医局を飛び出さなきゃ良かった…。

当直なしで年収アップ

 

医師15年目…。
医局内でも中堅からベテランに分類されるようになり、
漠然とこのままでいいのか?と考えるようになったK先生。

特段不満がある訳ではないし、
決して現状に文句がある訳でもない。

ただこの先10年、20年を考えると
何となく不安になったのだそうです。

そんな時にたまたまWEB上で見掛けた宣伝広告…。

当直なしで年収300万円アップ!

ホントかよ。
自分だって月に4~5回の当直をしてるけど、
当直がなくなっても年収がアップするなら
それに越した事はないよな…と考えたのだそうです。

その時は特にアクションは起こさなかったけど
ご自身のパソコンには
その後も何度か同じ宣伝広告が出てきたそうで…。
(1度クリックしてしまうと
何度も追い掛けて宣伝されちゃうんですよね)

 

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ある日、来年度の医局人事の噂を同僚と話していた時に
わりと遠方のジッツで空きが出るので
誰かが行かねばならない…なんて話しを聞きました。

おいおい、あそこの病院は自宅から2時間…。
さすがに自分はないだろうとは思うものの
診療部長としての受け入れなので
中堅からベテランの医師が行く事になるらしい…と聞くと
まさか、自分が…と何だか胸騒ぎがしたんだそうです。

そういえばこないだ教授が冷たかったな…とか、
准教授がよそよそしかったのはまさか…と
気になり始めると嫌な予感がしてしょうがない…。

そんな時にまた出てきたあの宣伝広告…。
思わず詳しい話しが聞きたいと問合せをしたのだそうです。

後日担当の方とお会いしました。
案内された求人は新たに設立されるクリニックの院長職。

母体となる法人が資金、人材、機器など
すべて揃えてくれるのでK先生のリスクはゼロ。

そして提示された年収は
今より350万円ほど上がった金額だったそうです。

クリニックの院長職なら
それなりに箔も付くだろうし、
当然当直などないし、オンコールもない。
その上で年収もグッと上がるんだから
決して悪い話しではない…。

この年になって遠方の病院に派遣されるくらいなら
いい話しだし、乗ってもいいんじゃないか?

そう考えたK先生は、
辞令が出る前に退職の申し出を行ったんだそうです。

それから1年後…。
結果的に遠方の病院には
医局からは誰も派遣されなかったそうです。
自院で医師を採用したとの事で…。

そしてK先生…。
院長に就任したのは良いですが、
患者さんがあまり来ずに
正直、かなり暇しているそうです。

 

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それだけならいいですが、
患者が来院しないのは
K先生の診察に問題があるのでは?とか、
K先生の人柄が患者受けしないのでは?などと言われ、
本部やスタッフから的外れな批判をされているんだそうです。

内心怒り心頭のK先生ですが、
まだ開院して3か月…。
これから見てろよと我慢をしていますが、
何よりクリニックの立地はあまり良くなく、
ビルの5Fというのも不利な条件であり、
集患に繋がるマーケティングなども何もしていません。
おざなりに作ったホームページだけ…。

K先生は本部に対して、
最寄り駅に看板を出してみたらどうだろうか?とか、
電柱広告やバスの車内放送での宣伝を提案するものの
それは儲かってからするものと一蹴されました。

いや、儲かれば宣伝広告などしなくて良いでしょう。
儲ける為にするんじゃないの?と思ったそうですが、
ここで自己主張するよりも、
自分は医師として診療に専念すべきか?とも思い、
来院患者が来ないままに日々を悶々と過ごしているそうです。

しかもこのまま患者が増えなかったら
K先生の給料は下げざるを得ないね…と
脅しまで掛けられているそうです。

自分は早まったのかな…。
あのまま大学に残った方が良かったかな…。

そんな事を思ったりもするそうですが、
今さら後戻りする訳には行かず、
後悔先に立たず…と苦しいK先生でした。

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とにかく現状から逃れたいだけだったのに…。

子供の進路で自分に転職の必要が出てきた!?

自分の存在価値は何だろう?

 

 

医師としての終盤戦をどう生きるか?

