次だけでなく、生涯に渡ってのメリットを考えないと…。

医師分院長開業

 

大学医局にて勤める14年目の循環器内科のS先生。

 

いつかは開業しようかな?と漠然とは考えているものの

特に具体的な考えがある訳でもなく、

その内そうなるのかな?くらいにお考えだったそうです。

 

そしてある勉強会に参加した時に

すでに退局した先輩ドクターとお会いしました。

 

自分の勤める医療法人が新規の分院を出すんだけど、

いずれ開業と考えているなら

分院の院長などをしてみたらどうか?と言われ、

それもそうだなあ、

大学も長くなって刺激もなくなってきたし

話しに乗ってもいいかなあ…と考え、

医療法人の理事長からお話しを聞いてみました。

 

とは言っても先輩ドクターも交えての

お酒も入ったざっくばらんな会…。

 

診療方針や細かい待遇などは聞かずに

先輩ドクターも囃し立てるものですから

その場でお任せ下さい!と宣言してしまいました。

 

それから半年…

退局するのに手間取ったりと、

いろいろ大変でしたが、

晴れて分院の院長に就任し、

診察を開始したのはいいのですが…。

 

とにかく患者が来ない…。

来ても咳、発熱、鼻水などいわゆる軽症の患者さんが多く、

循環器内科医として研鑽を積んできたものを

発揮する機会がない…。

 

俺は町医者には向いていないかも…。

もし開業するとしても総合内科ではなく、

循環器を前面に押し出したスタイルでないと…。

 

そんな事を考え出したある日…。

理事長から呼び出されたのですが、

患者が来ないのはS先生の診察に問題があるからではないか!?

そんな事を言われたのです。

 

いや、立地はどう考えても良くないし、

宣伝広告は全く行っていないし、

今だにホームページすら作っていない。

それなのに俺のせい?

 

給与を下げるなんて話しまで出てきて

憤りを隠せないS先生は

それなら辞めます!とつい勢いで伝えてしまいました。

 

スッキリした感はあるものの、

さてこれからどうしよう…。

 

開業ったってしっかりと事業プランを練って

コンセプトを定めねばならないし、

まだふんわりした考えしか持てていない…。

 

今さら病院に戻るってのもどうかなあ。

当直のない世界に入ってしまって

もう1度あの頃に戻ろうとも思えない…。

 

取りあえず食い扶持がないのは困るので

バイトをしながら

悶々としているS先生でした。

 

決断とは決めて断つと書きます。

ですが、決断する際に他の道を断つのであれば

数年後を見越したキャリアプランが必要になりますね。

 

開業なら事業計画、

転職ならキャリアプラン。

こういったプロセスを抜きにした決断は

あまりいい目に合わないのでしょう…。

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最優先すべきものは何なのか?

医師転職紹介会社

 

40代半ばにして初めて転職をするK先生。

 

大学医局一筋で、

まさか私が転職をする事になるとは…

とおっしゃっています。

 

この辺りの事情は個人情報保護の問題もあり、

なかなか触れにくいので割愛しますが、

とにかく初めての転職です。

 

最初は医局に置いてある医療系雑誌の求人ページを見てみたり、

求人サイトをチェックしたりしていたのですが、

どうもピンと来ません。

 

この求人は給与が高いなあとか、

こちらは給与だけでなく全体的な待遇が良いけど

仕事の中身はどうなんだろう?とか、

漠然と見ていただけだったのですが、

このままでは埒が明かないと思ったK先生は

取り合えずどこかに応募してみようと考え、

求人サイトに掲載していたある病院に連絡し

履歴書を送ってみたのです。

 

すると事務長から連絡が入り、

是非1度ご見学にいらして欲しいと言われ、

数日後にその病院に行きました。

 

K先生にとっては大学医局が絡まない形での

院長との面談や、院内の見学は初めての事です。

 

勝手もわからず、

あれよあれよと1時間程度の面談、見学が終わりました。

 

翌日には事務長より連絡が入り、

是非当院で一緒に働いて欲しいと院長が申している。

つきましては…という事で、

詳細の条件提示も受けました。

 

