つい即決してしまって大失敗…。

医師面接失敗

 

長く大学医局に在籍してきたY先生。

40代も半ばとなり、
医師としての今後の人生を考える中で
いろいろ思う所が出てきたのだそうです。

大学での仕事も決して嫌いではないし、
幸い教授をはじめ周囲との人間関係は良好なのですが
すでに退局した同年代、先輩医師は多く、
これ以上の出世の見込みもなく、望んでいる訳でもない。

やり切った感…も出てきて、
外の世界に飛び出したい気持ちが芽生えてきたのだそうです。

そんな事を考えていた時に目にした求人…。

絶好の立地条件にあるクリニック。

院長としてお迎えします。

高待遇保証、年収2000万円以上可。

診療に専念できる体制、法人が全面バックアップ。

将来的なクリニック譲渡も可。

おお、こういう案件だったら
院長として格好も付くし、
独立するのと大差ないから自由に診療できそうだな。

条件も良さそうだし、
ちょっと話しを聞いてみるか…と思い、
問合せをすると…。

是非ご見学にいらして下さいとの事で、
新しくできたばかりのクリニックで理事長、事務長と面談。

駅から徒歩で2~3分、
ビルは少し古いけど内装工事をしたばかりで、
内部は非常にきれい。

表通りから1本入ったところにあるとの、
ビルの4Fというのが気になるけど、
まあ悪くはなさそうだなというのが最初の印象。

理事長から当グループにはY先生のように
大学でしっかりと経験を積まれた先生が必要と熱弁され、
その場で条件提示を受けたのですが、
これが事前に聞いていた年収よりもグンとアップ…。

おまけに診療日、診療時間などもY先生の希望が通り、
Y先生の望む医療機器もその場で業者に発注を出すなど
もうY先生としても断れない所まで話しが進んでいきます。

最後に年収がもう100万円上がり、
Y先生!是非ともご決断下さいと理事長から頭を下げられ、
これもご縁か…と思ったY先生はその場で受諾。

そんなつもりはなかったのですが、
理事長の熱意と高条件につい即決してしまったのでした。

それから半年後にはクリニックが新規オープンして、
院長としてY先生も勤務を開始。

し・しかし…。

どうも患者が増えません。
多い時でも1日に10名前後で、
少ない時は数名しか来院しない日もあります。

これはまずいんじゃないだろうか?と
Y先生も危機感を感じていたのですが、
法人としてテコ入れする事もなく、
ただ時が流れていき…。

それからしばらく経って
事務長が話しがありますとやって来ました。

理事長が大変に立腹しているとの事…。
患者が増えないのはY先生の責任ではないか?
このままでは今の年収は維持できる訳がなく、
年収ダウンを飲んで欲しいとの事。

Y先生としては
全く納得が行かず、
集患マーケティング、事務全般は法人がバックアップし、
医師は診療に専念できると聞いていたのに関わらず
この始末…。

その後も喧々諤々があったのですが、
最終的には院長とはいえ雇われている立場なので押し切られ、
年収ダウンを飲まざるを得ませんでした。

スタッフからもY先生が悪い訳ではないのにね…とか、
もともと物件を決めて、内装工事をして、
それでも院長をやってくれる人が見つからず、
家賃だけ払っていた曰くつきのクリニックなのにね…と
段々と状況がわかってきました。

周辺には強力な競合医院が2つあり、
普通はこの場所は避けるよね…とか、
何人か面接したけど断られたらしい…とか、
そんな話しを聞くにつれ
う~ん、自分は早まったようだ…
だからあの時に即決を求められたんだな…とつくづく後悔。

このまま続けるべきか?
早めに見切りをつけるべきか?

毎日患者さんが増えない中で
悶々と悩むY先生でした。

 

<過去のコラムもご参考にして下さい!>

医者の給料ってどれくらいが適正なんだろう?

大幅年収アップを実現した後の大きな後悔!?

