義理と自分の未来の狭間で…。

医師転職求人選び

 

長年とある病院に勤め続けるI先生。

すでに10年が経ちます。

 

理事長や院長とも長年の関係ができていますから、

I先生に対する信頼は非常に高く、

かなりの裁量と自由を与えてくれています。

またI先生もそんな理事長や院長に対して

大きな感謝と信頼感を持っていらっしゃるんですね。

 

ある意味では順風満帆な医師人生なのですが、

これも時代の流れでしょうか?

理事長、院長の周囲にいる上層部たちの方針が

非常に硬直化した保守的なものに感じられるようになり、

このままこの病院にいたら

自分もそうなってしまうのではないか…。

いやすでになりつつあるのではないか…。

 

なんてったって世代的には幹部はみな60歳オーバー。

守りに入ってもしょうがない年代。

しかし医療制度は年々変わり、

対応が1歩遅れている感が拭えない…。

 

自分はまだ50歳前だし、

そろそろ一念発起して

新たな道に足を踏み出すべき時ではないか?

そんな事を考えるようになったのだそうです。

 

I先生はまだ決断まではできていないものの

転職サイトで求人を眺めてみたり、

開業についての書籍を読んでみたり、

自分自身にどんな道があるのか情報収集をするようになりました。

 

そんなある日、

お!この病院の求人内容は

かなり自分の考えに近いし、

条件も良さそうだし、

かなり興味があるな…という求人を見つけました。

 

数日悩んだ末に問合せをしてみると

求人を出している紹介会社の担当者が

詳細をご説明したいので1度お会いしたいという事です。

時間を作って面談してみると、

I先生が気に入った求人はすでに充足してしまった…と。

 

この求人に近いものは

他にもこんなものがあるといくつも提案するのですが、

正直ピンと来るものはない。

 

その日はそれで終わったものの

翌日からI先生のご希望に近い求人をご案内しますと

頻繁にメールが届くが、

正直どれもピント外れで落胆…。

 

そんな中に同期の開業医から

自分の開業支援を手伝ってくれたコンサルタントが

転職支援もしているから紹介しようかと言ってくれ、

その方とお会いしてみると、

I先生の5年、10年先のキャリアプランを見通してくれ、

数日後にはピッタリの求人まで紹介してくれました。

 

最初に気に入った求人よりもいいかも…と期待して

見学に行ってみると、

これがまた抜群に良い。

しかも条件面も今よりもグッと上がる。

 

スムーズに内定を頂き、

さあどうするか?というところで悩むI先生。

 

I先生も今の職場に対して愛着はありますし、

すぐにでも辞めたいという気持ちはない。

しかしそろそろ飛び出す時期かもしれないという思いもある。

 

院長にそれとなく

もし自分が辞めるとしたら…みたいな話しをしてみたけど、

いや~I先生が辞めるなんて考えられませんよ。

当院の4番バッターですから!と持ち上げてくる…。

 

それから1か月。

I先生は決断ができません。

 

コンサルタントからは

じっくりと納得するまで考えた方が良いと言われているけど、

病院の方はいつまでも待ってくれないだろうし、

早く退職の申し出をしなければ

赴任時期もどんどん遅れてしまいます。

 

どうしよう…。

気ばかり焦って益々決断できないI先生でした。

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あいつが成功したんだから自分も開業して成功したい!

クリニック開業計画

 

学会に参加した時に旧友と10年ぶりの再会を果たしたH先生。

 

ある地域の中核となる総合病院で

呼吸器内科の医長を務めておられます。

実は最近、部長と意見の食い違いが多く、

悶々とする日々を送っているそうです。

 

そんな時に10年ぶりに出会った同期の先生…。

 

その先生は昨年一念発起して新規開業をしたそうで、

1年弱でかなり患者さんが増えていて

懐具合も暖かく、その晩は奢ってもらったんだそうです。

 

最初はH先生も興味を持って話しを聞いていたのですが、

あまりにも鼻のつく自慢話ばかりで

内心ではかなりイライラしていたそうで…。

 

あいつで成功できるなら

俺にもできる。

どうせ今のままじゃストレスが溜まる一方だし、

俺も開業してあいつを見返してやろう。

 

H先生はそう考えて、

病院出入りの医薬品卸業者にその旨を告げて

開業準備に取り掛かったのでした。

 

し、しかし…。

そもそも開業志向があった訳ではなく、

何のプランも持っていないH先生。

 

担当になった開業コンサルタントから、

場所はどうする?

