業者に翻弄されてご自身の夢は叶えられず…。

 

大学病院にて長くご勤務してきた40代前半のY先生。

専門は消化器内科ですが、

内科は幅広く診察してきましたので、

一般内科、消化器内科で開業しようと考えておられます。

 

若い頃から40代に突入したら開業準備を進めようと考えており、

大学医局での仕事もやり切った感を持っており、

ご自身としても医師としての経験をたっぷり積んで、

さあ、これから!と意欲を持って開業準備をスタートしました。

 

いくつかの開業セミナーに参加してみると、

様々な業者さんが声を掛けてきてくれます。

その中から好感の持てる担当者の方々数人に連絡を取り、

開業地や物件について問合せしてみました。

 

各社それぞれ様々な提案をしてくれましたが、

Y先生にとってドンピシャのものではありません。

ご自身としては長年の夢を叶える為の開業なのですから、

ここは妥協できないと考えて

各社にご自分の考えを丁寧に再度お伝えしました。

 

ところがその後に提案されたものも納得できるようなものではなく、

どうしてわかってもらえないかな…と憤りながらも

協力してもらっているのだから何度でも伝えなければ…と考え、

その都度、自分の考えや方針を伝えていきました。

 

しかし段々と提案してくれる業者は減ってきて、

提案の頻度もどんどん少なくなってしまいました…。

 

ん、俺が我儘すぎるのかな…。

このままでは誰も協力してくれなくなってしまう…。

そんな事を考えて少し柔らかく、頼るような連絡をしてみたものの

Y先生のご希望に添える案件は少なくて…という返答が返ってきます。

 

ん…、少し妥協しなきゃダメか…と考え、

エリアや希望の内容を広げてみたのだけど

あまり状況は変わらずしまいです…。

 

埒が明かないと考えたY先生。

やり取りをしていた業者の中で最も信頼できそうだと考えていた

某社の担当の方とお会いしてみると、

Y先生のお考えやお気持ちは充分わかるんですけど、

現実味としてなかなか難しいんです。

我々としてもお金にならないご支援はいつまでもできるものでもなく、

ちょっとこれ以上のサポートは難しいんですよね…。

おそらく他社さんも一緒なんじゃないですか?と言われてしまいました。

 

う~ん、これは困った…。

何もかも自分だけでやるなんて無理だし、

もっと大幅な妥協をしなければならないという事か…。

それも致し方なしと考えたY先生は、この担当者の方に

もっと妥協をするのでどうしたら良いか?と尋ねてみますと

今まで私が提案してきた物件の中で選んで下さいと言われました。

 

帰宅後、再度今まで頂いた物件を見直してみましたが、

正直いずれも食指が動かないような案件です。

しかしこの期に及んではそんな事も言ってられません。

消去法で最後まで残った案件で妥協する事にして

担当者に連絡を取ってみました。

 

それからは開業準備も動き始めました。

内装業者との打合せ、医療機器、電子カルテなど

様々な打合せを忙しくこなしていく中で

これで良かったんだ…とご自身を納得させるY先生。

 

しかし…。開院して半年…。

思うように患者さんは来院してくれません。

 

最初の開業地、開業物件に関して妥協をしたY先生は、

不必要なまでに業者の意向を尊重してしまい、

当初描いていたご自身のプランを少しずつ、少しずつ

諦めてしまっていたのでした。

 

誰も手伝ってくれなくなったら開業できない…という恐れを感じて

業者の言いなりになってしまった部分もあります。

 

その後、開業医の先輩方と話してみると

皆さん異口同音に多少の妥協は致し方ないけど

行き過ぎた妥協をし過ぎると絶対に上手く行かないとおっしゃいます…。

 

せっかく夢である開業を叶えたのに

これで良かったのか…と悩み深いY先生でした。

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開業セミナーに何度も参加してみたけど…。

もう数年前から開業準備を進めるI先生。
ところが未だ開院に至っておりません…。

経営者になるのだから勉強しないと…とか、
数千万円の融資を受けるのだから慎重に事を進めないと…と考えており、
それは決して間違いではないものの、
すでに数年間が経ってしまっているのは
ちょっと考えものですよね…。

