その転職の目的は何ですか?

医師転職面接

 

今の職場の在籍期間も5年を過ぎ、
そろそろ新しい環境を望み始めたA先生。

出入りの業者にどこかいい病院ないか?と聞いてみたり、
時間がある時は求人サイトをチェックしてみたり…。

ところが次の職場に対して、
具体的に望んでいるものがなくて、
将来的な構想も特に考えていなくて、
どこかいいところないかなあ…と
漠然とした感じで探していたのだそうです。

こうなると結局条件面を中心にせざるを得ず、
ここなら今よりも給料は上がるし、
そんなに忙しそうでもないから、
ここでいいいかあ…と
ある総合病院に応募してみたのだとか…。

是非、見学・面接にいらして下さいとの事で、
気軽な感じで病院に行きますと…。

待ち受けていたのは厳格そうな院長。

A先生は当院をなぜ志望したんですか?

A先生は当院で何ができますか?
また何をしたいですか?

A先生はご自身の将来的なビジョンをどう描いていますか?

特に準備なく来たA先生は
しどろもどろになりながら答えたのだそうです。

しかし院長はそれを見抜き、
A先生は何を目的に生きてるんですか?
なぜ医者になったのですか?
医師としてどんな人生を歩みたいんですか?と
たたみかけてきたらしいです。

院長の話しを聞きながら、
確かに自分は日常の忙しさにかまけていて
医師としてこれがしたいとか、
こういう医師になりたいという気持ちが
薄くなっていたかもしれない…。

まさか面接に来て説教されるとは思わなかったけど、
条件が良かったからここに来ました…なんて
考えてみたら図々しい話しだよな…。

帰り道…。

俺は医者として何がしたいんだ?
どんな医者になりたいんだ?

そんな自問自答をしながら、
その日以来、自分の未来について、
真剣に考えるようになったそうなのです。

すると求人サイトを見ていても、
目を止める案件が全然変わってきたようなんです。

あの院長に厳しく言われたけど、
正直、あの時は頭にも来たけど、
率直に言ってくれて良かった…。

何だかあれから毎日張り合いがあるし、
将来設計みたいなものもできつつある。

面接としては大失敗だったけど、
自分にはターニングポイントとなる出来事だったな。

A先生はキャリアプランに目覚めたようです。

 

別に転職したい訳ではなかったんだ…。

医師転職失敗

 

現在、大手医療法人グループの中核病院で
医長として働くN先生。

特に不満もなく、
わりと充実した日々を過ごしてこられたのですが、
ベッド数の縮小についての議論の中で
院長と激論となってしまい
それ以降は関係性が微妙なものになってしまいました…。

N先生としては、
別に私利私欲ではなく
患者さんを思っての発言でしたので
自分は絶対に間違っていないとは思うものの
会議の後に副院長や事務長から注意を受けた事を思うと
院長に対してやや言い過ぎた感は自分でもあったそうなんです。

N先生としては院長に対して個人的に悪感情はなく
今までも決して関係性は悪くなかった事から
まあ激論となってしまったけど
それは立場の違いであって
患者を思えば医師同士分かり合えるだろうと思っていたそうです。

 

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ところがその後院長はN先生の事を避けるようになったようで、
どうやらN先生の院長評価は急降下したそうです。
折に触れて院長がN先生の事を悪く言っている…という
噂話しが聞こえてきて…。

N先生も院長に詫びを入れようかと思ったそうですが、
悪化してしまった関係性を思うと
プライドもあるし、なかなか言い出せなくて…。

もう仕方がない…。
この病院での勤務も早くも5年目になるし、
そろそろ潮時なのかもしれない…。

院長も自分の顔など見たくもないという感じだし、
早く新しい職場を探そう…。

そう考えてWEB上でよく見掛ける紹介会社に連絡を取り、
転職活動を始めたのだそうです。

自分の希望条件を伝えると
あっという間にいくつかの求人を打診されて
その中で1件の病院の求人を選ぶと
あれよあれよという間に面接日が決まりました。

 

