年収アップを実現して医師としての魂を売る!?

医師年収アップ

 

麻酔科医のH先生。

すでに20年のキャリアを持ち、
実績、実力的にもどこに出ても恥ずかしくない
立派な医師です。

キャリアも徐々に晩年に差し掛かっている事を
何となく感じ始めていたH先生は、
今のうちに稼いでおきたいと考えて
転職活動をスタートしました。

いずれセカンドキャリアも考えなきゃならないだろうし、
その前に麻酔科医としてガッチリ稼ぎたいとの事なのです。

よってとにかく優先すべきは年収アップ。

今までの転職では、
多様な症例経験を積みたいとか、
難易度の高いオペ麻酔の件数が多いところとか、
麻酔科医としてのキャリアアップを目指してきたそうですが、
ある程度やり切った感もあったH先生は、
今回ばかりはイヤらしいけどお金が最優先と考えていたそうです。

そういう視点で求人を探すと、
意外と高年収の案件ってあるんですね。

その中でもお住まいから通勤圏内にある病院が
H先生は気になったそうです。

開設してまだ1年も立たない病院。
とにかく手術を増やしたいと考えているようで、
現状、麻酔科医は若手が2人だけ。

自分なら指導医として教育も可能だし、
上限に近い高年収の提示も期待できるかもしれない。
そう考えてこの病院に応募しました。

面接で院長とお会いすると、
すぐさまH先生を気に入ってくれたようで、
期待していたように上限の年収をオファーしてくれました。

現状よりも400万円近く年収がアップする事に
気を良くしたH先生は、
いったん持ち帰ると言いつつも
気持ちは固まっていたそうです。

そして3か月後に入職。

よっしゃー稼ぐぞ!と
意気揚々と初日を迎えたH先生でしたが、
入職してわかったのは、
若手常勤医師の1人が退職する事です。

マ・マジか…。
自分の経験を教える気満々だったのに
何だか雲行きが怪しい感じです。

それから数日後、
オペ適応ではない患者にも
無理やり手術をしている現状が見えてきました。

これは医師としてマズイ…。
そう感じたH先生は院長に掛け合ったそうです。

すると返ってきた答えは、
うちも経営的に楽ではないんだ。
しばらく協力してくれ。

そ・それはできない。
けど、自分はまだ入職して1カ月も立っていない。

ど・どうする…。

望んでいた高給を捨てるか?

医師としての魂を捨てるか?

H先生は前者を選び、
すぐにこの病院を退職しました。

いくら高年収と雖も、
医師としての魂は捨てられない。

しかし何て病院だ。
オペをしたら命が危ない可能性だってある
患者さんも数名いた。

やはり高年収には裏があるものだな…。
そう反省しきりのH先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

もしかして自分はお金に目が眩んだのかも…。

良い条件には理由があった…。

求人情報ってどうやって探せばいいの?

 

 

ノープランの転職で痛い目に合ってしまった…。

医師転職失敗

 

大学医局に10年在籍し、
新たな1歩を踏み出した呼吸器内科のP先生。

いつかは一国一城の主になって
自分の思うような医療を提供したいと考えて、
この度、退局をして新たな職場を探し始めました。

ずっと大学にいらっしゃったP先生は、
どのように転職をすれば良いか…
よくわかっていなかったそうです。

致し方ないので
WEB上でよく見掛ける求人サイトで
自分に合うものはないのか?と探してみますと
う~ん、どれも似たような案件ばかりだし、
よくわからないけどしいて言うならこれかな~というものに
問合せをしてみました。

するとある紹介会社の出していた求人のようで
そのエージェントの方が詳しく説明したいと
アポイントを取られました。

お会いしてみると、
まずP先生が関心を持った求人は
すでに他の先生で話しが進んでしまっているので
似た求人としてはこのようなものがあると
数枚の求人票を見せられました。

なんだよ…自分の希望した求人が埋まっているなら
電話口でその旨、教えてくれれば
わざわざ時間を作る事もなかったのに…と思いながらも
その求人票を見ておりましたが、
正直、これというものがなく…。

