その転職の目的は何ですか?

医師転職面接

 

今の職場の在籍期間も5年を過ぎ、
そろそろ新しい環境を望み始めたA先生。

出入りの業者にどこかいい病院ないか?と聞いてみたり、
時間がある時は求人サイトをチェックしてみたり…。

ところが次の職場に対して、
具体的に望んでいるものがなくて、
将来的な構想も特に考えていなくて、
どこかいいところないかなあ…と
漠然とした感じで探していたのだそうです。

こうなると結局条件面を中心にせざるを得ず、
ここなら今よりも給料は上がるし、
そんなに忙しそうでもないから、
ここでいいいかあ…と
ある総合病院に応募してみたのだとか…。

是非、見学・面接にいらして下さいとの事で、
気軽な感じで病院に行きますと…。

待ち受けていたのは厳格そうな院長。

A先生は当院をなぜ志望したんですか?

A先生は当院で何ができますか?
また何をしたいですか?

A先生はご自身の将来的なビジョンをどう描いていますか?

特に準備なく来たA先生は
しどろもどろになりながら答えたのだそうです。

しかし院長はそれを見抜き、
A先生は何を目的に生きてるんですか?
なぜ医者になったのですか?
医師としてどんな人生を歩みたいんですか?と
たたみかけてきたらしいです。

院長の話しを聞きながら、
確かに自分は日常の忙しさにかまけていて
医師としてこれがしたいとか、
こういう医師になりたいという気持ちが
薄くなっていたかもしれない…。

まさか面接に来て説教されるとは思わなかったけど、
条件が良かったからここに来ました…なんて
考えてみたら図々しい話しだよな…。

帰り道…。

俺は医者として何がしたいんだ?
どんな医者になりたいんだ?

そんな自問自答をしながら、
その日以来、自分の未来について、
真剣に考えるようになったそうなのです。

すると求人サイトを見ていても、
目を止める案件が全然変わってきたようなんです。

あの院長に厳しく言われたけど、
正直、あの時は頭にも来たけど、
率直に言ってくれて良かった…。

何だかあれから毎日張り合いがあるし、
将来設計みたいなものもできつつある。

面接としては大失敗だったけど、
自分にはターニングポイントとなる出来事だったな。

A先生はキャリアプランに目覚めたようです。

 

あまりにも多くの求人を見過ぎてよくわからなくなってしまった…。

 

現状に停滞感を感じており、

心機一転で成長できる環境を探したいと考えるB先生。

 

ご自身の将来の可能性をいろいろ考えて、

かなりビジョンは明確になっていらっしゃいます。

 

しかしそのビジョンに向かうためには

どの医療機関に勤めるか?については悩ましく、

そもそも表面上の情報は多くとも内情はわかりませんので、

とにかくいろいろと見てみて取捨選択するしかないかな…と

お考えになっています。

 

B先生は様々な求人サイトを見て、

興味のある医療機関があればどんどん問合せを入れてみました。

 

ただ直接、医療機関に連絡できる事は稀で、

そのほとんどが人材紹介会社経由となっており

気づけば10数社の会社とやり取りするようになっていました。

 

パソコンを開けば必ずと言っていいほど

数社から求人情報が送られてきています。

 

最初はしっかりと目を通し、

個別の案件に対しても自分なりの評価を行い、

話しを進めるべきか却下すべきか考えておったのですが、

あまりにも多くの求人が送られてくる為に

正直B先生もよくわからなくなってしまいました。

 

だってM社から送られてきた△病院の求人内容と

R社から送られてきた△病院の求人内容は

似て非なるものになっていますし、

問合せてもM社とR社の担当者の言う事も全く異なり、

何が何だかよくわかりません。

 

その上、次から次へと新しい求人が送られてくるものの

自分のビジョンとは全く違うものも多く、

1件1件リサーチするのもバカらしくなってきました。

 

そもそもしっかりとしたビジョンを持っていたはずのB先生ですが、

段々と条件ばかりで判断するようになってしまい、

挙句の果てにはもう何でもいいかな…

と思うようにすらなってきてしまいました。

 

実際にあまりにも担当者から勧められるので

3件ほど面接、見学にも行ってみましたが、

差し障りのない感じの対応で内情がよくわからず、

まったく決め手に欠けるという状況でもありました。

 

致し方なくB先生は一旦転職活動をストップしました。

自分でもよくわからなくなってしまっているからです。

 

あまりにも多くの求人を見てビジョンが揺れており、

紹介会社とのやり取りもあまりにも増えてしまい、

どこがどこだか把握できなくなってしまっています。

 

このままで良い方向に進むと思えない…。

そう感じたからこそすべてを保留する事にしました。

 

いろいろ見てみたい…。

そう考えていたのが失敗だったようです。

自分に合わない所や、自分のビジョンと異なる所、

そういう所を何か所見ても意味がない…。

 

そう気づいたB先生は、

次は慎重には慎重を期して、

それこそ一発必中で決めるくらいのつもりで活動できるように

粛々と情報収集、ノウハウの吸収に勤しんでいます。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

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何かいい求人ないかなあ?