お話しを伺ってみましたところ、
慎重な性格と各業者に翻弄されている事がわかりました。

I先生は開業しようと決めた後に、
クリニックの開業について書かれた数冊の書籍を読み、
その後、開業セミナーに参加して勉強するようにしたらしいです。

もちろん勉強する事自体や、
知識、情報、ノウハウを収集する事自体は良いのですが、
I先生はセミナーに参加する事自体が目的になってしまっているようで…。

だいたいどの開業セミナーも、
税理士や銀行、リース会社などが開業資金についてお話しをして、
開業コンサルタントや内装・建築会社が物件選びや建築・内装について話し、
他には医療機器メーカーや医薬品卸業者、電子カルテメーカーなど
各業者が登壇してそれぞれの専門領域について話してくれます。

上手く行けばすでに開業した先生から
自分の開業ヒストリーや成功・失敗事例なども伺えますが、
まあ良くも悪くもその程度です。

I先生は様々な開業セミナーに参加して、
ひとつの業種でもいくつもの企業が存在し、
それぞれ言う事が異なったり、
提供するサービスに差があったり、
その点が気になりだして研究するようになりました。

またブース出展している企業にも話し掛けて
情報収集に勤しみました。

その結果…。
I先生はとてつもない知識や情報を手に入れた一方で、
誰を信用して良いのか…がわからなくなり、
なおかつ自分対業者という構図が怖くなってしまったのだそうです。

結局さ、業者さんはみんな自分の所を使って欲しい訳で、
セミナーに参加している業者同士でも手を組んでいたり、
無理やり導いたりする訳じゃない…。

どこのセミナーに行っても、
勉強すればするほど、知れば知るほど、
み~んな自分の商売しか考えていないように思えてくるんだよ…。

正直、どの業者を使っても同じかな?とも思うようになったけど、
やっぱり信頼できる人とパートナーシップを組まないと
気持ち良く開業できないだろうしね…。

そうおっしゃいます。
ビジネスパーソンでもいますが、
セミナーに参加する事が目的となってしまい、
スキルを上げるとか、目標を達成するとか、
そういう大事なことを見失ってしまって
あまりにも複雑化してしまって第1歩を踏み出せなくなってしまったんですね。

その原因はI先生もおっしゃっているように、
開業志望医師 vs 業者 という構図になってしまっているからです。

本来であれば、
開業コンサルタントが付いて、
I先生と業者のやり取りを代行し、交渉し、
スムーズにコントロールすべきなのですが、
残念ながらI先生が話しを聞いた開業コンサルタントは
みなコンサルタントが本業ではなく、
自社製品や自社サービスを使って欲しいがための
ついでのコンサル部隊だったんですね。

これではI先生の味方がいないんですよね…。

さすがに数年を費やして焦りも生まれたI先生。
医局の先輩ですでに開業医になっている先生から
独立系の開業支援会社を紹介してもらったところ、
I先生+開業コンサルタント vs 各業者 という構図が生まれて、
とにかく心配がなくなって
一気に話しが進んだのだそうです。

何冊本を読もうが、
何度開業セミナーに参加しようが、
自分がこの人だ!という確信がないままには
スタートできないよね~。

今まで何十社もの方々の話しを聞いたけど、
みんな全体像を把握できておらず、
自分の専門領域だけしかわかってなかったんだよ。
それに比べて独立系の開業支援会社はさすがにすごいね。
各業者さんとの交渉も早いし、強いし、
自分はジャッジだけすれば良いところまで持ち上げてくれた。

ようやく開院の目途も付いてきたとの事で、
失敗から学んで成功に近づいているI先生でした。

<開業に関する過去ブログもご覧下さい!>
開院までにどれくらいの期間が必要なのか?
開業時にコンサルタントフィーをケチった結末…。
開院時におけるまさかの予算オーバー!?

