もしかしたら自分はあまりにも他責すぎたんだろうか?

 

大学医局に所属し続けて18年…。

これからどうしようかと悩むT先生。

 

臨床、研究、教育といろいろ携わらせてもらったけど、

ここ数年はジッツの中でも

遠方にある市中病院に派遣されています。

 

もともと医局の中で出世したいという意欲もないし、

論文を書くのは嫌いではないけど

学会などで発表するのはあまり好きでない。

研究ったって特別に取り組みたいものがある訳でもなく、

何となくやってきただけかも…。

学生に教えるのも特に好きでも嫌いでもなく、

熱い思いがある訳ではない…。

 

自分自身でも中途半端かな…と思いつつも

臨床現場では日々忙しくしており、

それがやり甲斐や生き甲斐になっているのは確か…。

 

もしかして臨床に専念した方がいいのかな…。

大学に残る意味ってあるのかな?

 

そんな事を考えながら、

遠方の病院に往復4時間も掛けて通勤する毎日…。

 

ある日、教授に呼び出されて話しをすると、

世間話の中でも、君は一体何をしたいんだ?

このまま医局に居座ってもいい事なんてないぞ、

そろそろ身の振り方を考えた方がいいんじゃないか?

ハッキリとは言わないまでも

ニュアンスとしてヒシヒシ伝わってきます…。

 

つい外に出たい…と教授に言ってしまったのですが、

すると教授は激怒。

医局に人が不足している中でそんな事を言うんじゃない…と。

 

さっきまでお前なんかいらないくらいの事を言ってたのに

話しが違うじゃないか…。

自分なんて遠方の病院への派遣要員なのかな…。

教授への不信感は募るばかりです。

 

辞めるべきか、留まるべきか…。

 

今まで医局を出るなんて事、

まったく考えてなかったな…。

ずーっと在籍し続けるものだと思ってた…。

でもそういう時代じゃないんだし、

教授も信頼できないし、

こんな状態なのに他に選択肢のない自分の人生…。

 

今からでも遅くないのかな?

新しい医者人生を歩もうかな?

 

同期がなぜ開業をしたのか、

先輩がなぜ民間病院に転身したのか?

後輩がなぜ転科して新たな領域に1歩を踏み出したのか?

今さらながらよくわかった…。

 

もっと将来について真剣に考えて、

リスクマネージメントや

プランニングをしておけば良かった…。

 

ゆりかごから墓場まで…そういう時代は終わったんだな。

しみじみ思うT先生でした。

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開業コンサルタント抜きの開業準備!?

クリニック開業準備

 

ある医療モールにて開業準備を進めるY先生。

3階建てで、調剤薬局と5つの診療科が入る予定です。

 

当初、医療モールでの開業はあまり乗り気でなかったY先生ですが、

立地条件の良さと、人通りが非常に多い事、

思ったよりも競合が少なく、

宣伝広告などもモールの運営業者が積極的である事から

これなら変に毛嫌いする必要はないか…と考え、

医療モールにて開院する事に決断しました。

 

開業準備を進めていく中で、

ある日、モールの運営者が主催して

他科の先生方と食事をする機会がありました。

 

Y先生は先輩医師から紹介を受けた

開業コンサルタントとタッグを組んで準備を進めていたのですが、

何と他の先生方は誰1人開業コンサルタントに依頼していません。

 

あれ?自分も依頼する必要がなかったのかな?とも思いましたが、

話しを聞いていると、え!それまだやってないの?とか、

そこの準備を進めなくて大丈夫なの?と

他の先生方が心配になってきました。

それくらいに準備が進んでいないように

Y先生には感じられたのだそうです。

 

実際Y先生はよくわからない中でも、

開業コンサルタントがスケジュール管理をしっかりしており、

次はこれを検討して下さいとか、

各業者間との折衝やアポも非常にスムーズで

何ひとつ不安なく話しを進めていたからです。

 

そして開院1か月前…。

ご自身のクリニックは準備はほぼ終わり、

新たに採用したスタッフ達と模擬診療をしたり、

近隣にポスティングに行ったり、

もういつ開院しても大丈夫な状況でしたが、

他の先生方を見てみると、

まだ内装工事をしていたり、

医療機器の搬入がまだだったり、

スタッフが決まらないと嘆いていたり…。

 

だ・大丈夫なのかな?と傍目から見ても

心配になるY先生でした。

 

そう言えばY先生が依頼した開業コンサルタントも、

「開院自体はコンサルタントが

関わらなくてもできる事はできるんです。

ただスケジュール、資金、機器、什器、人材などを

開院日までにきっちり揃えて、

最小限の手間で計画通りに進める為には

コンサルタントがいた方がY先生が楽だと思います。

お金で安心と手間を買うと思って下さい。」

と言っていたのを思い出しました。

 

開院直前になって他の先生方の様子を見ると

なるほど…こういう事だったんだな…

あの時にケチらなくて良かった…としみじみ思うY先生でした。

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本当に開業準備を進めていいんですか?

