エージェントが破談にした!?

 

もうすぐ40歳になる事もあり、
医師としてのキャリアアップを志すI先生。

医師転職失敗事例

まずは情報収集からと考えて、
以前からの知人であるエージェントに声を掛けてみました。

社長が知人であったのですが、
多忙との事で部下の方と面談する事になったそうです。
(もうこの時点でどうか?と思ったようですが…)

I先生としては、
現状の転職マーケットについてや
自分のキャリアでどんな選択肢があるのか?について
幅広く聞きたかったそうですが、
担当者はI先生の希望条件を聞くなり
おもむろにいくつかの求人を見せてきたそうです。

しかも、このようなペーパーではわからない点も多いでしょうから、
1度見学に行ってみるといいですよ…との事。

そんなもんかな…。
そう思いながらもI先生は
見せられた求人の中から
しいて言うならこれかな…という所を知らせると
見学に行ける日はありますか?と
一気に日程調整まで進めてきます。

翌日には〇日に見学が決まりましたと連絡が来ました。

おいおい、こんなスピーディーなの?
自分はじっくりと考えたいんだけどなと思いつつも
まあ見学だけならいいか…と。

見学日当日、今度は担当者ではなく、
元々の知人であった社長が付き添ってくれました。

それは有難かったのですが、
院長や事務長とも初対面のようで
どうも関係性ができていないのが気になります。

面接中もひと言も発する事なく、
自分が答えにくい質問にも
黙って隣で座っているだけです。

院内の見学ではあろうことか、
I先生よりも医療機器に興味を示し、
ほったらかしにして事務長と話し込んだり…。

何なんだよ、こいつ…と思っていたのですが、
挙句の果てには帰り道に、
「I先生、もうここで決めましょ!
この病院さんすっごくいいですよ!」とまで
行ってきます。

正直I先生は、まあ普通の病院だなとの印象だったので
他にないならしょうがないけど、
いきなりここに決めるなんて気は毛頭なく…。

翌日からは社長のここに決めて!連絡が
しつこいほどに入ってきたそうです。

でもその気のないI先生はノラリクラリ…。

他に良い所はないかなあ?と言うものの
社長は絶対にここがいい!と。

元々の知り合いだけに、
あまり無下にできないところもあり、
しかもそこまで言うのだから
自分が気づいていないメリットもあるのかなと
段々とI先生も仕方がないな…という気になり始めて…。

具体的な条件とかはどうなんですか?と
社長に尋ねると、
お任せ下さい!しっかり交渉します!との事。

それなりの高条件が出たら
しょうがないか…と半ば根負けしたI先生。

しかし数日後に社長から連絡が入ると…
「I先生、あそこはやっぱり止めましょう。
 交渉すればするほどダメな点が見えてきました」。

はあ?
その気のない自分を口説いたくせに、
今後はやっぱり止めましょう?ってか。

納得できないI先生は、
その病院の事務長に電話をしてみました。

すると…
「私どもとしてはI先生にはお越しになって頂きたいのですが、
 仲介の紹介会社があまりにも高額な年俸を求めてくるので
 残念ながら見送るしかなくて…」

自分はそんな高額な給与は求めておらず、
できたら今よりもちょっとでも上がれば…と考えておったのですが、
「さすがに当院では〇〇円はお支払いできません」
え!自分の求めている水準よりも全然高いではないか?

それを事務長に伝えると
「紹介会社は先生の初年度年収の〇%が報酬ですから
 高ければ高いほどに儲かりますからね」

はあ?だからって自分の希望より
全然高い水準で交渉をして破談にするって
いったい全体どういう事なんだ?

腹立たしく思ったI先生は、
その社長と共通の知り合いである仲間の先生に聞いてみると…

「ああ、あの社長はがめついからね。
 犠牲になった医者はかなり多いみたいよ。
 あそこはイベントで利用するだけ。
 転職で使うのは止めた方がいいよ。」との事。

マ・マジか…。
何かおかしいなあと思ったんだよ。

まあでもそうなら他の会社に声掛けよう。
むしろ決まんなくて良かったかも。

そう思い直すI先生でした。

 

<過去コラムもご覧下さい!>

年収アップを実現して医師としての魂を売る!?

他社には声を掛けないで下さい!という脅し…。

こ・こんな若造に何がわかるんだ!?

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です