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スタッフの間で派閥ができてしまった採用の失敗…。

 

経営資源は「ヒト・モノ・カネ・情報」である。

特に労働集約型産業である医療においては、

「ヒト」が最重要である…。

 

そう経営本で学び、

開業して1年が立つN先生。

 

開院時にもともとの知人である看護師2名(常勤1名、非常勤1名)と

医療事務(常勤1名)が付いてきてくれて、

彼女たちを中心メンバーにして

新たに看護師のパート2名、医療事務のパートを3名採用しました。

 

気心知れた彼女たちを中心に運営できると喜んでいたのですが…。

 

開院して3か月後…。

徐々に患者さんも増えてきて順調に伸びてきた実感があります。

 

スタッフ達もオープニングだけあって

クリニックを盛り立てようと動いてくれている…と

そう思っていたのですが…。

 

ある日、医療事務の常勤の子が言いにくそうにして…

「院長、うちのスタッフってどうしてこんなに人間関係が悪いんでしょうか…」

と言ってきたのです。

 

それなりに仲良くやってくれているとばかり思っていたので

N先生は驚きました。

 

詳しく話しを聞いてみると、

自分に付いてきてくれたスタッフ達と、

新しく採用したスタッフ間で派閥ができてしまっている。

モチベーションにも差があって、

必死にやろうとするメンバーと

ただ言われた事だけやろうとするメンバーに分かれていて、

新しい事をやろうとしても意思疎通ができない…等々。

 

普段は診察室にこもりきりになってしまうし

診療が終われば院長室で業務をしているので、

N先生には全く見えない実態でした。

 

旧知のスタッフ達にそれとなく訊ねてみましたが、

みな同じ事を述べました…。

 

皆さん経験者だから

自分のやり方を持っていて合わせようとしない。

 

面接に来た方の中には

もっと感じの良い方もいたし、

私たちがまさかあの人は採用しないよね?という方を

院長は採用してしまっている。

 

私たちを採用に絡ませてもらえれば

人選びは間違えなかったのに…。

 

な・なるほど…。

経営者としてヒトが大事だと思っていたので

採用は自分が全責任を負わねばならないと考えていたけど

一緒に仕事をするのはスタッフ同士だし、

もっとスタッフにも関わってもらっても良かったな…。

 

その後、退職者が続いて大変な思いもしたけど、

旧知のスタッフたちが現場も採用も頑張ってくれて

何とか危機を脱する事もできました。

 

新たに採用した方々はチームに溶け込み、

スタッフ一丸となる体制が出来上がりつつもあります。

 

やはりスタッフは宝だなあ。

経営資源として「ヒト」が大事だという意味を

自分を取り違えていたかもしれない…。

 

雨降って地固まる…という展開に

ホッと胸をなでおろすN先生でした。

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何度となく開業セミナーに足を運んだけど…。

クリニック開業セミナー

 

40代も半ばになり

いよいよ開業する事を決意したN先生。

 

大学医局に所属して専門領域を突き詰めてきた15年間。

市中病院に転身して総合的に診療してきた5年間。

 

ご自身の中では満を持しての決断と考えており、

タイミングとしてもちょうど良いだろうと思ってます。

 

ここ2~3年、そろそろ独立という考えはあり、

いくつもの開業セミナーに参加してきました。

 

参加するごとに勉強になる事があり、

段々と開業に近づいている感覚はあったのですが…。

 

奥さんの理解や応援も手に入れて、

両親も陰に陽にサポートしてくれる事が固まり、

今の勤め先の院長も今後の連携も含めて、

後押しをしてくれる事になりました。

 

さあ、いよいよ開業準備スタートだ…と思いきや、

今まで開業セミナーに参加してきて

この人なら…と思える人たちに連絡を取ってみたのですが、

「〇〇はもう退職しましたので他の担当者を…」とか、

「△△は異動となり、今の担当者は□□ですので…」とか、

自分の目で信頼できると思っていた人たちが

なぜかことごとく連絡が付きません。

 

唯一連絡が付いた方とお会いしてみましたが、

何だか強引に開業させようとしている感があって、

挙句の果てにはこの物件で決めて欲しいとか、

この業者を使って欲しいとか、

勝手に話しを進める始末…。

 