その旨、担当の方に伝えると、
年収はどの程度をお考えですか?
何床くらいの病院がご希望ですか?
常勤医師は何名くらいの在籍が宜しいですか?など
基本的な項目のヒアリングを受けて、
後日、別の求人を送るとの事でした。

P先生としては、
自分自身の希望自体がよく検討できておらず、
何を伝えるべきか?
自分でもよくわかっていなかったそうです。

これじゃ担当の人も困るよな…と反省し、
P先生自身も再度希望する病院について
よく考えてみたそうです。

すると翌日にはその担当者からメールが送られてきて、
10件ほどの求人が案内されたそうなのですが…。

何を基準にして選ばれたのかわからないけど、
これが良いのか悪いのかすらP先生は判断できなかったそうです。

そりゃそうです。
いずれも病院の概要しか書かれておらず、
あとは条件面だけ。

確かに条件面は自分が伝えた内容に合致していたけど、
そもそも自分は条件を優先したかった訳ではなく、
今より年収が上がる事をそれほど求めていた訳でもない。

う~ん、自分はどうしたいんだ?

この求人の中から選ばなきゃいけないのか?

転職ってこうしてするものなのか?

このように悩みながらも
転職そのものをよくわかっていなかったP先生。

担当者にも悪いし、
無理やりこの中から選んで転職を進めたそうです。

それから半年後…。
とてつもなく後悔しているそうです。

入職したのは民間病院とはいえ、
かなり大きな病院。

同僚となる常勤医師も大学並みに在籍しており、
患者数や症例も大学とそう変わりません。

そう…つまり、大学にいた時と
同じような毎日を過ごしているそうです。

多少なりとも年収は上がったし、
その他の待遇も恵まれてはいると思うそうです。

しかし本来のあるべき姿はこうではなかった…。
これなら転職する意味がほとんどない。

P先生は反省しつつも、
さすがに数か月で辞める訳には行かず、
せめて1年はいて、
それから次の道を考えるか…と思ってらっしゃいます。

あ~あ、遠回りしてしまったなあ…。
ノープランで挑んだ自分が悪いんだけど…。

後悔先に立たずのP先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

何かいい求人ないかなあ?

怪しいスカウトの手紙に乗ってしまった…。

なんで転職したいのかわからなくなった…。

 

医療法人の経営者が激変した…。

クリニック経営者

 

勤務医は疲れた…。
しかし開業するほどの意欲もない…。

そんなS先生が選んだ職場は、
ある医療法人の分院長、つまり雇われ院長でした。

医療法人の経営者は、
すでに複数のクリニックを成功に導いており、
S先生が診療に専念できる体制を作るし、
バックアップ体制は万全ですとおっしゃいます。

しかも契約なども非常に丁寧に説明してくれて、
S先生にとって不利な点もなく、
安心して入職を決めたのでした…。

それから2年後…。

入職してからの2年間。
S先生と経営者との関係は良好でした。

しかしここ最近経営者との会話が
ギクシャクするようになり、
S先生はストレスを溜める事になってしまったそうです。

診療はS先生、それ以外は経営者と
上手く役割分担ができ、かつ機能していたのですが、
急に経営者が診療にも口出しをするようになり、
やれ検査を増やして欲しいとか、
やれ健康診断の受け入れを増やして欲しいとか…。

要は売上を急に求めるようになったのだそうです。

不信に感じたS先生は、
本部とクリニックの仲介役となっている
事務方にそれとなく聞いてみますと…。

今まで順調に伸びてきた事業だが、
出店を急ぎ過ぎた事もあり、
段々と収益が悪化してきた…とか、
肝入りの新規事業に資金を投入した事が
裏目に出始めた…とか、
どうやらS先生のクリニックには関係のない所で
経営が苦しくなっているようなんですね。

S先生も今まで現場に対して敬意を持って、
尊重してくれた経営者には感謝の思いはあります。

しかし今後診療に関して
あれこれ口出しされるとなると
それはちょっと困った事になるな…と
心配はしていたのだそうです。

が、しかし…。
不安は的中…。

経営者自らや、幹部が、
毎日のようにクリニックにやってきて、
来なくても電話やメールで、
ああして欲しい、こうして欲しいと
医療者として問題があるような事まで
求めてくるようになってきたのだそうです。