ビルテナントか?戸建てか?医療モールか?

広さは?

クリニックのコンセプトは?

と次々と聞かれても何となくしか答えられません…。

 

こんな状態ですから

様々な物件を提案されてもピンと来ず、

紹介された税理士とは相性が悪いし、

6000万とか、7000万といった融資を受けるだなんて

そんなに掛かるのか…と意気消沈…。

 

妻にも話していないし、

話しを進めていく中で段々とトーンダウンしてしまい、

結局、開業は諦めたんだそうです。

 

イチ時期の勢いだけの思いじゃ、

開業なんてできないよね…。

浅はかだったよ…というH先生。

 

やはり何事も準備・計画が大事ですね。

 

 

<開業準備について書いた過去記事もご覧下さい>

開業に向けた経験値アップは勤務医とは全然違う!?

開業準備を誰と進めるか?

ずっと開業準備をしています…。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

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安易に高条件だけに引っ張られてしまって…。

医師転職条件

 

怒涛の20台後半から30代を過ごしてきたU先生。

ハードな日々であったけれども、

必死になって過ごしてきた日々に後悔はないどころか、

むしろかけがいのないものを手に入れたと感謝しています。

 

しかし40代に突入し、

心身ともに若い頃とは同じように行かず、

そろそろ次のステージに行くべきかと考えておられました。

 

今まで積み上げてきたキャリアを活かしたい。

でも固執するのではなく新たな領域も学んでみたい。

 

そんな事を考えていると、

あれもやりたい、これもやりたいと希望にワクワクしつつ、

すべてを行う事はできなくても、

それなりに可能な施設なら前向きに考えようと思っていました。

 

しかし実際に転職活動をし始めてみると、

年収2500万円超えの求人とか、

当直なしで年俸2000万円とか、

ご自身のキャリアを振り返って

自分なりの将来ビジョンを持っていたはずのU先生も、

ん?そんなオイシイ話しがあるのか?…と

困惑気味です。

 

いくつか医療機関を見学に行ってみたのですが、

どこも帯に短したすきに長し…という感じで

ここがいい!という最善の所が出てきません。

 

これならオイシイ案件に飛びつくのもいいのでは?という

悪魔の囁きに乗ってしまったU先生。

 

当直なし年俸2000万円以上の求人を出している

医療機関に見学に行ってみると

幹部がこぞって顔を出して平身低頭で

是非ともU先生にお越し頂きたいと言います。

しかも年俸には色を付けるという事で

2200万円のオファーをしてくれました。

 

キャリアを中心に考えていたU先生でしたが、

決め手が得られない事から

このオイシイ案件で決断してしまったのです。

 

それから3カ月後…。

U先生は毎日退屈しています。

暇なんです。

患者もまばらですし、

来ても診療という訳ではなく、

自分が医師である誇りも消えそうです…。

 

さすがにこのままではいけないと思ったU先生。

幹部に患者を増やす為のアイデアを提案してみましたが、

いいの、いいの、U先生は毎日来てくれて

座っていればいいんだよ。

これだけの給料貰って楽できるんだからパラダイスでしょ…と

言われてしまいました。

 

別に自分は楽がしたかった訳ではないんだよな…。

医者としてもっと羽ばたくつもりだったのに、

これでは性根までくさってきそうだ…。

いくら高年俸だからっていつまでも続けられない…。

 

あ~あ、条件だけに目が眩んだ自分がバカだった…。

そう後悔しているU先生でした。

 

 

<年収について書いた過去記事もご覧下さい>

大幅年収アップを実現した後の大きな後悔!?

医者の給料ってどれくらいが適正なんだろう?

条件面を重視し過ぎた求人選びの失敗!?

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

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聞いていた話しと全然違う~!