ぶっちゃけ今の待遇よりもかなり良くなるし、

院長との相性も悪くなさそうだし、

まあいいかなあとは思ったものの

少し考えさせて下さいと電話を切りました。

 

事情があり、大学医局を辞める事は決まっていたので

早く次の職場を決めたいK先生は

1年ほど前に同じように大学を辞めた

友人の先生に連絡を取ってみました。

 

○○病院から内定を貰っていて、

雇用条件も今より全然良くなるし

ここに決めようかと思うんだけど

どう思う?と…。

 

するとその先生は俺もそこを受けたよ。

院長はこう言っていただろう。

事務長はこんな事を述べただろう。

それは眉唾ものなんだよな。

 

俺がそこに行かなかったのは、

先輩のある先生が数年前までそこに勤めていて

内情を聞いたからなんだ…。

 

そこでその病院の内部情報を聞いたK先生は、

た・たしかに…、そんな可能性はあるかも…。

院内見学も一部隠すように説明しなかった所もあるし、

他の先生の働きぶりなどは

全然見れなかったんだよな。

 

う~ん、ネガティブ情報を聞いてしまったK先生は

気持ちが下がってしまい、

その病院はお断りしました。

 

その友人の先生に

お前はどうやって今の病院を見つけたんだ?

と聞いてみると、

人材紹介会社を経営するコンサルタントに

紹介してもらった…と。

 

大手だと知識や経験不足の若いコンサルタントが

担当になってしまったりするけど、

この人は経営者だからな、

事例も豊富だし、ノウハウもスゴイ持っているぞ。

良かったら紹介しようか?と言われ、

後日、そのコンサルタントとお会いしました。

 

そこからは話しはトントン拍子に進み、

あっという間に次の職場が決まりました。

 

病院情報も客観的に詳細を事前に教えてくれたし、

内部の情報もかなり知っていて、

院長の人柄、性格、ビジョン、

働く方々のやりがいポイントを把握でき、

また逆に病院の欠点や課題も教えてくれました。

 

その上で院長と面接し、

見学をしたので、ふむ、なるほど、こういう事か、と

最初に行った病院とは格段に違う

実態を知る事ができたのでした。

 

待遇は最初の病院ほど良くないけど

今よりは良くなる。

むしろ良くなり過ぎる事に不安もあったので、

それで充分。

 

今はこの病院でモチベーションを持って働いているK先生でした。

 

条件って大事ですけど、

良すぎる条件には何か理由があるんですね。

 

K先生が欲しかったのは安心。

 

きっと他の先生はまた別の最優先事項があるのでしょうが、

そこを妥協せずに、

求めていきたいですね。

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ブレのない一貫性のあるキャリアを構築できるのか?

女医転科

 

麻酔科医のH先生。

ちょうど10年目を迎える女医さんです。

 

麻酔科の仕事は好きだけど、

昨年結婚、出産をして

今まで通りの働き方は難しい…。

 

しばらく定期非常勤で

週数日の勤務にしようかとも考えたけど、

一旦楽を覚えてしまうと

自分自身の成長が止まってしまいそうで…。

 

悩みに悩んで出した結論は

「転科」でした。

 

もともと医局に入局する際には、

皮膚科にするか、麻酔科にするか、を

大いに悩んで麻酔科にしたH先生ですから、

緊急対応があまりない皮膚科に転科して、

女性ですから美にも興味はあるし

美容皮膚科の領域も学びたいと考えたのでした。

皮膚科・美容皮膚科への転身です。

 

そこである紹介会社に依頼をしたところ、

子育て中で時間に制限のあるH先生に合う求人は

あまり多くないと言われてしまいました。

 

土日に勤務できない、

夕方17時までしか勤務できない…。

 

考えてみれば土日は稼ぎ時だし、

仕事終わりの女性達は17時以降に来院する訳で、

皮膚科・美容皮膚科は難しいかも…と考えたH先生。

 

紹介会社の方からは、

麻酔科として非常勤で続けたらどうか?とか、

保険診療のみの皮膚科クリニックで勤務したらどうか?と

提案されます。

 

ど・どうしよう…。

おそらくここでブレたりしたら

今のH先生はありませんでした。

 