こりゃダメだ…と感じたN先生は、

またいくつか開業セミナーに参加してみたものの

営業色が強くて無理に誘われる感じがあり、

誰にお願いするかがどうしても決められずに悶々とする日々…。

 

調剤薬局は是非この物件で…としつこいし、

卸やディーラーは自社との付き合いを前提に無料でコンサルしますと

何度も連絡をしてくるし、

税理士や建築会社もあの手この手で営業してきます。

 

どうもN先生はこういう方々が苦手で、

なかなか開業準備をスタートできなかったのです…。

 

このままではマズイ…時間だけが過ぎてしまう…、

すでに開業している先輩ドクターに話しを聞いたり、

焦りつつWEB上で検索を掛けたりしていると、

すごく丁寧な情報を提供している企業を発見し、

担当者の顔写真やコメント、経歴、経験値などもオープンにしていて

興味を持ちました。

 

今まで会ってガッカリ…というケースもあったので

おそるおそる連絡をしてみると…。

 

いや、大当たりです。

誠実な姿勢、確固たる信念、豊富な事例やノウハウ、経験値も高く、

下出に出て何とか依頼してもらおうという卑屈な態度もなく、

ここでお願いしたいという高圧的なところもなく、

N先生はこの方にお願いする事にして、

ようやく開業準備がスタートしました。

 

よし!と思ってから1年近くが経ちます。

でも安心してタッグを組める人が見つかって良かったですね。

 

もっと早く出会いたかった…

その事だけが後悔だそうです。

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開院までにどれくらいの期間が必要なのか?

 

開業を検討中のA先生が、

3年前に開院して順調に経営されている

先輩ドクターのD先生に話しを伺いに行きました。

 

開業準備を進めていく中で、

どんな事に苦労をしてきたのか?

どういう点に注意をすべきか?

 

もともと仲良くさせて頂いていた仲なので

かなりざっくばらんに教えを頂いたそうです。

 

そのなかでD先生が最も大変だったことは…

 

「とにかく開院日までに時間がなくってさ…。

正直間に合うかどうかホントに不安だったんだよ。

融資の実行に時間が掛かったとか、

内装工事に遅れが出たとか、

いろいろ原因はあるんだけど

結局自分が仕事をしながらの開業準備だったので

打合せの日程が取れなかったり、

提出すべき書類が揃えられなかったり…。

自分の責任が大きくて

業者さんにはかなり迷惑を掛けてしまったんだよね。

関わってくれた皆さんの協力がなければ

たぶん開院日に間に合わなかったと思う…。」

 

そうおっしゃっています。

う~ん、A先生ご自身もギリギリまで働きつつ

開業準備を進めようと考えていたので

これはひと筋縄では行かなさそうだぞ…と頭を抱えます。

 

それをD先生に伝えてみると、

「方法はあると思うよ。

自分は思い立ったが吉日的に一気に話しを進めたので

やっぱり無理があったんだと思う…。

実際に自分の判断が二転三転してしまって

時間が掛かってしまったところもかなりあるしね。」

 

なるほど…。

やはり事前の準備・計画が大事ということか…。

 

「準備をスタートさせる前に、

しっかりとしたコンセプトを固めておき、

ある程度の方針を持って行えば時間は節約できると思う。

そして大事なのは自分の身代わりとなって

スケジュールや業者との折衝をコントロールしてくれる

司令塔役が大事だね。

ここがしっかりしていれば尚更心配はいらないと思うよ。

自分はたまたま良いコンサルタントと出会えたので

相当に任せてしまったけど無事に開院できたんだよ。」

 

「実際に開業準備がスタートしてしまえば、

半年から1年もあれば開院ってできるんだよね。

問題はその前だよ。

準備と計画がしっかりしていればの話しであって

この準備・計画に時間をしっかり使う事が大事なんだよね。」

 

帰り道…、D先生のお話しを反芻しながら

A先生は今後どう進めていくかを熟考しました。

 