医師転職条件

 

内科医のT先生。

今まで大学病院をはじめとして、

民間病院、クリニックなど

様々な仕事をしてきたけれども

まだこれだ!という仕事には携わってない気がしていました。

 

悶々とした日々を過ごしながらも

常に自分にとって充実感を持てる仕事を探しています。

 

そんなある日、紹介会社のサイトで

某クリニックの雇われ院長の求人を見つけました。

何となく自分に合いそうな…。

これならやりがいも持てるのではないかなあと興味津々。

 

紹介会社に問い合わせてみると

早速詳細をご説明したいのでお会いしたい…と。

 

後日お会いすると担当者とその上司が来ました。

お2人はいかにこの求人が魅力的であるかを

熱意を持って語ってきます。

 

T先生としては、

これなら良いかも…と思い話しを進める事にしました。

 

そして入職後3か月…。

事前に聞いていた話しと食い違う事が発覚しました。

 

T先生には責任やリスクは全くないとの事でしたが、

いやはやそんな事は全くありません。

行政の手続き、銀行口座、患者からのクレームなど

様々なリスクがある事がわかりました。

 

そして給与に関しても

当初聞いていた給与には諸々の条件があって

その条件をクリアしなければ満額は頂けません。

 

オーナーはある企業だったのですが、

医療と関わるのは初めてで、

医療人としてのモラルも持っておらず

経営的に収益のみ見ています。

 

これは拙い…。

ここを選んだのは大失敗ではないか?

そんな不安を抱えながら焦るT先生。

 

仲介した紹介会社に訴えても、

それは最初に説明したじゃないですか!と

強行的な姿勢です。

 

このままでは引きずり込まれてしまう…。

自分は医療人としてのモラルは捨てられない。

 

T先生はせっかく決まった職場でしたが、

半年経たずに辞める事にしました。

 

オーナー側からも、

紹介会社からも、

詭弁を弄した引き留めに合いましたが、

自分の主張は全く認められずに

リスクはT先生が抱えて

オイシイ部分はオーナーが吸い取る構図は変わらずです。

 

T先生曰く、

人間不信に陥りそうでした…。

誰もが信じられなくて…。

でもオイシイ話しに飛びついた自分が悪いんですよね。

自分のキャリアに傷をつけてしまった…と

猛省しています…との事でした。

 

*当記事が本年最後の新規更新となります。

次回は年明け1月8日にアップいたしますので、

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

<過去ブログもご覧下さい!>

開業セミナーに何度も参加してみたけど…。

医局に頼れない時代だから…。

開業準備を誰と進めるか?

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

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来春からの新しい職場をじっくり探したいのに…。

医師転職紹介会社

 

転職理由は人それぞれです。

本当に様々な理由があると感じます。

 

当然、こういった背景をよく理解した上で

次の職場探しをせねばなりません。

紹介会社を活用するにしても、

この背景を理解せずに、

会社都合のやり方を押し付けてくるような所は

パートナーとして相応しくありませんね。

 

外科医のN先生。

現在は民間病院で働く40代前半の先生です。

 

大学医局を退局してこちらの病院に来たのですが、

当初から大変に良くして頂いているようで

N先生としても大きな不満がある訳ではありません。

 

ただこちらの病院に勤務し始めてから丸4年が経ち5年目に突入、

どうしても症例に偏りがある為に、

このままだと外科医の領域の中でも

偏りが出てしまうかもしれないと危惧しており、

もっと様々な症例経験を積める病院に行きたいと考え始めたのでした。

 

ただ今まで転職活動をした事がある訳でもなく、

医局人事が大半で、今の病院に来たのは人づてです。

 

多様な症例経験を積める環境は、

やはりプロに探してもらうのが良いだろうと考えて

最近利用する医師が増えている紹介会社に依頼する事にしました。

 

担当者とお会いすると、

何だかオドオドした若い方で頼りになりません。

N先生の考えている事を伝えても

どこまで伝わったのか不安に思うくらいで、

それよりも場所、通勤、給与、病床数、待遇など

いわゆる条件面の話しばかりしてきます。

 