S先生は正論を主張したのですが、
経営者からは法人が潰れてしまってもいいんですか?
運営費用を出さなくなってもいいんですか?など
なかば脅しのような言葉を投げ掛けるようになったそうです。

スタッフもおかしな雰囲気を感じたのか、
1人辞め、もう1人辞めて…と
退職する者が出ても補充は来ず、
現場は疲弊するばかり…。

挙句の果てには、
〇月〇日までに▢▢円の売上を上げよ…と
営業のような通達が出たのだそうです。

これでは続けられない…。
そう感じたS先生は辞意を伝え、
すったもんだの上で退職する事になったそうです。

患者さんやスタッフの今後は心配だけれども、
この経営者とはもうやってられない…。

今まで良きパートナーとして
タッグを組んできたのに…。
あのままいてくれたら長く続けられたのに…。

立派な人だと思っていたけど、
やはり変わってしまうものなんだなあ…。

残念な思いを持ちつつも、
次の職場探しは慎重になるS先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

医師としての終盤戦をどう生きるか?

非公開求人に騙された!

大学病院勤務。転職が決まってから教授に伝えたら…。

 

 

別に転職したい訳ではなかったんだ…。

医師転職失敗

 

現在、大手医療法人グループの中核病院で
医長として働くN先生。

特に不満もなく、
わりと充実した日々を過ごしてこられたのですが、
ベッド数の縮小についての議論の中で
院長と激論となってしまい
それ以降は関係性が微妙なものになってしまいました…。

N先生としては、
別に私利私欲ではなく
患者さんを思っての発言でしたので
自分は絶対に間違っていないとは思うものの
会議の後に副院長や事務長から注意を受けた事を思うと
院長に対してやや言い過ぎた感は自分でもあったそうなんです。

N先生としては院長に対して個人的に悪感情はなく
今までも決して関係性は悪くなかった事から
まあ激論となってしまったけど
それは立場の違いであって
患者を思えば医師同士分かり合えるだろうと思っていたそうです。

 

ルナーヴァ 医師/看護師 転職求人情報 バナー

医師/看護師 最新転職求人情報サイトはこちらから!

 

ところがその後院長はN先生の事を避けるようになったようで、
どうやらN先生の院長評価は急降下したそうです。
折に触れて院長がN先生の事を悪く言っている…という
噂話しが聞こえてきて…。

N先生も院長に詫びを入れようかと思ったそうですが、
悪化してしまった関係性を思うと
プライドもあるし、なかなか言い出せなくて…。

もう仕方がない…。
この病院での勤務も早くも5年目になるし、
そろそろ潮時なのかもしれない…。

院長も自分の顔など見たくもないという感じだし、
早く新しい職場を探そう…。

そう考えてWEB上でよく見掛ける紹介会社に連絡を取り、
転職活動を始めたのだそうです。

自分の希望条件を伝えると
あっという間にいくつかの求人を打診されて
その中で1件の病院の求人を選ぶと
あれよあれよという間に面接日が決まりました。

 

医師/看護師 転職求人アプリ

※画像クリックで、医師転職求人アプリ・ダウンロードサイトに飛びます!<スマホ・タブレットの方のみ>

 

面接当日、
先方の院長と事務長と話し、
是非お越し頂きたいという事で
その場で条件提示を受けました。

今よりも条件は上がるし、
勤務も緩やかになりそうで、
N先生としても概ね満足な水準です。

しかし何となく違和感があり、
病院の文化や伝統の違い、
医療や患者に対する考え方に
どうしても違う…と思う点が残っていたそうなんです。

悩みに悩んだN先生。
こんな中途半端な思いを持って
入職するのも何だか申し訳ないし、
せっかくの好待遇だけど今回は断ろう…と決断しました。

先方の病院も、紹介会社も残念がっていましたが、
N先生は今の病院の院長に詫びて、
心を入れ替えて働く事を伝えました。

すると院長はその言葉を待っていたとの事で、
その後、わだかまりは消えて
今まで通りに元通りになったのだそうです。

一旦は転職をしようと本気で思ったけど
あのまま転職してもきっとスッキリはしなかったよな。
逃げの転職をするよりも、
本当に気の合う仲間たちと
患者さんに真摯に医療を提供した方がいいよな。

そうしみじみ思うN先生でした。

 

 

 

医師/看護師 転職求人アプリ

※画像クリックで、医師転職求人アプリ・ダウンロードサイトに飛びます!<スマホ・タブレットの方のみ>

ルナーヴァ 医師/看護師 転職求人情報 バナー

医師/看護師 最新転職求人情報サイトはこちらから!

