うちのホームページは大丈夫か?

クリニック開業ホームページ

 

開業準備を進めるU先生。

ここまで様々な業者さんと打合せを行い、

ようやく徐々に形となりつつあるのですが

心配な事がひとつできてしまいました…。

 

内装工事や医療機器に予算を大きく割いた為に、

ホームページは格安で制作してくれる業者さんに

お願いせざるを得なくなってしまったのですが、

その業者さんはクリニックのホームページに関しての実績は

たったの2件しかありません。

 

正直価格優先で決めましたし、

ホームページがそれほど集患に影響するとは考えませんでしたので、

それなりのものができればいいや…と高を括っておりました。

 

しかしここにきて、

医療機関のホームページ上で不適切な表現を

きっかけとした医療トラブルが発生しており、

医療機関の広告規制のガイドラインが厳しくなってきて

掲載すべき事項、掲載すべきでない事項が厳格化してきている事を知り、

担当者は医療には詳しくない…と言っていたのが

不安に思うようになったのです。

 

すでに製作はスタートしていましたので、

U先生は今さら業者を変更する訳にも行かず

ご自身でガイドラインを勉強し、

上がってきたサイトを一文字ずつチェックしました。

 

いくつか微妙に思う文言があり、

修正依頼を掛けて再度チェック…。

結構な手間です。

 

こんな事なら最初から医療をよくわかっている

ホームページ制作業者にお願いしておけば良かった…と

後悔先に立たず…のU先生でした。

 

おそらく今後医療機関の宣伝広告に関しては

益々厳格化されるものと思います。

 

医療機関において実績が豊富で、

担当者が医療をよくわかっていないと

話しがスムーズに進まず

後々手間が増える事になりかねませんね…。

気を付けて下さい。

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意外と高い宣伝広告費…ケチって後々後悔…。

クリニック開業宣伝広告

 

お父様も開業医であるU先生。

そのままお父様の医院を継いでも良かったのだけど、

新しい道路ができて、街の様相はどんどん変わっています。

人通りも変わり、競合医院も増えてきているんです。

 

お父様の医院も患者数が徐々に減ってきており、

すでに開院して30年も経っている事もあり、

お父様もここを引き継ぐよりも

近隣で新たな場所を探した方が良いのではないかと

おっしゃっています。

 

そこでU先生は地元の不動産屋さんに依頼してみると、

現医院よりも利便性の高いところに

ちょうど良い物件を見つけることができました。

 

お父様も好立地に賛成してくれ、

新たな場所で新規開業をすることで準備を進めていきました。

 

すでに30年もクリニックを経営してきたお父様からのアドバイスを受け、

とても順調に準備は進んだのですが、

議論になったのは宣伝広告です。

 

お父様は、駅に看板を出すべきだ、電柱広告も合わせて行うべきだ、

そうおっしゃるのですが、U先生としてはそれはひと昔前の広告手法だし、

今時はネットで検索を掛ける人が多いから

ホームページなどに注力すべきだと考えています。

 

結果的には両方すべきという事になったのですが、

すると予算をオーバーする宣伝広告費になってしまいます。

 

U先生はご自身のお考えであるWEBでの広告費は削りたくなく、

効果が見えないのに多額の資金を必要とする

駅や電柱での広告を最小限度に抑える事にしました。

 

開院して6カ月…。

患者数は思うように伸びていません。

 

来院してくれた患者アンケートを見てみると

「目の前を通り掛かって…」

「クリニックの看板を見て…」という来院動機が多く、

ホームぺージを見てという動機はほとんど目にしません。

 

地域特性や患者層。

非常に重要なファクターですが、

U先生が開院する地域は高齢者も多く、

まだWEBで検索する方がそう多くはないのですね。

 

こんな事なら父の言う通り、

駅や電柱の広告に費用を掛けておくべきだった…。

都会ではないのだし、患者層も若くはないので、

それに合わせるべきだった…。

 

後悔先に立たず…ですが、

やはりマーケティングは難しいと反省しきりのU先生でした。

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宣伝広告の予算はどれくらい取るべきか?

