想定外の医師人生…。

 

大学医局に在籍して

たっぷり経験を積む事ができた20~30代。

 

大学から派遣されていた市中病院が気に入り、

内科部長職として医局とも円満に移籍して

充実した日々を過ごした40代。

 

内科医として着実なキャリアを積み、

特に不自由なくここまで生きてきたA先生。

 

ところが…

気に入って長く勤めていた病院の

経営者が変わる事になりました…。

それがまさかの展開を生み出します…。

 

経営状況があまり良くない…。

そんな噂話を耳にする事はありましたが、

まさか身売りの話しが進んでいるとは思いませんでした。

 

新経営者がどんな方針なのか?

最初は戦々恐々としながらも、

良い方向に進むなら歓迎したいし、

協力したいと考えていたA先生。

 

数カ月は特にダイナミックな改革がある訳でもなく、

診療自体は今まで通り…。

人事で変化があった訳でもなく、

特に大きな改革はないのかな…と思い始めた頃、

新経営者に呼び出されたA先生は愕然とする事になりました。

 

院長をはじめとして、

各科の部長に関しては

経営側で新しい医師を招聘するという決定事項が

突きつけられたのです。

 

辞めてくれ…という話しではなく、

新しい内科部長が来るから

進退をそれぞれ考えて欲しいという事です。

 

新任の内科部長の下で働くのも良し、

心機一転で外に出るのも良し、

ご自身で次の人生を考えて下さいと…。

 

漠然とこのまま定年までいてもいいなと考えていた

A先生ですから、まさに青天の霹靂です。

 

正直、新しい内科部長がどんな人かにもよるし、

今さら新しい環境に飛び出すのも面倒くさいという

気持ちもあります。

 

こんな事になるなら、

自分が50歳になったら…とか、

60歳になったら…とか、

もっといろいろ考えておけば良かったなあ…と思うけれども

こうなってしまった以上は後の祭りです。

 

どうしようかなあ…と悩みつつも

どうする事もできず、

プランニングの大切さをしみじみ思い知らされるA先生でした。

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