何かいい求人ないかなあ?

 

40代半ばのE先生。

特段現状に大きな不満がある訳ではありませんが、

だからと言ってやりがいや充実感がある訳でもありません。

 

周囲の先生方は、

開業をしたり、転職をしたり、

それぞれのビジョンで新たな人生を歩んでいますが、

ご自身の毎日には変化がなく、

これといったやりたい事もなく、

かなり閉塞感に満ちています。

 

同僚や出入りの業者には、

「どっかいい病院ないかなあ?」とか、

「何かいい求人ないかなあ?」と

声を掛けるのが日課になっています…。

 

そんなある時、知人のMRが、

「私の知り合いの紹介会社のエージェントが

E先生にピッタリの案件を持っていると言うのですが、

話しだけでも聞いてみませんか?」との話しを持ってきました。

 

まあ話しぐらいなら…と思ったE先生は

担当者とお会いしてみました。

 

とある企業が設立するクリニックの院長になって欲しいと。

しかも条件的にはかなりの高待遇…。

 

日々閉塞感を感じていたE先生は

思わず興味を持ってしまいお話しを進める事にしました。

 

オーナー側の企業の担当者は、

E先生の為にできる事は何でもやる、

E先生は一切のリスクを背負う必要がない、

やりたい事を思う存分やってくれていい…。

 

このような事をおっしゃいます。

当直もなくなるし、

給料も相当に良くなるし、

これだけ自分を求めてくれるなら

乗ってもいいかと思い契約をしたのですが…。

 

それから10か月後…。

E先生は窮地に陥っています…。

患者が思うように増えないんです…。

 

E先生から見ると、

そもそもの立地に問題があると思うのですが、

会社側はE先生の診療に問題があると言ってきます。

このままでは給与を減らさざるを得ないとも言います。

その割には宣伝広告を打とうと提案してもNG、

新たな検査機器を購入しようと提案してもNG。

何らE先生の考える集患策は認めてもらえません。

 

こんな話しには乗らなければ良かった…と

後悔先に立たずのE先生ですが、

そもそもご自身の中でプランニングがなかったのが要因ですね。

 

何かいい仕事…ではなく、

ご自身の夢や希望を叶える為に…という発想が必要だった…。

そう反省するE先生でした。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人 簡単登録

思わず飛び出してしまった結果…。

 

つい准教授と大喧嘩をしてしまった…。

日頃から尊敬をしていたし、

原因は些細な事…。

 

教授から呼び出された時に

素直に詫びる事ができれば良かったのだけど

なぜかその時はアツくなってしまっていて…。

 

思わず口にしてしまった…

「辞めます…」。

 

もう取り返しは付かない…。

後戻りはできない…。

 

幸い医師は転職がしやすいと言うし、

早急に新しい職場を探さなきゃ…。

 

しかしそもそも辞める気なんかなかったし、

次の事なんて全く考えていません。

 

慌てて求人サイトをチェックしてみても、

どこも同じような募集要項で判断ができません。

 

とは言え切羽詰まっているS先生は

取り合えずどこかに応募しないと…と

3件の病院に連絡をしてみました。

 

いずれも歓迎ムードで

是非見学にお越し下さいと言うので、

院長面談と院内の見学をさせて頂きました。

 

ところがその後、内定の連絡が来ず、

こちらから問い合わせても現在検討中とか

もう少しお時間を下さいと歯切れが悪い回答です。

 

う~ん、これは医局側から何か話しが入ったのかもしれないな…。

 

幸いまだ独身で身軽なS先生は、

これを機会に都心部に行くかと考えて

首都圏の病院で求人を探してみたところ

想像していたよりも案件は多く、

大学医局との繋がりが薄い病院も結構あるようで、

トントン拍子で話しが進む事も実感できました。

 