 

40代半ばのE先生。

特段現状に大きな不満がある訳ではありませんが、

だからと言ってやりがいや充実感がある訳でもありません。

 

周囲の先生方は、

開業をしたり、転職をしたり、

それぞれのビジョンで新たな人生を歩んでいますが、

ご自身の毎日には変化がなく、

これといったやりたい事もなく、

かなり閉塞感に満ちています。

 

同僚や出入りの業者には、

「どっかいい病院ないかなあ?」とか、

「何かいい求人ないかなあ?」と

声を掛けるのが日課になっています…。

 

そんなある時、知人のMRが、

「私の知り合いの紹介会社のエージェントが

E先生にピッタリの案件を持っていると言うのですが、

話しだけでも聞いてみませんか?」との話しを持ってきました。

 

まあ話しぐらいなら…と思ったE先生は

担当者とお会いしてみました。

 

とある企業が設立するクリニックの院長になって欲しいと。

しかも条件的にはかなりの高待遇…。

 

日々閉塞感を感じていたE先生は

思わず興味を持ってしまいお話しを進める事にしました。

 

オーナー側の企業の担当者は、

E先生の為にできる事は何でもやる、

E先生は一切のリスクを背負う必要がない、

やりたい事を思う存分やってくれていい…。

 

このような事をおっしゃいます。

当直もなくなるし、

給料も相当に良くなるし、

これだけ自分を求めてくれるなら

乗ってもいいかと思い契約をしたのですが…。

 

それから10か月後…。

E先生は窮地に陥っています…。

患者が思うように増えないんです…。

 

E先生から見ると、

そもそもの立地に問題があると思うのですが、

会社側はE先生の診療に問題があると言ってきます。

このままでは給与を減らさざるを得ないとも言います。

その割には宣伝広告を打とうと提案してもNG、

新たな検査機器を購入しようと提案してもNG。

何らE先生の考える集患策は認めてもらえません。

 

こんな話しには乗らなければ良かった…と

後悔先に立たずのE先生ですが、

そもそもご自身の中でプランニングがなかったのが要因ですね。

 

何かいい仕事…ではなく、

ご自身の夢や希望を叶える為に…という発想が必要だった…。

そう反省するE先生でした。

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面接するのなんて初めてだから…。

クリニックスタッフ面接

 

着々と開業準備が整ってきたS先生。

自分なりに経営方針やビジョンを持ち、

その実現の為に相応しい準備が進んでいます。

 

そんなS先生ですが、

仕事の場では患者さんとのコミュニケーションも上手く、

スタッフ達とも協力していけるのですが、

本来は口数も少なく、

どちらかというと孤独を愛するような

性格でいらっしゃるようです。

 

勤務医の時代とは異なり

開業すれば何十年とその地に落ち着く訳だし、

スタッフとも末永く一緒に仕事をしたい。

 

だからこそスタッフ選びには慎重でいたい。

でも、自分を理解してくれて、

相性が合うような人たちがそう上手く来てくれるだろうか。

まして自分は面接をするのなんて初めてだし、

上手い具合に選考ができるものだろうか。

そんな悩みを持っていらっしゃいます。

 

と言いますのも、

ちょうど1年前に開業した医局の先輩のクリニックでは、

雇用したスタッフが開院前に早くも辞めたとか、

スタッフ同士の人間関係が悪くて揉めてばかりとか、

陰で院長の悪口を言いふらしているとか、

ネガティブな話しを聞いており、

元々人付き合いに難があるS先生をより不安にさせているのでした。

 

幸い募集を掛けると看護師、医療事務ともに

複数名の応募が来ました。

 

院内の人間関係をどうにかして良くしたいS先生は

開業コンサルタントに依頼して、

書類選考、面接、内定、入職の一連の採用フローを

一緒に行う事にしました。

 

特に大事な面接にはすべて立ち会ってもらい、

3者で面接をする事にしたのですがこれが大成功。

 

S先生はコンサルタントが詳細を説明し、

いくつかの質問を投げ掛けて、

求職者の人となりや考え方を理解する事ができ、

その上でご自身の経営方針やビジョンを語り、

それに対する反応を冷静に見る事ができました。

 

10数名の面接を終えて、

S先生とコンサルタントはどの方を採用すべきか

ミーティングをすると不思議とほぼ一致。

うち5名の方に入職して頂く事となりました。

 

開業前はオープニングスタッフを

是が非でも揃えねばならないと

余計なプレッシャーを抱える事になります。

 

よってミスマッチする人材を抱え込み、

後々苦労する事が少なくないようです。

 

すべてを自分だけで抱え込むのではなく、

採用経験のある第三者を活用するのも

ひとつの手ですね。

 

結果的にS先生は開院して丸1年が経っても

誰も辞める事なく

和気藹々と仲良く仕事ができているそうです。

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演説のようになってしまった…。

医師転職面接

 