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面接当日、
先方の院長と事務長と話し、
是非お越し頂きたいという事で
その場で条件提示を受けました。

今よりも条件は上がるし、
勤務も緩やかになりそうで、
N先生としても概ね満足な水準です。

しかし何となく違和感があり、
病院の文化や伝統の違い、
医療や患者に対する考え方に
どうしても違う…と思う点が残っていたそうなんです。

悩みに悩んだN先生。
こんな中途半端な思いを持って
入職するのも何だか申し訳ないし、
せっかくの好待遇だけど今回は断ろう…と決断しました。

先方の病院も、紹介会社も残念がっていましたが、
N先生は今の病院の院長に詫びて、
心を入れ替えて働く事を伝えました。

すると院長はその言葉を待っていたとの事で、
その後、わだかまりは消えて
今まで通りに元通りになったのだそうです。

一旦は転職をしようと本気で思ったけど
あのまま転職してもきっとスッキリはしなかったよな。
逃げの転職をするよりも、
本当に気の合う仲間たちと
患者さんに真摯に医療を提供した方がいいよな。

そうしみじみ思うN先生でした。

 

 

 

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情報提供をしていない紹介会社は危険?

医師転職紹介会社

 

先日、以前に紹介会社を利用して入職したものの、

事前に聞いていた話しと条件面があまりにも食い違っていて

病院側に抗議してもなしのつぶてで、

紹介会社にクレームを付けると

うちの仕事は入職するまでで入職後の事は

ご自身で対応してくれと言われた

ある先生の憤慨する話しを伺いました。

 

結果的にこの先生は我慢ならずに

入職後、半年持たずに退職してしまい

また新たな職場を探されているようです。

 

医療系の紹介会社では、

こういう話しを残念ながらよく伺います。

仲介する責任をどう考えているのでしょうか?

 

もちろん一部の低レベルな会社だけの話しと信じたいですが、

医師会や看護協会にも医療機関から多数のクレームが上がっているそうで

当然、厚生労働省も不適切な紹介会社に関しては

都道府県に通報するように促しています。

 

下記などもご参考にして下さい。

<厚生労働省より>不適切な人材紹介会社の情報は都道府県に通報して下さい!

 

この1月1日から職業安定法が改正され、

人材紹介会社に対して

① 2年以内の再転職を促さない。

② 早期退職などの情報公開をする。

③ 金銭を提供して転職に誘う事は望ましくない。

 

このような方針が出されました。

いずれも真っ当な紹介会社から見れば

ごく当たり前の事ではありますが、

なかにはこのような悪質な行為を

平気でやっている会社もあるという事です。

 

今後、紹介会社を活用しようと思う方は、

① 企業の規模や知名度に騙されない。

② 事前に厚生労働省職業安定局が運営する

人材サービス総合サイト で確認する。

確認すべきは、「離職者数」です。

ここが多かったり、情報を公開していない会社は避けるべきです。

③ 耳障りの良い宣伝広告に翻弄されずに、

社長やコンサルタントの生の声を情報発信しているかを確認する。

(写真、氏名などがオープンになっていない会社は

オープンにしたくない理由があるのです)

 

この3点を確認して下さい。

残念ながら大手や中堅ほどに

大きな売上を上げねばならない為に

無理やり押し込んだり、

詳しい情報を確認せずに紹介したりなど、

末端社員がとんでもない事をしているケースも

少なくありません。

 

 

<過去の紹介会社に関する記事もご覧下さい>

え!管理医師にならなきゃいけないの?

他社には声を掛けないで下さい!という脅し…。

WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!