クリニック開業宣伝広告予算

 

ある医療モールにて開業をした耳鼻咽喉科のT先生。

 

このモールを企画開発した企業は誰もが知る超大手企業であり、

宣伝広告に関しては企業の方で行うとの事でしたので、

集患対策に関してはほぼノータッチで開院日を迎えました。

何とホームページすら作らなかったそうです。

 

ところが開院してみると、

確かにモールの企画開発業者は力を入れて

宣伝広告をしているようで、

同じモールに入居した他院には患者はかなり集まってますが、

どうも自分の所には他院ほど来ていない感じがする…。

 

出入りの卸業者の担当に聞いてみると、

内科と小児科のクリニックが宣伝広告に力を割いているようで

耳鼻咽喉科に近い領域の診療もしているそうで…。

 

しかもこの内科、小児科はホームページもしっかり作り込み、

地域の住宅地にはポスティングをしたり、

最寄駅や近隣の電柱に看板を設置してもいるようです。

 

遅ればせながらT先生も何らかの手を打たねば…と

危機感を感じて考え始めたのですが

そもそも宣伝広告に投資をする発想がなかったので

資金的に余裕がある訳でもありません。

 

売上に対する宣伝広告費の割合は、

立地条件や診療科目によってかなり異なりますが、

少なくみても3~5%は掛けてもおかしくないでしょう。

 

競合が多かったり、

自費診療の比率が高い業態であれば5~10%、

時には15~20%の宣伝広告費を掛ける所もあります。

 

T先生の場合は、

モールの運営者がそれなりの広告をしていますので

3~5%の宣伝広告費で充分と思われますが、

痛いのは開院時にほぼ何もしてこなかった事です。

 

売上は患者が来院して初めて立つものですから、

最初の段階で集患対策を練らなかったのは失敗と言えます。

実際に銀行借り入れを複数回行うのは難しく、

最初の融資の段階で宣伝広告費も計算に入れないと

後々では月々の支払いを切り詰めて行わねばならなくなります。

 

ざっくりですが、

少なく見積もっても開院時には

100~200万くらいの宣伝広告費は

見積もっておいた方が無難でしょうね。

状況によってはもう少し増額しても良いと思います。

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院外広告、院内広告、WEB広告!?

 

開院日をあと2か月後に控える内科医のA先生。

事業計画を作り、銀行からの融資も決まり、

良い開業物件も見つかり、

内装工事も順調に進んで、

医療機器や什器もほぼ決まりました。

順調に開業準備が進んでいます。

 

ここからはいかにして開院日以降に

患者さんに来て頂くか…を考えに考えています。

 

何社かのホームページ作成業者から話しを聞きましたが、

やはりどこもホームページでの集患に力を入れるべきと

力説します。

 

そういう時代だとは思うA先生ですが、

結構な金額が掛かりますし、

ホームページに注力するとすれば

他の宣伝広告費を削らざるを得ません。

 

ホームページ中心で行くか、

その他の広告も含めてバランス型で行くか、

悩みに悩むA先生…。

 

ところが最後にお会いしたホームページ業者は

ホームページだけで集患できるものではない、

その他の宣伝広告も含めてバランス型で行くべき。

ロゴマークやテイストの統一性は持たせた方がいいが、

ホームページだけに多額の資金を投入するのは

リスクが大きすぎる…と言うではありませんか。

 

もっと話しを聞いていくと、

歯科医院や自費診療の比率が高いクリニックなら

話しは違うのだが、

一般的な内科クリニックの場合は、

地域密着型となるだろうし、

地元の高齢者たちはホームページではなく

駅の看板や電柱広告、折り込み広告の方が

認知されるとアドバイスを貰いました。

 

