当日無断キャンセルで激怒されてしまった…。

 

一般内科医のH先生。

内科の領域では何でも来いという

総合的な診療ができる強みがある裏腹に

これといった専門性がない事が弱みでもあります。

 

そんなH先生ですから

ご自身のキャリアという面では

若干不安を持っていて

将来の為にも何らかの証明が欲しいと常々思っていました。

 

たまたま参加した学会で

非常に勉強になる発表をされていたある先生に興味を持ち、

知人のドクターの伝手で話しをする機会に恵まれ、

ご自身のキャリアの悩みを打ち明けますと

「もしH先生に興味があれば当院でお仕事してみませんか?

一応、当院は知名度も高い病院ですし、

多様な症例経験を積む事もできます。

きっとH先生の将来のために当院に所属していた事は

プラスになると思いますよ」とお声掛けを頂いたのでした。

 

確かにその病院は名門と言われる病院でもあるし、

これから自分が転職をしたり、開業をする事があっても、

ネームバリュー的には効果的だろうな…。

せっかくのお誘いだし話しくらいは聞いてみたいな…と考え、

その先生にご紹介された事務長と連絡を取り合い、

ある日の仕事終わりの時間帯に面接、見学に伺う事にしました。

 

し・しかし…。

日頃の忙しさに翻弄されていて

つい当日の予定を失念してしまっていたH先生。

 

当日に何度も携帯電話に連絡が入っていて

約束の時間から2時間後にようやく気付く有様…。

慌てて連絡をしたものの

すでにその日は連絡が取れずに

翌朝平身低頭で連絡を入れてお詫びをしたのですが、

時すでに遅し…。

 

学会で出会った先生の顔を潰す事にもなり、

院長、事務長もみなさん忙しいさなかに時間を作ったのに

無断でキャンセルしたのですから

激怒されても当然と言えば当然です。

 

そして何よりもH先生にとっては

チャンスと言える機会を逃がす事にもなってしまいました…。

 

事が事ですから誰かに当日声掛けてね…なんてお願いする訳にも行かず、

かえって自分の評判を下げてしまったH先生。

情けなくて穴があったら入りたい気分だったそうです…。

 

今後はこういう時にアナウンスを入れてくれる

コンサルタントを付けて置こうと誓ったんだそうです。

後悔先に立たず…ですね。

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何度となく開業セミナーに足を運んだけど…。

クリニック開業セミナー

 

40代も半ばになり

いよいよ開業する事を決意したN先生。

 

大学医局に所属して専門領域を突き詰めてきた15年間。

市中病院に転身して総合的に診療してきた5年間。

 

ご自身の中では満を持しての決断と考えており、

タイミングとしてもちょうど良いだろうと思ってます。

 

ここ2~3年、そろそろ独立という考えはあり、

いくつもの開業セミナーに参加してきました。

 

参加するごとに勉強になる事があり、

段々と開業に近づいている感覚はあったのですが…。

 

奥さんの理解や応援も手に入れて、

両親も陰に陽にサポートしてくれる事が固まり、

今の勤め先の院長も今後の連携も含めて、

後押しをしてくれる事になりました。

 

さあ、いよいよ開業準備スタートだ…と思いきや、

今まで開業セミナーに参加してきて

この人なら…と思える人たちに連絡を取ってみたのですが、

「〇〇はもう退職しましたので他の担当者を…」とか、

「△△は異動となり、今の担当者は□□ですので…」とか、

自分の目で信頼できると思っていた人たちが

なぜかことごとく連絡が付きません。

 

唯一連絡が付いた方とお会いしてみましたが、

何だか強引に開業させようとしている感があって、

挙句の果てにはこの物件で決めて欲しいとか、

この業者を使って欲しいとか、

勝手に話しを進める始末…。

 

こりゃダメだ…と感じたN先生は、

またいくつか開業セミナーに参加してみたものの

営業色が強くて無理に誘われる感じがあり、

誰にお願いするかがどうしても決められずに悶々とする日々…。

 

調剤薬局は是非この物件で…としつこいし、

卸やディーラーは自社との付き合いを前提に無料でコンサルしますと

何度も連絡をしてくるし、

税理士や建築会社もあの手この手で営業してきます。

 

どうもN先生はこういう方々が苦手で、

なかなか開業準備をスタートできなかったのです…。

 