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あまりにも多くの求人を見過ぎてよくわからなくなってしまった…。

 

現状に停滞感を感じており、

心機一転で成長できる環境を探したいと考えるB先生。

 

ご自身の将来の可能性をいろいろ考えて、

かなりビジョンは明確になっていらっしゃいます。

 

しかしそのビジョンに向かうためには

どの医療機関に勤めるか?については悩ましく、

そもそも表面上の情報は多くとも内情はわかりませんので、

とにかくいろいろと見てみて取捨選択するしかないかな…と

お考えになっています。

 

B先生は様々な求人サイトを見て、

興味のある医療機関があればどんどん問合せを入れてみました。

 

ただ直接、医療機関に連絡できる事は稀で、

そのほとんどが人材紹介会社経由となっており

気づけば10数社の会社とやり取りするようになっていました。

 

パソコンを開けば必ずと言っていいほど

数社から求人情報が送られてきています。

 

最初はしっかりと目を通し、

個別の案件に対しても自分なりの評価を行い、

話しを進めるべきか却下すべきか考えておったのですが、

あまりにも多くの求人が送られてくる為に

正直B先生もよくわからなくなってしまいました。

 

だってM社から送られてきた△病院の求人内容と

R社から送られてきた△病院の求人内容は

似て非なるものになっていますし、

問合せてもM社とR社の担当者の言う事も全く異なり、

何が何だかよくわかりません。

 

その上、次から次へと新しい求人が送られてくるものの

自分のビジョンとは全く違うものも多く、

1件1件リサーチするのもバカらしくなってきました。

 

そもそもしっかりとしたビジョンを持っていたはずのB先生ですが、

段々と条件ばかりで判断するようになってしまい、

挙句の果てにはもう何でもいいかな…

と思うようにすらなってきてしまいました。

 

実際にあまりにも担当者から勧められるので

3件ほど面接、見学にも行ってみましたが、

差し障りのない感じの対応で内情がよくわからず、

まったく決め手に欠けるという状況でもありました。

 

致し方なくB先生は一旦転職活動をストップしました。

自分でもよくわからなくなってしまっているからです。

 

あまりにも多くの求人を見てビジョンが揺れており、

紹介会社とのやり取りもあまりにも増えてしまい、

どこがどこだか把握できなくなってしまっています。

 

このままで良い方向に進むと思えない…。

そう感じたからこそすべてを保留する事にしました。

 

いろいろ見てみたい…。

そう考えていたのが失敗だったようです。

自分に合わない所や、自分のビジョンと異なる所、

そういう所を何か所見ても意味がない…。

 

そう気づいたB先生は、

次は慎重には慎重を期して、

それこそ一発必中で決めるくらいのつもりで活動できるように

粛々と情報収集、ノウハウの吸収に勤しんでいます。

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まだまだもっともっと…と求めすぎた結果…。

 

大学医局から民間病院に転身しようと

初めての転職活動をするA先生。

 

なにぶん初めての事ですから勝手が良くわかりません。

 

しかし求人サイトや求人誌で見つけた医療機関に

自ら電話を掛けて問合せすると、

どこも歓迎モードで迎え入れてくれ

見学⇒面接⇒内定・条件提示と順調に進みました。

 

お!?医局では重宝されなかった自分だけど、

意外と引く手あまたなのか?なんて思ってたA先生。

 

4か所に問合せして何と4か所とも内定を頂き、

多少の高低はあるものの

いずれもそれなりの条件を出してきたのです。

 

ただ正直この4か所…。

帯に短したすきに長しでありまして

決定打がないのも事実。

 

どうしようかな…と悩むA先生。

 

しばらくするとその内の1つの病院の事務長より連絡が入り、

「その後、いかがでしょうか?

当院としては是非ともA先生にお越し頂きたいんです」と言います。

 

実際に悩んでいるA先生としては、

正直にまだ悩んでいるんです。

他の候補もありますし…と申し上げると、

「実は院長とも話したのですが、

当院の誠意の証としてご提示した年俸ですが、

プラス100万円しようと決めました。

A先生にお越し頂きたい気持ちの表れとお考え下さい」

とおっしゃるのです。

 

おお、この病院はただでさえ年俸は良かったのに

プラス100万円なんて太っ腹だなあ。

そんなに自分に来て欲しいのか…。

 

内心ホクホクしながらも、

もう少し検討させて欲しいと電話を切りました。

 

しばらくしてから

他の病院からも連絡が入り、是非とも当院へ…とおっしゃいます。

いや~、実は他の候補の病院が年俸を100万円上げると言うので

自分もかなり悩んでいるんですよ…と言うと

その場では明言しなかったものの

後日、当院は150万円の年俸アップをします…と言うではありませんか!?

