せっかく開業支援を依頼したのに破談…。

医師キャリア失敗

 

数年前からクリニック開業を目指してきたY先生。
ついに時は来た!と開業準備に取り掛かりました。

医師キャリア失敗

知人の伝手を頼ったり、
開業セミナーに参加してみたり、
出入りの業者から紹介してもらって
開業支援会社の中から数社をピックアップ。

最終的に決めたのは、
親会社が上場企業だから…という理由の某社。

ところがその後の半年間。
何も進まず怒り心頭のY先生は
その会社への依頼を白紙に戻したのでした。

まず開業物件については
不動産会社、内装工事業者などに丸投げ。

その開業支援会社は何もしません。
ただ業者と繋いだだけです。

そんな状況ですから提案される物件は
Y先生の希望とは全然合わず。

ヒドイ時にはここを見学しないなら
もう紹介できる所がないのでうちは降りる…なんて業者も。

その上、開業支援会社から紹介してもらった税理士事務所は
やたらと銀行融資金額を多めにしようとして
何と1億円を優に超える金額を提案してきます。

Y先生がそんなに借りる必要はないんじゃないか?と言っても
運転資金は厚く持っておいた方が良いの一点張りです。

致し方ないのでそれで事業計画を作成しましたが、
開院当初から患者が押し寄せて繁盛する設計になっています。

これ、この通りにならなかったら損益分岐を超えるのが
相当先になってしまいますよね…と言っても
だから運転資金を厚く持つんです…と。

何だかこの税理士さんは信用できない。
物件を紹介してくる人たちも一向に良い案件を提示しない。

ん、結局、元となる開業支援会社が悪いのか?
そう疑問に思ったY先生は
同期の開業医にあそこの会社はどう?と聞いてみると…。

ああ、えらく評判悪いらしいね。
担当者が開業支援の経験が全くないらしいじゃないか。
転職支援をしてた人を異動させただけみたいよ。
おまけに社長自身も開業の事は何ら知らないし、
トラブルやクレームも多いみたいだね…。

マ・マジ…。
だって親会社は上場企業だし、
医療業界では有名だし、
医師もボードメンバーに何人も入ってるんでしょ。
親会社と子会社は全然関係ないのか?

どっちにしても何ら進展がない状況だったので、
もうこのまま続けても埒が明かないと考えて
すべてを白紙に戻したY先生。

その後、前述の開業医の先生から紹介してもらった
別の開業支援会社と一緒に一気に開業準備は進んだそうです。

やはり表面上うまく言い繕っても
実績や経験がないところはダメなんだね~。
紹介された業者の質も全然違ったし、
何より担当者の実力が段違い。

最初から今のところにしておけば良かった…と
親会社が上場企業…に振り回されて大失敗。
あのまま続けてたら開院できたかわからないし、
開院できても失敗していたかもしれないなあ。

猛省するY先生でした。

<過去コラムもご覧下さい!>

開業意欲が萎えてきた…。

何度となく開業セミナーに足を運んだけど…。

開業準備…業者はみな談合しているのか?

 

スタッフへの悩み…経営コンサルタントに騙された!

クリニック経営コンサルタント

 

クリニックを開院して5年めのH先生。

今まで経営的には特に問題なく、
大成功とは言えないまでも
患者さんも徐々に増えてきて
少しずつ安定に向かいつつあったのだそうです。

クリニック経営コンサルタント

しかし5年目を迎えて若干問題が発生…。

開院当時から頑張ってくれていたあるスタッフが
何があったのかわからないのですが、
今までと違って仕事ぶりや、
周囲との関係性が急変してしまったのです。

この4年間は率先垂範して業務に取り組んでおり、
周囲のスタッフにとっても
良きリーダー役を務めてくれていました。

しかしここ最近はモチベーションの低下が顕著であり、
スタッフに対しても院長の人物面、診療面で
悪意のある発言を繰り返し
クリニック全体にとって
マイナスが大きくなってきてしまったのです。

院長自ら話しをしてみたり、
事務長役を務めている奥様も話してみたのですが、
今までとは違ってなぜか攻撃的な対応を取るのだそうです。
条件が不満だとか、
院長の診療が許せないだとか…。

いったい何があったのか?
これまでの貢献を無碍にもできないし、
早く今までのような姿勢に戻って欲しい。

そう院長と奥様は考えていたそうですが…。

こんな悩みを抱えていた院長ですが、
ある時に知人が企画、運営するパーティーに参加すると
そこに経営コンサルタントと名乗る初老の男性がいたそうです。

まるで好々爺のような佇まいに
何となく親近感を持ってしまったH先生。

つい現状クリニックが抱えている悩みについて
話してしまったのだそうです。

その時には私ならこうしますというアドバイスを
いくつか頂いたくらいだったそうですが、
その会合の別れ際に1度クリニックにお伺いしましょうか?と聞かれ
つい、是非お願いしますと言ってしまったそうです。

後日、その経営コンサルタントは
自社であればどういうサポートができるか?の資料を持ってきて
いかに自分達がクリニックの人事管理に長けているかを
訥々と説明したそうなのです。