このままではマズイ…時間だけが過ぎてしまう…、

すでに開業している先輩ドクターに話しを聞いたり、

焦りつつWEB上で検索を掛けたりしていると、

すごく丁寧な情報を提供している企業を発見し、

担当者の顔写真やコメント、経歴、経験値などもオープンにしていて

興味を持ちました。

 

今まで会ってガッカリ…というケースもあったので

おそるおそる連絡をしてみると…。

 

いや、大当たりです。

誠実な姿勢、確固たる信念、豊富な事例やノウハウ、経験値も高く、

下出に出て何とか依頼してもらおうという卑屈な態度もなく、

ここでお願いしたいという高圧的なところもなく、

N先生はこの方にお願いする事にして、

ようやく開業準備がスタートしました。

 

よし!と思ってから1年近くが経ちます。

でも安心してタッグを組める人が見つかって良かったですね。

 

もっと早く出会いたかった…

その事だけが後悔だそうです。

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焦り過ぎて軋轢を生んでしまった…。

 

呼吸器内科のN先生。

前のお勤め先では待遇面の不満も大きく、

それよりも何よりも院内の人間関係が良くなく、

自分自身も上層部からないがしろにされている事を感じており、

このままでは毎日が辛い…と考えて、

思い切って転職活動をスタートしました。

 

縁あって入職する事になった某総合病院ですが、

見学時から理事長、院長、事務長たちの歓迎モードや

出された条件にも大満足で、

気持ち良く入職する事ができたのですが…。

 

N先生の希望はほぼ叶えられる事となり、

それどころか赴任手当、当直回数、学会参加などの諸条件は

N先生の思う以上の内容であり、

しかも年俸も1,3倍もアップする事となり、

N先生としては高評価を嬉しく思うとともに

これは入職したら上層部に後悔させないように

活躍しなきゃイカンぞ…と多少プレッシャーも感じていたのです。

 

入職日当日…。

事務長からオリエンテーションを受けて

同僚となる先生方、看護部、リハビリ、技師さんなど

あちこちに顔を出したのですが、

N先生は前の職場のようになってたまるか…という気持ちがあり

かなりピリピリした表情だったそうです。

 

特に自分と関わりの深い方々には、

ちょっと高圧的な態度を取られてしまったそうなんですね。

 

そもそもN先生は人当たりの柔らかい方なのですが、

せっかく高い評価をくれた病院に対して恩返ししようという思いも強く、

肩肘を張りすぎていたのかもしれません。

 

周囲との人間関係を築く前に、

N先生ってちょっと怖いね…

何だかN先生っていつも怒ってるよね…

そんな評判が立ってしまったのです。

 

どうやら看護部長から院長に対してクレームが付いたようで

「N先生、そんなに焦らなくていいから。

まずは周囲とコミュニケーションを取って良い関係性を作って下さいよ。

能力や経験に関しては全く心配していないので、

焦らずに、少しずつ当院の風土に馴染んで下さいね」と言われました。

 

ご自身ではただ必死だっただけなのですが、

周囲と軋轢を生んでいるとは思いませんでした…。

猛省して、人間関係構築からやり直しているそうです。

 

最初が肝心…とは言うものの、

気合いが空回りしてしまうのは宜しくありませんね。

朱に交われば赤くなる…。

まずは院内の色に染まって、

その後に自分なりの赤さを発揮するのがいいんでしょうね~。

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開院までにどれくらいの期間が必要なのか?

 

開業を検討中のA先生が、

3年前に開院して順調に経営されている

先輩ドクターのD先生に話しを伺いに行きました。

 

開業準備を進めていく中で、

どんな事に苦労をしてきたのか?

どういう点に注意をすべきか?

