などに
いい求人あったら紹介してね…と声を掛けていたそうです。

すると旧知の某MRさんより
知人のエージェントが
K先生にピッタリのバイト先があると言ってますが、
お話し聞いてみますか?との情報をもたらしました。

わざわざ会わなきゃならんの?と思ったそうですが、
他に話しがあった訳でもなく、
これは渡りに船かもと思い診療後にお会いしてみました。

するとそのエージェントは
K先生が考えていたようなバイト先ではなく
健診バイトや、クリニックの外来、訪問診療などの案件を
いくつもいくつも次から次へと見せたそうです。

いや、私はこういう仕事を求めていたのではないんだけど…と伝えると
バツが悪そうな表情でそのエージェントは
今日はこのような求人しか持ってきていないのですが、
後日ピッタリの物をお持ちしますので
もう1度だけお時間下さい…と述べたそうです。

しょうがねーなーと思いながら
3日後に再度お会いしてみると…。

今度は上司と一緒に現れたそうで、
しかもバイト案件の話しはどこに行ってしまったのか、
何とその上司はK先生に対して
常勤先を変えましょう!
アルバイトなどしなくとも
充分な収入が稼げる職場に行きましょう!と
目をキラキラさせながら提案してきたそうです。

しかし今の職場を気に入っているK先生は、
常勤先を変えるつもりはないので、
良いバイト先がないなら帰りますけど…と言ったそうですが、
先方は年収2500万円以上の求人をいくつも並べ立て、
さあどれにしますか?と微笑みながら言ったそうです。

う~ん、この人は完全にダメだ。
まったくこちらの事を考えていない。

そう考えたK先生は、
失礼しますと席を立ったそうです。

それでも先方はなぜ?という表情で
こんないい話しを蹴るなんて
K先生、後で後悔しますよと捨て台詞まで吐いたそうです。

後々知ったそうですが、
繋いでくれたMRの会社は
このエージェントが運営するサイトに宣伝広告を掲載しており、
掲載場所や回数などの便宜を図ってもらっている手前上、
いい求人あったら紹介してよ…などの話しがあった際には
このエージェントを紹介せざるを得ないのだそうです。

K先生は業界の仕組みというか、
業者同士の忖度を実際に見て、
こういうところにはお願いしたくないね~。
ちょっとあちこちに声を掛け過ぎたかな…と
反省したそうです。

結果的には同僚医師がよく使っている
エージェントからいいバイト先を紹介してもらって
今はそこで働いているそうです。

同じエージェントでも天と地ほどに違うね。
こっちが何を考えているのか、
必死になって理解しようとしてくれたからね。

これからはその会社とだけお付き合いするそうです。

 

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情報提供をしていない紹介会社は危険?

他社には声を掛けないで下さい!という脅し…。

来春からの新しい職場をじっくり探したいのに…。

 

 

本当はやりたい仕事があったのに…。

医師転職求人

 

医師の転職マーケットは
長く売り手市場が続いています。

すると医療機関側としては、
喉から手が出る程に
医師を採用したいケースもある訳で…。
こういう時は驚くほどの高条件でオファーされたりします。

しかし安易に乗ってしまうと
痛い目に合う事もあるんですよね…。

循環器内科のY先生。
ある地方都市の中核病院でご勤務されています。

今の職場では主要メンバーとなり、
毎日充実はしているのですが、
さらなるスキルアップや経験値アップなど
様々な症例経験を積もうと思うと
現状の設備・マンパワー・集患状況を考えると
期待をするのは荷が重いかと考えていらっしゃいます。