しかも月額の費用はそれほど高くなく、
これならいいかもしれないなあと考えたH先生。

ちょっと前向きに考えようと思って
経営コンサルタントの方にはその旨を伝えたそうです。

すると翌日に契約書が送られてきて
署名捺印して返送したそうなのですが、
その際に必要な資料も合わせて送るようにとの事で
スタッフ達の履歴書や賃金台帳等
人事に関する資料も一式送ったそうで…。

するとその翌々日には請求書が送られてきました。

H先生が聞いていたのは
毎月〇万円で、
別途クリニックに足を運ぶ際には
別途出張費が〇万円掛かるとの話しでした。

しかし送られてきた請求書には、
手付金とコンサルティング費用として
なんと数百万円単位の金額が請求されていたそうです。

こんなの聞いていないと腹を立てたH先生。

慌てて経営コンサルタントの方に連絡をすると、
これは今週中にお支払い下さい。
そうでないと今回の話しはなかった事にします。
毎月の費用はコンサルティング契約であり、
今回のような大掛かりなスタッフの採用、教育、入れ替えが
発生する仕事は当然別途の費用が掛かります…と言うではありませんか?

怒り心頭のH先生。
しかしすでにスタッフの人事資料なども送ってしまっており、
なおかつ今回の話しはなかった事にすると言われてしまい
それは困ると焦ってしまったそうなんですね。

今週中の期限も焦燥感に拍車を掛けて、
つい振込をしてしまったのだそうです。

それから数日後…。
どう考えてもおかしいと思いながら
もしかしたら自分は騙されたのかもしれないと思ったH先生。

以前お世話になった開業コンサルタントの所に相談をしてみると、
H先生、それは限りなく詐欺に近いですよ。
本当にその方に依頼していいんですか?と言われて驚きました。

結果的にはその開業コンサルタントに弁護士を紹介してもらい
支払い済みの金額は取り戻す事ができたのですが、
その過程においてもてんやわんや…。

後から知ったのですが、
その初老の経営コンサルタントは業界でも評判の悪い方で
他にも裁判をいくつも抱えているとか…。

いい人に見えたんだけどね…と苦笑いしながら振り返るH先生。

旧知の開業コンサルタントには、
・事前に説明していないフィーを乗せる。
・期日を指定して早急に振り込ませる。
・役務の提供をする前に一括で振り込ませる。
これらは相当に危ないと思って下さいね。

まともな業者ならこんな事はしませんから…と言われ、
確かに…今回は本当に危なかったと反省しきりのH先生。

あのまま逃げられてもおかしくなかったし、
スタッフ達を全員敵に回しかねなかった。

途中で気づいて良かった…と
ホッと胸をなでおろすH先生でした。

<過去のコラムもご覧下さい!>

準備・計画なきままに開業を進めてしまって…。

開業時にコンサルタントフィーをケチった結末…。

開業準備…業者はみな談合しているのか?

 

 

エージェントが破談にした!?

医師転職失敗事例

 

もうすぐ40歳になる事もあり、
医師としてのキャリアアップを志すI先生。

医師転職失敗事例

まずは情報収集からと考えて、
以前からの知人であるエージェントに声を掛けてみました。

社長が知人であったのですが、
多忙との事で部下の方と面談する事になったそうです。
(もうこの時点でどうか?と思ったようですが…)

I先生としては、
現状の転職マーケットについてや
自分のキャリアでどんな選択肢があるのか?について
幅広く聞きたかったそうですが、
担当者はI先生の希望条件を聞くなり
おもむろにいくつかの求人を見せてきたそうです。

しかも、このようなペーパーではわからない点も多いでしょうから、
1度見学に行ってみるといいですよ…との事。

そんなもんかな…。
そう思いながらもI先生は
見せられた求人の中から
しいて言うならこれかな…という所を知らせると
見学に行ける日はありますか?と
一気に日程調整まで進めてきます。

翌日には〇日に見学が決まりましたと連絡が来ました。

おいおい、こんなスピーディーなの?
自分はじっくりと考えたいんだけどなと思いつつも
まあ見学だけならいいか…と。

見学日当日、今度は担当者ではなく、
元々の知人であった社長が付き添ってくれました。

それは有難かったのですが、
院長や事務長とも初対面のようで
どうも関係性ができていないのが気になります。

面接中もひと言も発する事なく、
自分が答えにくい質問にも
黙って隣で座っているだけです。

院内の見学ではあろうことか、
I先生よりも医療機器に興味を示し、
ほったらかしにして事務長と話し込んだり…。

何なんだよ、こいつ…と思っていたのですが、
挙句の果てには帰り道に、
「I先生、もうここで決めましょ!
この病院さんすっごくいいですよ!」とまで
行ってきます。

正直I先生は、まあ普通の病院だなとの印象だったので
他にないならしょうがないけど、
いきなりここに決めるなんて気は毛頭なく…。

翌日からは社長のここに決めて!連絡が
しつこいほどに入ってきたそうです。

でもその気のないI先生はノラリクラリ…。

他に良い所はないかなあ?と言うものの
社長は絶対にここがいい!と。

元々の知り合いだけに、
あまり無下にできないところもあり、
しかもそこまで言うのだから
自分が気づいていないメリットもあるのかなと
段々とI先生も仕方がないな…という気になり始めて…。