N先生としては、

すぐに転職しなければならない状況でもなく、

じっくりスタンスで本当に症例経験を積める環境に行きたいので、

希望に合う所を時間が掛かってもいいから探して欲しいと

何度もお願いしてその場は別れました。

 

来年春まで約1年あるし、

これだけあれば吟味した良い病院が見つかるだろう…と

考えていたのですが…。

 

翌日から担当者より何件も求人が案内されてきます。

あれだけ症例経験を積める職場と言ったのに、

内科が中心の病院であったり、

常勤の外科医が1人しかいなかったり、

どうもピントが合っていません。

 

やっぱり彼はわかっていなかったか…と思いつつ、

何件も何件も希望と違う求人を送り付けてくるものですから、

私が希望しているのは症例経験を積める職場です。

それ以外の所は希望しませんと返信をしました。

 

すると担当者の上司の方から連絡が入り、

今まで送り付けてきた求人の中から

ピックアップした数件について説明があり、

1度見学に行きましょうと促してきます。

 

いやだから〇〇病院は外科の症例自体が少ないし、

△△病院は1人医長の案件だし、

▢▢病院は転居しないと通勤できないし、

全然希望に合ってないんだよ…という状態です。

 

さすがにN先生としてもこの会社では無理だな…と悟りました。

何万件も求人があると言うし、

あちこちで宣伝広告を見掛ける会社だから

ここならいいだろうと思ったけど全く医療者をわかっていない…。

 

他の会社はどうなんだろうな…。

また同じような感じならもう紹介会社など頼りにならんな。

結局、今の病院に勤めながら、

どこかいい所ないかな…と悶々とするN先生でした。

 

 

<紹介会社について書いた過去記事もご覧下さい!>

WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!

大手だから安心と思ったのに…。

ペコペコして誤魔化しばかりのコンサルタント!

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ぶっ倒れるまで仕事をした結果…。

 

医師の過重労働が問題になっていますが、

少し前まではほとんどの医師が

当たり前のように過重労働をしていた訳で、

若手医師とベテラン医師の間にギャップが出てきているようです。

 

また病院経営者はただでさえ厳しい経営状況の中で、

人的コストが上がり続ける事は許容できずに

黙って過重労働を厭わない医師を欲しているところもあり、

医療現場ではなかなか働き方改革が

浸透しないようでもありますね。

 

こんな状況の中で必死に医療現場で奮闘してきたS先生。

元来、労働環境に関して疑問を持った事もなく

医者なんてこんなもんだろう…と思っていたようですが、

当直回数は月に7~8回が標準で

場合によってはそれ以上の時もある…。

しかも当直でなくとも何だかんだで病院に泊まる事もあり、

オンコールは当番ではなくても

ほぼ365日対応している状態です。

 

そもそも医師になったのは、

1人でも多くの患者を救いたい…という思いだった事もあり、

そこに患者がいれば自分の事など後回しにして

即応してきておりました。

 

若い頃は心身ともにパワーで乗り切れたものの、

段々年を取るごとに疲労を感じるようになったそうです…。

 

このままでは拙いかもしれない…なんて事を

考えるようになったある日…。

ついに身体に限界が来てしまったようで、

過労で倒れて入院する事になってしまいました。

 

当初は数日~1週間程度あれば

回復するだろうと思われていたのですが、

2週間、3週間と長引いてしまい、

そして何より心が折れてしまったようで

現場に戻る事に恐怖を感じるようになったそうなんです。

 

そうこうしている内に病院側の反応も、

養生して早く戻ってきてという好意的なものから

いつになったら戻って来れるの?

無理なら無理で進退をはっきりしなさいよ…という

心無いものに変わってきたようにS先生は感じたようです。

 

長年勤めてきた病院ですし、

それなりに貢献してきたと自負しています。

しかし早く復帰しなければ…と思えば思うほどに

身体は動かなくなる…。

 

悩みに悩んだS先生ですが、

世話になった病院だけに迷惑を掛けるのは本意ではなく、

一旦リセット、退職する事にしたのだそうです。

 

S先生曰く、

告げた事務長の表情がほっとしたようだった。

きっと彼も上層部から相当のプレッシャーを受けていたのだろう。

これで良かったのだ…。

 

それから1か月後、

だいぶ心身ともに復調してきて、

さあこれからどうするか?と考えた時に、

果たして今までのような働き方で良いのだろうか?