クリニックを開業する医師

 

大学医局に12年在籍して、

その後、派遣先の自治体病院にて

医長を務めているY先生。

 

40代に突入し開業するなら

そろそろ準備を進めていかないと…と

考えておられます。

 

ただすでに3年前に開業した

先輩ドクターに相談をしてみたところ、

まだ焦る年齢ではないし、

もう少し多様な経験を積んだ方が良いのでは?と

アドバイスを頂きました。

 

要はY先生は大学病院と自治体系の病院に長くいた為に、

アルバイトの経験もほとんどないし、

クリニックでの勤務経験も数えるくらいしかない。

 

先輩ドクターが言うのは、

民間病院でシビアな経営を目の当たりにした勤務の経験や

クリニックで制限のある中での診療経験を積んだ上で

開業準備を進めた方が良いとの事でした。

 

実際に昨年開業した知人の先生は、

思うように患者が集まらず、

スタッフも定着せず、

かなり悩んでいるような噂を耳にしています。

 

この先生も大学病院と自治体系の病院でしか

勤務した経験がありませんでしたので、

頷かされる部分はあります。

 

確かに自分は臨床医としての経験は積んできたけれども

開業医として必要な経験はあまり積んでいないのは事実。

 

元々医師を志したのは町医者として、

地域住民の方々のお役に立ちたいという思いがあったので、

開業する事自体に迷いはない。

 

ただ融資を受けて開業するのだから、

失敗は許されないし、したくない。

 

成功している開業医である

先輩ドクターからの貴重なアドバイスだし、

具体的な事例などもお話しを受けたのですが

どれも納得できるものばかりでした。

 

このまま経営的な観点やノウハウ、

クリニックでの診療を知らずして

開業して失敗するよりも、

開業医になる為の経験をしっかりつけて、

学びを得た上で開業した方が良いだろうと

Y先生自身も納得し、

一旦は民間病院やクリニックでの勤務経験を積み、

その上で開業の準備を進めていこう。

そう決断したY先生でした。

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契約は大事だからと細かい事を気にし過ぎて…。

医師転職失敗

 

転職時の契約。

今まで気にした事もなかったけど、

民間病院に移るのだから

しっかり確認しないと…と不安に思うF先生。

 

きちんとしておかないと

後々不利になるぞと同僚医師から言われて

悪質なケースを聞かされて

少し心配になり過ぎてしまって…。

 

確かに契約書面を締結しないとか、

内容があまりにも簡素で

法的に求められている事項も記載されていないとか、

そういう場合は問題がありますし、

そこには何らかの隠された意図があったりもします。

 

しかし、採用時にすべてを書面に落とし込むのは

これはこれでなかなか難しく、

逆に口約束にしておかないと後々問題になるものもあります。

 

F先生は事前に内定通知書を頂き、

その後、雇用契約書を出してもらいました。

 

概ね内容は納得できて、

特に不備は感じなかったのですが、

念には念を押して…と1つ1つの項目をチェックし、

疑問点を先方の事務長に訪ねていったのですが…。

 

最初は先方事務長も誠実に答えてくれたのですが、

あまりにも何度も何度も、細かい点を質問されるので、

どうも嫌気が指してしまったようです。

 

それでも心配なF先生から契約書面を見せてもらったのですが、

これはもう法的には何ら問題がなく

どこに出しても恥ずかしくないしっかりした契約書でした。

 

第三者のプロにお墨付きをもらって

ようやく安心したF先生。

 

入職して数日後、事務長に、

「F先生、うちはそんなひどい事は絶対しませんから。

顧問の社会保険労務士にも確認をしてもらってますし、

何より先生方に安心して勤務してもらわないと

病院自体の経営なんて成り立たないですからね。

私も長年医師の採用に携わってきましたけど、

こんなに細かい点を追及されたのは初めてです…。」と

苦笑いしながら言われました。

 

確かに契約を書面にして確認をする事は大事です。

ですがあまりにも細かい点を気にし過ぎるのは

かえって心証を悪くしますし、

ご不安があれば弁護士や社会保険労務士、

採用に詳しい人間にチェックをしてもらえばいいと思います。

 

必要以上に心配になって、

不安になり過ぎて、神経質に質問をし過ぎるのは、

入職した後にも影響がありますから、

法的に問題ないか?

自分が不利になる漏れなどはないか?

確認すべき事項だけしっかり確認しましょう。

時には専門家の力も借りてしまいましょう。

 

どこかで聞いた中途半端な知識で

ご自身で交渉するよりも

余程安心できますからね。

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