具体的な条件とかはどうなんですか?と
社長に尋ねると、
お任せ下さい!しっかり交渉します!との事。

それなりの高条件が出たら
しょうがないか…と半ば根負けしたI先生。

しかし数日後に社長から連絡が入ると…
「I先生、あそこはやっぱり止めましょう。
 交渉すればするほどダメな点が見えてきました」。

はあ?
その気のない自分を口説いたくせに、
今後はやっぱり止めましょう?ってか。

納得できないI先生は、
その病院の事務長に電話をしてみました。

すると…
「私どもとしてはI先生にはお越しになって頂きたいのですが、
 仲介の紹介会社があまりにも高額な年俸を求めてくるので
 残念ながら見送るしかなくて…」

自分はそんな高額な給与は求めておらず、
できたら今よりもちょっとでも上がれば…と考えておったのですが、
「さすがに当院では〇〇円はお支払いできません」
え!自分の求めている水準よりも全然高いではないか?

それを事務長に伝えると
「紹介会社は先生の初年度年収の〇%が報酬ですから
 高ければ高いほどに儲かりますからね」

はあ?だからって自分の希望より
全然高い水準で交渉をして破談にするって
いったい全体どういう事なんだ?

腹立たしく思ったI先生は、
その社長と共通の知り合いである仲間の先生に聞いてみると…

「ああ、あの社長はがめついからね。
 犠牲になった医者はかなり多いみたいよ。
 あそこはイベントで利用するだけ。
 転職で使うのは止めた方がいいよ。」との事。

マ・マジか…。
何かおかしいなあと思ったんだよ。

まあでもそうなら他の会社に声掛けよう。
むしろ決まんなくて良かったかも。

そう思い直すI先生でした。

 

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年収アップを実現して医師としての魂を売る!?

他社には声を掛けないで下さい!という脅し…。

こ・こんな若造に何がわかるんだ!?

 

 

転職サイトに登録するのはコワイ!という医師…。

医師転職サイト

 

40代前半のN先生。
大学医局を離れてから8年が経ちますが、
ずっと同じ市中病院に在籍していました。

医師転職サイト

居心地が良くて長くいたものの、
さすがに最近は慣れというか、惰性というか、
ちょっと緩くなっている自分に気づいて、
ここらで一念発起、キャリアアップを考え始めました。

しかし今の病院は大学の先輩に誘われて入職したので
いわゆる転職活動をした事はありません。

若い医師に聞くと、
最近は紹介会社、エージェントを
みんな利用してますよと言うので
そうか…と思い、
WEB上でどこがいいか探し始めたのだそうです。

N先生としては、
転職活動自体が未経験だった為に
やっぱり手厚いサポートを受けた方がいいのだろうなと考えて
大手と思われる医師の紹介会社に問合せをしたのだそうです。

するとすぐに電話が掛かってきて、
N先生のご希望にピッタリの求人がいくつもあります。
何件かご案内したいので
早急にお会いしましょうとの事でした。

急な展開に慌てたN先生。
でも近くまで来てくれるとの事でしたので
翌日の診療後にアポイントを取りました。

担当者とお会いしてみると、
自分より全然若い方で
この人で大丈夫かなあというのが第一印象だったそうです。

案の定、おざなりにN先生の希望を伺って、
その後は持参した求人票を見せながら
ここはいい!あそこはいい!と
とにかく求人の説明を中心に
早くどこかを受けさせようとするのだそうです。

転職活動に挑むに当たって、
もっといろんな相談をしたかったN先生ですから
そんな急にどこかを受けろと言われても
戸惑うばかり…。

取り急ぎその日は検討するという事で
頂いた求人を持ち帰ったのですが、
帰宅してからじっくり見てみても
正直どれがいいのかわかりません。。。

翌日も担当者から電話が掛かってきて、
どれにしますか?と問われるも
いや、正直この中には受けたい所はありませんと
素直に答えたそうです。

するとすぐに他をご案内しますと
翌日から毎日のようにメールで求人が送られてきて
相変わらずどれもピントがズレていたようです。

診療中だというのに
全然気にする事なく電話を掛けてくるし、
さすがにN先生も選ぶ会社を間違ったかもしれないと
電話も出ず、メールも確認しなくなったそうです。

致し方ないので他の会社も当たってみたのですが、
他もほとんど同じ状況で
とにかくしつこい、そして求人案内ばかり…。

頻繁に電話が来るし、
メールは毎日のように来るし、
N先生は段々と怖くなってきて
登録した事すら後悔しつつあり、
ちょっとノイローゼ気味にもなったのだそうです。

にっちもさっちも行かなくなったN先生は、
前述の若いドクターに聞いてみると
そういう事なら良いエージェントがいますよ、
自分も相談に乗ってもらってますけど
無理に転職させようとしないし、情報通だし、
ご紹介しますよとの事で
そのエージェントとお会いしてみる事に…。

ぜ・全然違う…。レベルが違う…。

N先生は結果的にこのエージェントと共に
転職活動を進めていき、
満足できる医療機関を見つけたそうです。

それからはその後輩ドクターに感謝の日々だそうで…。

あのまま転職してたら
きっと自分は転職に失敗していただろう。
流されなくて良かった。

やはり実力と経験、知識のある人と
タッグを組まなきゃいけないね~と
今は心から笑えるN先生でした。

<過去コラムもご覧下さい!>

自分自身の将来ビジョンは?

