せっかくの新規開業なのに…院長室が狭すぎる…。

クリニック開業内装工事

 

念願かなってついに開業準備をスタートしたI先生。

信頼できる開業コンサルタントをパートナーとして、
希望の開業場所に良い物件も見つかりました。

税理士と共に事業計画を練り、
無事に銀行からの融資も決まりました。

開業コンサルタントが各業者さんを紹介してくれ、
順調に準備は進んでいます。

内装工事の打合せの際に、
I先生はスタッフルームを広くしたいという
希望を出したそうです。

一緒に働いてくれるスタッフには
気持ち良く仕事をして欲しいし、
休憩時間にゆったりして欲しいんですよ…との事。

この考え自体は素晴らしいと
コンサルタントも内装業者も賛成なのですが、
問題は限られたスペースの中で
どこかのスペースを広くすれば
どこかのスペースを狭くせざるを得ません。

ごく真っ当な思考回路をお持ちのI先生ですから…

患者さんにも待ち時間は落ち着いて欲しいから
やっぱり待合室は削れないよな…。

狭い診察室じゃ私自身も、スタッフも、患者さんも
診察しにくいから削れないし…。

処置室が狭いと患者さんも息苦しいし、
何より処置しにくいんじゃ話しにならない…。
レントゲン室はいかんともしがたいし…。

廊下が狭いと移動しにくいし…。

トイレは車椅子の方も使えるようにしたいし…。

いやはや他に削れるスペースはなく、
困り果てたI先生。

やはり院長室を狭くするしかありませんね。
という結論に至りました。

しかし…。
内装業者さんからは、
「I先生のお気持ちはわかるのですが、
そもそも院長室は必要最低限で設計してありますので、
これ以上狭くするとかなり圧迫感が出てきてしまいますよ…」と。

コンサルタントからも、
「開院して忙しくなると
院長がホッとひと息つけるエリアって重要です。
あまり院長室が狭いと
リフレッシュできる空間がなくなってしまいますよ」と。

I先生も、そりゃそうだよね…と思いつつ、
でも他に削れる場所がないんだよね…。

スタッフルームの拡大を諦めるか…
院長室を狭くするか…。

人の良いI先生、スタッフ思いのI先生。
院長室は狭くて構いません。
スタッフルームを広げて下さい…という結論を下しました。

コンサルタントも、内装業者も、
I先生が悩みに悩んで決めた事ですから、
尊重せざるを得ません。

設計をし直して、
I先生の確認を取り、
内装工事を着工しました。

それから約2カ月後…。
内装は完成しました。

受付周り、待合室、診察室、処置室…
う~ん、いい感じだ。

スタッフルームもゆったり広めて
これならみんなリラックスできるだろうと満足。

が、院長室…。
や・やはり狭い…。
小さな机と椅子を置いたら
それだけでいっぱいいっぱいだ…。

しかしこれは自分が決めた事なんだから
致し方ない…。

無事に内装工事の引き渡しは完了です。

多少のドタバタはありながらも
その後も開業準備は順調に進み、
ついに開院日を迎える事ができました。

初日から20名以上の患者さんにご来院いただき、
立ち上がりは順調です。

それから半年後…。
順調な開院でI先生はホッとされています。

コンサルタントも的確なサポートをしてくれて、
無事にここまで来れた事を感謝しています。

唯一の心残りは院長室…。
やっぱり狭くて圧迫感があって、
その点だけは後悔…。

まあ小さな事だし、
自分が我慢すればいいだけだしね。

こうして無事に開業できて、
患者さんにも来て頂いて、
スタッフも笑顔で働いてくれている。

何の文句もないよ。
ちょっと狭いけどね…と苦笑いのI先生でした。

 

<過去のコラムもご覧下さい!>

本当に開業準備を進めていいんですか?

どういう開業コンサルタントを選ぶべきか?

え!内装工事ってそんなに高いんだ!

 

開業コンサルタントはどんな人がやっているのか?

開業コンサルってどんな人

 

開業コンサルタントとひと口で言っても

様々な人達が参入しています。

 

開業支援自体をメイン事業としている所もあれば、

本業は別にあり、本業を栄えさせる為に

開業支援をやっている所もあります。

税理士、医療機器、医薬品卸など…。

 

また実際にコンサルタントとしてサポートする人達も

実に様々な経歴を持っています。

全く畑違いの業界から来た人もいれば、

医療業界ひと筋も人もいますし、

大手開業支援会社から独立した人まで。

 

普通に考えたらどうやって選べばいいのか…

わからないと思います。

 

その結果として…

 

糖尿病内科医として研鑽を積んできたS先生は

40代になったら開業しようと若い頃から

決めていたそうです。

 

そして実際に40歳の誕生日を迎え、

時機到来と開業準備を進め始めました。

最初に悩んだのが開業支援会社をどこにするのか?です。

 

WEB上でクリニック開業支援で検索を掛けてみると

かなりの社数が引っ掛かります。

 

いくつかのホームページを見て、

ここかな~…と

何となくの雰囲気で決めた会社に問合せをしてみると

すぐに担当が1度打合せしましょうという事で

アポイントを取りました。

 

実際にお会いしてみると

多少強引な所もあるけどまあ悪くはなさそうです。

その企業にお願いする事に決めました。

 

ところがいくつかの開業物件を案内されても

どうもピンと来ない…。

それどころか自分の思いを汲みとってくれていないような

気がしてしょうがない。

しかも急かす…。早く決めろ、ここに決めろ…と。

 

一生に1度の開業ですし、

開業場所、物件は後で取り返しの付くものではありませんから

慎重には慎重の上で進めたいS先生としては

どうも急かされるのは納得が行かない…。

 

結局、その会社のコンサルタントとは破談になりました。

最初に感じた強引さが完全にマイナスに出てしまったのです。

 

開業支援会社にもそれぞれの特徴があります。

そして担当するコンサルタントもいろいろです。

 

最終的には相性ではないかと思います。

人と人として信頼が置ける。

自分のパートナーとして相応しく感じる。

お互いに尊敬し合える。

そういうコンサルタントとタッグを組むのが良いですね。

 

S先生はWEBで選ぶのを止めて、

知人の医師から紹介を受けた会社とやり直しました。

担当のコンサルタントとも非常に関係良く

めでたく開業に至りました。

 

なぜその会社を選んだのか?

そのコンサルタントを信用できたのか?

 

情報発信、情報提供をしっかりしていて、

顔も名前も出していて、

逃げも隠れもしない姿勢が安心できたのだそうです。

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