辞める準備はいつから始めるべきか?

医師職場退職

 

今の仕事に大きな不満がある訳ではありませんが、

まだまだ成長したい気持ちが強く、

ここで学ぶ事はこれ以上ない…とお考えのE先生。

 

それなりの充実感と

そこそこ満足できる待遇を得ているので、

これからの自分の身の置き場をどうすべきか?

お悩みになっているようです。

 

いつまでも悩んでいてもしょうがないと考え、

ある求人サイトに掲載していた

総合病院に問合せをしてみました。

 

すると是非ご見学にいらして下さいと

ウェルカムモードです。

 

行くだけ行ってみようと考えたE先生は、

研究日に見学に行ってみました。

 

理事長や診療部長、事務長が勢揃いで迎えてくれ、

とてもフレンドリーな面談をしました。

事務長からはもしご縁があれば…と

条件提示も受けましたが、今よりも少し良くなるみたい。

 

とは言え条件がひとつだけあって、

今年の10月から赴任して頂きたいとの事。

今は6月ですからあと4カ月…。

 

タイミングとしては何とかなりそうだけど、

正直無理してまでも行くべき病院なのか…悩ましい…。

悪くはないけど、ここだ!という確信がある訳でもなく…。

 

ある日、上司に当たる医長と偶然2人きりになったので、

別に予定がある訳ではないのですが、

もし他の病院に移る際には

どれくらい前に相談すればいいですかね?

と聞いてみると、即答で「最低半年前!」との事。

 

まさか転職を考えているのか?と問われ、

いやそういう訳ではないんですが、

いつかは…と考える事もなくはないもんですから…と

モゴモゴと誤魔化したE先生。

 

勤務先によって、

その環境、状況によって、

いつまでに申し出るかは異なりますが、

概ね半年くらいの余裕はあった方が良いと思います。

 

医師の場合は次の職場を見つけるよりも、

いかにして今の職場を円満退職するかの方が

骨が折れる作業です。

 

引き継ぎや後任ドクターの採用など

病院側もすべき事は多いですから、

やはり半年くらいの猶予は見ておいた方が無難です。

 

早速こちらの病院には断りを入れて、

来年春に焦点を合わせて再度の活動を始めたE先生でした。

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退職の申し出はどのタイミングですべきか?

医師退職失敗

 

研修医時代からずっと母校の医局に在籍するT先生。

 

今まで臨床も研究もある程度思うようにやらせてもらって

また教授、助教授をはじめてとして

先輩ドクター達にも大変お世話になり、

心から感謝の思いを持っておられます。

 

ただ…

自分も40歳を超え、

いつかは開業…なんて事も考えていたし、

研究もひと段落ついた感じもあり、

これ以上の出世も見込めないし、

若手医師のようなハード勤務もできなくなっているし、

大学医局を卒業!?ではないけど、

退局する事を考え始めました。

 

そんなある日、

たまたま教授と話す機会があり、

自分の気持ちを伝えました。

 

…が、みるみる内に教授の表情は変わり、

君は大学を何だと思ってるんだ、

飛び出す事など私は許さん!と叱られる始末…。

 

T先生は大学を辞めようかな…という考えはあったものの、

その先に何をするか?は全く考えていなかったのです。

 

教授から、それでこれから何をするんだ?と問われ、

それはこれから考えます…と言った時に、

あ、俺それ全然考えていない…と気づきました。

 

教授は退局する事に対して怒ったのではなく、

将来について何も考えていないままに

退局しようとした事を怒ったそうです。

 

退職の申し出をいつするか?

 

法的には退職の申し出から

14日以上立てば有効となりますが

医療機関だろうが企業だろうが

通常は就業規則に○カ月前に…という文言があるはず。

 

これは2カ月とか、3カ月とか、6カ月とか、1年とか、

いろいろありますが、大切なのは期日を守る事よりも

きちんと上長と相談して、理解を得る事。

 

医師の場合は半年以上前に相談を入れるのが

マナーだと思います。

 

そしてもっと大事なのは、

辞める事ではなく、その先に何をするか?