信用が置けるエージェントと置けないエージェントの使い分け!?

ダミー求人に騙された!

 

 

クリニックの譲渡を約束していたのに…。

雇われ院長クリニック譲渡

 

ある医療法人の分院にて
院長を務めてきたH先生。

なんと丸10年にもなります。

雇われ院長クリニック譲渡

最初の1年くらいは
実はかなりご苦労をなさったそうですけど、
誠実な人柄と丁寧な診療を実践してきたH先生は
地域住民から支持されて
それ以降は順調に来院患者を増やし
安定的な経営をされてきたそうです。

そもそもこの医療法人には
同僚のドクターからの紹介で入職したのですが、
最も魅力的だったのは
「10年後には希望すればクリニックを譲渡する」
という事だったのだそうです。

ちょうどH先生はその頃、
クリニック開業もいいかな?と考えており
ただ資金的な余裕がないので躊躇していたそうなんです。

譲渡してもらえるならこれ幸いだ…と思い、
理事長とも気が合いそうなので
分院の雇われ院長というポジションを受けたようです。

H先生としては、
頑張った結果としてクリニックを譲渡して貰えるなら
それはやりがいにもなるし、
自分にとってリスクがないので
挑戦してみる価値があると考えたそうです。

と・ところが…。

H先生としてはこの10年間、
法人に対して貢献した自負はありますし、
経済的な利益も与えた自信があります。

よって丸10年が経過した時点で、
理事長に対しクリニックの譲渡を申し出たそうです。

理事長は、そうか、じゃあ1億円で譲渡しようと
驚きの発言をされたんだそうです。

え!お金が掛かるなんて聞いてないし、
10年やれば譲渡するって言ってたじゃないか。

憤りを持ったH先生ですが、
理事長がそういうならどうする事もできません。

知人の医師に相談してみても
よくあるパターンだよね…としか言わず
アドバイスらしきものは出てきません。

契約書は締結しているものの
クリニックの譲渡について明言している箇所はなく、
法的手段に訴える事もできなさそうです。

H先生は何度か理事長と話し合いをしてみたものの
今までの貢献は認めるけれども
法人として無償でクリニックを譲渡するとは言っておらず
繁盛クリニックを譲渡できるのだから
それなりの金額を支払うのは普通ではないか?と…。

まあそうかもしれないけど
その価格が1億円となると
そんじょそこかの事じゃ支払えないでしょう。
多少なりとも減額を…と伝えても埒が明かないそうです。

1度譲渡を切り出してしまったので
そのまま法人に残るという選択肢も取りずらくなってしまい
結局は退職する事になってしまったH先生。

今までの苦労や努力が水の泡になってしまい、
いったい自分の10年間は何だったんだ…と途方にくれながら
この後をどうすればいいのか?

どう考えたって大失敗だったよな…と
猛省しながらも諦めきれないH先生でした。

<過去のコラムもご覧下さい。>

医療法人の経営者が激変した…。

安易に雇われ院長の誘いに乗って大失敗!

院長にあこがれて…。雇われ院長大失敗!

 

 

医師を商品のように扱うエージェント…。

医師転職開業エージェント

 

転職するか、
雇われ院長の仕事を探すか、
それともクリニックを開業するか…。

医師転職開業エージェント

40代も半ばになり、
医師人生の大きな転機として
真剣にお悩みになっていたS先生。

いずれの選択肢にもメリット、デメリットがあるので、
S先生としては自分に合うのはどれか?
いろいろ思い悩んでいたそうです。

数日経つと考えも変わったりして、
このままでは埒が明かないと考えて
エージェントに相談してみる事にしたそうです。

転職と開業の両方の相談を受ける事のできるエージェントは多くなく、
ようやく探し当てた会社は、
医師に対して友達のような存在になる事を謳っており、
私にはこういうエージェントが合うかも?と思い
問合せをしてみたのだそうです。

早速アポイントを取り、
エージェントとの待合せ当日。

女性と男性の担当者でしたが、
お2人とも自分と近い年代だったので
最初は安心して話し始めたそうです。

し・しかし…。
どうも違和感を感じるようになってきました。

自分の質問をはぐらかしたり、
言いにくい事は誤魔化したりというのを
会話の中で何となく感じるたのだそうです。

そして決定的だったのは、
転職だったら求人を何件か投げますんで
その中で選んで面接に行けば良いですし、
開業だったら開業物件を何件か投げますんで、
その中で選んで見学に行ってみればいいんですよ。

やはり実際に動いてみないと中々わかりませんし
うちは求人も物件も数多くありますから、
その中でS先生が選んでもらえれば
うちも儲かって嬉しいですしね。
明日から希望に合うようなものをどんどん投げますね。

そうエージェントは言ったそうです。

え、私はあなたたちを儲けさせるための存在なの?
別に求人や開業物件をたくさん見たい訳じゃない。
自分が転職した方がいいのか?
雇われ院長や開業を目指した方がいいのか?