 

もともと仲良くさせて頂いていた仲なので

かなりざっくばらんに教えを頂いたそうです。

 

そのなかでD先生が最も大変だったことは…

 

「とにかく開院日までに時間がなくってさ…。

正直間に合うかどうかホントに不安だったんだよ。

融資の実行に時間が掛かったとか、

内装工事に遅れが出たとか、

いろいろ原因はあるんだけど

結局自分が仕事をしながらの開業準備だったので

打合せの日程が取れなかったり、

提出すべき書類が揃えられなかったり…。

自分の責任が大きくて

業者さんにはかなり迷惑を掛けてしまったんだよね。

関わってくれた皆さんの協力がなければ

たぶん開院日に間に合わなかったと思う…。」

 

そうおっしゃっています。

う~ん、A先生ご自身もギリギリまで働きつつ

開業準備を進めようと考えていたので

これはひと筋縄では行かなさそうだぞ…と頭を抱えます。

 

それをD先生に伝えてみると、

「方法はあると思うよ。

自分は思い立ったが吉日的に一気に話しを進めたので

やっぱり無理があったんだと思う…。

実際に自分の判断が二転三転してしまって

時間が掛かってしまったところもかなりあるしね。」

 

なるほど…。

やはり事前の準備・計画が大事ということか…。

 

「準備をスタートさせる前に、

しっかりとしたコンセプトを固めておき、

ある程度の方針を持って行えば時間は節約できると思う。

そして大事なのは自分の身代わりとなって

スケジュールや業者との折衝をコントロールしてくれる

司令塔役が大事だね。

ここがしっかりしていれば尚更心配はいらないと思うよ。

自分はたまたま良いコンサルタントと出会えたので

相当に任せてしまったけど無事に開院できたんだよ。」

 

「実際に開業準備がスタートしてしまえば、

半年から1年もあれば開院ってできるんだよね。

問題はその前だよ。

準備と計画がしっかりしていればの話しであって

この準備・計画に時間をしっかり使う事が大事なんだよね。」

 

帰り道…、D先生のお話しを反芻しながら

A先生は今後どう進めていくかを熟考しました。

 

「事前に準備・計画をしっかりしておく事。

良い自分の右腕を持つ事。」

 

それから1年後…。

A先生は開業準備を進めています。

 

D先生のアドバイスを活かして、

A先生から紹介してもらった開業コンサルタントと一緒になって

半年くらい準備のためのディスカッションをして、

スケジュールやコンセプトが固まりました。

 

そのお陰もあってか、

自分は仕事をしていても着々と準備は進んでいきます。

 

D先生の話しを聞いておいて良かった…。

やっぱり何事も準備・計画、そして頼れるパートナーだな。

つくづく思いながらも近未来にワクワクしているA先生でした。

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3万件の求人に自分に合うものはない!?

 

民間の中小総合病院で整形外科医として

ご勤務中のU先生。

 

特に大きな不満があった訳ではないし

待遇面でも文句はなかったのですが、

在籍期間も5年に近づき、

そろそろキャリアアップしたいと考えて

新天地を探すようになりました。

 

良い職場を見つける為には

多くの求人の中から選んだ方が良いだろうと考えたU先生は、

WEB上で何万件と謳っている紹介会社をピックアップし

3社に問合せをしてみたのです。

 

紹介業界をよくわからずに

数多くの求人を持っていそうなところを選んだのですが、

結果的にはこれが大手の3社でありました。

 

その内の1社は、問合せのメールへの返信で

いきなり求人を打診してきました。

 

しかしどの求人もよく見掛ける求人で

U先生の心には響きません。

 

他の2社に関しては、

是非お打合せの時間を頂きたいとの事だったので

仕事後の時間を活用してお会いしてみました。

 

1社は30代前半の男性で

爽やかな好青年という印象。

 

もう1社は20代後半くらいの女性で

いかにもキャリアウーマンという感じの方。

 

初対面の時点では特に悪い印象はなかったのですが、

ただ希望条件を聞かれ、答えたというだけの面談で

これで大丈夫なのかな…と一抹の不安があったのは確かです。

 

最初の会社も含めて、

数日後には各社から何件もの求人がメールで送られてきます。

 

しかしこの3社が送ってくる求人は、

ほとんど同じようなものであり

しかも情報量もどれも変わらず

まったく判断が付きません。

 

正直全然関心が持てる求人がなくて

放置をせざるを得ないU先生。

 

しびれを切らしたU先生は、

お会いした30代前半の男性コンサルタントに、

自分の希望と食い違う求人ばかりで

このままでは転職などできそうにない…とメールしました。

なぜならこの会社は3万件の求人を誇り、

非公開求人も数多くありますと謳っていたからです。

 

すると担当者からは、

「もう少し妥協をして頂かないとこれ以上は難しい」と

連絡が入りました。

 

3万件もの求人があって、

オープンにできない非公開求人も多数あって、

それでも自分の希望する案件はないのか?

