開業コンサルタントの役割を理解しないと…。

開業コンサルタントの役割

 

開業支援会社…。

開業コンサルタント…。

 

ドクターの皆さんから見ると、

よくわからない存在なのではないかと思います。

 

サービスの範囲も、料金も、支援の仕方も

各社それぞれでありますし、

担当するコンサルタントの能力によって

またかなり違います。

 

いずれにしても開業支援会社とは何ぞや?

開業コンサルタントとはどういう人だ?という事は

これから開業を目指すドクターは知っておいた方が良いですね。

 

通常、医師が開業をしようと思えば、

物件を探さねばなりません。

よって不動産会社とのやり取りが発生します。

 

物件が決まれば資金が必要となりますから、

税理士と事業計画を作る事になります。

そして銀行から融資を受けねばなりません。

 

物件には内装をしなければなりませんので、

内装業者とのやり取りが発生します。

 

内装が終われば、

各種医療機器や什器を購入します。

その後、医薬品卸会社や検査会社も決めなければなりませんし、

ホームページなどマーケティングに関わる業者とも

やり取りをする事となります。

 

ざっと簡略化してしまいましたが、

こういった各業者を先生にお繋ぎして

そのやり取りをスムーズにするのが

開業支援会社、開業コンサルタントの仕事です。

 

もちろん依頼しなくても

ご自身で行う事もできなくはないです。

 

開業コンサルに依頼しないで開業を進めてきたK先生。

40歳になるまでに開業をしたいと

前々から開業準備に取り組んできました。

 

何名かの開業コンサルタントともお会いはしましたが、

ここにお金を使うなら医療機器や内装に使いたいと考えて

ご自身で各業者との折衝を行う事に決めました。

 

と言うのも社交的なK先生は人脈を持っており、

その中には不動産会社の社長や税理士、

その他多くの医療関連業者がいたのです。

 

こういう方々を上手く使えば自分にもできるし、

資金の節約にもなると考えたのでした。

 

ところが…。

勤務医を続けながらの開業準備をするK先生には

さすがに無理でした…。

 

まずアポの調整が難しい…。

そして業者間同志の連携がよくわからない…。

不動産会社や税理士、内装業者と言っても

医療を専門としている人とそうでない人では

全く異なる見解を示す。

 

何とか物件は見つかったものの、

銀行からは診療圏調査を提出して欲しいと言われ、

誰にお願いして良いのかわからない。

挙句の果てには融資を断られ、

抑えていた物件も手放す事に…。

 

各業者からもクレームの嵐で、

さすがに自分で全てを行う事はギブアップしました。

 

知人の紹介で知り合ったコンサルタントに事情を話し、

手助けをお願いしたのですが、

これがまた優秀な方で一気に問題を解決しました。

 

クリニック開業のノウハウのない業者を排除し、

経験豊富な業者と入れ替え、

バラバラだった各業者がまるでひとつのチームのように

機能し始めました。

 

内装業者と医療機器ディーラーが

機械の設置について打合せをして

K先生に新たな提案をくれたり、

看板ひとつでも複数社が絡み合い、

K先生のコンセプト通りのものが完成。

 

そのすべてをコントロールしているのが

開業コンサルタントだったんですね。

あの苦労は何だったんだ…

こんな事なら最初からお願いすれば良かった…

そう後悔するK先生でした。

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どういう開業コンサルタントを選ぶべきか?

医院開業コンサルタント

 

50代半ばの内科医であるE先生。

開業したい気持ちは前々から持ってきたものの

なかなかタイミングが合わず、

また資金的な余裕もなく

今まで踏み切れませんでした。

 

諸々の準備が整ってきたので

さあ本気で取り組むぞ…と思い、

数名の開業支援をしているコンサルタントと

お会いしてみました。

 

ですがE先生の年齢の事もあるのか、

どうもどの方も素気無い感じ。

E先生もお願いしますと言えるような感じではなく

果たしてどうすれば良いのか…と悩みは深くなるばかり。

 

そんな時に以前に仲良くしていた

出入りの業者と久しぶりに会う事があり、

開業準備の事は話しをしてみると

「E先生、それならいい人がいますよ。」

と言うではありませんか。

 

そこらの開業コンサルタントとは違って、

先生方のパートナーとして

最初から最後までしっかりと手伝ってくれます…と

もうありとあらゆる点をべた褒めします。

 

さすがに話し半分で考えていたE先生ですが、

実際に紹介されたコンサルタントと会って

衝撃を受けたそうです。

 

この人なら全身全霊で支えてくれる、

変におべっかを使ったりする事なく

開業を成功させる為に厳しい指摘もしてくれる、

何より人として信頼でき、安心できる。

 

そう感じたE先生はその方に開業支援を依頼し、

約1年後、オープンにこぎ着けたのでした。

初日から20名以上の患者さんが来院し、

順調なスタートを切る事ができました。

 

そのコンサルタントを紹介してくれた業者さんと会った時には、

本当に良い方を紹介してくれて有難う!