何かアドバイスをもらって決断しようと思ったのに
求人や開業物件だけで決めろって言うの?

私はもっと相談に乗ってもらって、
いろんな事例などを聞いて、
アドバイスをもらいながら決めたいのに…。

これって私は商品みたいなもので、
右から左に流すだけなの?
ただ求人や物件とマッチングするだけで、
それ以上でも以下でもないってこと??

そんな事を考え始めると
このエージェントとはもうやり取りをしたくなくなり、
連絡は拒否したのそうです。

また振り出しに戻ってしまったS先生。
ところが転職、開業の両方をこなすエージェントを他に見つけ、
その担当者とお会いしてみると…。

前回とは全く違い、
S先生の考え、気持ち、背景をよく聞いてくれ、
多くの事例を教えてくれたり、
様々なノウハウを授けてくれて、
決断するに当たってのアドバイスを親身になってしてくれます。

それから半年後、
まずは開業に向けた経験値アップを目指して
新しい勤務先で働き始めました。

開業資金を貯めながら
少しずつ経営者として経験を積んでいます。

自分のキャリアの道筋が見えて、
毎日が充実しているそうです。

最初のエージェントは何だったのよ…。
まあ次に良い方と出会えたから良かったけど。

医師を商品のように扱う会社。
S先生は今でもこのエージェントには腹を立てているようです。

<過去のコラムもご覧下さい!>

そ・相談できないコンサルタント…。

信用が置けるエージェントと置けないエージェントの使い分け!?

WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!

 

 

は・話しが違うじゃんかよ…開業を支援してくれるって言ったのに…。

騙しのクリニック開業支援

 

随分前からいずれ自分の城を持ちたい。
自分のクリニックを開業したいと考えてきたX先生。

ついに時は熟したと考え、
開業準備を進める決意をしたのでした。

騙しのクリニック開業支援

今までクリニック開業に関わる書籍や
名経営者と呼ばれる経営本を
何冊も読み込んできました。

知識はそこそこ身に付けた自信があります。

さらに具体的な話しを聞こうと
開業セミナーにもいくつか参加しました。

その中で確信が持てたのは、
どういう人を右腕とするのか?
パートナーにするのかは相当に重要だという事です。

それからは開業セミナーに参加しても、
この人は自分のパートナーに相応しいか?という視点で
相手を見るようになったそうです。

また先輩開業医や同僚たちからも情報収集して、
評判の高い開業コンサルタントや業者がいれば
時間を作って話しを聞きに行っていたそうです。

その中で現れたのが、
とある企業の代表取締役社長。

知人のドクターから紹介してもらった
ある業者さんを通して繋がったそうです。

かなり羽振りが良さそうで、
着ているもの、身に付けているものを見ても、
相当の資産家である事がわかります。

ビジネスも不動産、金融をはじめとして
様々なサービス業も手掛けており、
いくつか介護事業所、高齢者住宅なども展開しているようです。

X先生はその社長の自信満々の話しぶりに圧倒されたそうですが、
繋いでくれた業者さんの手前、
こちらも強気で行かなきゃ…と考え、
今後自分はクリニックを開業する事、
他にはない差別化ポイントのあるクリニックである事、
すでにコンセプトを固めて準備をスタートさせている事などを
話したそうです。

するとその社長は気に入った!
X先生にその気があるなら
資金は自分が融通しよう!
一緒に今までにないクリニックを作ろう!という
思いも寄らない事をおっしゃるではありませんか…。

