医者の給料ってどれくらいが適正なんだろう?

 

長く自治体系の病院で

ご勤務されている消化器科内科医のM先生。

 

先日、以前この病院で同僚だった先生とお会いする事があって、

久しぶりにお酒を飲みながら近況報告をし合いました。

 

そこで話題になったのが給料…。

昔の同僚の先生は

「もうあの時には戻れないよ。

M先生はハードな勤務の割に薄給な状況でよくやってられるね…。」と

おっしゃったそうです。

 

M先生としては、

こんなもんだろう…と

特に不満はなかったのですが、

同僚の先生は、

「それはM先生が世間知らずという事さ。

実際に自分はあの時よりかなりアップしているし、

我々と同年代の先生の水準と比較すると

だいぶ下の方だというのは現実としてあるんだよ。」

 

そうなのか…。

今まであまり年収の事など気にせずに

とにかく目の前の患者さんの為だけに働いてきたけど、

そろそろ自分の事も考えた方がいいのかもな…。

医者もQOLを高めた働き方を…なんて言うしな…。

 

段々と気になってきたM先生。

WEBで求人サイトなどを見ると

1800万円以上とか、2000万円以上も可などと

高給を打ち出して医師を募集している医療機関は少なくありません。

 

よし自分も一念発起して

女房子供に楽をさせてあげるか!と考えて、

高待遇、高年俸の求人が多数ある事を謳っている

紹介会社に問合せをしてみました。

 

すると担当のコンサルタントの方とお会いする事になり、

いくらくらいの年収がご希望かと聞かれたので、

2000万円前後ですかね~と特に何も考えずに答えました。

 

翌日からメールで高年収の求人が送られてきます。

しかしその中で自分の専門性を活かせるようなものはなく、

自由診療のクリニック案件などばかり…。

 

いくら高年俸だからってそりゃないと…と思いつつ、

自分の専門である消化器内科の案件に絞って欲しいと連絡すると、

今度は地方の求人ばかりが送られてきて、

なかには離島やへき地なども含まれています。

 

確かに消化器内科で高年俸だけど

単身赴任する訳には行かないんだよな…。

その旨お伝えすると、その後はパッタリと求人案内がなくなりました。

 

やっぱり自分には高年収なんて無理なんだよな…と諦めていた時、

元同僚の先生とやり取りをしてみると、

「そりゃ2000万円は求め過ぎでしょう(笑)。

今よりも少しでも良くなるというように考えたら」と言われ、

まあそりゃそうだと思い他の紹介会社に問合せすると、

「M先生のスキルや経験であれば、

〇万円~〇万円が適正と考えられます。

しかしこの中でも上限に近い方ですと

デメリットとしてこのような事が考えられますが、

それはM先生にとって受け入れられますか?」と

非常に親身になって相談に乗ってくれます。

 

そんなやり取りを繰り返して、

M先生は目標を年収1650万円に定めて

いくつかの病院で面接を受けてみました。

 

内定を頂いた病院の中で

1か所は目標の1650万円ジャストの提示、

もう1か所は目標を少し超える1680万円の提示。

 

担当する診療内容や他の条件面は双方同レベルでしたので、

M先生は1680万円の病院を選びました。

それでも今と比較したら100万円以上の年収アップです。

 

最初はよくわからずに欲を掻いてしまったけど、

現実的な話しを元に動き直して良かった。

 

そりゃ年収は誰もが高い方が良いのでしょうが、

医師としての魂を売らねばならなくなったり、

家族に迷惑を掛けるようではいけませんよね。

 

今回はM先生ご自身も納得だし、

奥様も喜んでくれて良い転職になったそうです。

 

あのまま欲を掻いていたら

今頃どうなっていたんだろう…とホッとするM先生でした。

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先輩の紹介だから…。

先輩ドクターからの紹介

 

自治体系の病院に勤めて10年が過ぎたK先生。

 

医師不足によってハードワークを余儀なくされ

このままでいいのか?と悩んでいた時、

大学の先輩と久しぶりにお会いしました。

 

元々頼りにしていた先輩で

かなりお世話になっていた事もあり、

ご自身の境遇を率直にお伝えしたところ

 

「今の病院だと改善は見込めないのではないか?