 

これを考えずに、準備もせずに、計画もなしに、

退職をするのはあまりにも不用心すぎます。

 

キャリアプランをしっかり持って、

ある程度の手応えを持ってから

退職の申し出をするのがいいですね。

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教授?助教授?誰に伝える?

医師退職の申し出

 

慎重派のN先生。

もうすぐ大学医局の在籍期間も10年となるので、

実はそれを区切りとして、

ここ1~2年くらい水面下で転職活動をしてきました。

 

すでに退局した先輩や同期の医師に話しを聞いたり、

紹介会社のコンサルタントと会ってみたり、

WEB上でも医師の転職に関するコラムやニュースには

アンテナを立ててチェックをしてきました。

 

いくつかの病院にも見学に行き、

魅力的なオファーも頂いてはいたのですが、

なかなか踏ん切りが付かずに時間ばかりが過ぎていく…。

 

でもようやくここなら…という病院が見つかり、

慎重派であるN先生も様々な情報を検討した結果として

ご決断をされました。

 

早速、医局側にも退職の意向を伝えようとなった訳ですが、

そもそも教授と折り合いが悪いというのも

退職理由のひとつであった為に、

助教授に相談してみると、

「そういう話しは自分にされても困るよ。

直接教授に申し出てもらわないと…」との事。

 

致し方ないと考え教授に申し出ると、

「そんな話しは聞きたくない。

助教授と医局長を通しなさい。」と言われる。

 

だから助教授にはもう伝えたんだよ…と心で思いながら

それじゃ医局長に言えばいいんだなと思い伝えると、

「え、だって教授も助教授も辞めたいという事は

すでにご存知なんですよね?

今さら私に言われた所で何もできませんよ」との事。

 

このままでは埒が明かないので、医局長に、

「とにかく伝えましたからね、後は何とかして下さい」

と丸投げしました。

 

その後、しばらくは何の音沙汰もなかったのですが、

たまたま廊下ですれ違った医局長に

あの話しはどうなりましたか?と聞いてみると、

「正直、私もよくわからないのですが、

教授にも助教授にもN先生の退職希望は伝えてありますので、

おそらく大丈夫なんじゃないですかね?」とおっしゃいます。

 

まあ大丈夫ならいいけどね、

今まで辞めた先生方もこんなだったんだな。

まったく風通しの悪い組織だぜ…とほとほと嫌になりました。

 

退職をする際に、誰に、いつ、どのような形で

申し出をするのが良いのかは、

所属する組織によって異なりますので

何とも正解を申し上げる事はできません。

 

ですが、喧嘩別れするのは宜しくありませんし、

できれば穏便かつ後を濁さぬように辞めたいですね。

 

その為には、他の辞める先生方や、

過去どうだったのかを知っておいた方が良さそうです。

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タイミングはいつか?

医師大学退局

 

まだ夏の暑さも本格化する前の

6月の中旬の事でした。

 

大学医局に在籍したのが13年となり、

このままではジリ賃の人生になってしまうと

一念発起して転職活動を開始したA先生。

 

幸いそれほど時間も掛からずに

希望に近い病院が見つかり、

条件等も納得のいくものであり

合意に至りました。

 

ほっとひと安心のA先生。

よし、これで医局は来年3月末で辞めて、

4月からは新しい環境で頑張ろう!と

心に誓いを立て、

不思議と日々のモチベーションも高まり、

充実した毎日を過ごす事となりました。

 

ところが…。

A先生は次の職場が決まった事で浮かれてしまい

肝心な事をお忘れです…。

 

そうです、退職の申し出をすっかり失念していました…。

あ、そう言えばまだ言ってないや…と気付いたのは

11月の下旬…。

 

早く言わなきゃ…と思いながらも

日々の忙しさに負けて中々言い出す事ができずに

ようやく12月上旬になって

上司に退職の意向をお伝えしました。

 

すると返ってきた言葉は、「遅い!」。

「3月で辞めるならもっと早く言ってもらわなきゃ困る。

うちの原則は半年前に申し出るルールになっている事は

知ってるだろう」と厳しく叱責されていました。

 