お陰で不安なく開業する事ができたよと

心からのお礼を申し上げたそうです。

 

ところでなぜあのコンサルタントを紹介してくれたんだい?と

E先生は業者に聞いてみると、

1、業界内での評判が良い。悪い噂がない。

2、志や仕事に取り組む姿勢が尊敬できる。

3、医療が好きで、医療従事者に対する思いが強い。

などの言葉が出てきたそうです。

 

E先生もかなり共感できましたし、

後輩の開業予備軍にはこのコンサルタントを

紹介してあげようと考えているとおっしゃっていました。

 

マイナス点を指摘するコンサルタントは多いですが、

可能性を考え、いかにして実行するか、

自分たちの儲けではなく、人に尽くせる人か。

その辺りは依頼するかどうかのチェックポイントになりますね。

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資金はどの程度準備すれば良いのか?

クリニック開業資金

 

漠然といつかは開業…と考えていた

消化器内科医のI先生。

 

40代も半ばになり、そろそろ真剣に考えて

準備を進めねば…と思い至りました。

 

書店で医師の開業についての書籍を購入し、

研究を始めていてまず思いついたのが

いったい資金はいくら掛かるんだ…?

 

すでに開業した仲間の先生方に聞いてみると

3500万円を下限に、4500万、5000万、6000万、

7000万、7500万とかなり幅がある。

 

仲の良い先生のところには見学もさせてもらったけど、

多額の資金を出した所も、そうでない所も、

傍目から見るとそれほどに変わらない様子…。

 

現在の手持ちは約1000万…。

果たしてこれで足りるのか、足りないのか…。

 

ある税理士が主催の開業セミナーに参加してみると、

一般的な内科のクリニックの場合は

開業資金として5000~6000万円は必要だと言います。

 

ただ自己資金がいくらあるのか?

場所はどの地域で、周辺環境はどうか?

戸建てか、テナントか?新規か?継承か?

内装はどの程度とするのか?

どんなコンセプトのクリニックにするのか?

必要な医療機器は?

ターゲットとなる患者層は?

どこまで診療するのか?

 

こういった事業計画をしっかり立てないと

どのくらいの資金が必要かは

具体的には申し上げられないというではありませんか。

 

そりゃそうだなと考えたI先生は、

知人のドクターに紹介してもらった

開業コンサルタントに相談してみると…。

 

I先生が漠然と考えていた事が

あれよあれよという間に具体化していきます。

 

いくつか宿題は出てきたけど、

I先生のお考えを叶えるのには

5000万円前後の開業資金で行けるでしょう。

自己資金は開業までに

少しでもプラスになれば良いですが、

今のままでも充分です。

 

あとはお望みの物件が見つかれば、

いつでも準備を進められますよ…との事。

 

資金はあくまでも一般論でしか答えられません。

開業する先生のビジョンやプランによって

大幅に変わりますからね…。

 

書籍やセミナーはどうしても一般論になりがちですから、

開業を進めようと決めたのなら

開業支援の専門家に相談してみるといいかもしれませんね。

 

ただ…、

驚くような多額の資金を必要とする開業プランを提示されたり、

開業後も事務長のような形で居座り、

お金をいつまでも引き出す悪質な輩もいますから、

人選には慎重には慎重の上で当たって欲しいですが…。

 

オープンマインドで事前にどれだけ情報提供しているかが

見極めのポイントです。

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美辞麗句に騙されて…。

雇われ院長求人

 

眼科医のN先生。

大学病院にてキャリアを積み、

もうすぐ15年になる事もあり、

次の展開を検討し始める。

 

最初は郷里に戻って開業でもするか…と

考えておられましたが、

地方ですと戸建てのクリニックが多く、

資金的にも多額を必要とするので、

都心で開業をするか、

それとも民間病院に転職をするかと

悩んでおられました。

 

そんな中、医局の大先輩から

自分のクリニックが分院を作るので

良かったら院長にならないかという打診を頂き、

内容を聞いてみると、

某求人サイトに出してあるからそちらを見てみてとの事。

 

経営面は本院が行うので安心して良い、

人事や財務、経理などはタッチしなくて良い、

集患対策も本院で行う、

N先生は診察に専念しながら

興味のある分野から少しずつ取り組んで貰えれば良い、

年俸は院長手当も含んで1800万円は保証し、

売上に応じてインセンティブも支給する。

 

N先生にとっては、

プレ開業としての経験もできるし、

詳しくは知らないけど医局の先輩だから

悪いようにはしないだろう、

条件も良いし、まあお手伝いするかと

軽い気持ちで入職したのでした。

 

開院して院長に就任したのは良いのですが、

とにかく患者さんが来ない…。

 

少ない時は1日に2~3人。

集患は任せろとの事だったけど、

開院時にはホームページすらできていない。

 

スタッフ達も本院との掛け持ちなので、

明らかに分院に来た時はモチベーションが低い。

 

そもそも本院の割と近くだし、

駅からの便は本院より分院の方が悪いし、

場所が悪いのでは?なんて事も考えるけど、

雇われ院長の立場としてはいかんともしようがない。

 

いくつか集患対策のアイデアを理事長に出してみたものの

時期尚早と言われ、打つ手もなし。

 

挙句の果てには半年ほど経った時に、

N先生の技術に問題があるのではないか?

患者さんへの対応が横柄なのではないか?

スタッフの管理がなっていないのではないか?

なんて言われる始末…。

 

このままだったら今のお給料は払い続けられないよ…と

言われてしまい、

何てこった…、騙されたに近いじゃないか…と

憤慨するも時すでに遅し。

 

やっぱりいい事ばっかりなんてあり得ないよね…。

求人サイトに書かれている事を信じ過ぎた…。

信じた自分が馬鹿だった…。

もう1度やり直したい…とおっしゃるN先生でした。

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