「事前に準備・計画をしっかりしておく事。

良い自分の右腕を持つ事。」

 

それから1年後…。

A先生は開業準備を進めています。

 

D先生のアドバイスを活かして、

A先生から紹介してもらった開業コンサルタントと一緒になって

半年くらい準備のためのディスカッションをして、

スケジュールやコンセプトが固まりました。

 

そのお陰もあってか、

自分は仕事をしていても着々と準備は進んでいきます。

 

D先生の話しを聞いておいて良かった…。

やっぱり何事も準備・計画、そして頼れるパートナーだな。

つくづく思いながらも近未来にワクワクしているA先生でした。

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逃げの開業!?

クリニック開業

 

長く大学医局に所属するY先生。

スペシャルな業績を上げた訳ではないけれど、

上司からは安定した評価を受けているし、

後輩からも世話好きな先輩ドクターとして慕われている。

 

そんな人柄を持つY先生だから、

臨床現場でも患者さんからの評判も良く、

Y先生自身も充実した日々を過ごされていました。

 

ところが教授選でY先生の応援していた先生が負けて、

他大学から新たな教授が赴任して以降…

そんな生活が一変する事になってしまったのでした…。

 

新任教授としては、

自分を応援しなかった先生に対して

やはり面白くなかったのでしょうか…。

まさに白い巨塔の世界がそこにはあったのでした。

 

Y先生に対しても

陰に陽にイジメまでは行かないまでも

派遣先の病院が自宅から片道3時間近く掛かる所に変わったり、

研究チームから外されたり…

段々と先輩、後輩の他のドクターからの

目線も冷たいものになっているように感じて、

このままじゃマズい…と危機感を感じるようになってきました。

 

しかし真面目なY先生は今まで大学医局を辞めるなんて事は

全く持って考えた事などなく、

このまま冷や飯を食わされるのであれば

早く次の道を考えねば…と焦るY先生。

 

そんな時、ある学会ですでに開業をしている

同期の先生と久しぶりにお会いしました。

 

当時から非常に仲良くしていた方なので

現在の自分の置かれているを率直に話してみると

「お前なら開業してもいいんじゃないか?

俺だってそこそこ食ってけるんだから

お前なら成功する事、間違いなしだろう。」

そんな事を言われて、ついその気になったY先生。

 

今まで開業なんて考えてもいなかったのに…

何の準備も計画もなかったのに…

開業してどうなりたいかも考えていなかったのに…

ただ現状から離れたいだけで

その気になって開業準備を進めてしまったのです。

 

しかも大学病院に出入りしていた

顔見知りの医薬品卸業者を開業コンサルタントに選び、

とにもかくにも開業する事にしたのです…。

 

何の下調べもなく、

こうなりたいというビジョンもなく、

何となく物件を選び、

言われるがままに内装を決めて、

医療機器を購入し、

何とか開院まではこぎつけました。

 

しかし患者さんが思ったよりも来ずに、

不安な日々を過ごすY先生。

 

何より、これでいいのか?

自分が望んでいた世界はこれなのか?

開業以外に道はなかったのか?

 

ご自身が最も悶々としています。

もしかしたら自分は逃げたかっただけなのか?

逃げるにしても他の道と比較検討すべきだったのではないか?

 

今さら遅いよな…

でもホントにこれで良かったのかな?

悩みが深いY先生でした。

 

やはり事前の準備・計画が最も大事なんですよね…。

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うちのホームページは大丈夫か?