他にどんな働き方があるのだろうか?

そう考えてエージェントに相談してみる事にしました。

 

1社はネット上で良く見掛ける知名度の高い会社です。

こちらはとにかく求人を何件も送り付けてきて、

どれにしますか?早く決めましょうと急かしてきます。

 

もう1社は以前からS先生が注目していた会社で、

小さな会社だけども医師への思いが伝わってくる

とてもきめ細かなコンサルティングをしているようです。

 

こちらはS先生の心身の回復と、

根本的な働き方の変化と解決を目指して

様々な提案をしてきてくれます。

 

また同じような体調不良を起こさぬように、

複数の働き方を提示し、

それぞれのメリット、デメリット、

そして条件面の詳細だけではなく

その後のキャリアプランについても相談に乗ってくれ、

数回に渡るディスカッションの末、

S先生にとってこれだ!と思うプランが見つかり、

それに応じた求人を紹介してもらったそうです。

 

今、S先生はそちらで充実した日々をお過ごしです。

キャリアという意味では小休止しているかもしれないけど、

少なくともキープはできているし、

時間に余裕ができた事で新たな勉強をする事もできています。

 

もうしばらくこちらで頑張り、

次はステップアップを図ろうと

その担当者とも話しをしているようです。

 

あの頃の働き方はやっぱり異常だった…。

あのまま進んでいたらもっと深刻な事になっていたかもしれない。

いくら患者の為と雖も自分がぶっ倒れたら

逆に患者に迷惑を掛ける事になるしね…。

 

別に楽をしたい訳ではないんだよね。

でもやり過ぎはダメだよね…。

ちょうど良い働き方が見つかって良かった…。

そう胸をなでおろすS先生でした。

 

<医師の働き方について書いた過去記事もご覧下さい!>

何歳までにどうなっておくべきか?

ブレのない一貫性のあるキャリアを構築できるのか?

医局に頼れない時代だから…。

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ずっと開業準備をしています…。

 

整形外科医のW先生。
数年前に大学医局を退局して
現在は民間病院で責任あるポジションで働いています。

日々、外来、病棟、手術と忙しくしておられますが、
あと数年で50歳という節目を迎える事もあり
実は50歳は開業医として迎えたいと考えていらっしゃいます。

手術に関しては多少の心残りはあるものの
もうすでにやりきった感もあって
ここから先の医者人生は地域とともに
プライマリの領域で歩もうとお考えです。

そこで病院に出入りしている医薬品卸業者に相談してみると、
喜び勇んで開業支援の担当者が来て
全面サポートを約束してくれました。

と・ところが…。
肝心の開業地が決まりません。
そもそもW先生は開業志向が強かったので
コンセプトもしっかりしているし、
それに合わせた開業地の希望は複数プランお持ちでした。

が、寝ても覚めても担当者からは良い開業物件の話しが出てきません。
それどころか自分の希望と全然違う場所の物件、
広さも階数も周辺環境も全然望んでいるものと違う物件、
そんなものしか出てきません…。

時はどんどん過ぎてしまって、
さすがにW先生もこのままこの業者から出てくるのを待つのは
得策ではないと判断し、
WEBでよく見掛ける開業支援専門と謳う企業に依頼もしてみました。

ところがその業者から案内される開業物件も
卸業者とそう変わらずに、
この地域だと言っても他の地域の案件が送られてくる始末です。

自分の希望はそんなに難しいものなのだろうか?
そもそも希望地には物件がないのだろうか?