そうだった…、だから俺は6月に動き出して、

7月か8月に決まって申し出れば半年前だし

ちょうどいいかなと考えていたんだ…。

しまった…、決まってすぐに伝えときゃ良かった…。

う~ん、大後悔だあ…。

 

その後は、医局長や助教授と喧々諤々の議論があり、

自分に非のあるA先生はとにかく平身低頭。

何度もお詫びし、頭を下げ、

何とか…何とか…とお願いをして…。

 

その姿勢が良かったのか、

ようやくわかった、認めようという事になりました。

 

良かった~とA先生は胸をなで下ろしましたが、

それ以降の数か月、教授からは無視されたとか…(苦笑)。

 

それでも4月から新天地に移り、

充実した日々を過ごされていますので

まあこれで良かった…と。

 

それぞれの医局、病院で、

退職は何か月前に申し出なさいよという

ルールがありますね。

 

就業規則をしっかり頭に叩き込んでいる人は

決して多くないですが、

どれくらい前のタイミングで伝えねばならないのか。

これは事前に調べておいた方が良いです。

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退職理由は何?

医師退職理由

 

大学医局への在籍期間も長くなり、

冷静に考えるとこの先ポストは減るだろうし、

自分が何らかの役職に就く事はないだろうなと

お考えになっているE先生。

 

このまま大学に居座るか、

市中病院に転身して新たな医師人生を歩むか、

かなりお悩みになっていたのですが、

実際に転職をするかどうかは別として

動くだけ動いてみて、それから考えようと

転職活動をしてみる事にしました。

 

求人サイトからの直接応募と

人材紹介会社に登録してエージェント経由の応募と

2つの展開で動いてみましたところ…。

 

3カ所の病院を受けて全てで内定を頂けたのでした。

医局の中ではうだつの上がらない医局員の1人と

自己分析をしていたE先生でしたが

まさか全てで内定が出て、

しかも3カ所全てで今よりも年収がアップするので

俺ってもしかしてイケてる?なんて考えたのでした。

 

さて、好条件で内定を頂けたのは良かったのですが、

果たしてこのまま大学を辞めていいのか…。

かなり悩んでいたE先生でしたが、

後押ししたのは奥様でした。

 

子供達もこれから大学に行くのですから、

稼げる時に稼いでくれなきゃ困りますよ…。

 

苦笑いしつつも、

このまま大学医局にいるよりも

もう1度心機一転でやり直そうと一念発起し

転職する事を決断したのでした。

 

医局長は同期の先生だった為に、

気軽に年度末で退職したいんだけど…と伝えると、

そりゃ時期が悪いな、

若手の先生方が数名退局するので

教授も助教授もピリピリしてるんだよ…との事。

 

来年度にする事はできないか?と言われたものの

さすがに1年間も待つ事はできません。

 

余程の理由がないと、

俺も上に上げられないよ…と医局長はおっしゃいます。

 

ふむ…、どうしたものか…と考えていたE先生は、

ナースステーションで看護師達の談笑に耳を傾けた時に、

「親が倒れるとか、実家に帰るとか、

もう看護師は辞めますとか、理由なんて何でもいいんだよ。

どうせそこまで調べないって…」と刺激的な発言を耳にしました。

 

まさか同じようには行かないだろうが、

そういう理由を述べるしかないよな…と考え、

医局長に「親が入院したって事で何とかならないかな」と

相談すると、そういう事ならそれで伝えてみようと

上に話して貰う事になりました。

 

意外や意外、医局長は難しそうな事を言ってましたが、

教授、助教授はすんなり認めてくれて

年度末での退職が可能となったのです。

 

医局内では俺の居場所はないって事か、

まあそれならそれで次で頑張ろうと

気持ちを固めたE先生でした。

 

大学によっては、

教授によっては、

退職などをそう簡単に認めてくれない所も

あるようです。

 

その良し悪しは別として、

退職理由をどうするかは悩ましい所ですね。

こういう話しは医師以外の人から

時にはビジネスマンから

ヒントを貰う事も少なくないようですから

参考にすると良いかもしれませんね。

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