ビジョンをしっかりお持ちのY先生。

ご自身のキャリアプランをしっかり考えて、

ピッタリの病院を見つけました。

 

希望に相当に近いので、

Y先生も気合いが入っています。

 

面接当日、院長、診療部長、事務長の3名と

お会いしたY先生は、

ビシッとスーツを着て、

質問にも明確に応えており、

お三方の表情も実にいい感じです。

 

段々と乗ってきたY先生は、

好条件を獲得する為にも

いかに自分が優秀な医師なのか、

採用すべき人物なのかをわかって欲しいと

気合いが入り過ぎてしまいました。

 

挙句の果てには先方からの質問に、

5分以上お応えするようになり、

まるで演説をしているかのよう…。

 

お三方の表情も段々と曇ってきて、

逆にそれを見たY先生は名誉挽回とさらに

頑張り過ぎて演説してしまう始末…。

 

面接終了後、Y先生はグッタリ…。

さすがにしゃべり過ぎたか…。

最初はいい感じだったのに、

最後は早く話し終わらないかなあ…ってなってたもんな。

 

面接って難しい…。

そうつぶやくY先生でした。

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好条件に釣られない為に…。

医師好条件求人

 

大学医局に10年在籍し、

その後、民間病院に転身したM先生。

 

実は、民間病院は3年ですでに4カ所めの病院です。

転職を繰り返してしまっています。

 

それはなぜか?

好条件の求人を見るとつい今よりもいいな…と思ってしまい、

そんな考えが湧き始めるといてもたってもいられなくなる…。

 

良くも悪くもですが、

渡り鳥のようになってしまっています。

 

もちろんM先生も

いつまでもこんな事ではいけないなあと考え、

そろそろ長く落ち着ける病院を探されておりました。

 

今までは大手の求人サイトや紹介会社を利用していましたが、

そうするとどうしても求人ありきで、

求人を見てしまうと条件にしか目が行かない所があり、

それを変えようという事で

今回はオーダーメード型を謳っている

中小の紹介会社を利用してみました。

 

担当のコンサルタントに口を酸っぱく言われたのは、

M先生がご自身の5年先、10年先を

どれだけ明確に描けるか?ここが勝負です…

という事でした。

 

とは言え、今までのやり方をそう簡単には変えられません。

つい求人に流されそうになるM先生に

その都度、担当コンサルは、

「M先生、ビジョンですよ。

5年後、10年後の世界を確立しましょう。」と

言われ続けて、M先生自身も考え続けて、

少しずつM先生もその意図が理解できつつありました。

 

そして10年後にはこうなっていたいなあという未来像が

おぼろげながらも見え始めた時、

不思議に求人の良し悪しはあまり気にならなくなっていました。

 

未来像にたどり着く為には…

そういう発想をM先生が持ち始めたのです。

 

10年を3段階に分けて考えよう。

まずは最初の3年、次の3年、最後の4年。

ホップステップジャンプと考えると、

最初の3年はとにかく経験を高めたい。

多少ハードな職場でも、

多くの症例経験を積む事が必要だろう…。

 

これこそが担当コンサルが願っていた展開です。

M先生のご自宅から通勤圏内にある病院の中で

症例経験を積めるのは…

2カ所の病院だけでした。

 

その両方に面接に行ってみると、

最初に行った病院よりも後に行った病院の方が

活気があって、職員の表情が明るく、

実際に患者数もこちらの方が多かったのです。

 

M先生はそれを担当コンサルに伝えると、

「後はお任せ下さい。

私がしっかりと条件や待遇を詰めてまいります。」

 

今までの経験を活かしつつも、

新たな領域へのチャレンジもする今回の転職。

給与が多少下がるのは覚悟の上でしたし、

条件だけで選んだ今の病院と比較すれば

諸々の待遇も下がるのは致し方ないと

M先生は考えていました。

 

ところが担当コンサルが条件交渉をすると、

何と今までと同等の給与、

そしてその他の待遇をトータルで考えると

むしろ全体としては今までより良い条件を

手に入れる事ができました。

 

担当コンサル曰く、

「別に魔法を使った訳ではありませんよ。

M先生のビジョンを丁寧に伝えていくと、

それだけのしっかりとしたお考えをお持ちの先生なら

当院にとっても大きな戦力になるでしょう。

当院としては多少色を付けてでも、

是非お越し頂きたい先生です、との事で

好条件を獲得できたのです。」

 

条件ばかりを追い求めて、

より良い条件を追い掛けて、

医師としての本分を忘れかけていたM先生。

 

結果的には医師としての原則に立ち戻り、

もう1度やり直そうと思ったら

条件も良くなった…。

 

そうか…、

条件を求めるのではなく、

医師として真っ直ぐに生きていけば

評価されるんだな…。

俺は今まで何をやっていたんだか…と

苦笑しつつも、

担当コンサルに心から感謝するM先生でした。

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