クリニック開業ホームページ

 

開業準備を進めるU先生。

ここまで様々な業者さんと打合せを行い、

ようやく徐々に形となりつつあるのですが

心配な事がひとつできてしまいました…。

 

内装工事や医療機器に予算を大きく割いた為に、

ホームページは格安で制作してくれる業者さんに

お願いせざるを得なくなってしまったのですが、

その業者さんはクリニックのホームページに関しての実績は

たったの2件しかありません。

 

正直価格優先で決めましたし、

ホームページがそれほど集患に影響するとは考えませんでしたので、

それなりのものができればいいや…と高を括っておりました。

 

しかしここにきて、

医療機関のホームページ上で不適切な表現を

きっかけとした医療トラブルが発生しており、

医療機関の広告規制のガイドラインが厳しくなってきて

掲載すべき事項、掲載すべきでない事項が厳格化してきている事を知り、

担当者は医療には詳しくない…と言っていたのが

不安に思うようになったのです。

 

すでに製作はスタートしていましたので、

U先生は今さら業者を変更する訳にも行かず

ご自身でガイドラインを勉強し、

上がってきたサイトを一文字ずつチェックしました。

 

いくつか微妙に思う文言があり、

修正依頼を掛けて再度チェック…。

結構な手間です。

 

こんな事なら最初から医療をよくわかっている

ホームページ制作業者にお願いしておけば良かった…と

後悔先に立たず…のU先生でした。

 

おそらく今後医療機関の宣伝広告に関しては

益々厳格化されるものと思います。

 

医療機関において実績が豊富で、

担当者が医療をよくわかっていないと

話しがスムーズに進まず

後々手間が増える事になりかねませんね…。

気を付けて下さい。

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応募が全くないのは募集要項に問題あり!

クリニック開業スタッフ募集

 

この半年、開業準備に掛かってきたH先生。

現職でハードな仕事をしながらだったので、

かなり大変ではあったけど

内装工事も無事に終えて、医療機器や什器なども納品され、

いよいよ!という感があり、気合い充分であります。

 

しかしここに来てひとつだけ不安なのが

スタッフの採用です。

 

宣伝広告を担当してもらった会社さんから

求人媒体を扱う企業さんを紹介してもらって、

1か月前から募集は掛けているんだけど…。

 

医療事務、受付に関しては、

順調に応募があり、何名か面接をして、

良さそうな方を採用する事ができました。

 

ところが問題はナースさんです…。

まだ1名も応募がありません。

 

追加で求人掲載もしているんだけど、

応募がなく、このまま看護師なしで開院か…と

H先生も焦ってきました…。

 

そこで以前にH先生が転職をした際に

以前にお世話になった

人材紹介会社のコンサルタントに相談をしてみると、

「看護師の採用は確かに難しいですが、

H先生が開業しようとする場所は

競合もそれほど多くないですし、

募集要項を工夫すれば応募が来ると思います」との事。

 

そこで早速現在出している募集要項を見てもらうと、

「H先生、これは業者さんが作成したものを

そのままOKを出していませんか?

ターゲットが不明確ですし、

求職者の胸に刺さるワードもありません。

もっとH先生の欲するターゲットを

明確にしてみたらいかがでしょうか?」と

言われ、今のままでは何も変わらないと思ったH先生は、

コンサルタントと一緒に募集要項を見直しました。

 

すると…

今まで1か月以上も

募集を掛け続けてきて1人も応募がなかったのに

何と4名の応募がきました。

 

これは逃がせない!と思ったH先生は、

面接にもコンサルに同席してもらい

丁寧かつフレンドリーな対応をして

めでたく2名の看護師さんに入職して頂きました。

 

やっぱり出された募集要項を追認するだけじゃダメだね…。

自分のクリニックなんだから、

自分の考えや方針を理解してくれる人を求めないと…。

 

あのまま求人を出し続けていても

果たして採用ができたのか?

 

専門職の採用って難しいんだな…と

しみじみ感じたH先生でした。

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開業資金の融資って確実に受けられるのか?