怪しいスカウトの手紙に乗ってしまった…。

 

とにかく現状から逃れたいだけだったのに…。

医師転職キャリア

 

ちょうど30歳になったN先生。
大学病院にてハードな勤務を続けています。

医局の人員不足もあり、
若手医師の負担は増すばかりの状況の中で
高い志と患者の為にもご自身の成長が必要と思い
医療現場で奮闘する毎日です。

今までその事自体に疑問を感じる事はなく
むしろ高いモチベーションで挑んできたのですが、
ある時ご自身が体調不良で寝込む事になってしまい
その時にいろいろ考えさせられたそうです…。

人の為もいいけど、
自分がこんな状況じゃ誰も助けられないよな…。

こんな生活を続けていて、
患者さんより先に自分が逝ってしまったら意味ないよな…。

 

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ようやく体調も回復して
通常業務には戻ったのですが、
この疑問は心の中で大きくなっていくばかり…。

まだまだ医師として一人前とは言えない自分だけれども
ぶっ倒れる前に何とかしなきゃ…と考えて
大学を退局する事を考えて転職活動を始めてみました。

経験の浅い自分など
採用してくれる病院は少ないだろう…。
条件的にも決して良くはないだろう…と考えていたのですが、
これが意外な事にどこも前向きに考えてくれて、
しかも条件的にも今よりも良くなりそうなんです。

マジか…。
こんな自分でも迎え入れてくれる所があるなんて…。

N先生は意外な状況を目の前に、
最初は今よりもハードでなければどこでもいいと考えていたのに
段々と欲が出てきて条件や待遇面を気にし始めました。

すると最初は歓迎モードだった病院側も
段々と態度を硬化させてきて、
なかには経験豊富な先生を採用できたので
今回の話しはなかった事に…と言い出した病院まで…。

マ・マズイ…。
やっぱり自分の身の丈を知らないと…。

当初の考えに戻って、
ハードワークだけ避けられる病院を
選んだのだそうです。

危なく欲に負けそうになったN先生。
結局、キャリアプランとか
人生設計がないままに次の職場選びを始めたのが
良くなかったようですね…。

 

 

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最初に出会った希望にピッタリの医療機関…。

心臓血管外科医転職

 

心臓血管外科医のS先生。
今までは大学医局およびその関連病院で長くお勤めです。

お子さんの進学などもあり、
今回は退局して民間病院にお勤めする事を検討しています。

転職活動など特にした事のないS先生は
最近、周囲でも利用しているようなので
紹介会社に依頼しました。

同僚から大手は求人件数は多いけど、
医療機関の内情はよくわかっていないし
担当も若くてスキル不足の人が
少なくないようだと聞いていましたので、
ベテランの担当者が多く、
きめ細かいサポートをウリとしている
中小の紹介会社を選びました。

担当の人間とお会いしてみると、
ふむ…なるほど、医療業界にも精通しているし、
医療機関側とのネットワークも豊富で
多くの実績とノウハウを持っていそうであり
安心してお願いする事にしました。

それから1週間も立たずに、
心からおススメできる
医療機関が見つかりましたと提案されたところが
何とS先生の希望にピッタリ…。

おお、期待はしていたけど
まさかいきなりこんなにいい案件が見つかるとは
思っていなかったぞ。
出し惜しみせずにドンピシャの所を
最初からご案内しますと言ってたけど
こんな展開になるとは…。

嬉しい気持ち半分と、
ホントに大丈夫かな?
他も見た方が良いかな?という気持ち半分でしたが、
これは逃がせないと考えたS先生は
取り合えず見学、面接に行ってみました。

院長と診療部長、事務長が対応してくれたのですが、
S先生の希望やビジョンも共有できており
非常に濃密な話し合いができました。

その上、条件面も
S先生の希望よりも若干良い提案をしてくれています。

病院の雰囲気や伝統なども好感が持てて
同じ科の先生とも顔合せできたし、
正直、断る理由がまったくありません。

う~ん、ここで決めてもいいんだが、
どうなんだろうか…。
他も見た方がいいのか?う~ん…。

悩みに悩んだS先生。

非常に良い求人を紹介してくれた担当には悪いけど
どうしてもこのまま進める事に不安があり、
ネット上で良く見掛ける大手紹介会社に
問合せをしてみました。

すると次から次へと何件もの求人が送られてきます。
しかしS先生が知りたい情報はそこにはなく、
中には評判の悪い医療機関も交じっており
う~ん、やっぱりこれ以上のものは出てきそうにないな…と
ようやく確信が持てたのだそうです。