ただ残念な思いも実はS先生の中にはあります。

大学医局でのキャリアが第1志望だった訳で、

それを自ら閉ざしてしまった事は

かなり痛手であるとも思っておられるようです。

 

教授や助教授、その他、お世話になった先輩医師…。

 

でも過ぎた事を振り返っても仕方ありませんし、

この失敗を糧にこれから心機一転で頑張っていこう…。

そう心に秘めるS先生でした。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人 簡単登録

 

 

退職の申し出は辞表を出すべきか?

医師退職注意

 

今までいくつかの病院でご勤務してきましたが、

初めてご自身で新たな職場を探されたA先生。

 

大学医局を退局する際には、

派遣先の病院にそのままお勤めになられて

はや7年。

 

キャリアアップを望んでの転職でしたが、

以前に一緒にお仕事をしていた上司筋の先生にお声を掛けてもらい、

そちらでお世話になる事を決断されたのです。

 

しかし7年間もお世話になった今の病院に対しては

それなりに愛情や感謝の思いがあり、

どのように退職の申し出をすれば良いのか悩まれていました。

 

「やっぱり辞表か何かを提出するのがいいのかなあ?」

 

このようなご相談を受けましたので、

下記にご説明いたします。

 

通常、一般的な退職時に提出するものは、

退職願、退職届、辞表がありますが

それぞれ下記のように分類されているようです。

 

<退職願>
雇用契約の解約を願い出る(申し込む)書類。

会社が承諾することで退職(解約)となります。

出した時点では退職となりません。

また、相手が承諾するまでは撤回することができるのも一つの特徴です。

 

<退職届>
会社への最終的な意思表示であり、届が受理される=退職となります。

退職願と異なり、特別な事情がない限り撤回することはできません。

 

<辞表>
役員のような役職のある人(または公務員)が辞める際に用います。

退職願は「従業員が使用者に対して退職(雇用契約の解約)を申し出るもの」

ですから、使用者側が退職を申し出る場合は退職願ではなく辞表となります。

(課長以上の役職についている人も辞表を使うことがあります。)

同様の理由から、公務員も辞表を使います。

 

以上の事から、

A先生にはすでに次の職場が決まっており、

特に問題がなさそうである事から

退職届が相応しい事をお伝えしました。

 

ただ退職する際の基本的なスタンスは

飛ぶ鳥後を濁さず…だと思いますし、

A先生も今まで長くお勤めになってきた病院ですので

誠実に対応したいお気持ちが強かったので

いきなり書面で切り出すのではなく

まずは口頭でお伝えした方が良いとアドバイスさせて頂きました。

 

その方が誠意も伝わりますし、

今までの感謝の思いも言葉にする事ができますからね。

 

実際に院長にA先生がお伝えしたところ、

こちらこそ長い間有難うと逆に感謝され、

事務方から退職時の書類を渡されてそれを提出。

特に退職届などを出す必要はなかったそうです。

 

正直A先生のようにスムーズに行くケースばかりではなく、

退職の申し出をした段階で強烈な引き留めに合う事も少なくありません。

 

しかし、いきなり退職届を出して、

早く辞めさせてくれ!なんて言うのは

あまり誠実とは言えません。

 

まずは相談ベースから始まり、

病院や医局の状況などの頃合いを見計らって切り出し、

断固たる思いを持っている事をお伝えするのがいいですね。

 

A先生のように7年間という長期のご勤務ばかりではありませんが、

仮に3年だろうが、1年だろうが、

仕事がしやすかろうが、しにくかろうが、

感謝していようが、していなかろうが、

最後は飛ぶ鳥後を濁さず…という姿勢をキープするのが

大切ではないかと思います。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人 簡単登録

 

転居するなんて聞いていない!?