X先生はさ、
診療に専念すればいいさ。
資金は私が提供するし、
経営に関する面倒くさい事は
私のスタッフにやらせればいい。

そうすればX先生も借金を抱える事もないし、
最初から資金が豊富にあれば
やりたい事をやれるでしょう。

X先生にとっても悪い話しではないと思うけどな。

う、う~ん、た・確かに悪い話しではない。
でもなあ、初対面の人を丸ごと信用していいのか?
社長を繋いでくれたこの業者だって、
先々週に1度お会いしただけだし。

話しが上手すぎると言えば上手すぎるよな…。

悩ましい話しではあるものの、
リスクのない開業、
最も不安な経営的な部分をサポートして貰えるのは
そりゃ実に有難い…。

どうせやるなら一等地がいいよな。
やっぱりクリニックも人が集まる所じゃなきゃいけないだろうから、
新宿がいいか、銀座か、新橋か…。

やはり検査機器も充実した方が患者は来るよな。
内装もその辺のクリニックとは違って、
グッと豪華にして患者が集まるものにしたいよな。

それでも1億くらいあれば
充分に良いクリニックが作れるだろう。

X先生のコンセプトなど素通りして
勝手にどんどん話しが進んでしまいます。

うむむ…、どうすりゃいいんだ?この展開。

挙句の果てにはその日は立派な料亭で接待を受けて、
社長はX先生に何度も握手を求めてきます。

帰宅後、これでいいのか?と思いつつも
資金的な問題、経営の問題がクリアされるなら
こういう出会いは大切にした方がいいかも…と
考え始めたX先生。

し・しかし…。
話しはそこでストップしました。

次回は翌月にミーティングを行う事になっていたのですが、
社長のスタッフから延期の連絡が入ったのです。

そしてその後は連絡が来ませんでした。
風の噂で聞いたところによると、
その社長のビジネスは破綻したとか…。

売上も大きいけど
かなり大きな借金を抱えていて、
台所は火の車であって、
起死回生の一手として
クリニック経営に乗り出そうとしていたようです。

ところがそこまで持たず
全ては頓挫したようで…。

X先生としては、
あ・危ねえ…。

もし話しが進み始めてから
急に頓挫したらとんでもない事になってたぞ。
だいたい資金を提供するなんて
そんな甘い話しがある訳ないよな。

このまま進んだとしても、
開院後のどこかで何かあったに違いない。

いかんいかん…。
こういう話しに乗っかってはいけないんだ。
もっと地道にコツコツとやらんと。

話しが違うじゃねーかよ…という憤りはあるものので、
これで良かった…とも思うX先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

業者に翻弄されてご自身の夢は叶えられず…。

あいつが成功したんだから自分も開業して成功したい!

ずっと開業準備をしています…。

 

表面上の求人内容で判断して大失敗!

医師転職失敗事例

 

良くも悪くも医師の求人はあちこちで見掛けますね。
これだけのボリュームがあると
その質は心許ないと言えるでしょう。
悪貨は良貨を駆逐してしまうんでしょうかね…。

医師転職失敗事例

大学医局に丸10年在籍したK先生。

研究や教育もやりがいはあるけれど
何より臨床が好きなK先生ですから、
そろそろステップアップしたくて
退局を検討されています。

同期や先輩方は大学で学べる事も多いぞと言ってくれるけど、
確かにそうだと思うけれど、
K先生としては自由な環境に自らを置き、
大学の力ではなく、自分の力で羽ばたきたかったそうです。

そこで求人誌や求人サイトで
自分に合いそうな求人を探し始めたのですが…。

求人誌はとにかく情報量が少なくて、
ご自身で病院名で検索を掛けて
イチイチ病院のホームページをチェックしなければならず、
病院のホームページに辿り着いても
一般的な概要しか手に入らず、
どうも判断材料に欠けると言わざるを得ません。

これでは求人誌ってのは無理だなあと思い、
求人サイトで研究してみる事にしました。

しかし求人サイトの場合は、
病院が直接サイト運営者に求人を出しているケースは
それほど多くないようで、
その大半が紹介会社経由の求人のようで
K先生はどうも信頼性に欠けると感じたそうです。

しかし求人誌や求人サイトを除外してしまうと
どうにもこうにも情報が入ってこないので
致し方なく求人サイトを利用して、
少し関心のある求人を出している所に
問合せをしてみたのだそうです。

4件あったそうですが、
うち3件は紹介会社経由で、もう1件は病院直接。

すると翌日には紹介会社の3社は連絡が入り、
求人のご説明も兼ねて是非お目に掛かりたいとの事。

そのやり取りの中で最も丁寧な担当者1名と
取り合えずアポイントを取ってみました。

面談日当日、
担当者の女性と、その上司らしき方が待っており、
その求人の説明を受けたのですが、
サイトに掲載してある情報以上の事はなく、
少し残念に思う結果でした。

K先生としては、
在籍医師がどんな方々であり、
どんな業務分担になるのかなどを知りたかったのですが、
具体的な話しは病院に見学に行ってからとの事で…。

見学に行くかどうかを決めるに当たって
必要な情報だと思うんだけどな…とK先生は思うものの
情報がないなら致し方ありません。

持ち帰って検討するか…と考えていたのですが、
帰り際に上司からひと言、
もし他社さんにもお声を掛けするのでしたら
弊社はサポートできませんのであしからず…と。

はあ?
独占じゃなきゃやんないって事?
やっぱ大手さんは図々しいねえ~。

もうこのひと言でK先生は
この会社はダメだ…と判断しました。

相変わらず病院からは連絡すらなく、
しょうがないのでもう1社紹介会社とアポを取ると…。

今度は20代半ばの元気な若い男性が担当者です。

先生、これはどうっすか?
こっちはいいんじゃないっすか?と
いろんな求人を提案するのですが、
こちらの気持ちを全然わかろうとせず、
あくまでも求人を選ばせようとしています。

う~ん、ここもダメだ…。
ありきたりの情報ではなく、
内部をよくわかっている人の情報でないと
話しにならんな…と考えたK先生。

待ち望んでいた病院からようやく連絡が入りましたが、
どうぞご見学にいらして下さいとの事。

だから見学に行くに当たって
知りたい情報があるんだよと思いつつ、
いくつか質問事項をメールで投げてみましたが、
1週間経っても返事は来ず、
ようやく10日ほど経った頃に返事は来ましたが、
質問の答えになっておらず、
どうぞ見学にいらして下さいというスタンスは変わりません。