ここは出し惜しみなく1番良いものを出すという
彼の言葉を信じようと決意して
最初の病院にお世話になる事にしたそうです。

それから半年後…。
あの時の決断は正しかった。
毎日とても充実しているし、待遇面も何の問題もない。
ここなら長く勤める事ができそうだ。

本当に良いご縁を繋いでくれて…。
担当の人には頭が上がらず、
今でも悩み事などが出れば相談に乗ってもらっているそうです。

<過去のコラムもご覧下さい!>
あまりにも多くの求人を見過ぎてよくわからなくなってしまった…。
最初の見学で望ましいところに当たったのだが…。
何箇所か見てみたい…。

 

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医局の先輩の誘いに乗ったばかりに…。

 

大学医局への在籍も10年を過ぎて、

そろそろ次のステップを考えていたH先生。

 

参加した学会後の懇親会で

医局の先輩と数年ぶりにお会いしました。

この先輩はすでに市中病院に転身しており、

診療部長を務めていらっしゃいます。

 

おお、H先生、久しぶり。

最近はどう?なんて気軽な会話をスタートさせたのですが、

すでに退局している先輩ドクターでもあり、つい気を許して、

いや~そろそろ次の道を考えなきゃ…と思ってます…と

申し上げたところ、

その先輩は急に真剣な表情になって、

当院に来ないか?とお誘いを受けたのでした。

 

その時は酒席でもあり、

話し半分くらいで聞いていたのですが、

後日、先輩から連絡をもらい、

「院長とも話したのだが、

H先生だったら当院は高待遇でオファーするよ。

上司が俺ならH先生もやりやすいだろうし、

待遇に関しては俺からも院長によくよく言っておくから、

きっといい話しになるはずだよ。」

 

確かにこの先輩ドクターは、

H先生が研修医の頃からお世話になっており、

親身になって指導をしてくれ

リスペクトしていた先輩です。

 

次のステップとは考えていたものの、

特にアテがあった訳ではないH先生は

あの先輩からのお誘いなら断れないよな~と

自分を納得させてお世話になる事に決めました。

 

ところがそれから数か月後…。

H先生は大きな後悔をする事になってしまいました。

 

旧知の先輩だから

事前に担当する業務や条件面など

任せきりにしてしまったのですね…。

 

先輩ドクターの悪いようにはしないというのを信じていたのですが、

まあ悪くはないんですが、良くもない…。

 

しかも受け持ち患者の疾患が自分の専門ではない方も多く、

自分は何のために専門医を取ったんだろうか…と悩む始末…。

 

待遇も基本給はグッと上がったのですが、

当直やオンコールの手当がなく、

トータルすると微増くらい…。

 

大学と比較すると医師数が少なく、

業務の負担は増しているので、

果たしてこれで良かったのか…。

もっと良い選択肢があったのではないか…。

 

1度先輩に相談をしてみたのですが、

大丈夫、大丈夫、俺に任せておけば大丈夫だから…と

何だか頼りになりません。

 

しかも先輩ドクターの顔を潰す訳にも行きませんから、

簡単に辞める訳にもいきません。

 

にっちもさっちもいかず…、

非常に悩ましい状況に陥ってしまったH先生でした。

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引っ越し準備に大わらわ…。

 

17年目を迎えてついに大学医局をお辞めになったH先生。

 

万感の思いがあるけれど、

医師としての後半戦は自分の本当にやりたい事に
チャレンジしたいと考えて決断しました。

 

所属する医局は某地方都市にあり、

関連病院を近隣の複数県に跨って持っており、

H先生ご自身もいくつもの病院で勤務をしてきましたが

今までは単身赴任でした。

 

今回は大学を退局する事もあり、

子供たちの進学も考えて

初めて首都圏の病院を選びました。

 

教授や准教授とも良い関係を構築しており

退局後も応援をしてくれています。

退職のスケジュールもかなり余裕を持っていた為に

そういった心遣いも良かったのでしょう。

 

問題はプライベートにあり…。

 

単身赴任なら気軽に行けたものの、

今回は家族4人での転居です。

しかも奥様が体調不良で家の事もH先生が行わねばならず、

仕事も引き継ぎなどで忙しく、

てんやわんやの状態です。

 

大学、病院、役所…。

何度往復した事やら…。

 