 

ま・マジ…?

そんなに俺に来て欲しいわけ??

 

こんな状況を繰り返し、

年俸は当初の提示額から200万円上がりました。

と・ところが…。

 

これならまだ行けると欲を掻いてしまったA先生。

 

最初に100万円UPを申し出てきた病院の事務長から連絡があり、

A先生としてはまだ上がるだろうと思っていたのですが、

実は他は200万円も上げてきてるんですと述べると、

「当院はそこまでは無理です。

誠に残念ですが前回の提示額が当院のできる限界値です…」と言い、

今回はご縁がなくて残念です…と下りてしまったのです。

 

あら?お宅はそこまでなのね、

まあそれなら他で決めようかなと考えていたのですが、

150万円UPの病院もこれ以上は無理と言い、

200万円UPの病院も何だか態度が冷淡になってきました。

 

う~ん、何だか雲行きが怪しくなってしまった…。

ちょっと欲深すぎたか…。

 

結局、A先生は当初から年俸アップは無理と言っていた病院に

お世話になる事になりました…。

 

医者の年俸の相場ってのも良くわからないし、

上手く交渉もできなかったなあ。

やっぱりネゴシエーションはプロに任せた方がいいんだな…。

 

逃がした魚は大きい…。

そんな心境のA先生でした。

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医局の先輩の誘いに乗ったばかりに…。

 

大学医局への在籍も10年を過ぎて、

そろそろ次のステップを考えていたH先生。

 

参加した学会後の懇親会で

医局の先輩と数年ぶりにお会いしました。

この先輩はすでに市中病院に転身しており、

診療部長を務めていらっしゃいます。

 

おお、H先生、久しぶり。

最近はどう?なんて気軽な会話をスタートさせたのですが、

すでに退局している先輩ドクターでもあり、つい気を許して、

いや~そろそろ次の道を考えなきゃ…と思ってます…と

申し上げたところ、

その先輩は急に真剣な表情になって、

当院に来ないか?とお誘いを受けたのでした。

 

その時は酒席でもあり、

話し半分くらいで聞いていたのですが、

後日、先輩から連絡をもらい、

「院長とも話したのだが、

H先生だったら当院は高待遇でオファーするよ。

上司が俺ならH先生もやりやすいだろうし、

待遇に関しては俺からも院長によくよく言っておくから、

きっといい話しになるはずだよ。」

 

確かにこの先輩ドクターは、

H先生が研修医の頃からお世話になっており、

親身になって指導をしてくれ

リスペクトしていた先輩です。

 

次のステップとは考えていたものの、

特にアテがあった訳ではないH先生は

あの先輩からのお誘いなら断れないよな~と

自分を納得させてお世話になる事に決めました。

 

ところがそれから数か月後…。

H先生は大きな後悔をする事になってしまいました。

 

旧知の先輩だから

事前に担当する業務や条件面など

任せきりにしてしまったのですね…。

 

先輩ドクターの悪いようにはしないというのを信じていたのですが、

まあ悪くはないんですが、良くもない…。

 

しかも受け持ち患者の疾患が自分の専門ではない方も多く、

自分は何のために専門医を取ったんだろうか…と悩む始末…。

 

待遇も基本給はグッと上がったのですが、

当直やオンコールの手当がなく、

トータルすると微増くらい…。

 

大学と比較すると医師数が少なく、

業務の負担は増しているので、

果たしてこれで良かったのか…。

もっと良い選択肢があったのではないか…。

 