そんな事を悩んでいたW先生は、
藁をもすがる思いで
以前、転職の際に世話になった
コンサルタントに相談してみました。

転職の専門家だから
開業に関しては詳しくないだろうなと思っていたのですが、
これがなぜか非常に詳しい…。
下手したら依頼した医薬品卸や開業支援会社の担当者より詳しい…。

旧知の仲なのでどうしてそんなに詳しいの?と聞くと、
W先生、うちは転職支援と開業支援と両方やってるんですよ!との回答。

マ・マジで…。
転職だけだと思ってた…。
開業準備を始めてから早くも1年近くが経ち、
一向に進んでいないW先生としては
彼なら信頼できるし彼に任せた方が話しが進みそうだ…考えて、
医薬品卸、開業支援会社を断り、
その彼に依頼する事にしたのでした。

な・何とそれから1か月後にはまさに望み通りの開業物件が見つかり、
事業計画も明確に立って、
融資の目途も立って物件契約も済みました。
内装業者や医療機器ディーラーとの打合せもこなしつつ
その彼の交渉力で料金は想定よりも低く見積もってもらいました。

次は集患をどうするか?
什器や家具、パソコンなどの細かい物品をどうするか?
話しがどんどんと進んでいき、
W先生としても手応えを感じる事ができています。

今思えば最初に依頼した会社、その次の会社は一体何だったんだろう?
1年も全く動きがなくて、連絡取っても頑張ってます、
もう少しだけ待って下さい…と言うだけ…。

しかも今でもお抱えの業者を紹介してきて、
何とか食い込もうとしてきます。
もう信頼はまったくないのに…。
あれだけ何も進まなかったのに図々しいにも程がありますね。

最初から知人の彼に依頼していれば
すでに開院できていたかもしれないなあ…。
俺の時間を返してくれ~と思うW先生でした。

やはり自分のパートナーとして
動いてくれる人間を誰にするかは大事ですね…。

 

<クリニックの開業について書いた過去記事もご覧下さい>
開業セミナーに何度も参加してみたけど…。
開業に向けた経験値アップは勤務医とは全然違う!?
開業を目指したプランニング…。

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え!管理医師にならなきゃいけないの?

 

前々から興味のあった美容医療の分野に転身しようとしたE先生。
もともとは外科医ですので、全くの未経験ではあったけれども、
それでも学ばせてくれるならチャレンジしようと考えてました。

美容医療専門のサイトに登録してみたら、
週2日で勤務できるクリニックがあると
サイトを運営している紹介会社から連絡が入り
詳しい話しを聞いてみる事にしました。

もともと美容皮膚科が入っていたクリニックが閉院し、
そこを居抜きで購入したオーナーが
新しくクリニックを開設するという事です。

開設管理者となる医師は別にいて
非常勤でお越しになる先生もいらっしゃるとの事だったので、
未経験でも教えてもらえるそうなので
これは良い機会と考えて入職する事に決めました。

そして入職後、事前に聞いていた話しと諸々違って…。

驚いたのは管理医師に就任して欲しいとの事。
そして院長にも就いて欲しいというのです。

日給も高待遇だったので決断したのですが、
なんと高待遇は管理医師就任が前提なんだそうです。

え、だって自分は週2日の勤務だし、
それでも管理医師にならなきゃいけないの?
と言うか、その前になれるの?

おまけに自分が勤務する日はドクターが1人で、
教えてくれる人はいません。

未経験なのに頼れる人もおらず、
ナースにああしろ、こうしろと言われる始末。

事前に聞いていたのは、
週2日の非常勤での勤務で教えてもらえる環境という事。

う~ん、話しがどんどん聞いていた内容と
違ってきてしまっています。

院長だとか管理医師だとか言われても
正直よくわからないし、
相談できる人もいないし…。

どうしよう…と悩んでいた時に
〇〇日までに就任して頂かないと
この話し自体をなしにせざるを得ないと脅される始末です。

困り果てたE先生は、
WEBでいろいろ検索を掛けて調べてみると、
どうもこの話し自体が怪しくてしょうがないと思えてきました。

たまたま辿り着いたブログに詳しい事が書いてあり、
まさに自分の境遇とピッタリ…。
この著者に話せば何かわかるはずと問合せをしてみると
即応してくれて様々アドバイスをしてくれました。