医師転職失敗

 

整形外科医のS先生。

若い頃から周囲より将来を嘱望されており、

ご自身の努力もあって

症例経験も非常に豊富、学会での論文発表も評価が高く、

若手整形外科医のスタディグループでも中心的な存在です。

 

ハードな勤務も厭わず、

教授や院長からも信頼を勝ち得ているのですが、

向上心の塊のようなS先生は常に現状に満足できず、

新たな目標を設定し、チャレンジし続けないと

モチベーションが下がってしまうような方であります。

 

大学医局の中では新たな目標が設定できなくなったS先生は、

民間に飛び出してさらに大きなチャレンジをしたくなったようです。

 

それとなく出入りの業者や、

期待できそうな紹介会社のコンサルタントとコンタクトを取ると、

なかなか良さそうな求人が手に入りました。

 

ご自身の中で最も有望と思われる病院に見学に行くと、

さすがに実績も豊富で、症例経験も多く、

おまけにビジョンが明確で、人柄も良いS先生ですから、

院長、診療部長、事務長ともに惚れ込んでくれて

是非当院にお越し下さいと高条件でのオファーを頂きました。

 

病院の目指す方向性もS先生にマッチしており、

自分のやりたい事を病院全体でサポートしてくれそうでもあります。

その上で経営陣からの高評価ですから、

S先生もその気になっていました。

 

ところが…、

優秀さと裏腹に独善的なところがあるS先生。

家族は自分のやりたい事を応援してくれるはず…と思い込んでいたのですが、

今回だけは大反対をされてしまいました。

 

奥様は内科医ですので、

医師として高みに上ろうとしているS先生を

今まではサポートしてきてくれていました。

 

お子様が3人いらっしゃるのですが、

子育てはほとんど奥様がされており、

奥様は内科医として非常勤で週数日のご勤務…。

でも主人が医師としての成長をしてくれるなら

自分は犠牲になって家庭を支えようとしてきたのですが…。

 

今回候補となっている病院は、

S先生のご自宅からですと約2時間の距離にあります。

今までも単身赴任ではなく、

ご家族で転居をしてきましたので

当然今回もそうしようとS先生は考えていました。

 

ところが奥様は、

今回だけは賛成できない…。

長女は来年大学受験、長男は高校受験、次男は中学受験。。。

こんなタイミングで転居を伴う転職なんて…。

 

さすがのS先生も、ああ…そうか…、そうだった…。

確かにこの時期に生活を一新するのはリスクが高い…。

ちょっと自分勝手にやり過ぎたかな…。

 

今回の転職は諦める事にしました。

病院はとても残念がっていましたが、

3年後でも、5年後でも待っていますよ…とおっしゃってくれたので、

お子さんが落ち着いた頃にはまた検討しようとお考えです。

 

転職にはプライベートな事情は切り離せません。

自分のビジョンを奥様ともよく話し合って、

理解を得ながら慎重に進めた方が良いですね。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人 簡単登録

 

無能な上司の下では仕事ができない!?

医師上司無能

 

大学医局から自治体系の病院に派遣されているY先生。

すでに派遣されて3年半が経ち、

医長を任されてそれなりのやりがいはあります。

 

最近は部下の先生方も育ってきて、

地域の患者に対しても貢献できている実感もあり、

日々の仕事は充実しています。

 

待遇も不満はなく、

忙しさは確かにあるけど

もう限界…なんて所までは行きません。

 

特に問題を抱えている訳ではないんです…。

ただ1点だけを除けば…。

 

ぶ・部長がもうどうしようもない…。

上司に対して不満をぶつけるような事はしない

常識人であるY先生ですが、

さすがにこの上司だけは許せない…。

 

医師として大先輩ではあるものの、

横柄かつ暴力的な物言いで

自分に直接の被害はないけど部下達は嘆いている。

 

病院にはあまり来ず、

内情もよく把握していないにも関わらず

たまに来た時に明後日の方向を向いた指示が出る。

 

ほとんど診療には関わっていないのに、

未だに白い巨塔のような部下を引き連れての回診をしたがる。

 

医局の覚えがいいだけに

引退まではこの地位を譲りそうもない。

 

最も高い給料を貰っているのに

最も仕事をしない。

 

部下達は完全に愛想を尽かしていて

自分にはもう辞めたい、

医局に戻りたいと不満をぶつけてくる。

正直自分も共感するけど、

立場がそれを許さないし、

地域の患者の為にも踏ん張らないと…という思いもある。

 

しかし、自分が最も信頼を置いていた部下が

もう我慢ならないと辞めてしまい、

さすがのY先生もこのままでは崩壊すると

院長や出身医局に相談するもなしのつぶて…。

 

もうダメだ…。

自分もそろそろ次の事を考えないと…。

 

そう思い、さてどうしようかなあ~と考え始めて

仲の良い先輩医師に相談をしてみました。

 

先輩のアドバイスは、

結局Y先生がこれからどうしたいかだよね?