もっと自分の思いを叶う事できる病院はないものか?
情報収集がてら紹介会社に問合せしてみると、
いくつもの求人が送られてきました。

おいおい、こんなに選択肢があるって事か?と
若干疑問に思いながらも、
その中のひとつに関心を持ったのだそうです。

そして面接に行ってみると…。

柔和な表情の院長と、
それを支えるクールな事務長が迎えてくれました。

Y先生のビジョンを丁寧に聞いてくれて、
当院であればY先生が活躍する環境は用意できますと
嬉しい言葉を述べてくれます。

若干機器は購入しなければなりませんが、
Y先生がお越しになってくれるのであれば
できるだけ早い段階で準備いたします…とも。

おお、ここなら自分の望みは叶うかもしれないなあ。
ポジティブな印象を持ったY先生。

その後、事務長に病院内を案内されて、
再度院長室に戻ると、
院長と事務長から条件面の説明がありました。

年収は今とほぼ同じ。
その他、当直回数やオンコールなど待遇的にも
ほとんど今の病院と変わりません。

まああわよくばという思いはあったけど、
やりたい事ができる環境、
自分を成長させる環境があるのなら、
同条件なら良しとしなきゃな…と考えたそうなのですが…。

仮に〇〇をしてくれるなら
年俸アップできます…という話しが振られました。

月にあと1~2回当直をして頂けるなら
あと▢▢万円上乗せできます。

週に2~3コマだけ循環器内科ではなく、
総合内科として外来を持って頂けるなら
あと△△万円上乗せできます。

このような決定的にNOではないけれども、
できれば避けたい内容をいくつも提示されて、
それらを引き受ける毎に年収が上がるようです。

Y先生としても、
それほど負担になるとも思えない
いくつかの業務を請け負っても良いかな…
どうせ転職するなら多少なりとも年収アップしたいし…。

その日は大まかな条件提示だけを受けて帰宅し、
後日、業務の割り振りや
具体的な年収のやり取りを事務長としたそうです。

本来ならこの病院に行くべきかどうか?
ご自身のやりたい事を叶えられる病院は
他にはどの程度の施設数があって、
それらの条件、待遇はいかほどのものなのか?という
リサーチをした上で決断すべきなのですが、
Y先生はすっかり気持ちを固めてしまったようです。

事務長と話しの付いた年収は
今よりも250万円ほど上がるそうで、
それは有難かったのでしょうが…。

入職後半年が経過して、
Y先生はこちらの病院を選んだ事を後悔しているようです。

他の先生より年収が高いのだから…と
諸々の雑務を任される事になり、
おまけに元々やりたかった仕事に関しては
雑務に翻弄されてほとんどタッチできていないそうです。

こんな事になるんなら
欲を掻いて年収アップなど望まなきゃ良かった…。

そもそもやりたい事、
症例経験をさらに積む為に転職をしたはずなのに
年収アップと引き換えに全て失ってしまった。

いいように事務長に乗せられたのかな…と
今更ながら失敗したなあと後悔しているそうです。

 

<過去のコラムもご覧下さい!>

3万件の求人に自分に合うものはない!?

非公開求人って…騙された!?

良い条件には理由があった…。

 

 

その転職の目的は何ですか?

医師転職面接

 

今の職場の在籍期間も5年を過ぎ、
そろそろ新しい環境を望み始めたA先生。

出入りの業者にどこかいい病院ないか?と聞いてみたり、
時間がある時は求人サイトをチェックしてみたり…。

ところが次の職場に対して、
具体的に望んでいるものがなくて、
将来的な構想も特に考えていなくて、
どこかいいところないかなあ…と
漠然とした感じで探していたのだそうです。

こうなると結局条件面を中心にせざるを得ず、
ここなら今よりも給料は上がるし、
そんなに忙しそうでもないから、
ここでいいいかあ…と
ある総合病院に応募してみたのだとか…。

是非、見学・面接にいらして下さいとの事で、
気軽な感じで病院に行きますと…。

待ち受けていたのは厳格そうな院長。

A先生は当院をなぜ志望したんですか?

A先生は当院で何ができますか?
また何をしたいですか?

A先生はご自身の将来的なビジョンをどう描いていますか?

特に準備なく来たA先生は
しどろもどろになりながら答えたのだそうです。

しかし院長はそれを見抜き、
A先生は何を目的に生きてるんですか?
なぜ医者になったのですか?
医師としてどんな人生を歩みたいんですか?と
たたみかけてきたらしいです。

院長の話しを聞きながら、
確かに自分は日常の忙しさにかまけていて
医師としてこれがしたいとか、
こういう医師になりたいという気持ちが
薄くなっていたかもしれない…。

まさか面接に来て説教されるとは思わなかったけど、
条件が良かったからここに来ました…なんて
考えてみたら図々しい話しだよな…。

帰り道…。

俺は医者として何がしたいんだ?
どんな医者になりたいんだ?

