条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

医師転職所Y兼

 

まだ30代前半とお若いS先生。

野心家でもあります。

 

臨床研修から市中病院に出て臨床経験を積み、

さらなるステップアップを求めて

民間病院をいくつか渡り歩いておられます。

 

同年代のドクターと比較すれば、

それなりの年収を得ていたのですが

評価=年収と考えて、

次なる階段を登ろうと考えていらっしゃいます。

 

そんな時に入ってきたのが、

100%自由診療のクリニック院長のお話しです。

 

何と年収は今よりも1.5倍になります。

これだ!と飛びついたS先生。

ところが…。

オーナーは某企業。

儲かると思って自由診療のクリニックを開設したものの、

患者は思うように集まらず、

赤字での運営です。

 

S先生としては、高年収=評価と考えていましたし、

自分はこれだけの年収を貰って当然と自信満々だったのですが、

オーナーからはS先生の能力が低いから患者が来ない。

これでは今の年収は維持できないと脅かされる始末。

 

S先生自身も危機感を感じて、

マーケティングやら、集患対策やら、

諸々勉強をし始めましたが、

オーナー側からは冷たい視線を浴びせられており、

資金やマンパワーのサポートはなく…。

 

結果的に患者は来ず、1年経たずに閉院…。

オーナーに振り回されてしまったS先生。

 

また新たな転職先を探し始めましたが、

年齢の割に転職回数が多く、

自由診療から保険診療に戻ってくる事に怪訝な顔をされ、

なかなか高条件のオファーとなりません。

 

お金は大事だけど、

お金だけじゃないんだな…。

こういうのをキャリアに傷を付けるって言うんだな…。

 

しみじみ感じたS先生。

今は年収を下げて元の専門領域に戻り、

再度の修行、臨床経験を積み上げておられます。

 

なぜ転職をするのか?

何を実現したいのか?

 

こういうライフプランやキャリアパスは

事前にしっかりと考えておかねばなりませんね。

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想定外の医師人生…。

医師人生設計

 

大学医局に在籍して

たっぷり経験を積む事ができた20~30代。

 

大学から派遣されていた市中病院が気に入り、

内科部長職として医局とも円満に移籍して

充実した日々を過ごした40代。

 

内科医として着実なキャリアを積み、

特に不自由なくここまで生きてきたA先生。

 

ところが…

気に入って長く勤めていた病院の

経営者が変わる事になりました…。

それがまさかの展開を生み出します…。

 

経営状況があまり良くない…。

そんな噂話を耳にする事はありましたが、

まさか身売りの話しが進んでいるとは思いませんでした。

 

新経営者がどんな方針なのか?

最初は戦々恐々としながらも、

良い方向に進むなら歓迎したいし、

協力したいと考えていたA先生。

 

数カ月は特にダイナミックな改革がある訳でもなく、

診療自体は今まで通り…。

人事で変化があった訳でもなく、

特に大きな改革はないのかな…と思い始めた頃、

新経営者に呼び出されたA先生は愕然とする事になりました。

 

院長をはじめとして、

各科の部長に関しては

経営側で新しい医師を招聘するという決定事項が

突きつけられたのです。

 

辞めてくれ…という話しではなく、

新しい内科部長が来るから

進退をそれぞれ考えて欲しいという事です。

 

新任の内科部長の下で働くのも良し、

心機一転で外に出るのも良し、

ご自身で次の人生を考えて下さいと…。

 

漠然とこのまま定年までいてもいいなと考えていた

A先生ですから、まさに青天の霹靂です。

 

正直、新しい内科部長がどんな人かにもよるし、

今さら新しい環境に飛び出すのも面倒くさいという

気持ちもあります。

 

こんな事になるなら、

自分が50歳になったら…とか、

60歳になったら…とか、

もっといろいろ考えておけば良かったなあ…と思うけれども

こうなってしまった以上は後の祭りです。

 

どうしようかなあ…と悩みつつも

どうする事もできず、

プランニングの大切さをしみじみ思い知らされるA先生でした。

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ブレのない一貫性のあるキャリアを構築できるのか?

女医転科

 

麻酔科医のH先生。

ちょうど10年目を迎える女医さんです。

 

麻酔科の仕事は好きだけど、

昨年結婚、出産をして

今まで通りの働き方は難しい…。

 

しばらく定期非常勤で

週数日の勤務にしようかとも考えたけど、

一旦楽を覚えてしまうと

自分自身の成長が止まってしまいそうで…。

 

悩みに悩んで出した結論は

「転科」でした。

 

もともと医局に入局する際には、

皮膚科にするか、麻酔科にするか、を

大いに悩んで麻酔科にしたH先生ですから、

緊急対応があまりない皮膚科に転科して、

女性ですから美にも興味はあるし

美容皮膚科の領域も学びたいと考えたのでした。

皮膚科・美容皮膚科への転身です。

 

そこである紹介会社に依頼をしたところ、

子育て中で時間に制限のあるH先生に合う求人は

あまり多くないと言われてしまいました。

 

土日に勤務できない、

夕方17時までしか勤務できない…。

 

考えてみれば土日は稼ぎ時だし、

仕事終わりの女性達は17時以降に来院する訳で、

皮膚科・美容皮膚科は難しいかも…と考えたH先生。

 

紹介会社の方からは、

麻酔科として非常勤で続けたらどうか?とか、

保険診療のみの皮膚科クリニックで勤務したらどうか?と

提案されます。

 

ど・どうしよう…。

おそらくここでブレたりしたら

今のH先生はありませんでした。

 

H先生は、皮膚科・美容皮膚科に

転身するという思いが大変に強く、

妥協できない、妥協しないと気持ちを固めて

いくつかの紹介会社に登録してみました。

 

