業者がキックバックを欲していた為に…。

 

大学病院に努めるK先生。

今までも医局派遣でかなりの病院に勤務してきたが

どこも長所もあれば短所もある。

 

このまま大学に残った方が良さそうだなあと考えていたのですが

病院に出入りしているある業者から

「K先生、耳寄りなお話しがあるのですが…」と言われ

何だろう?と思って聞いてみると、

S病院が脳神経外科の部長になってくれる先生を探していて

大変な高待遇を用意しているそうで…。

 

最初は関心を持たなかったK先生ですが、

奥様も医師であり、自分と同等に稼いでいて、

ここらでさすがと言わせたいなんて思いもあって…。

 

お子さんが私立高校に入学し、

大学は医学部に進みたいなんて話しも出てきて…。

 

数日後、この業者から

「先生、こないだの話しなんですけど、

内々に先方院長と話しをしてみたら

そんなにいい先生がいるなら待遇アップも検討すると

言ってますよ」なんて事を言われる。

 

そんなに自分の事を買ってくれるなら

話しくらいは聞いてみるかと思い

S病院に見学に行ってみました。

 

業者が繋いでくれ、院長、事務長とご挨拶。

とても良い雰囲気では会談は進み、

そのまま料亭で豪勢なお食事まで頂く。

 

その後、話しはトントン拍子で進み、

今よりも1.5倍を超える高待遇も用意してくれ

半年後に入職。

 

そこまでは良かったのだが…。

 

自分よりも若い常勤医が2名いて、

非常勤の先生も3名在籍しており、

その5名をマネージメントしながら

診療部長として活躍して欲しいという話しだったのに…。

 

入職後1か月も立たずに常勤医が1名退職。

もう1名も退職の意思表示をしているとの事。

そもそも前任の部長は院長と揉めてお辞めになったそうで

いきなりの危機的状況。

 

事務長に、最初からわかっていた話しなのか?と詰問すると

「K先生が赴任してから発覚したんです」と逃げの一手。

 

非常勤の先生の協力は得られるものの

常勤医3名体制が1名体制になってしまい

業務量は半端ではない。

K先生の診療方針を尊重すると言われていたのに

とにかく日々目の前にある事で精一杯。

 

今回の件を繋いでくれた業者はその後連絡が取れず、

どうやら騙されたようだ…と憤慨するK先生。

 

その後、風の便りで聞いた所によると

脳神経外科の先生を連れてきてくれたら

○万円のキックバックをするという話しがあったようで。

 

結局その業者の人間がお金を欲しいばっかりに

自分を売ったのか…。

 

後悔先に立たずなK先生です。

求人ありきの転職はリスクも伴うものです。

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