H先生は、皮膚科・美容皮膚科に

転身するという思いが大変に強く、

妥協できない、妥協しないと気持ちを固めて

いくつかの紹介会社に登録してみました。

 

ほとんどが最初の会社と同じ対応だったのですが、

その内の1社が、

多少調整は必要ですが可能性はありますね

と言うではありませんか。

 

お話しを伺うと、

担当のコンサルタントが良く知るクリニックがあり、

そこの理事長なら制約があっても

検討して頂けるかもしれないと…。

 

面接、見学に行ってみると、

制約条件に関しては全て叶う事になりました。

その分、給与は若干下がるけど、

本気で皮膚科・美容皮膚科を学びたいなら

こっちも真剣に教えるから、

意を決して飛び込んできなさいという

理事長の言葉を信じて入職したのでした。

 

それから半年後…。

H先生は自信を持って皮膚科、美容皮膚科医として

働いています。

 

まだわからない事も少なくないけど、

理事長は懇切丁寧に教えてくれるし、

書籍などは医局にたくさん置いてあり、

時間を見つけては勉強していますと

モチベーション高くお勤めです。

 

もしあの時、妥協してしまったら…。

きっと自分の思いは実現できなかったでしょう。

 

貫き通して良かった…。

そうおっしゃるH先生でした。

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一足飛びにキャリアを考えてしまって…。

美容外科転職

 

医師にとってもキャリアのプランニングは重要です。

ですが、プランニングには段階というものがあります。

それを無視してしまっては、

自分を不利にしてしまうケースもあるんですね。

 

30代後半の形成外科医のT先生。

今まで大学病院や大手の総合病院で経験を積み、

専門医もお持ちで、

難しいオペの症例経験も豊富にあります。

 

一念発起して美容外科業界への転身を図ろうと考え、

転職活動をしていました。

 

腕に自信のあるT先生は、

技術力に評判のある美容外科クリニックを中心に

応募をしていたのですが、

面接をするとお断りをされてしまっています。

 

形成外科医としてのキャリアや

お人柄、コミュニケーション力を考えると

あちこちから来て欲しいと言われそうな先生なのですが、

面接でのアピールが少し過ぎていたようです。

 

とにかく多くのオペをしていきたい。

難しい手術にチャレンジしたい。

 

その意気込みはいいのですが、

そこに至るプロセスについては

興味がない、やるつもりはないという

姿勢でいらっしゃったんですね。

 

各クリニックさんはその点に懸念し、

採用に踏み切れなかったようです。

 

オペを受けたい患者さんが黙っていても

集まる時代ではありません。

 

個々のドクターが自らをブランド化し、

丁寧なカウンセリングを行い、

小さな処置で実績を積み重ねて

ようやく大きな手術をご依頼される。

 

そういうプロセスを吹っ飛ばしてはいけません。

 

ましてT先生は美容外科に関しては未経験者。

多くの先輩ドクターもいらっしゃる訳ですし、

階段を1段ずつ登って行かねばならない立場です。

 

腕に覚えがあるだけに、

最速で登り切ろうという焦りがあったのかもしれませんが、

やはりキャリアアップ、スキルアップは

着実な1歩の積み重ねが大事ですね。

 

それに気づいたT先生は

ようやく中堅クリニックで採用頂きました。

 

時々プライドが邪魔したり、

こんな仕事は俺の仕事じゃねえ…なんて

気持ちになる事もあるようですが、

グッと堪えて修行、修行と自分を律しているそうです。

 

どこも取ってくれない…なんて

そんな医者にはなりたくないし、

目標は大きいところにあるんだから

それまでは我慢すべき所は我慢しなきゃね。

そうおっしゃっています。

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自分自身の将来ビジョンは?

医師キャリア失敗

 

12年目の糖尿病内科医のM先生。

現在も総合病院でバリバリご活躍されています。

 

実は前の病院と今の病院は上司が同じです。

 

上司の先生は非常に優秀な先生でありますし、

尊敬できる方だとも思い、

上司の先生の転職に伴い一緒に病院を移ったのです。

 

ところが…。

月日が流れるとともに

今までの良好な関係が段々と崩れてきてしまい、

もうこれ以上一緒にはやれない…という

残念な状況に陥ってしまいました。

 

そこでふと考えました。

自分はこの先何がしたいんだろうか?