ここもダメだ…と思ったK先生。

しょうがなく3社めの紹介会社と会ってみると、
K先生でしたらサイトに掲載していた求人よりも
弊社の非公開求人であるこちらの方が良いのでは?と
興味深い提案をしてくれたそうです。

非公開なので
現段階でお伝えできる情報には限りがあるのですが…と
頂いた情報はやっぱりK先生にとっては不足と思う概要ばかり。

しかし非公開だから致し方ないかと考えたK先生は、
こちらに見学に行ってみる事にしたそうです。

紹介会社の担当者は当日は不在で、
K先生1人で病院に伺うと、
院長、事務長との面談でした。

直接聞きたい事は聞けたけど、
正直、ピンと来なかったK先生。

翌日、担当者から連絡が来て、
K先生、内定が出ました!
しかもすっごく高条件でオファーしてくれてます!
これはもうここに行くしかありませんよ!
と言うではありませんか…。

君は現場に来なかったし、
僕がどう思ってるかも知らないで、
まあいけしゃあしゃあと良く言えるわな…と苦笑しつつ
申し訳ないけどお断りしますと伝えました。

それでもしつこくここに決めましょうと言うので
腹立たしく思ったK先生は
会話中に電話をプチっと切ったそうです。

とは言え途方に暮れつつあったK先生。

こんだけ失敗を重ねた結果、
少し前に紹介会社を使って転職した同僚と話しをすると…
まあ大抵の紹介会社なんてそんなもんだよ。
自分が付き合ってる所は段違いだよと言うので
紹介して貰うと…。

もう全く段違いだったそうで、
K先生はこの同僚の先生から紹介してもらった
エージェントで転職先を決めたそうです。

情報量が段違い、
単に求人紹介だけでなく、
こちらの将来まで考えてくれるし、
何を聞いても参考になる答えが返ってきた。

事例やノウハウを
とんでもなく持っていて、
こういう事例があったとか、
こうして成功した先生がいるなど、
K先生がなるほど…と思う情報が数多くあったそうです。

んったく、何社も会ったのに無駄だった。
最初からこの人と会ってれば
余計な時間を取らなくて良かったのに…。

まあでも会えて良かったと
ほっと胸をなでおろすK先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

自分自身の将来ビジョンは?

その転職の目的は何ですか?

 

 

安易に雇われ院長の誘いに乗って大失敗!

雇われ院長転職失敗

 

40代も半ばに入り、
そろそろ大学医局を離れる事を考え始めたL先生。

別に大学に大きな不満があった訳ではないですが、
あと10年、20年と今の働き方をするのは厳しいし、
すでに医局を飛び出した先生方も
楽しそうに仕事をしているので、
自分も近い内に考えたいなあと思っていたそうです。

もちろん急ぐ訳ではないし、
教授や同僚の先生方には内緒にしていたそうですが、
出入りの業者などには
どっかいい仕事ないかね~と軽口を叩いていたようです。

そんなある日、
それなりに関係を気づいていたMRさんが
「L先生、先日の転職先の件ですが、
知人の医療法人が分院の院長を探しているそうなのですが
もし興味があればお話しだけでも聞いてみませんか?」
と声を掛けてきたのです。

雇われ院長か…。
まあ条件次第では悪くないかなと考えたL先生は
そのMRに
いい話しだったら聞いてもいいけど
と答えたのだそうです。

すると翌日MRから連絡が来て、
医療法人の事務長がL先生なら
是非ともお会いしたいと言ってます、との事です。

まあ話しぐらいならいいかと思ったL先生。

後日、事務長とお会いしてみると、
L先生のような方に院長に就任して頂きたいのです!
給与はここまで出します!
診療に専念できる体制を作ります!
事務やスタッフ募集などバックアップはお任せ下さい!
理事長も是非ともL先生に院長になって欲しいと言ってます!

とL先生も驚くような熱い思いをぶつけてきます。

そんなにまで自分の事を…と
ちょっと感動してしまったL先生。

新規開業するようなリスクもないし、
条件面は今よりかなり良くなるし、
当直からも解放される。

理事長と会ってみて良さそうならいいかも…と考え、
後日理事長ともお会いしてみると…。

自分よりもひと回りも若い先生です。
医師というよりもビジネスマンのような雰囲気。

でもこういう人だからこそ経営が上手いんだろうなと
L先生はもう前向きになっています。

理事長からも是非L先生のような方に
院長になって欲しいと頭を下げられて、
いえいえこちらこそよろしくという事で両者握手。

それから半年後にL先生は院長に就任。

しかし…。

新規開院と聞いていたけど
クリニックは何だか古めかしいのです。

どうやら新規は新規だけど、
もともと医療法人が承継したらしいです。

しかもスタートアップ時とはいえ
スタッフは看護師1名、事務1名の最低限の布陣。

もっと華々しく開院すると思っていたけど、
こんなもんなのかな…と自分を納得させるL先生。

初日の来院患者は4名でした。
翌日、翌々日、その翌日…。
10名をなかなか超えません。

これはマズいんじゃないか?と思いつつも
マーケティングは本部にお任せ下さいと言われていましたので
L先生は様子見をしていました。

1カ月が経ち事務長と話しました。
ちょっと思うように患者が増えない。
何か宣伝広告などをした方が良いのではないか?と提案すると
今はまだその時ではない。
もう少し患者が増えて売上が立たないと
法人としても難しい…。