結論はやっぱりこの話しはおかしい。
受けない方が良い…。

安心したE先生は意を強く持ってこの話しをお断りしました。
すると先方は提示した日給は院長としてのものだから
勤務した分は院長としての手当を削ってお支払いするとか、
もう明日から勤務しなくて良いですとか、
あまりにも誠意のない対応です。

E先生はやっぱり断って良かったと思うとともに、
腑に落ちない部分がたくさんあって
本当は主張したい部分もあったけれど
これ以上揉めるのも得策ではないと考えて
そのまま身を引いたのでした。

契約書を見直しても
そこに記載されていない事項ばかりを求められて、
最初から騙そうとしていたとしか思えません。

ちょっと引っ掛かりつつあったけど、
そのまま完全にドツボにはまる前に気づいて良かった…。
やっぱり新しい事を始めるのには、
その道のプロの人と動いた方がいいんだな…と
気づきを得る事ができたE先生でした。

 

<紹介会社について書いた過去記事もご覧下さい>
しつこい紹介会社は勘弁だ!
WEB上で検索を掛けて紹介会社を選んだ失敗事例!
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ペコペコして誤魔化しばかりのコンサルタント!

 

大学医局に所属してはや20年…。
自分の中では医師として折り返し地点に来たと感じている
脳神経外科のS先生。

特に大きな不満がある訳ではないのですが、
医師としての後半戦をどのように生きていくべきか?
ちょっと悩ましく思っていました。

というのも現在医局から派遣されている病院が
かなりひどい…。
院長のワンマンが行き過ぎていて、
医師をはじめスタッフ達の定着率が相当低い…。

いつも新しい人が来ては去っていく状況を見ていて、
この病院は大丈夫かな?
こんな病院をジッツにしている我が医局は大丈夫か?
そんな事を考えるようになったのが要因のひとつです。

すぐに転職をしようとまでは考えてはいなかったけど、
今の状況を考えると転職も選択肢に入れてもいいかな?と思い、
WEBで良く見掛ける人材紹介会社に問合せをしてみました。

ところが…。
担当者とお会いしてみると、
すでに転職をする事が前提となっており、
S先生の希望を聞いてそれに合う求人をマッチングする事。

もうこれ以外は考えていないんですね…。
サイト上では丁寧なカウンセリングだとか、
無料でご相談に乗りますとか、
親身で手厚いサポートしますとか、
5年後のキャリアプランを明確にしますとか、
転職しない選択肢も含めて相談可能ですとか、
上手い事を言う割には全くそうではない有様で…。

実際に担当者と話しをしていても、
医療の事をよくわかっていないし、
医師の仕事の事もよくわかっていないし、
経験も浅いようでまったく頼りになりません…。

業界最大級の求人を誇ったり、
転職した医師の満足度が高い事をアピールしていたけど、
ホントかあ?と不思議に思うほどでした…。

こりゃダメだ…と思ったS先生は、
他の会社にも問合せをしてみましたが、
すぐに求人が送られてくる会社とか、
すぐに転職をさせようとする会社を排除して、
あと2社の担当者とお会いして話しをしてみましたが、
最初の会社とまったくレベルは一緒です。

結局のところ、
経験が浅くて知識もないので、
ペコペコして、どういう病院を望んでいるのかを聞き出し、
ペコペコして、どこか受けてみましょうというだけなのですね。

S先生が求めていたのは、
自分にはどんな選択肢があって
どのような可能性があって
それらについて回るメリットやデメリットを知り、
その上でご自身の将来を検討し、
取るべき行動を考えていきたかった訳ですが、
どの会社も求人、求人。

あ、そういうお考えでしたらこの求人などおススメです…とか、
ビジョンが固まっていない先生にはこの求人などいかがですか?と
嫌われないようにペコペコするのが彼らの仕事のようです。

それでも求人に関して詳細まで把握しているならまだしも、
実際には自ら足を運んでいない病院であったり、
内情に関してはデータにある以上の事を知らずに、
何か突っ込むと調べて別途連絡しますとペコペコして逃げるんです。

どいつもこいつもこんなものか…と思っていた所に
先輩ドクターから紹介してもらったコンサルタントとお会いしたら
これがもう段違いでした。

結果、3年後くらいを目途に次の展開を考えようとなったのですが、
医療や医師の仕事に詳しいどころか、
プライベートを含めてどんな相談を投げ掛けても
いくつかの選択肢を提示してくれる。