 

もうすぐ還暦を迎えるK先生。

自分でも今までよくやってきた…と思うけれども、

まだまだ気力、体力ともに衰えを感じる訳でもなく

医師としての自分が求められるなら

あと10年くらいは続けられそうだな…と考えています。

 

幸い今の病院でも続ける事が可能です。

60歳以降は1年毎の更新になってしまうようだけど、

少なくとも必要とはしてくれているようです。

 

さすがに若い頃のように

月に何回も当直に入ったり、

休みの日まで患者を思って病院に顔を出したり、

それこそ24時間365日がオンコール状態だったりするのは

勘弁して欲しいけど、

今の病院は在籍医師数が決して多いとは言えないので、

その点が不安ではあります。

 

そんな時に奥様から、

「今まで医師としてわき目もふらずに働いてきたんだから、

そろそろペースを落としてもいいんじゃないの?

少しは家庭の事も顧みて欲しいし、

のんびり旅行にも行きたいわ。

多少お給料が減っても構わないから、

時間を作る事も考えてみてよ。

あなた自身も最後にご自分の好きな事、

やりたい医療をしてみたらいかが?」

なんて事を言われました。

 

う~ん、K先生は考えさせられました…。

確かに今までの自分は必死に走ってきて、

家庭の事はないがしろにしていた事は否めない…。

長男も、長女も女房が育てたようなもんだし、

しっかりと支えてくれた女房に対して

恩返しもしなきゃいけないな…。

 

それと最後に自分のやりたい事か…。

確かに自分が医者を志したのは

赤ひげ先生のような家庭医に憧れていたはずなのに、

なぜか急性期の最前線で働いてきた。

 

今さら家庭医なんて転身できるのかわからないけど、

一考の余地はありそうだし、

新しい事にチャレンジするなら今が最後だろう…。

 

別に今までの医者人生が間違っていたとは思わない。

後悔なんか全くないけれど、

でも他の道もあったのは確かだし

医者としての最後の10年…。

今までとは違う医者として毎日を過ごすのもいいかもな…。

 

K先生は今でも悩んでいます。

ですが気持ちは段々と固まりつつあります。

 

当サイトは失敗事例集ですが、

K先生は特に失敗をした訳ではありません。

しかしひとつ間違えると後悔する事にも繋がらない

大事な人生の転機であるのは間違いありません。

 

若手だろうが、中堅だろうが、ベテランだろうが、

自分の前にある選択肢の中でのいずれかを選ぶのか?は

慎重かつ大胆に決断しなければなりませんね。

 

きっとK先生だったら

失敗の方向には行かないと思います。

10年後にあの時の判断は間違いではなかった…と思えるような

自分らしい医師としての終盤戦をお過ごしになるでしょう。

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医局に頼れない時代だから…。

医師大学退局

 

もうすぐ50代に突入しようという

内科医のS先生。

 

東京都内の大学を卒業し、

その後は郷里の大学医局に入局し

もうすぐ25年になろうとしています。

 

今まで医局を出ようなんて考えた事もなかったようですが、

若手の先生方が数年で退局し

自分のやりたい事を実現するのを目にしてきて、

また派遣先病院での待遇が徐々に悪くなっており、

このまま医局にいても出世の見込みもないし

そろそろ自分も考えなきゃな…と思うようになったんだそうです。

 

とは言え元々開業志向があった訳でもないし、

派遣先病院の経営状態を見ると

市中病院に行ったから何かが変わるとも思えない。

 

あと20年…。

自分が70歳で引退をするとして

この先20年をどう過ごすのか…。

医局に在籍し続けるべきか…。

それとも一念発起して新たな道を歩み始めるか…。

 

そんな悶々とした日々を過ごしていたS先生ですが、

ある日教授に呼び出されました。

 

〇〇病院に行ってくれ…。

 

どうやら今まで派遣されていた若手の先生から退局の申し出があり、

慰留していたのですが本人の意思が固く、

後任を探さざるを得なくなってしまったのだそうです。

 

別に〇〇病院は悪い評判がある訳でもないし、

決して嫌な訳ではありません。

ただ自宅からは通勤時間が2時間半以上掛かる…。

この年になってまさかそんな遠方の病院に行く事になるなんて…。

 

そもそも今の教授とは付き合いも長く、深く、

人間性もよくわかっているし、関係性も良い方です。

その教授が自分を指名するのだから、

他の先生との調整が上手く行かず

〇〇病院との関係を考えても派遣医師を少なくする訳にも行かず

余程困っての依頼なんだという事はわかります。

 