開業資金 融資

 

医師になって15年が経つM先生。

もともと開業志向が強く、

15年を機会として開業準備を進める事を決断しました。

 

そこで最も心配なのが資金面。

M先生は開業を目指してきたので、

自己資金はそこそこあります。

 

ただ住宅ローンはまだ残っているし、

お子さんもこれから受験を控えておりますので

今後教育資金も必要になり、

融資を受けざるを得ない状況です。

 

そこで給与振込口座を持つ銀行に相談をしてみると、

担当者も要領を得ず、貸せるのだか、貸せないのだか、

よくわからない反応です。

 

その時点では、自分は医師で、医院の開業を志しており、

金融資産はこれくらい持っていて、

さあ融資できますか?できませんか?という状況でしたから。

 

銀行の担当者から、

先生のビジョンやプランを事業計画に落とし込んで下さい。

それを見て判断しますと言われ、

そんなもんかな…と恥ずかしくも退散しました。

 

その後、開業支援を依頼したコンサルタントに、

クリニックの開業支援の経験が豊富な税理士を紹介してもらい、

その段階で初めて事業計画というものの詳細を知り、

具体的なクリニックのコンセプトも段々と固まっていったのです。

 

何も知らないで銀行に行ってしまったけど、

後から知ったのだけど、あまり医療に力を入れていない銀行だったので、

先方も戸惑っていたようだけど、

これで何とかなりそうだな…とホッとひと息。

 

税理士からも、

住宅ローンや教育資金に関しては問題はありません。

他にフリーローンや消費者金融からの借入がなければ

これから作るクリニックのビジョンやプランが明確なら

融資は問題なく実行されると思われます。

 

銀行さんは融資した資金がきちんと返済されるかを

最も心配している訳で、それは事業計画を見て判断します。

 

明らかにお金の使い方に問題がある方を除けば、

問われるのは事業計画です。

 

M先生は今までお金の使い方は特に問題ありませんので、

後は極端に設備資金が高いとか、運転資金を異様に必要としているなど、

銀行側が首を捻るような事がなければ大丈夫です。

融資された資金の使い道を、固く、明確に、適正に、

使いますよというプランが明確であれば問題ありません。

 

融資が下りるかどうかは開業準備の第1歩です。

 

その為にはクリニック開業のプロの人たちと、

きちんとした事業計画を作らねばなりませんね。

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意外と高い宣伝広告費…ケチって後々後悔…。

クリニック開業宣伝広告

 

お父様も開業医であるU先生。

そのままお父様の医院を継いでも良かったのだけど、

新しい道路ができて、街の様相はどんどん変わっています。

人通りも変わり、競合医院も増えてきているんです。

 

お父様の医院も患者数が徐々に減ってきており、

すでに開院して30年も経っている事もあり、

お父様もここを引き継ぐよりも

近隣で新たな場所を探した方が良いのではないかと

おっしゃっています。

 

そこでU先生は地元の不動産屋さんに依頼してみると、

現医院よりも利便性の高いところに

ちょうど良い物件を見つけることができました。

 

お父様も好立地に賛成してくれ、

新たな場所で新規開業をすることで準備を進めていきました。

 

すでに30年もクリニックを経営してきたお父様からのアドバイスを受け、

とても順調に準備は進んだのですが、

議論になったのは宣伝広告です。

 

お父様は、駅に看板を出すべきだ、電柱広告も合わせて行うべきだ、

そうおっしゃるのですが、U先生としてはそれはひと昔前の広告手法だし、

今時はネットで検索を掛ける人が多いから

ホームページなどに注力すべきだと考えています。

 

結果的には両方すべきという事になったのですが、

すると予算をオーバーする宣伝広告費になってしまいます。

 

U先生はご自身のお考えであるWEBでの広告費は削りたくなく、

効果が見えないのに多額の資金を必要とする

駅や電柱での広告を最小限度に抑える事にしました。

 

開院して6カ月…。

患者数は思うように伸びていません。

 

来院してくれた患者アンケートを見てみると

「目の前を通り掛かって…」

「クリニックの看板を見て…」という来院動機が多く、

ホームぺージを見てという動機はほとんど目にしません。

 

地域特性や患者層。

非常に重要なファクターですが、

U先生が開院する地域は高齢者も多く、

まだWEBで検索する方がそう多くはないのですね。

 

こんな事なら父の言う通り、

駅や電柱の広告に費用を掛けておくべきだった…。

都会ではないのだし、患者層も若くはないので、

それに合わせるべきだった…。

 

後悔先に立たず…ですが、

やはりマーケティングは難しいと反省しきりのU先生でした。

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