第一まったくペコペコなどしておらず、
自信満々である事も安心できます。

やっぱりWEB上で検索掛けて選んじゃいけないんだな。
ネットの情報は信じちゃならんとわかっていたつもりだけど、
知らない世界の事はつい信用してしまう…。

でも先輩から良い人を紹介してもらって助かったよ。
これがなければ紹介会社なんか2度と使わん…となってたしね。

ネットも便利だけど、
やっぱり持つべきは友だね~としみじみ思うS先生でした。

 

<転職コンサルタントについて書いた過去ブログもご覧下さい。>
メールのやり取りだけで済ませてしまって…。
信頼関係は構築できるのか?
入社して半年の転職のプロフェッショナル?

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こ・こんな若造に何がわかるんだ!?

 

医師になって20年。

大学医局に所属し続けてきたJ先生。

 

自分としては医師としての折り返し点を回り、

最後のラストスパートをどのように挑むのか?

 

医師としての集大成に向かって

真剣にキャリアプランを考えていました。

 

自分には特別な人脈などないし、

どの病院が自分に合うのか、

自分の考え方に合う望ましい病院はどこなのか、

そういう事はやはりプロと一緒に動いた方が良いだろうと判断し、

人材紹介会社に依頼する事にしました。

 

どこの会社が良いのか?もよくわからない為に、

取り合えずWEB上でよく見掛ける会社を

3社ほどピックアップして問合せを入れてみたのです。

 

3社ともに反応は早かったです。

すぐさまにJ先生のご希望条件を伺いたいと連絡が入り、

それぞれアポイントを取ったのでした。

 

ところが担当者との待ち合わせ場所に行くと驚きました…。

どう見ても20代半ば…。

おいおいこっちは自分の人生かけて来てるのに

こんな若者で大丈夫か?とは思ったものの

いや知名度の高い会社だし若くても優秀なのかもしれないと思い直して

打合せをスタートしたのですが…。

 

ダ・ダメだ…。

医療の事を知らなさ過ぎる…。

 

型通りの希望条件を聞いて

それに合う求人を紹介して見学に連れていく事しか考えていない…。

フォーマットの聞き取りシートを持っていて、

それ以外の話しは雑談すらできない…。

医療を知らないのは百歩譲るとしても

知性と教養があまりにも欠けている…。

こんな若造に俺は何を依頼するんだ?

できる訳がない…。

 

決して人として悪い訳ではないものの、

あまりにもな経験不足、知識不足…。

申し訳ないけど…とこの方には丁重にお断りを入れました。

 

しかし他の2社もやっぱり似たような展開でした。

まあ比較的まともかな?という担当者はいたものの

この人と一緒に活動するなんてとても思えません…。

 

人材紹介会社の人ってのはこの程度なのか?

どこも同じレベルなのか?

これでは自分で動くしかないのか?

そんな事を考え始めたJ先生ですが、

以前にある先輩ドクターが転職した際に

紹介会社を使っていた事を思い出し、

自分の現状と先輩がどういう会社と

どのような付き合いをしているのか伺ってみました。

 

すると大手の紹介会社ではよくあるパターンだな。

数多くの求人を見たいなら大手もいいけど、

本当の意味でのパートナーを見つけたいなら中小だよ。

ベテランの経験も知識も豊富な人たちがいるからね。

自分は中小の本当に信頼できる人と

転職後もずっと付き合っているよ…との事でした。

 

その先輩に紹介されて中小の担当者とお会いしてみましたが、

もうレベルが違うというか、段違いです。

年齢も自分と近くて、プライベートな部分でも共感してもらえます。

結果、こちらの担当者と一緒に動き、

良い転職をする事ができたのでした。

 

若いのがすべてダメだとは思わないけど、

経験、知識を身に付けるには時間が掛かるからね~。

やっぱり自分のパートナーは相応しい人になって欲しいし、

今回は道を誤らなくて良かったよ…と語るJ先生でした。

 

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