求人を何件も貰ったのでついその中から選んでしまった…。

 

大学医局にて長く勤めているW先生。

臨床、研究、教育と忙しい日々を過ごしており、

現在は講師を勤めておりますが

可愛がって頂いていた教授の退官が決まり、

自分もそろそろ大学を出ようかな…と

考えていました。

 

そんな事を考え始めると

今までは全く見向きもしなかった

DMやら、医療系雑誌の求人やら、

WEB上の求人サイトやらが気になり始めて…。

 

ふと目に入った大手の医師紹介会社に登録してみると

すかさず担当のコンサルタントから連絡が入り、

1度お会いしたいと面談の日程を決めました。

 

W先生はあまりの急展開に、

必ず転職するかまだわからないし、

確実にお願いするかもわからない状態なんだけど

それでも宜しいですか?と尋ねると、

それでいいとの事。

 

情報収集がてらお会いしてみるかと思い、

待合せ日時に行ってみると…。

 

まあ爽やかな好青年タイプの担当者が待っていて、

好感は持てたものの、

挨拶もそこそこに、

自分の専門や、現状の待遇などを聞かれ、

すぐさま次の職場への希望条件を聞かれて

30分ほどで面談終了。

 

あれ?もっといろんな事を相談できるかと思ったけど

こんなものなのかな?と疑問はあったのですが

まあこれからどうなるか楽しみだ…と思っていました。

 

すると翌日から毎日のように

ここはどうですか?と様々な医療機関の求人が

案内されてきました。

 

多い時には10件近くの求人が送られてきて、

ご多忙なW先生は詳細をチェックする暇もなく

スルーしてしまっていました。

 

それから1カ月近く立った頃です。

担当のコンサルタントから連絡が来て、

そろそろどの求人を受けるのか決めて欲しい。

あまりのんびりしているといい求人ほど

他の先生に取られてしまうと言うではありませんか。

 

だって必ず転職するか、お願いするかわからないからと

伝えていたW先生は戸惑いながらも

よく見ておきますと答え、

その晩に今まで案内された求人をざっと眺め、

しいて言うならこれかな?という案件を

コンサルタントに伝えました。

 

すると面接に行く日程はいつがいいか?と聞かれ、

あれよあれよという間に院長面接。

すぐに内定が出たという事で詳細の条件まで頂きました。

 

あれ?俺って本当に転職するの?と戸惑うW先生。

しかし、担当のコンサルタントからは

このチャンスを逃しては2度とこんな好条件はないとか、

早く決めないと他の先生に取られてしまうとか言われて、

年貢の納め時かな…と考えてしまい、

ここでお世話になるか…と決めたのでした。

 

そもそも転職の熱意が高かった訳でもありませんし、

今の職場に大きな不満があった訳でもありません。

 

新しい職場にも特に不満がある訳ではありませんが、

何だか腑に落ちないW先生。

 

長く医局にいた事を無駄にしてしまったかな、

何だか流されてしまったな。

そんな事を思いながら、これで良かったのかなあ?と

今でも悩み続けていらっしゃいます。

 

転職は求人ありきではありません。

特に売り手市場である医療業界は求人中心で

動いてしまうと後々後悔してしまう事になります。

 

もっと真剣に考えれば良かった…と

しっかり相談してくれる業者にお願いすれば良かったと

悩みが消えないW先生でした。

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