良かったらうちの病院を見てみないか?

院長には自分の方から話しを通してあげる」

 

と有難いお言葉を頂戴し、

信頼している先輩だからこそ

K先生もその気になりました。

 

病院に見学に行くと、

院長と一緒に先輩ドクターと事務長が

暖かく出迎えてくれ、

少なくとも今よりは業務も軽減されるし、

待遇も多少だけど良くなるし、

何より旧知の中の先輩が在籍している事が

安心材料となり、

こちらにお世話になる事を決めました。

 

勤務を開始して半年。

実際に働き始めてみて概ね満足はしています。

 

業務量自体は適切な範囲だし、

先輩もいろいろ目を掛けてくれて面倒見てくれるし、

院長や他の先生方との関係性も良好です。

 

問題は1点だけ…。

給与が以前と変わらない事です。

事前の話しでは多少なりとも上がるはずでしたが、

事務長より「最初の1年間は我慢して下さい」と…。

 

話しが違うではないかと抗議すると、

先輩の先生の名前を出し、

○○先生に恥をかかすおつもりですか?と…。

 

それとこれとは別だと思いながらも、

とても親身になってくれて、

感謝と尊敬をしている先輩だからこそ

迷惑を掛けるような事はしたくなく

忸怩たる思いで引き下がったのでした。

 

先輩の紹介だから安心という部分は確実にありますが、

先輩の紹介だからのやりにくさもあり得ます。

この辺りは天秤にかけて判断しないと、

後々にも悪影響を及ぼしたりもしますね。

気を付けて頂きたいポイントです。

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妥協点を決めておかないと…。

医師転職年収アップ

 

整形外科医のY先生。

 

大学病院や自治体系の病院に長く勤務をしてきたが、

お子さんが医学部を目指すとの事で

収入アップを考え始めました。

 

直接いくつかの民間病院に問合せをしたり、

医師専門の人材紹介会社に登録をしてみたり、

結果的に5カ所の病院に見学、面接に行く事となりました。

 

元々症例経験も豊富で、患者や同僚医師、スタッフからも

人気者であるY先生。

 

5カ所の病院とも是非当院にお越し下さいとの事で、

内定、条件提示を受けました。

 

どこもそれなりの条件ではありましたが、

Y先生が最も気に入った病院は

年収面では3番手…。

 

う~む、ここがもう少し年収を上げてくれたなら…という事で

仲介した紹介会社に言ってみると

数日後に連絡が入り、何と年収で100万円の上積みがありました。

これで2番手まで上がりました。

 

この調子ならもっと上がるかも…と考えたY先生は

再度紹介会社を通して年俸交渉。

 

ところが先方の病院からはこれが限界という回答。

 

う~む、1番条件の良い所を選ぶか、

最も気に入った2番手の条件の所を選ぶか…。

 

Y先生にとっては今回の転職は収入アップが

最優先でしたので、

よし、致し方ない、1番条件の良い所にするか…と考え、

ちょっと待てよ、まだここは年俸交渉してないな。

どうせだったらしてみるか…と思いました。

 

こちらはY先生が直接アプローチした病院でしたので、

事務長に連絡をして、

もう少し年収が上がったら前向きに考えたいと申し出ました。

 

事務長からは院長と検討してご連絡しますとの事だったのですが、

何と、「誠に申し訳ないですが、今回のお話しはなかった事に…」

という回答。

 

他で整形外科の先生が採用できたのか、

年俸交渉を嫌がる病院だったのかはわかりませんが、

これで1番手の病院は消えてしまいました…。

 

そこで2番手の病院にするかと考えたのですが、

ここは1回年収を上げてくれているし、

どうせだったらもう1回だけ…と考え、

あと50万円だけ年収を上げてくれたらと伝えると、

それも不可能との返事。

 

2度までも断られてしまった為に、

何となくこのまま世話になるのも

気まずくなってしまいました。

 

結果、Y先生は致し方なく3番手の病院に入職…。

 

ああ、素直に1番手もしくは2番手の病院に

しておけば良かったなあ…。

 

後悔先に立たず…なY先生でした。

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