 

絶望的な気分になって、

一旦転職活動は保留する事にしました。

 

それから数か月後、

先輩ドクターの紹介で某紹介会社の方とお会いしました。

聞いた事もない会社で不安だったのですが、

先輩の紹介なんで渋々…でした。

しかも「うちは求人は何万件もないですよ」と言います。

 

大丈夫かな…と思いながらの面談でしたが、

結果的にここで新しい職場が見つかりました。

 

「今ある求人を何件も紹介されても

U先生のご希望に合うところはなかなかないと思います。

でも私たちはU先生の希望に合う所だけに専念して

イチから求人を探し、作っていきますから。

求人は数ではなく、質なんですよ。」

 

こう言われても

あんまり期待はしていなかったのですが、

最初に案内された求人がドンピシャでした。

 

しかもその医療機関は最初の大手3社も案内はしていたんです。

でも内容が全く異なり、自分の希望にピッタリになっていました。

 

「これが今ある求人をそのまま出す大手と、

U先生の希望を叶える為にイチから作り出す中小の差なんです。

同じ紹介業といっても全然違いますでしょ」と

担当者は自信満々に笑います。

 

た・確かに全然違う。

でも自分の望みが叶う事になって良かった…。

求人は多ければいいというものではないんだな…。

そうつくづく感じたU先生でした。

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求人の内容を全然把握していないコンサルタント…。

 

乳腺外科のN先生。

大学医局に長く在籍してきて、

特に不満はなかったのですが

旦那さんが転勤する事になり、

悩みに悩んで一緒に行く事を決断しました。

 

今まで医局を辞めるなんて全く考えていなかったN先生は、

土地勘のない場所でどうやって病院を探していいか…

ノウハウがなく非常に戸惑っています…。

 

旦那さんは医師ではなく、

ビジネスパーソンでしたので

転職するなら紹介会社に依頼するのがいいんじゃないか?と

アドバイスをしてくれました。

 

そう言えば最近は紹介会社を利用して転職する医師が増えていると聞くし、

いろいろ情報を持ってるだろうからそれも良いかと考えて

WEB上で検索して、良さそうな会社に問合せをしてみました。

 

ご希望条件などを把握したいので1度打合せさせて下さいとの事なので

N先生の職場から遠くないホテルのラウンジでお会いする事になったのですが…。

 

事前に提出していたN先生のプロフィールを元にして、

いくつか条件面を確認した後に、

早速ですが…と何件か求人票を見せられました。

 

あら、用意がいいのね…と感心したものの、

出された求人について質問をすると

しどろもどろで応えられません。

 

調べて後程回答しますとか、

病院側に確認してからお知らせします…とそんなのばかり…。

 

あんまり内情わかってないのね…と

不安に思ったN先生ですが、

後日メールで送られてきた回答を見てさらに愕然とします。

 

私の質問内容すら理解してなかったのね、

全然回答になっていないじゃない…。

 

旦那さんに相談すると、

エージェントの仕事は会社によって、担当者によって、

全然レベルが違うだろうからなあ。

信頼できる人と会うまで

何社か声を掛けてみたらいいんじゃないか?との事。

 

その通りに動いてみましたが、

N先生がこの人なら…と思える人はなかなか出てこずに…。

 

結局7社めで納得できる人と出会えました。

それはWEBで検索した会社ではなく、

以前に転職した先輩から紹介されたエージェントでした。

 

やっぱりWEBだけじゃダメね…と気づいたN先生でした。

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現場の先生とは会わせない裏事情!?

 

脳神経外科のY先生。

大学から派遣された市中病院でお勤めです。

 

しかしこの病院がどうも性に合わない…。

ワンマン経営で、全員右へ倣え…とまるで軍隊のよう…。

 

その前に勤めていた病院も大学からの派遣でしたが、

こちらはマンパワー不足が激しくて

休みも月に数日取れるかどうか…。

 

教授に相談しても今は我慢してくれとか、

次は良い所に行ってもらうから…と

しばらくは何も改善されそうもありません。

 

こんな状況ですから

自然と大学医局を離れて

ご自分で病院を探してみようと思うようになりました。

 

医療系の雑誌や求人サイトをチェックして、

自分で病院に問合せをしたり、

紹介会社を経由して病院に連絡してもらったりして、

ようやく1件面接に進む事になりました。

 