こんな状態ですから、

やっぱり「抜け」、「漏れ」がどうしても出てしまうもので、

さすがに医者としての仕事にミスはなかったものの

役所関連の手続きはいろいろありまして…。

 

ヤバい、これ連絡してない…。

あ、この提出期限が過ぎている…。

 

ちょっとこのままでは無事に転居して、

新たな職場で働き始める事ができるのか不安になりかけた頃、

ちょうど奥様の体調が回復してきて、

家の事は任せられるようになり、

「あなたは医者以外の事はホントダメね~」なんて言われながらも

滞りなく準備が進んだのでした。

 

結果的に奥様に益々頭が上がらなくなったH先生でしたが、

むしろ奥様への信頼と感謝が増したようです。

 

今は新天地でご家族ともに

充実した日々を過ごされています。

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はい、これに署名捺印して…という雇用契約…。

 

自分で言うのも何だが、

私は医者になるのに必死だったので

世間知らずなんですよ…と自嘲気味に語るY先生。

 

大学医局の中では不器用ながらも

キャリアを積み重ねてきたものの

50歳を目前にして退局する決断をしました。

 

初めての転職活動という事で、

よくわからないままに進めてきたけど

何とかそれなりに納得できる病院が見つかり、

入職の準備を進めております。

 

入職の手続きをする際に

事務長から1枚の書類を渡されて、

「これ、雇用契約ですからここの署名と捺印をして下さい」

と言われました。

 

詳細についての説明は全くありません。

 

確かに面接の時に、年俸や手当、

勤務日や曜日、時間については聞いていたものの

内容に触れずにはい、ここにサインして…ってのはどうなんだろう?と

Y先生も腑に落ちませんでしたが、

契約で揉めたくもありませんし、

せっかく見つけた働き口でもありますから

はい、わかりましたと署名捺印しました。

 

ざっと目は通しましたが、

そもそも雇用契約書なんてよくわかりません。

 

年俸だけは間違っていない事は確認できたものの

細かい字で書かれている所までは目を通せませんでしたし、

特に気にしてもいませんでした。

 

急かされている事もあり、

すぐにサインして印を押したのですが…。

 

若干の不安はありながらも、

入職してから特に問題になる事はありませんでした。

 

それから3年後…。

キャリアアップを望んだY先生は、

新しい職場を見つけたので退職の申し出をしました。

 

すると事務長からは、

「Y先生、当院は1年前に申し出ないといけないルールなんですよ。

契約書にも書いてあるじゃないですか。」

と言われてしまいました。

 

Y先生は余裕を持って

半年前に申し出ればいいだろうと思っていたのですが

まさか1年前だなんて…。

 

困り果てたY先生は

知人に相談をすると医療に詳しいコンサルタントを紹介され、

対応策を伝授されて事なきを得ました。

 

やはり不安を抱えたままの契約は避けた方がいいですね。

実害がなかったのでY先生のケースは良かったものの、

給与が聞いていたのと違うとか、

当直やオンコールの回数が増えたのに収入は変わらないとか、

全然休めないとか、

被害に合う先生は少なくないようです。

 

契約は慎重に交わさなかければいけませんね~。

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退職の申し出はどのタイミングですべきか?

医師退職失敗

 

研修医時代からずっと母校の医局に在籍するT先生。

 

今まで臨床も研究もある程度思うようにやらせてもらって

また教授、助教授をはじめてとして

先輩ドクター達にも大変お世話になり、

心から感謝の思いを持っておられます。

 

ただ…

自分も40歳を超え、

いつかは開業…なんて事も考えていたし、

研究もひと段落ついた感じもあり、

これ以上の出世も見込めないし、

若手医師のようなハード勤務もできなくなっているし、

大学医局を卒業!?ではないけど、

退局する事を考え始めました。

 

そんなある日、

たまたま教授と話す機会があり、

自分の気持ちを伝えました。

 

…が、みるみる内に教授の表情は変わり、

君は大学を何だと思ってるんだ、

飛び出す事など私は許さん!と叱られる始末…。

 

T先生は大学を辞めようかな…という考えはあったものの、

その先に何をするか?は全く考えていなかったのです。

 

教授から、それでこれから何をするんだ?と問われ、

それはこれから考えます…と言った時に、

あ、俺それ全然考えていない…と気づきました。

 

教授は退局する事に対して怒ったのではなく、

将来について何も考えていないままに

退局しようとした事を怒ったそうです。

 

退職の申し出をいつするか?