1度先輩に相談をしてみたのですが、

大丈夫、大丈夫、俺に任せておけば大丈夫だから…と

何だか頼りになりません。

 

しかも先輩ドクターの顔を潰す訳にも行きませんから、

簡単に辞める訳にもいきません。

 

にっちもさっちもいかず…、

非常に悩ましい状況に陥ってしまったH先生でした。

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すごくいい病院なんだけど…、自分には合わない…。

 

麻酔科医のI先生。

50代半ばのベテランドクターであり、

スキル、経験ともにどこに出しても恥ずかしくない

医療機関にとっては喉から手が出るほどに

採用したい先生でもあります。

 

麻酔科という特性もあり、

I先生はわりと自由なキャリアを積んできたのですが、

そろそろ安定的に働こうと考えて、

民間の中~大規模の総合病院を希望しておられました。

 

いくつも話しは入ってきたのですが、

その中で気になる3か所の病院に見学に行ってみますと

どこも歓迎モードであり、

条件面も期待通りで、どこも甲乙つけがたく、

その中で最も設備が充実していて、

新しく施設も建て替えた病院を選びました。

 

入職して1年後…。

どうやらI先生は再びの転職活動をされています。

 

今の病院はさあ、

すごくいいんだよ。

 

経営陣もまともだし、

スタッフもやる気があって真面目だし、

他のドクター達もモチベーションが高いしね。

 

正直、こっちも思わず乗せられるくらいだし、

もう文句なしの環境なんだ…。

 

ただ…

ただ…、自分には合わない…。

 

何と言うか…

組織が若すぎるというか…。

何か…疲れちゃうんだよね…。

 

ホント全然不満なんてないし、

心底いい病院だと思うんだ。

でも、なぜか自分には合わない感じがして

しょうがないんだよね…。

 

これはすごく難しい問題ですが、

組織の風土とか、文化とか、伝統とか、

そういうものに自分がマッチしていないと感じておられるようです。

 

最後は施設や設備を重視してご決断されたからでしょうか?

一緒に働く人たちの事が視野に入っていなかったようです。

 

これを失敗と言うべきなのかは

私自身も悩みますが、

どこで働くかも重要なのですが、

誰と働くかもそれに匹敵する以上に大事なんだ…という

好事例かと思いご紹介させて頂きました。

 

ベストマッチングというのは

本当に難しいものですね…。

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情報過多で決断できず…。

医師転職失敗

 

一昨年に大学医局を辞めて民間病院に勤め始めたX先生。

大学に在籍していた頃と比較して

良い点、悪い点、両方あるけれど、

トータルで考えるとそれなりの満足感はあり、

そこそこ充実した日々を過ごされています。

 

しかし常に今よりも良い所を探しておきたいと考えたX先生は、

信頼の置けそうな出入りの業者が来院する度に、

どこか評判の良い病院を知らないか?

ここよりも条件の良い病院はないか?と聞いています。

 

また医師の紹介会社にも複数社登録してあり、

各社から定期的に求人も送られており、

その他、時間があると求人誌に目を通したり、

求人サイトでチェックしたりと

かなり真剣に情報収集をされていらっしゃいます。

 

そしてちょっと興味が持てそうな求人があると

業者や紹介会社や同僚医師などにも確認し、

どっかいい所ないかなあ?と日頃から動いていたんですね。

 

そんな状況でしたので、

同僚の先生方も、どうせX先生は退職するんだし…とか、

看護師などコメディカルスタッフ達との関係も徐々に悪化…。

 

そしてついにある日、院長に呼び出されて、

X先生は業務時間中に転職活動をしているそうではないか!?

それは非常に困るし、

当院に長く在籍するつもりがないなら

こちらも相当の対応をせざるを得ない…とお叱りを受けてしまいました。

 

こんな状況ですので、

本気で転職活動をしなければならなくなったのですが、

そもそも何となく今よりもいい所…という目的で

情報収集をされていましたので、

どうも自分に合う医療機関がどんな所なのか?