ご自身でも少し我儘を言っている事を理解しているY先生は、

なかなか希望に合う病院がないのは承知しており、

今回の所は逃せないな…と考えています。

 

当日見学に行ってみると、

院長と事務長が対応してくれ

とても和やかなムードで面接は進みました。

 

もしご入職頂けるならば…と事務長から説明された条件も

充分に納得できるものだったし、

これなら決めてもいいかなと思いましたし、

かなり良いイメージを持てたのですが…。

 

可能であればオペ室を見学させて欲しいのですが、

あとできたら脳外の他の先生とも多少で構わないので

お話しをさせて頂けませんか?と聞いてみると、

明らかに院長と事務長の表情が曇りました…。

 

今は整形外科のオペ中なので…、

他の先生は今日は研究日なので…。

 

どうもオペ室の見学や他の先生とは会わせたくないようです。

ん~、こりゃ何かあるなあ?と怪訝に思ったY先生は

その場は引き下がり、後でいろいろ調べてみますと…。

 

いろいろ内部的に問題がある事がわかりました。

自分が入職したらその入れ替えで辞めさせられる先生がいるようだし、

そもそも院長と脳外の先生方は関係があまり良くないようです。

 

さすがにこれじゃ…と思ったY先生は、

他で動き直して何とか他の病院に入職する事が決まりました。

 

やっぱり何かを隠すという事は理由があるんだよな…。

あのまま行かなくて良かった…と胸をなでおろしています。

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すごくいい病院なんだけど…、自分には合わない…。

 

麻酔科医のI先生。

50代半ばのベテランドクターであり、

スキル、経験ともにどこに出しても恥ずかしくない

医療機関にとっては喉から手が出るほどに

採用したい先生でもあります。

 

麻酔科という特性もあり、

I先生はわりと自由なキャリアを積んできたのですが、

そろそろ安定的に働こうと考えて、

民間の中~大規模の総合病院を希望しておられました。

 

いくつも話しは入ってきたのですが、

その中で気になる3か所の病院に見学に行ってみますと

どこも歓迎モードであり、

条件面も期待通りで、どこも甲乙つけがたく、

その中で最も設備が充実していて、

新しく施設も建て替えた病院を選びました。

 

入職して1年後…。

どうやらI先生は再びの転職活動をされています。

 

今の病院はさあ、

すごくいいんだよ。

 

経営陣もまともだし、

スタッフもやる気があって真面目だし、

他のドクター達もモチベーションが高いしね。

 

正直、こっちも思わず乗せられるくらいだし、

もう文句なしの環境なんだ…。

 

ただ…

ただ…、自分には合わない…。

 

何と言うか…

組織が若すぎるというか…。

何か…疲れちゃうんだよね…。

 

ホント全然不満なんてないし、

心底いい病院だと思うんだ。

でも、なぜか自分には合わない感じがして

しょうがないんだよね…。

 

これはすごく難しい問題ですが、

組織の風土とか、文化とか、伝統とか、

そういうものに自分がマッチしていないと感じておられるようです。

 

最後は施設や設備を重視してご決断されたからでしょうか?

一緒に働く人たちの事が視野に入っていなかったようです。

 

これを失敗と言うべきなのかは

私自身も悩みますが、

どこで働くかも重要なのですが、

誰と働くかもそれに匹敵する以上に大事なんだ…という

好事例かと思いご紹介させて頂きました。

 

ベストマッチングというのは

本当に難しいものですね…。

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何かいい求人ないかなあ?

 

40代半ばのE先生。

特段現状に大きな不満がある訳ではありませんが、

だからと言ってやりがいや充実感がある訳でもありません。

 

周囲の先生方は、

開業をしたり、転職をしたり、

それぞれのビジョンで新たな人生を歩んでいますが、

ご自身の毎日には変化がなく、

これといったやりたい事もなく、

かなり閉塞感に満ちています。

 

同僚や出入りの業者には、

「どっかいい病院ないかなあ?」とか、

「何かいい求人ないかなあ?」と

声を掛けるのが日課になっています…。

 

そんなある時、知人のMRが、

「私の知り合いの紹介会社のエージェントが

E先生にピッタリの案件を持っていると言うのですが、

話しだけでも聞いてみませんか?」との話しを持ってきました。

 