 

法的には退職の申し出から

14日以上立てば有効となりますが

医療機関だろうが企業だろうが

通常は就業規則に○カ月前に…という文言があるはず。

 

これは2カ月とか、3カ月とか、6カ月とか、1年とか、

いろいろありますが、大切なのは期日を守る事よりも

きちんと上長と相談して、理解を得る事。

 

医師の場合は半年以上前に相談を入れるのが

マナーだと思います。

 

そしてもっと大事なのは、

辞める事ではなく、その先に何をするか?

 

これを考えずに、準備もせずに、計画もなしに、

退職をするのはあまりにも不用心すぎます。

 

キャリアプランをしっかり持って、

ある程度の手応えを持ってから

退職の申し出をするのがいいですね。

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内定からどの程度待たせてよいか、またその伝え方は?

医師転職内定

 

初めての転職となるN先生。

今まで長く大学に所属してきましたが、

頻繁な異動や派遣先病院があまりにも遠方で

嫌気が指して退局する事を決断しました。

 

とは言え、転職なんて今まで考えた事もなかったし、

どうすればいいのか?

何から始めたらいいのか?

右も左もわからない状態です。

 

少し前に転職をした後輩に聞いてみると、

ヤフーやグーグルで「医師 求人」と検索を掛ければ

いくつか求人サイトが出てきますから

その中で気になった病院に連絡すればいいんですよ…との事。

 

言われた通りに検索してみると、

いくつもの求人サイトがあり、

コマめにチェックしてみると

どこも掲載してある病院には変わり映えがないようで…。

 

試しに1件くらい問い合わせてみるか…と

気軽な気持ちで少し気になったある病院に連絡。

 

すると是非1度ご見学にいらして下さいとの事。

これも経験だなと行ってみると

事務長が駅まで出迎えに来てくれて

病院に到着すると院長がようこそ!と歓迎ムード。

 

院長と話しをして、

病院の現状や課題、N先生にお願いしたい事などを伺い、

院内をくまなく見学させてもらいました。

途中ですれ違うナースやコメディカルスタッフ達も

笑顔で挨拶をしてくれて、

大学病院とは随分違うなあと感じながらも

N先生も好印象を持ったのでした。

 

帰り際、もし当院にお越し頂けるなら…という事で

条件提示も受けましたが、今よりもかなり年収アップ。

 

おっと、こんなに良くなるのか。

雰囲気も良さそうだし、

院長とも相性が良さそうだし、

ここに決めちゃってもいいかなとも思いましたが、

まずは手始めに…という事で連絡した病院。

もう1箇所、2箇所は見てみたいなあと考えておりました。

 

ところがその後、

主治医になっている患者さんの容態が悪化したり、

業務が立て込んでしまって

なかなか転職活動ができない状態になってしまいました。

 

3週間後にようやく落ち着きを見せたので、

さあ、他も探してみようと思ったのですが

内定を頂いた病院からもそろそろ決断して欲しいという

連絡が入りました。

 

ん~、他も見たいから

あと1週間だけ待って欲しいと率直に伝えたのですが、

すでに3週間も待たせている訳で、

どうやら先方さんには悪い印象を与えてしまったようです。

 

まだ他を見たいんですか?

当院では不満があるという事ですか?

 

いや、そういう訳ではないんだけど…と思いつつも

翌週にもう1箇所だけ見学に行く算段を付けました。

実際に行ってみるとまあ悪くはないけど

最初の病院の方が明らかに良い。

 

翌日に最初の病院に連絡をしてみると、

他から応募のあった先生がいるので、

少し待って欲しいと言われてしまいました。

挙句の果てにはそちらの先生に来て頂く事に決まったと…。

 

N先生としては最初からこちらに決めておけば良かった…

という事になってしまいましたが、

やはり待たせる場合には先方の事情も考慮しないといけませんし、

待って欲しい理由も上手く考えないといけませんね。

後悔先に立たず…なN先生でした。

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人間関係を築こう。

 

ある先生がおっしゃっていました…。

 

大学病院よりも民間病院の方が

人間関係がいいですね~。

 