結果的にA先生はこの最後の業者に依頼し、

バランス型の宣伝広告をする事に決めたのです。

 

駅の看板は競合も多く、料金も高いので今回は見送り。

電柱はちょうど良い場所に空きがあったので数本だが契約。

ホームページはシンプルかつ自分で更新できるように作成。

開院3日前に新聞の折り込み広告を大々的に行い、

あとは地道にクリニック前でチラシ配布。

スタッフも近隣にポスティングに行ってくれるなど協力的。

 

そして迎えた開院日。

想像していた来院数の2倍の患者さんが来てくれました。

アンケートを見ると、

チラシを見た、電柱を見た、ホームページを見たという方々が

ちょうど同数であり、バランスが良いです。

 

この宣伝施策は間違ってなかった…と

ホッと胸をなで下ろすA先生でした。

 

中には100万~200万円もの金額を

ホームページに掛けるケースもあるようですが、

院長の個性や経歴、クリニックのビジョン、

開院場所に合った宣伝広告の手法を取るべきですね。

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開院前に行うべき宣伝広告!?

クリニック開院前広告

 

元々は心臓血管外科のT先生。

ハードな勤務に耐え切れず、

40歳を過ぎた頃から開業を志すようになりました。

 

さすがに心臓血管外科医としての開業は現実的ではないので、

専門医を持っていた循環器内科を活かして、

内科に関しても幅広く学んだ上での

開業を目指すプランニングを立てました。

 

総合内科医として常勤で勤務しながら

週1日は循環器内科医として非常勤で働いて3年目。

 

それなりなやりがいを感じる日々でしたが、

当初の目的を完遂する為に

いよいよ開業準備を進め始めました。

 

医師としてのキャリアには自信を持つT先生ですが、

内科医としてはご自身でも何っちゃってだよね…と

卑下しています。

 

そんなT先生ですから、

優良な物件を見つけても

私にはもったいなさ過ぎますね…とか、

医療機器も私などは最低限の機器があれば充分ですとか、

内装なども清潔感さえあれば何でもいい…。

どうも自信を持てずにいらっしゃいます。

 

しかし担当していた開業コンサルタントは、

T先生は医師としても、人としても優れており

絶対に患者を集める事ができると確信を持っており、

商売っ気なしでT先生を全力サポート、

開業を成功して頂く為にグイグイと良い方向に導いていきます。

 

そして最も激しいディスカッションになったのは

開院前の宣伝広告に関してです。

 

自分などは宣伝広告をするような立場じゃないし、

自然と患者さんが集まるのを待ちますよ…とおっしゃいます。

しかしそれでは開業医としての先が心配ですし、

何よりこれからはスタッフも雇用し、

生活を守っていく経営者でありますから

そんな悠長な事を言っていては弱肉強食のマーケットで

退場せざるを得なくなります。

 

喧々諤々の議論の後にご理解したT先生は、

どうせだったら本当に自分のような医師に診てもらいたい…

そんな地域の方々にアピールしたいとの事。

 

よって駅の看板や電柱広告などは除外して、

T先生の思いや人となり、

クリニックの方針を丁寧に記載したチラシを作成し、

開院前のクリニック近くでスタッフが配布したり

新聞の折り込み広告に入れたりしました。

 

これが大当たりで、

T先生に診てもらいたい患者さんが

開院初日からチラシを持って来院してくれました。

 

単に新規のクリニックが開院します!というチラシであれば

こうはならなかったと思います。

T先生がご自身の言葉で、丁寧に自己紹介し、

決意表明のような治療方針を明らかにして、

こういうクリニックにしたいというビジョンを明確にしたからこそ、

共感してくれた患者さんが集まってきたのですね。

 

WEB広告が優先される世の中ですが、

手法の良し悪しだけでなく、

やっぱり内容が最も大事ですね。

 

ただただ患者さんに来て欲しいという

考えではなかったT先生だからこそ

気持ちのこもった文章が書けたのかもしれません。

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