ですが往復5時間以上の通勤時間は体力的にもキツイ…。

しかも自分の心情としても悩みが大きかっただけに

果たしてこれを受けるべきかどうか…。

 

結論を申し上げますと…

S先生は一旦〇〇病院に赴任する事を了承しました。

ですが1~2年後に退局する旨を前提としての受諾です。

困り果てていた教授は取り敢えず理解してくれたそうです。

 

今、毎日往復5時間以上を掛けて

○○病院に通勤しています。

 

この毎日5時間を有効に使おうと考え、

書籍やWebから積極的に情報収集をしているんだそうです。

 

今後、自分の人生をどうすべきか?

どんな選択肢があるのか?

自分らしいキャリアプランとはどんな形なのか?

内科医の採用ニーズは地元にどの程度あるのか?

妻や子供たちにとって自分がどんな働き方をするのがベストか?

 

いろいろ考えて、悩まれて、

でもおぼろげながらも理想の形が見えつつあるようです。

 

決して医局に長く在籍していた事をマイナスとは思いませんし、

大学にいたから手に入れる事のできたものもたくさんあります。

 

ただ知れば知るほど

医療を取り巻く環境が大きく変わってきている事を知り、

もう少し早く自分の近未来について考えておいた方が良かったな…。

 

そんな事を考えながら

退局に備えて自分のキャリアプラン構築と

新たな職場探しを進めているそうです。

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仕事以外での楽しみを見つけましょう。

医師キャリアアップ

 

もうすぐ40代半ばに差し掛かる事もあり、

これからの医師としての人生をどうすべきか…

本気で考えている脳神経外科医のM先生。

 

専門性を突き詰めるのか?

開業という選択肢もあるのか?

プライマリーケア医に転身するのか?

好待遇、高条件を求めるのか?

プライベートとのバランスを取るのか?

 

いろんな側面からご自身のドクター人生を

ご検討されていました。

 

奥様とも相談し、

一家の大黒柱としてどうあるべきかも

考えていらっしゃいます。

 

「医師としてのキャリアアップも応援したいけど、

体力的にも精神的にもキツくなってくる年代だし、

子供も受験を考えなきゃいけない年齢だし、

そろそろ家庭の事も大事にして欲しいわ。

仮にお給料が多少下がっても…」

 

そんな奥様のつぶやきが脳裏にこびりついては消え、

ご自身のこれからに悩むM先生。

 

今まで脳神経外科医として、

救急から緊急オペまで

365日と言っても過言ではないくらいに働いてきましたし、

特に不満がある訳ではない待遇も得ていました。

それで多くのものを手に入れたのも事実です。

しかし失ったものもなくはない…。

 

時々子供たちと一緒に遊んであげると、

物凄く喜んでくれるし

その笑顔は何物にも代えられない。

 

そんな時に自分のオーベンだった先生と

久しぶりにお会いする機会があり、

率直に悩みをぶつけてみると…

 

「甘い事を言ってるんじゃない!

なんて事は言わないよ。

君がこれまで必死に仕事をしてきたのは

よくわかっているし、

別に医者を辞める訳じゃないんだろう。

長い人生の中でスピード感を緩める事が

あったっていいんじゃないか。

患者の為に、社会の為に貢献する形が少し変わるだけで

医師としての本分さえ忘れなければ

自分らしいドクター人生を歩んでもいいんじゃないか。

俺もそうしてるしね。」

 

目の前に光が差し込んできたM先生は、

自分なりの計画を立てつつ、

新たな1歩を踏み出す準備をしています。

 

子供たちとの時間を作ること、

家族を大事にすること、

そして地域社会の催しなどにも時々顔を出してみよう、

また最近はあまりできなくなっているけど

趣味のサイクリングを本格化させようかな。

 

そんな事を前提にした働き方を模索しています。

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何歳までにどうなっておくべきか?