そんな自問自答をしながら、
その日以来、自分の未来について、
真剣に考えるようになったそうなのです。

すると求人サイトを見ていても、
目を止める案件が全然変わってきたようなんです。

あの院長に厳しく言われたけど、
正直、あの時は頭にも来たけど、
率直に言ってくれて良かった…。

何だかあれから毎日張り合いがあるし、
将来設計みたいなものもできつつある。

面接としては大失敗だったけど、
自分にはターニングポイントとなる出来事だったな。

A先生はキャリアプランに目覚めたようです。

 

もしかして自分はお金に目が眩んだのかも…。

 

医師になって20年目を迎えるE先生。

大学医局に15年在籍し、

その後、民間病院に転身して5年が過ぎました。

 

50代が視野に入ってきて、

子供の進学などお金が必要となってもきています。

 

今までは医師としての成長を最優先して、

条件面よりも症例経験を積めそうな所や

循環器内科医として成長できそうな環境を選んできました。

 

その事自体には全く後悔はないし、

むしろそれなりに満足できるキャリアを積んできたのですが、

昔の同僚の中には開業医となって羽振りがいい先生や

中小病院に院長職についた話しなども耳にするようになり、

若干の焦燥感を持つようになってきていたのです。

 

今お勤めの病院の後輩医師が退職することを知り、

その先生に話し掛けてみると、

「E先生には本当にお世話になりました。

この病院も決して悪くはないんですが、

次の病院がかなり高待遇で迎えてくれるので

辞めざるを得ないと言うか…。

E先生にはご負担をお掛けして申し訳ないのですが…」

とおっしゃいます。

 

そうか…。

それならしょうがない…。

ちなみにどれくらい給料上がるんだい?と聞くと、

「年収で今よりも300万円くらい上がります」。

 

年収300万円アップか。

月収にしても25万円も上がるのか…。

 

それ以降、インターネット上の転職の広告が

目に付くようになったE先生。

 

年収2000万円以上も相談可能とか、

当直なしで年収300万円アップとか、

そんな怪しい文句にホントなのかなあ?と思いつつも

それが本当なら羨ましい限りだ…と

時々求人をチェックするようになりました。

 

そんなある日、

ご自宅から通勤圏内の病院の求人を見つけて、

そこがかなりの高条件で

医師を募集している事を知りました。

 

今の病院で時々連携する事もあり、

その対応を見ると割と好感を持っています。

ある紹介会社が出している求人のようですが、

ともかく興味があるので問合せを入れてみると…。

 

それから1年…。

年収はかなり上がりました。

その分だけ仕事がハードになったのは否めません。

 

当直回数もオンコールを持つ事も増えました。

外部から見ていた時は気づきませんでしたが、

定着率が悪く、医師も頻繁に入れ替わります。

非常勤やスポット勤務の医師が少ないので

常勤医にそれだけ負担が大きくなっています。

 

どうやら非常勤やスポットの医師は

コストが高いので極力少なくして

その分、常勤医の給料を上げて対応させているようです。

 

それだけでなく、看護師をはじめとした

コメディカルスタッフの人数も少なく、

医療従事者をサポートする事務方のスタッフも

前の病院と比較するとかなり少ないようです。

 

なるほど…。

常勤医師の高条件を出すために

こうして効率化を図っているんだな。

悪いとは言わんが

やっぱり高待遇には理由があるんだよな…。

 

正直、お金に対する不満は消えたけど、

それ以外の面での不満が増大してしまった…。

 

もしかしたら自分は

お金に目が眩んでしまったのかもしれない…。

本当にこれで良かったのか…。

大きな決断ミス、

失敗をしてしまったんだろうか…。

悩ましい日々を過ごしているE先生でした。

 

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義理と自分の未来の狭間で…。

医師転職求人選び

 

長年とある病院に勤め続けるI先生。

すでに10年が経ちます。

 

理事長や院長とも長年の関係ができていますから、

I先生に対する信頼は非常に高く、

かなりの裁量と自由を与えてくれています。

またI先生もそんな理事長や院長に対して

大きな感謝と信頼感を持っていらっしゃるんですね。

 

ある意味では順風満帆な医師人生なのですが、

これも時代の流れでしょうか?

理事長、院長の周囲にいる上層部たちの方針が

非常に硬直化した保守的なものに感じられるようになり、

このままこの病院にいたら

自分もそうなってしまうのではないか…。

いやすでになりつつあるのではないか…。

 

なんてったって世代的には幹部はみな60歳オーバー。

守りに入ってもしょうがない年代。

しかし医療制度は年々変わり、

対応が1歩遅れている感が拭えない…。

 

自分はまだ50歳前だし、

そろそろ一念発起して

新たな道に足を踏み出すべき時ではないか?

