ハードな勤務に嫌気が指して…だけでは足りない!

 

若手医師から敬遠されている

ハードな診療科目である○○科のK先生。

 

そもそも急変患者が多い科目だし、

実際に緊急オペも頻繁…、

オンコールにビクビクする毎日だし、

当直も他科と比較して多いし、

その割には給与など待遇が恵まれている訳でもない…。

 

今までは若さとプライドで乗り越えてきたけれど、

さすがに体力的にも厳しくなってきて、

俺の人生、このままでいいのかな…なんて

考えるようになってきました。

 

そんなある日、

何と後輩医師2名が退職するとの話しを耳にしました。

 

ただでさえ医師が足りないのに、

若い医師2名が辞めるとなると…

K先生への負担が一気に増すのは目に見えています。

 

先を越された感もあるK先生は

この2名の先生と話しをしましたが、

「この環境じゃもう持ちません」

「他の病院に行けば勤務は楽になり待遇も良くなります」

「心身ともに疲れてしまって…もう限界なんです」

と、まさにK先生と同じことを考えての退職であります。

 

さすがに上層部も危機感を感じて

新しい医師の採用に動いてはいるようですが、

果たしてどうなる事やら…。

 

上司からも、K先生は大丈夫だよね?と聞かれましたが、

はい、大丈夫ですと答えられる訳がなく、

いえ、正直自分もどうなるかわかりません…と

思わず答えてしまいました。

 

すると嫌がらせのように当直回数を増やされ、

オンコールの呼び出しもさらに増えてきました。

 

ご自身のやってきた事に対しては自負しているけど、

正直もう自分の専門分野でなくとも良いから

もっと楽になりたい…。

そんな心境になってきてしまっています。

 

そしてたまたま見掛けた

一般内科のクリニック院長職の募集…。

しかも給与面も今より少し良くなる。

なおかつ当然当直から解放される…。

 

これだ!と思い応募したK先生は、

あれよあれよという間に話しが進んで

こちらでお世話になる事に決まりました。

 

1年後…。

確かに勤務はかなり楽になりました。

当直はないし、オンコールもないし、

緊急対応もないし、オペもない。

 

ただそういった負の面がなくなるのと同時に、

やりがいもなくなり、

かなりモチベーションが下がってしまっているのも事実です。

 

また看護師や事務のスタッフからは日々細かい注文がありますし、

経営本部からは患者数や売上の厳しいチェックも入ります。

 

良くなった面もあるけど、悪くなった面もある…。

果たしてこれで本当に良かったのか…。

 

辞める前にもっと情報収集すれば良かったなあ。

いろんな人に相談すれば良かったなあ。

いくつかの選択肢を持てれば良かったなあ。

 

もう戻れない…感もありますし、

この先どうなるのか、やっぱり不安です。

 

もっと自分の将来についてよく考えてから動けば良かった…。

そう後悔しているK先生でした。

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録

ルナーヴァ 医師・看護師転職求人登録