え、売上を上げるために宣伝広告するのに…。
このままで患者が増えるとも思えない。

少ないながらも来院してくれた患者を大切に、
じっくりと時間を取って話しを聞くL先生。

すると地域性が段々とわかってきました。

この周辺には同科目の繁盛クリニックが3院あり、
3院はいつも混んでいるとの事。

自院に来院するのは混むのが嫌な患者さん。
待つのが嫌だからここに来てると。

ただ他の3院は混んでいるけど
院長の人柄や診たてが良くて
この辺りでは非常に評判が良いそうです。

う~ん、地域の事までは調べなかったけど
こりゃなかなか苦労しそうだぞ。

しかしできる事はあまりありません。
テナントビルの1階に手作りのチラシを置いてみたりしたけど
効果はあまりありません。

出入りの卸業者に聞いてみると、
この場所は視認性が悪くて、
広告を打たないと厳しいんですよね…。
前の院長も患者が来なくて閉院したところを
理事長が買い取った次第で…。

な、なるほど。
閉院したクリニックを買い取ったのか。

段々と事情がわかってきたL先生。
これは本腰を入れて取り組まないと
とんでもない事になるぞ…と考えて
事務長に直談判。

患者を増やしたい。
法人に貢献したい。
だから宣伝広告の予算を頂きたい。

L先生は自分の考えたプランを提案して
熱い思いをぶつけましたが、
事務長は焦らずやりましょう…との事。

う~ん、どういう事なんだ?

やる気満々のL先生をないがしろにする法人。
普通では考えられません。

何とか毎日10名前後の患者さんに
お越し頂けるようにはなりましたが、
これでは損益分岐点に届きません。

悶々とする日々を過ごすL先生。

やっぱりあそこは上手く行かないか。
早めに閉院した方がいいかもな。
そんな噂話も本部筋から聞こえてきます。

どうすりゃいいんだ…。
安易に話しに乗ってしまった事を後悔するL先生でした。

<過去コラムもご覧下さい!>

医療法人の経営者が激変した…。

聞いていた話しと全然違う~!

開業を目指したプランニング…。

 

 

ダミー求人に騙された!

紹介会社ダミー求人

 

40代後半のY先生。
今の病院の在籍期間も長くなってきて、
そろそろ新しい職場でキャリアアップしたいと
考えるようになってきました。

医薬品情報を収集する為に会員になっている
某サイトの求人ページを見ていると、
まさに自分の希望にピッタリ、
かなり良い条件の求人が見つかったそうです。

これ幸いと思ってサイト経由で問合せをすると
この求人はサイトの協力企業の案件との事で
ある紹介会社から連絡が入りました。

なんだ、会員になっているサイトだから安心していたのに
エージェントの案件かよ…と思いながらも
希望にピッタリの求人だっただけに
無碍にはできないと考えたそうです。

電話口で先方の担当者に
これはどこの病院ですか?と聞いたのですが、
医療機関側から内密に動いて欲しいと言われておりますので
お会いした時にお答えさせて頂きますと言うではありませんか。

そんなもんか…と思ったY先生は
憮然としながらも致し方ないので担当者と会う事にしました。

待合せ場所に行ってみると、
若い男性とその上司らしき人がいました。

挨拶もそこそこにY先生は、
それであの求人はどこの病院ですか?と聞いたのですが、
先方はしどろもどろになって、
Y先生の今回の転職の動機は?とか、
どんなご希望なんですか?と質問してきます。

カチンと来たY先生は、
まずこちらの質問に答えて下さいと言うと
〇〇病院ですと教えてくれました。

が、〇〇病院は今の勤め先の病院の前に
Y先生ご自身が勤めていた病院です。

それは伝えずに詳細を聞き出そうとすると…
ケッ、言ってる事は嘘じゃねーか、
そんな病院じゃないよ、あそこは…。

Y先生は話しを聞けば聞く程に腹が立ってきて、
その病院の事は良く知っているんですけど
内容が全然違いますよ…と言うと
先方はえ!と驚きました。

どういう事でしょうか?と聞くと
実は〇〇病院ではなくて…
はあ?じゃどこですか?
もうその後は何もしゃべれませんでした。

この求人はどこの病院ですか?
本当に存在するんですか?

申し訳ございません…。
ダミーの案件です。
他にいくつも良いものがございますので…。

はあ?ダ・ダミー?
そんなんありかよ…。

当然、Y先生はその場を立ち去りました。

ヒドイ話しだなあ。
こんな事ってあるんだなあ。

Y先生はサイト経由の転職支援の怖さを
まざまざと思い知らされたのでした。

 

<過去コラムも合わせてご覧下さい!>

求人情報ってどうやって探せばいいの?

こんな高条件はないと思っていたのに…。

WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!