そんな事を考えるようになったのだそうです。

 

I先生はまだ決断まではできていないものの

転職サイトで求人を眺めてみたり、

開業についての書籍を読んでみたり、

自分自身にどんな道があるのか情報収集をするようになりました。

 

そんなある日、

お!この病院の求人内容は

かなり自分の考えに近いし、

条件も良さそうだし、

かなり興味があるな…という求人を見つけました。

 

数日悩んだ末に問合せをしてみると

求人を出している紹介会社の担当者が

詳細をご説明したいので1度お会いしたいという事です。

時間を作って面談してみると、

I先生が気に入った求人はすでに充足してしまった…と。

 

この求人に近いものは

他にもこんなものがあるといくつも提案するのですが、

正直ピンと来るものはない。

 

その日はそれで終わったものの

翌日からI先生のご希望に近い求人をご案内しますと

頻繁にメールが届くが、

正直どれもピント外れで落胆…。

 

そんな中に同期の開業医から

自分の開業支援を手伝ってくれたコンサルタントが

転職支援もしているから紹介しようかと言ってくれ、

その方とお会いしてみると、

I先生の5年、10年先のキャリアプランを見通してくれ、

数日後にはピッタリの求人まで紹介してくれました。

 

最初に気に入った求人よりもいいかも…と期待して

見学に行ってみると、

これがまた抜群に良い。

しかも条件面も今よりもグッと上がる。

 

スムーズに内定を頂き、

さあどうするか?というところで悩むI先生。

 

I先生も今の職場に対して愛着はありますし、

すぐにでも辞めたいという気持ちはない。

しかしそろそろ飛び出す時期かもしれないという思いもある。

 

院長にそれとなく

もし自分が辞めるとしたら…みたいな話しをしてみたけど、

いや~I先生が辞めるなんて考えられませんよ。

当院の4番バッターですから!と持ち上げてくる…。

 

それから1か月。

I先生は決断ができません。

 

コンサルタントからは

じっくりと納得するまで考えた方が良いと言われているけど、

病院の方はいつまでも待ってくれないだろうし、

早く退職の申し出をしなければ

赴任時期もどんどん遅れてしまいます。

 

どうしよう…。

気ばかり焦って益々決断できないI先生でした。

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この先どうしようかなぁ…?から1歩前に進まないと…。

 

内科医のD先生。

大学医局に所属してはや15年。

 

医局でやりたい事はやり切った感も出てきて

これ以上の出世が見込める訳でもなく、

そもそも医局内で出世したい訳でもない…。

 

症例経験も充分に積んだと思うし、

どこの病院に行っても余程の事がない限り

それなりの存在価値を持って

診療に当たれる自信も付いてきました。

 

そろそろ大学医局から飛び出すか…。

やはり自分のクリニックを持つ事を考えるべきか…。

これから医師としてどんな人生を歩んでいくべきなのか…。

 

いろいろ考えてはいるものの、

こうなりたい!という明確なものがまだ見えておらず

悶々としながら日々を過ごしています。

 

時々時間のある時には、

求人サイトを見てみたり、

医局に置いてある医療系の雑誌に掲載してある

求人や開業物件を見たりはするそうです。

 

同期の先生方で集まった時にも、

これからどうする?という話題は

頻繁に議論のテーマとなるようで

いつも喧々諤々と話し合うようです。

 

ですがD先生にとっては、

いろんな求人を見ても正直ピンと来ないし、

開業と言ったってそもそも自分は本当に望んでいるのか?

よくわからないし、そこまで意欲があるとも思えません。

 

同期の先生方もあれはどうだ?これはどうだ?、

あいつはこうしたらしい、

あいつはこんな道に進んだらしい、と

議論にはなっても、よしこれだ!という確信めいたものはなく、

いつもこれからどうする?という質問に対しての

自分なりの明確な回答は見い出せない状態なのだそうです。

 

ただ今は決断できなくても良いと思っているそうです。

なぜなら大学医局という狭い世界で生きてきたので、

自分自身で視野が狭い事はよくわかっているそうで、

だからこそまずは様々な人と話し合い、

そしていろんな情報を収集しなければならない…。

 

要は決断する為の材料を集めないと話しにならない。

そう考え始めたのだそうです。

 

ただ悶々としている状態から

小さな1歩だけど前進する事ができたように思う…。

D先生はそうおっしゃいます。

 

そのきっかけとなったのは

あるブログだったそうです…。

 

医師の転職や開業について、

多角的に情報を発信しているブログと出会って、

毎日更新されるのを読むのが楽しみになっているそうです。

 