 

今の病院は上司が上層部と話しを付けて

自分もそれに引っ張られた形。

 

何がやりたいとか、

望ましい環境とか

あまりお考えになった事がなかったそうなんですね。

上司に任せておけば、

この上司に付いていきさえすれば

上手く行くだろう…

漠然とそう考えていたと…。

 

その上司と決裂した今、

あまりにも自分自身の事を考えていなかった事に

愕然とするM先生でした。

 

サイトや医療系雑誌などで求人を眺めていても

今ひとつピンとこないし、

考えてみたらそもそも自分で転職活動をするのは初めて…。

 

有難い事に糖尿病内科の求人はたくさんあるんだけど、

給与や勤務日数などの条件、

医局の人員体制に多少の違いはあっても、

どこを重視すべきかよくわからないし、

どれが正解かもわからない…。

 

いっその事、開業しちゃおうかな…とも考えたけど

こっちの方が準備も計画もないし、

どうすればいいのかもわからない…。

 

途方に暮れるM先生ですが、

結局自分が何をしたいのか!

ここを明確にしなければいけないんだよな。

これがキャリアプランを考えるという事か。

そう気づき、今は自分の内側と相談をする毎日です。

 

医局の先輩に誘われたからとか、

同僚がいる病院だからとか、

仲間内の医師に評判の良い病院だからとか、

このような形で勤め先病院を決める先生も

少なくないですが、

それよりも何よりもご自分が何をしたいのか?

5年後、10年後にどうなっていたいのか?

 

これが肝心なんですね。

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人脈のひとつだと思っていたのに…。

医師紹介会社コンサルタント

 

地域の中核病院でお勤めになるS先生。

 

半年ほど前に転職していった先輩のO先生と学会で一緒になり、

その晩は旧交を暖めるべくお酒を飲みながら語り合いました。

 

するとO先生から、

いかに今の自分が恵まれているか、

この環境を与えてくれた紹介会社のコンサルタントに

感謝しているといった話しが出てきて、

S先生も今の病院の在籍期間が5年めになる事から

自分もそろそろ次の事を考えなきゃ…という気持ちもあり、

そのコンサルタントを紹介して欲しいとO先生にお願いしました。

 

数日後、O先生と一緒に現れたコンサルタントのBさん。

まだお若く、しかも女性で、結構きれい…。

 

O先生はこんな美女にお手伝いしてもらったのか…

そんな事を考えながら、

今すぐという訳ではないけれど、

いい求人があったら教えて下さいという事で

その日の面談は終わりました。

 

翌日にはBさんからお礼のメールを頂き、

その数日後には丁寧なお手紙まで頂く。

やはりできる人は気遣いが違うなあと思っていましたが、

それが段々と変わっていく事に…。

 

S先生ご自身は、

いいところがあったら考えようかなというスタンスでしたが、

ある時、Bさんから連絡が入り、

となる医療法人が分院を出す事になり

是非S先生に院長に就任して欲しいというお話しが入りました。

 

S先生としては診療所という選択肢はなく、

まだまだ総合病院で働くつもりでいましたので

やんわりとお断りをしました。

 

ですが、その後も何度か同じ案件を打診され、

なんでお断りしているのに何度も案内するかなあと

不思議に思い、O先生に相談してみると

どうやらBさんが紹介した院長で一旦は決まったものの

急遽その先生が辞退され

医療法人側から厳しく叱責されたBさんは

藁をもすがる思いであちこちの先生に声を掛けているそうです。

 

O先生からも協力してやってくれよ…

と言われましたがさすがにできる事とできない事がある訳で…。

 

その後も度々Bさんから連絡が入るものの

電話も取らないようになってしまいましたし

メールも返信をしないようになってしまいました。

 

せっかく好感を持っていた方なのに残念だなあと思いつつ

押し付けがましい営業は勘弁して欲しいなとも思うS先生でした。

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求人を何件も貰ったのでついその中から選んでしまった…。

医師求人失敗

 