実際にどうしていきたいの?と問われましたが

今まで開業なんて漠然としか考えていないし、

大学に戻る気もなくなっているし、

転職ったって何からどう初めて良いものか…。

 

どうしたいのか、正直わからなかったのです。

先輩からはまずはそこからだね。

上司の事で翻弄されてしまって、

今まで自分の事をおざなりにしてきたのだから

いい機会ではないか?

まずはじっくりと自分のこれからを考えてみたら…。

 

そ・そうだな。確かにそうだ。

上司のおかげで現場を円滑に回す事だけしか

考えていなかったな…。

 

少し自分の未来の事を真剣に考えて、

プランニングしていかないといけないな。

 

先輩からの良きアドバイスに感謝しつつ、

自分に向き合って未来を考えるY先生でした。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

 

怪しいスカウトの手紙に乗ってしまった…。

医師スカウト転職

 

このまま大学医局に在籍し続けるのか…。

それとも一念発起して市中病院に飛び出すか…。

はたまた開業でも目指してみるか…。

 

ご自身のこれからの未来に悩むU先生。

そうは言っても名案がある訳でもなく、

どうしようかなあ…と漠然とした不安を持っていました。

 

そんな状況の中、

ある日、医局に1通の封書が届きました。

自分宛てです。

 

封を開けて中を見てみると、

どうやら自分をスカウトしたいという内容です。

 

よくわからないけど、

自分達は上場企業であるから安心であり、

ある○○県○○市の医療法人より医師招聘の依頼を受けて

可能性のある医師を探していたらU先生に辿り着いた…と。

 

U先生のご経験とご専門を存分に発揮して頂き、

診療体制を強固にし、

地域の皆様への診療体制の中心を担って頂きたいと…。

しかも、年俸は2000~2500万円を予定していると…。

 

そして今回の案件について是非ともご案内を差し上げたい、

是非直接ご説明する機会を頂けたら幸いです…と。

 

ご自身のこれからに悩んでいたU先生ですから、

ひと昔前ならこんな手紙など無視していたものの

何となく気になってしまったのです。

 

中には担当者の名刺が入っており、

それなりの役職を持っている方でした。

 

思わずメールをしてしまったところ、

U先生ならクライアントである医療法人も喜んでくれるし、

最終的にどうするかは別にしても、

是非1度お会いしてご説明させて頂きたいと

速攻で返信が来たのです。

 

そんなに俺を求めてるのか?と気持ち良くなってしまったU先生は、

まあ話しだけでも聞いてみるか…とお会いする事にしました。

 

実際にお会いしてみて…

結論を述べますと、やっぱり会わなきゃ良かった…。

 

その理由は、

① U先生の事をほとんど知らなかった。

② ○○県○○市の医療法人の求人はすでに他の医師で決まっており、

他にも良い求人案件があると別のものを説明し出した。

③ 要はスカウトに見せ掛けた人材紹介会社の医師獲得戦略だった。

 

U先生は、やっぱりこんなもんだよね~と

苦笑をしていましたが、非常に悪質な手段だと思います。

 

こういう手段は、

いかにも○○先生だからこそ!とか、

○○先生のご経験を買って!とか、

高条件や希少性を持って近づいてきますが、

こんな手には引っ掛かからないで頂きたいです。

 

U先生は途中でおかしい…と気づけましたが、

上手い話しには裏がありますし、

もっと巧妙な場合もあるようです。

偽の理事長や事務長が登場した…なんて話しもあるくらいです。

 

こういう姑息な手段を使う会社に騙される事なく、

きちんとした情報提供をしている真っ当な会社を

パートナーに選んで下さいね。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録