その中でキャリアをプランニングしないといけないとか、

決断する為には多くの事例やノウハウを手に入れた方が良いとか、

信頼できるパートナーを手に入れると有利になれるとか、

そういった内容を読むごとに…

 

そうだな、自分にはそういうものが圧倒的に足りないな…。

まずはそこからだな…。

 

こう考え始めてから、

物の見方が変わってきたそうで、

何となくサイトを見るとかではなく

自分なりに具体性を持って調べるようになったのだそうです。

 

幸いまだ焦るような時期ではないD先生。

今はリサーチを進めて、

自分が何をしたいのか?どういう人生を送りたいのか?

ようやくそういう事を考え始める事ができ、

プランニングを構築中だとおっしゃっています。

 

少なくとも悶々とする日々からは脱する事ができたようです。

いつまでもどうしようかなぁ?では

何も変わりませんからね~。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

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3万件の求人に自分に合うものはない!?

 

民間の中小総合病院で整形外科医として

ご勤務中のU先生。

 

特に大きな不満があった訳ではないし

待遇面でも文句はなかったのですが、

在籍期間も5年に近づき、

そろそろキャリアアップしたいと考えて

新天地を探すようになりました。

 

良い職場を見つける為には

多くの求人の中から選んだ方が良いだろうと考えたU先生は、

WEB上で何万件と謳っている紹介会社をピックアップし

3社に問合せをしてみたのです。

 

紹介業界をよくわからずに

数多くの求人を持っていそうなところを選んだのですが、

結果的にはこれが大手の3社でありました。

 

その内の1社は、問合せのメールへの返信で

いきなり求人を打診してきました。

 

しかしどの求人もよく見掛ける求人で

U先生の心には響きません。

 

他の2社に関しては、

是非お打合せの時間を頂きたいとの事だったので

仕事後の時間を活用してお会いしてみました。

 

1社は30代前半の男性で

爽やかな好青年という印象。

 

もう1社は20代後半くらいの女性で

いかにもキャリアウーマンという感じの方。

 

初対面の時点では特に悪い印象はなかったのですが、

ただ希望条件を聞かれ、答えたというだけの面談で

これで大丈夫なのかな…と一抹の不安があったのは確かです。

 

最初の会社も含めて、

数日後には各社から何件もの求人がメールで送られてきます。

 

しかしこの3社が送ってくる求人は、

ほとんど同じようなものであり

しかも情報量もどれも変わらず

まったく判断が付きません。

 

正直全然関心が持てる求人がなくて

放置をせざるを得ないU先生。

 

しびれを切らしたU先生は、

お会いした30代前半の男性コンサルタントに、

自分の希望と食い違う求人ばかりで

このままでは転職などできそうにない…とメールしました。

なぜならこの会社は3万件の求人を誇り、

非公開求人も数多くありますと謳っていたからです。

 

すると担当者からは、

「もう少し妥協をして頂かないとこれ以上は難しい」と

連絡が入りました。

 

3万件もの求人があって、

オープンにできない非公開求人も多数あって、

それでも自分の希望する案件はないのか?

 

絶望的な気分になって、

一旦転職活動は保留する事にしました。

 

それから数か月後、

先輩ドクターの紹介で某紹介会社の方とお会いしました。

聞いた事もない会社で不安だったのですが、

先輩の紹介なんで渋々…でした。

しかも「うちは求人は何万件もないですよ」と言います。

 

大丈夫かな…と思いながらの面談でしたが、

結果的にここで新しい職場が見つかりました。

 

「今ある求人を何件も紹介されても

U先生のご希望に合うところはなかなかないと思います。

でも私たちはU先生の希望に合う所だけに専念して

イチから求人を探し、作っていきますから。

求人は数ではなく、質なんですよ。」

 

こう言われても

あんまり期待はしていなかったのですが、

最初に案内された求人がドンピシャでした。

 

しかもその医療機関は最初の大手3社も案内はしていたんです。

でも内容が全く異なり、自分の希望にピッタリになっていました。

 

「これが今ある求人をそのまま出す大手と、

U先生の希望を叶える為にイチから作り出す中小の差なんです。

同じ紹介業といっても全然違いますでしょ」と

担当者は自信満々に笑います。

 

た・確かに全然違う。

でも自分の望みが叶う事になって良かった…。

求人は多ければいいというものではないんだな…。

そうつくづく感じたU先生でした。

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