どんな条件を自分は望んでいるのか?

あまり明確になっていなかったんですね。

 

ですから〇〇病院はどうですか?と聞かれても

あそこは以前にバイトに行っていた先生から

悪い評判を聞いてるよとか、

□□病院が△△科の先生を募集しているそうですよと聞いても

あそこは給料の割には労働時間が長いらしいよ…と

欠点ばかりが目につき、

ここに応募したいとか、ここでお世話になりたいという、

自分なりの理由を見い出せなくなってしまっているのです。

 

医療機関の情報にしても、求人情報にしても、

ひと昔前と比較すれば手に入れるのは容易ですよね。

 

しかしあまり情報収集をし過ぎて、

頭でっかちになってしまうと評論家というか、

ただの求人マニアになってしまいます。

 

求人の良し悪しは当然ありますが、

最も大事なのは、ご自身が何を望んでいて、

どんな将来を手に入れたいのか?

いわゆるライフプラン、キャリアパスであります。

 

これなしに求人ばかり見ても、

かえって混乱するばかりですね。

 

X先生は未だに転職しておらず、

院長はじめ周囲からの冷たい目線を浴びながら

悶々と仕事をしています…。

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辞める準備はいつから始めるべきか?

医師職場退職

 

今の仕事に大きな不満がある訳ではありませんが、

まだまだ成長したい気持ちが強く、

ここで学ぶ事はこれ以上ない…とお考えのE先生。

 

それなりの充実感と

そこそこ満足できる待遇を得ているので、

これからの自分の身の置き場をどうすべきか?

お悩みになっているようです。

 

いつまでも悩んでいてもしょうがないと考え、

ある求人サイトに掲載していた

総合病院に問合せをしてみました。

 

すると是非ご見学にいらして下さいと

ウェルカムモードです。

 

行くだけ行ってみようと考えたE先生は、

研究日に見学に行ってみました。

 

理事長や診療部長、事務長が勢揃いで迎えてくれ、

とてもフレンドリーな面談をしました。

事務長からはもしご縁があれば…と

条件提示も受けましたが、今よりも少し良くなるみたい。

 

とは言え条件がひとつだけあって、

今年の10月から赴任して頂きたいとの事。

今は6月ですからあと4カ月…。

 

タイミングとしては何とかなりそうだけど、

正直無理してまでも行くべき病院なのか…悩ましい…。

悪くはないけど、ここだ!という確信がある訳でもなく…。

 

ある日、上司に当たる医長と偶然2人きりになったので、

別に予定がある訳ではないのですが、

もし他の病院に移る際には

どれくらい前に相談すればいいですかね?

と聞いてみると、即答で「最低半年前!」との事。

 

まさか転職を考えているのか?と問われ、

いやそういう訳ではないんですが、

いつかは…と考える事もなくはないもんですから…と

モゴモゴと誤魔化したE先生。

 

勤務先によって、

その環境、状況によって、

いつまでに申し出るかは異なりますが、

概ね半年くらいの余裕はあった方が良いと思います。

 

医師の場合は次の職場を見つけるよりも、

いかにして今の職場を円満退職するかの方が

骨が折れる作業です。

 

引き継ぎや後任ドクターの採用など

病院側もすべき事は多いですから、

やはり半年くらいの猶予は見ておいた方が無難です。

 

早速こちらの病院には断りを入れて、

来年春に焦点を合わせて再度の活動を始めたE先生でした。

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新たな職場の欠点や短所が見えてきて…。

 

どんな方でも、どんな職場でも、

多かれ少なかれ欠点や短所はありますよね…。

大学医局を辞めて初めての転職を実現した

K先生は入職して3カ月…。

諸々悩んでおります。

 

医局にはもう居場所はないし、

これ以上在籍し続けてもあまりいい事はないと考えて

一念発起して民間病院に転職をしたK先生。

 