医師開業プラン

 

50代後半のE先生。

開業を検討しているという事でご相談にいらっしゃる。

 

大学医学部を卒業後、

附属の大学病院で約3年は外科医として従事。

 

その後は、民間の病院やクリニックを転々としており、

常勤でお勤めの時期もあれば、

非常勤やスポットで、いわゆるフリーランス的な

働き方をしている時期もある。

 

科目も外科をスタートに、

内科をしてみたり、美容に取り組んでみたり、

産業医をしてみたり、

病院、クリニック入り乱れて

良く言えば多様な経験を積み重ねるが

悪く言えば専門性はなく、

ご本人もなるようになると思って

適当な人生を歩んできてしまった…との事。

 

開業に関しても、

これと言ってやりたい事もないし、

あちこち転々としてきて

さすがにこれ以上転々とするのも良くないと考えて

開業すれば落ち着くかと思って…とおっしゃいます。

 

ただ開業のプランもほとんどなく、

資金面などの準備も全くなく、

年齢的な事も考えて多額の融資を受けて

敢えてリスクを背負うのは避けた方がいいのではないかと

アドバイスをさせて頂きました。

 

開業をして頂くだけなら手はありますが、

先生のこれからの人生と、

開業後のご苦労を考えると

それは得策ではないように思いますと

正直に申し上げますと、

E先生曰く、親身になってアドバイスをくれて有難う。

 

自分でも今までの人生に悔いがあるし、

棒に振ってしまった感はあるんだ…。

最後のご奉公だけでもしたいんだけど…と

おっしゃるので、転職のお手伝いをしましょうか?と

提案すると是非との事。

 

多様な経験、

そして最後のご奉公という先生の思いを表す為には

町医者として、かかりつけ医のような仕事が良いと思い

訪問診療を提案し、今では訪問診療医として大活躍しています。

 

E先生より、私のような人生を送るな!と

お若い先生には伝えて下さいとおっしゃってます。

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次の仕事だけでなく、その先の仕事も考えないと…。

医師転職高条件

 

30代半ばの整形外科医のS先生。

 

専門医も取れたし、

もともと大学医局には長く在籍するつもりがなく

民間病院に飛び出したまでは良かったが、

その病院も部長とソリが合わずに1年ほどで退職。

 

たまたま整形外科クリニックを新設する

知人が勤める医療法人から

高待遇の雇われ院長ポジションを打診され、

よし、これだ!と話しに乗ってしまったが…。

 

オペがしたい…。

 

まだお若い先生はオペが好きで整形外科を選んだのに、

安易にクリニック院長になってしまった為に

オペ設備がなく、オペのない外来だけの日々。

しかも2年間は辞める事ができないそうです。

 

給与面は満足ですが、

毎日毎日オペがしたい…と思いながら

外来患者さんを診察する日々。

 

もう同じ過ちは繰り返さないように

自分が何をやりたいのか?を考えながら

キャリアプランを練り続ける毎日だそうです。

 

プランニングなき決断は

道を誤まりますね~。

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引退までの設計が必要かもしれない…。

麻酔科医転職

 

50代半ばの麻酔科医であるM先生。

 

今まで勤務形態は様々でしたが、

一貫してオペ室で麻酔業務をしてきています。

 

麻酔科医という事もあり、

フリーランスで働いていた時期もありますし、

非常勤を組み合わせたり、

常勤で科長や部長のご経験もありますし、

指導医、専門医、標榜医もお持ちです。

 

能力、経験ともにどこに出ても恥ずかしくない

ハイレベルの先生なのですが、

50代に入ってから、

この先はどうしようか?と悩む事が増えてきたそうです。

 

車が趣味という事もあり、

収入はそれなりに必要としている事情もあり、

できるだけ収入ダウンをしないで

麻酔科医から次のキャリアをお考えになっていました。

 

60代になってもできる仕事、

その上で収入が下がらない仕事。

 

このご希望にマッチする医療機関で働き始めたものの、

麻酔科医として長年活躍してきたノウハウは役に立たないし

何より刺激が少ない…。

 

このままでは自分のモチベーションが

限りなく下がってしまうと考え、

次の職場に転職。

 

しかし、そこも同じようなもの…。

 

もっと早く50代後半から60代のキャリアをどうすべきか

情報収集と研究をすれば良かった…と今さらながら思う日々。

 

若い内は思い立ったら次の職場!で良かったけれども、

それなりの年齢になったら

引退までの人生設計とキャリアプランが必要なんだな…と

しみじみおっしゃっていました。

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