全てがそうだとは思わないですが、

そういう傾向はあるかもしれません。

 

大学病院は、ある部分では教授になる為の

戦いという側面もあるでしょうから…。

 

もちろんそれだけが大学病院に在籍する理由ではありませんが、

多くの医師から民間病院の方が…と伺います。

 

ピラミッド型組織の角度が違うのかもしれませんし、

臨床が中心となるので余裕が持てるのかもしれませんし、

大学を退局する事でホッとされているのかもしれません。

 

だからこそ民間病院に転身する際には、

是非人間関係を構築して頂きたいと思います。

 

昨年大学から民間病院に移ったK先生は、

そこで失敗してしまいました。

 

院長や部長など上司との関係は良かったんです。

同僚医師とも決して悪い関係ではなかったんです。

問題になってしまったのはナースでした。

 

K先生としては特別に意識をしていた訳ではなかったのですが、

看護師に対して上から目線がスゴイとか、

看護師に対しての言葉使いが強いとか、

質問しても応えてくれないとか、

何故か看護部内では悪評が立ってしまったんですね。

 

師長や看護部長からも注意を受けて、

え!そうなの、気を付けなきゃ…とは思ったものの、

そもそも意識をしていた訳ではないので、

変わりようがありません。

 

挙句の果てには院長や部長の耳にも入り、

K先生、気を付けてくれなきゃ困るよ。

看護師達を敵にしてはいかんぞ…。

 

それ以降は必要以上に気を使うK先生でした。

看護師だけという訳ではありませんが、

新しい職場では人間関係の構築は大事です。

 

上司、同僚医師、看護師、コメディカルスタッフ、事務など

いずれとも良い関係を作って頂ければと思います。

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教授?准教授?誰に伝える?

医師退職の申し出

 

慎重派のN先生。

もうすぐ大学医局の在籍期間も10年となるので、

実はそれを区切りとして、

ここ1~2年くらい水面下で転職活動をしてきました。

 

すでに退局した先輩や同期の医師に話しを聞いたり、

紹介会社のコンサルタントと会ってみたり、

WEB上でも医師の転職に関するコラムやニュースには

アンテナを立ててチェックをしてきました。

 

いくつかの病院にも見学に行き、

魅力的なオファーも頂いてはいたのですが、

なかなか踏ん切りが付かずに時間ばかりが過ぎていく…。

 

でもようやくここなら…という病院が見つかり、

慎重派であるN先生も様々な情報を検討した結果として

ご決断をされました。

 

早速、医局側にも退職の意向を伝えようとなった訳ですが、

そもそも教授と折り合いが悪いというのも

退職理由のひとつであった為に、

准教授に相談してみると、

「そういう話しは自分にされても困るよ。

直接教授に申し出てもらわないと…」との事。

 

致し方ないと考え教授に申し出ると、

「そんな話しは聞きたくない。

准教授と医局長を通しなさい。」と言われる。

 

だから准教授にはもう伝えたんだよ…と心で思いながら

それじゃ医局長に言えばいいんだなと思い伝えると、

「え、だって教授も准教授も辞めたいという事は

すでにご存知なんですよね?

今さら私に言われた所で何もできませんよ」との事。

 

このままでは埒が明かないので、医局長に、

「とにかく伝えましたからね、後は何とかして下さい」

と丸投げしました。

 

その後、しばらくは何の音沙汰もなかったのですが、

たまたま廊下ですれ違った医局長に

あの話しはどうなりましたか?と聞いてみると、

「正直、私もよくわからないのですが、

教授にも准教授にもN先生の退職希望は伝えてありますので、

おそらく大丈夫なんじゃないですかね?」とおっしゃいます。

 

まあ大丈夫ならいいけどね、

今まで辞めた先生方もこんなだったんだな。

まったく風通しの悪い組織だぜ…とほとほと嫌になりました。

 

退職をする際に、誰に、いつ、どのような形で

申し出をするのが良いのかは、

所属する組織によって異なりますので

何とも正解を申し上げる事はできません。

 

ですが、喧嘩別れするのは宜しくありませんし、

できれば穏便かつ後を濁さぬように辞めたいですね。

 

その為には、他の辞める先生方や、

過去どうだったのかを知っておいた方が良さそうです。

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