大学病院ほどに忙しくはないし、

そうは言っても暇な感じでもないし、

それなりの症例経験を積める環境ではあるようです。

 

また条件面に関しては

年収はそこそこ上がったようで満足していますし、

赴任手当、住宅手当などもあり、入職時は助かりました。

 

休みの日にコールが掛かる事もあまりなく、

当直も月に2~3回と今までと比較すると

トータルで考えるとかなり良くなっています。

 

しかし、どうしても大学病院と比較すると

劣る部分はある訳で…。

 

検査機器など機械類が古い…。

 

オペ室の体制が整っていない…。

 

同僚医師の診療が信用できない…。

 

看護師のサポートに不満がある…。

 

モチベーションの低いスタッフが在籍している…。

 

当初からそれなりの覚悟は持っていたつもりでしたが、

実際に直面してみると想像していたものと違って、

実に悩ましい…。

 

診療上で戸惑ったり、困ったりする事も

度々発生してしまい、これじゃ前の方が全然良かった…。

そう思わざるを得ない事もしばしば…。

 

不満、不信、不安…。

K先生は現状に対して非常にネガティブに受け止めてしまい、

こんなんじゃやってられない…と思う日々。

 

耐えかねたK先生は、

ある時に院長と話しをしました。

 

幸い院長は物わかりの良い先生で、

K先生の考えに対して理解をしてくれます。

そしてこうおっしゃいました。

 

「私も当院に赴任してきた時には同じ事を感じました」

 

院長がこの病院に赴任してきたのは8年前…。

最初は副院長として入職をされたのですが、

その時はもっとひどい状況だったそうです。

 

「K先生もその時の私と似たような状況なのでしょう。

お気持ちはとてもよくわかります。問題はこの後です。

私はご縁があって来たこの病院を少しでも良くしようと思い、

亀のような歩みですが、私なりに改善をしてきました。

もちろん私と同じようにしなさいとは言えません。

K先生がどうしても当院に我慢ならず、

他の病院に移りたいとおっしゃるなら致し方ありません。

しかしもし一緒に当院を少しでも良くしたいとお考えになって頂けるなら

私と一緒に当院の改革に手を貸して頂けませんか?」

 

そうおっしゃいます。

「当院だけでなく、どこの病院にも長所もあれば短所もあります。

K先生は短所が目についてしまっていますが、

意外と当院も長所はあって、そこには心地よさもあるんですよ。

 

「焦る必要はありませんから、

当院の長所も短所もしっかり見つめて下さい。

その上でここで何かを成し遂げたいと思って下さるなら

私と一緒に当院をより良い病院にしてまいりましょう。」

 

そう諭されて、その時はそんなもんかな?と半信半疑だったK先生ですが、

それから冷静な視点でこの病院を観察してみました。

 

すると確かに不足の部分は少なくないけれども、

実は余剰とも言える部分も意外とあって、

もっと良い病院になる為のポテンシャルは確かにありそうです。

 

それは患者さんやそのご家族の表情を見ているとわかります。

安心と信頼が表情に現れており、

それに応える為に医師を始め、

全スタッフが一丸となって取り組んでいるのです。

ただ経験値の浅さや、効率が悪くて上手く行っていないだけで、

やろうとしている事は間違っていない。

 

自分がアドバイスしたり、

システムを改善すればもっと良くなりそうです。

 

まだ100%の納得をした訳ではありませんが、

自分なりのこの病院への貢献はしてみよう…。

若干院長に乗せられた感はあるものの、

しばらく上手く騙されてみるか…。

もしかしたら大きなやりがいになるかもしれないし…。

 

そもそも自分がこの病院を選んだのは、

条件面が良かったというのもあるけど

何となく雰囲気の良さを感じたからでもあるんだよな…。

 

少なくとも院長と話して良かった。

あの時に辞めていたら、ちょっと短絡的に過ぎたしな…。

話してみる事で悩みって解決していくんだな。

そう考えて、日々院内改革に勤しむK先生でした。

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