ほとんどが最初の会社と同じ対応だったのですが、

その内の1社が、

多少調整は必要ですが可能性はありますね

と言うではありませんか。

 

お話しを伺うと、

担当のコンサルタントが良く知るクリニックがあり、

そこの理事長なら制約があっても

検討して頂けるかもしれないと…。

 

面接、見学に行ってみると、

制約条件に関しては全て叶う事になりました。

その分、給与は若干下がるけど、

本気で皮膚科・美容皮膚科を学びたいなら

こっちも真剣に教えるから、

意を決して飛び込んできなさいという

理事長の言葉を信じて入職したのでした。

 

それから半年後…。

H先生は自信を持って皮膚科、美容皮膚科医として

働いています。

 

まだわからない事も少なくないけど、

理事長は懇切丁寧に教えてくれるし、

書籍などは医局にたくさん置いてあり、

時間を見つけては勉強していますと

モチベーション高くお勤めです。

 

もしあの時、妥協してしまったら…。

きっと自分の思いは実現できなかったでしょう。

 

貫き通して良かった…。

そうおっしゃるH先生でした。

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一足飛びにキャリアを考えてしまって…。

美容外科転職

 

医師にとってもキャリアのプランニングは重要です。

ですが、プランニングには段階というものがあります。

それを無視してしまっては、

自分を不利にしてしまうケースもあるんですね。

 

30代後半の形成外科医のT先生。

今まで大学病院や大手の総合病院で経験を積み、

専門医もお持ちで、

難しいオペの症例経験も豊富にあります。

 

一念発起して美容外科業界への転身を図ろうと考え、

転職活動をしていました。

 

腕に自信のあるT先生は、

技術力に評判のある美容外科クリニックを中心に

応募をしていたのですが、

面接をするとお断りをされてしまっています。

 

形成外科医としてのキャリアや

お人柄、コミュニケーション力を考えると

あちこちから来て欲しいと言われそうな先生なのですが、

面接でのアピールが少し過ぎていたようです。

 

とにかく多くのオペをしていきたい。

難しい手術にチャレンジしたい。

 

その意気込みはいいのですが、

そこに至るプロセスについては

興味がない、やるつもりはないという

姿勢でいらっしゃったんですね。

 

各クリニックさんはその点に懸念し、

採用に踏み切れなかったようです。

 

オペを受けたい患者さんが黙っていても

集まる時代ではありません。

 

個々のドクターが自らをブランド化し、

丁寧なカウンセリングを行い、

小さな処置で実績を積み重ねて

ようやく大きな手術をご依頼される。

 

そういうプロセスを吹っ飛ばしてはいけません。

 

ましてT先生は美容外科に関しては未経験者。

多くの先輩ドクターもいらっしゃる訳ですし、

階段を1段ずつ登って行かねばならない立場です。

 

腕に覚えがあるだけに、

最速で登り切ろうという焦りがあったのかもしれませんが、

やはりキャリアアップ、スキルアップは

着実な1歩の積み重ねが大事ですね。

 

それに気づいたT先生は

ようやく中堅クリニックで採用頂きました。

 

時々プライドが邪魔したり、

こんな仕事は俺の仕事じゃねえ…なんて

気持ちになる事もあるようですが、

グッと堪えて修行、修行と自分を律しているそうです。

 

どこも取ってくれない…なんて

そんな医者にはなりたくないし、

目標は大きいところにあるんだから

それまでは我慢すべき所は我慢しなきゃね。

そうおっしゃっています。

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自分自身の将来ビジョンは?

医師キャリア失敗

 

12年目の糖尿病内科医のM先生。

現在も総合病院でバリバリご活躍されています。

 

実は前の病院と今の病院は上司が同じです。

 

上司の先生は非常に優秀な先生でありますし、

尊敬できる方だとも思い、

上司の先生の転職に伴い一緒に病院を移ったのです。

 

ところが…。

月日が流れるとともに

今までの良好な関係が段々と崩れてきてしまい、

もうこれ以上一緒にはやれない…という

残念な状況に陥ってしまいました。

 

そこでふと考えました。

自分はこの先何がしたいんだろうか?

 

今の病院は上司が上層部と話しを付けて

自分もそれに引っ張られた形。

 

何がやりたいとか、

望ましい環境とか

あまりお考えになった事がなかったそうなんですね。

上司に任せておけば、

この上司に付いていきさえすれば

上手く行くだろう…

漠然とそう考えていたと…。

 

その上司と決裂した今、

あまりにも自分自身の事を考えていなかった事に

愕然とするM先生でした。

 

サイトや医療系雑誌などで求人を眺めていても

今ひとつピンとこないし、

考えてみたらそもそも自分で転職活動をするのは初めて…。

 

有難い事に糖尿病内科の求人はたくさんあるんだけど、

給与や勤務日数などの条件、

医局の人員体制に多少の違いはあっても、

どこを重視すべきかよくわからないし、

どれが正解かもわからない…。

 

いっその事、開業しちゃおうかな…とも考えたけど

こっちの方が準備も計画もないし、

どうすればいいのかもわからない…。

 

途方に暮れるM先生ですが、

結局自分が何をしたいのか!

ここを明確にしなければいけないんだよな。

これがキャリアプランを考えるという事か。

そう気づき、今は自分の内側と相談をする毎日です。

 

医局の先輩に誘われたからとか、

同僚がいる病院だからとか、

仲間内の医師に評判の良い病院だからとか、

このような形で勤め先病院を決める先生も

少なくないですが、

それよりも何よりもご自分が何をしたいのか?

5年後、10年後にどうなっていたいのか?

 

これが肝心なんですね。

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