まあ話しぐらいなら…と思ったE先生は

担当者とお会いしてみました。

 

とある企業が設立するクリニックの院長になって欲しいと。

しかも条件的にはかなりの高待遇…。

 

日々閉塞感を感じていたE先生は

思わず興味を持ってしまいお話しを進める事にしました。

 

オーナー側の企業の担当者は、

E先生の為にできる事は何でもやる、

E先生は一切のリスクを背負う必要がない、

やりたい事を思う存分やってくれていい…。

 

このような事をおっしゃいます。

当直もなくなるし、

給料も相当に良くなるし、

これだけ自分を求めてくれるなら

乗ってもいいかと思い契約をしたのですが…。

 

それから10か月後…。

E先生は窮地に陥っています…。

患者が思うように増えないんです…。

 

E先生から見ると、

そもそもの立地に問題があると思うのですが、

会社側はE先生の診療に問題があると言ってきます。

このままでは給与を減らさざるを得ないとも言います。

その割には宣伝広告を打とうと提案してもNG、

新たな検査機器を購入しようと提案してもNG。

何らE先生の考える集患策は認めてもらえません。

 

こんな話しには乗らなければ良かった…と

後悔先に立たずのE先生ですが、

そもそもご自身の中でプランニングがなかったのが要因ですね。

 

何かいい仕事…ではなく、

ご自身の夢や希望を叶える為に…という発想が必要だった…。

そう反省するE先生でした。

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求人紹介しかできないようだ…。

 

もうすぐ50代になるI先生。

今まで大学医局に所属してきて、

それなりに貢献してきたという自負はあるそうです。

 

しかし自分より若く優秀な先生も出てきて、

医局内でこれ以上の出世は見込めなくなってきたし、

研究、教育の領域でも自分の仕事としてはやり切った感があって

ここから引退までの医師としての後半戦…。

臨床分野で充実した日々を過ごしたいとお考えです。

 

今まで医局からの派遣で市中病院で勤務した事はありましたが、

ご自身で転職活動をした事はなかったので、

最近目にする事が多くなっている

人材紹介会社に依頼してみる事にしました。

 

WEB上で良く見掛ける会社に問合せを入れてみると

キャリアシートを送って欲しいと言われ、

雛形が送られてきたので作成して返送すると、

いくつかの求人が送られてきました。

 

ふむ、確かにキャリアシートに希望欄があって、

何となくこんな感じかな…と記載はしたけど

正直よくわからないままに書いただけだし、

まさかそれが自分の希望になるとは思っていませんでした。

 

実際に送られてきた求人を見ても、

当たらずも遠からず…という案件ばかりで

どうもピンと来ません。

 

I先生としては…

自分にどんな可能性があるのか?

自分では気づいていない選択肢などはあるのか?

 

こういった内容を相談しながら進めたかったので、

素直にそれをお伝えしたのですが、

それに対する返答は

「前回の求人はお気に召さなかったようなので

選りすぐりの別の求人をお送りします」との事です…。

 

う~ん、そうじゃないんだけどな…と思いつつ

送られてきた求人を見てみましたが、

特に前回と変わり映えしないようで

どうも心を揺さぶられるようなものはありません。

 

その旨をメールに書いて

1度ご相談に乗って頂けませんか?と送ってみると、

「それでは今回はいかがでしょうか?」と

送られてきたのはまた新たな求人でした。

 

さすがに堪忍袋の緒が切れたI先生は、

この会社(なのか担当者)では無理だな…と感じて、

他の会社に依頼する事にしました。

 

後々わかった事ですが、

求人案内しかできない会社と、

きちんと医師と面談して相談に乗りつつ

キャリアパスを考えてくれる会社があって、

ほとんどの会社が前者に該当するという事…。

 

何度も転職をしているようなドクターならまだしも、

そうでない医師には後者のような会社でないと

なかなか満足する求人とは出会えないんですね…。

 

結果的にI先生は

丁寧にサポートしてくれるコンサルタントと出会い、

非常に満足できる病院に入職する事ができたのですが、

もしあのまま何となく選んでしまったら、

きっとよくわからないままに入職してしまい

不満足な結果になってしまったんだろうな…。

 

求人に翻弄されなくて良かった…。

そうつくづく思うI先生でした。

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