大学医局にて長く勤めているW先生。

臨床、研究、教育と忙しい日々を過ごしており、

現在は講師を勤めておりますが

可愛がって頂いていた教授の退官が決まり、

自分もそろそろ大学を出ようかな…と

考えていました。

 

そんな事を考え始めると

今までは全く見向きもしなかった

DMやら、医療系雑誌の求人やら、

WEB上の求人サイトやらが気になり始めて…。

 

ふと目に入った大手の医師紹介会社に登録してみると

すかさず担当のコンサルタントから連絡が入り、

1度お会いしたいと面談の日程を決めました。

 

W先生はあまりの急展開に、

必ず転職するかまだわからないし、

確実にお願いするかもわからない状態なんだけど

それでも宜しいですか?と尋ねると、

それでいいとの事。

 

情報収集がてらお会いしてみるかと思い、

待合せ日時に行ってみると…。

 

まあ爽やかな好青年タイプの担当者が待っていて、

好感は持てたものの、

挨拶もそこそこに、

自分の専門や、現状の待遇などを聞かれ、

すぐさま次の職場への希望条件を聞かれて

30分ほどで面談終了。

 

あれ?もっといろんな事を相談できるかと思ったけど

こんなものなのかな?と疑問はあったのですが

まあこれからどうなるか楽しみだ…と思っていました。

 

すると翌日から毎日のように

ここはどうですか?と様々な医療機関の求人が

案内されてきました。

 

多い時には10件近くの求人が送られてきて、

ご多忙なW先生は詳細をチェックする暇もなく

スルーしてしまっていました。

 

それから1カ月近く立った頃です。

担当のコンサルタントから連絡が来て、

そろそろどの求人を受けるのか決めて欲しい。

あまりのんびりしているといい求人ほど

他の先生に取られてしまうと言うではありませんか。

 

だって必ず転職するか、お願いするかわからないからと

伝えていたW先生は戸惑いながらも

よく見ておきますと答え、

その晩に今まで案内された求人をざっと眺め、

しいて言うならこれかな?という案件を

コンサルタントに伝えました。

 

すると面接に行く日程はいつがいいか?と聞かれ、

あれよあれよという間に院長面接。

すぐに内定が出たという事で詳細の条件まで頂きました。

 

あれ?俺って本当に転職するの?と戸惑うW先生。

しかし、担当のコンサルタントからは

このチャンスを逃しては2度とこんな好条件はないとか、

早く決めないと他の先生に取られてしまうとか言われて、

年貢の納め時かな…と考えてしまい、

ここでお世話になるか…と決めたのでした。

 

そもそも転職の熱意が高かった訳でもありませんし、

今の職場に大きな不満があった訳でもありません。

 

新しい職場にも特に不満がある訳ではありませんが、

何だか腑に落ちないW先生。

 

長く医局にいた事を無駄にしてしまったかな、

何だか流されてしまったな。

そんな事を思いながら、これで良かったのかなあ?と

今でも悩み続けていらっしゃいます。

 

転職は求人ありきではありません。

特に売り手市場である医療業界は求人中心で

動いてしまうと後々後悔してしまう事になります。

 

もっと真剣に考えれば良かった…と

しっかり相談してくれる業者にお願いすれば良かったと

悩みが消えないW先生でした。

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業者がキックバックを欲していた為に…。

医師転職業者キックバック

 

大学病院に努めるK先生。

今までも医局派遣でかなりの病院に勤務してきたが

どこも長所もあれば短所もある。

 

このまま大学に残った方が良さそうだなあと考えていたのですが

病院に出入りしているある業者から

「K先生、耳寄りなお話しがあるのですが…」と言われ

何だろう?と思って聞いてみると、

S病院が脳神経外科の部長になってくれる先生を探していて

大変な高待遇を用意しているそうで…。

 

最初は関心を持たなかったK先生ですが、

奥様も医師であり、自分と同等に稼いでいて、

ここらでさすがと言わせたいなんて思いもあって…。

 

お子さんが私立高校に入学し、

大学は医学部に進みたいなんて話しも出てきて…。

 

数日後、この業者から

「先生、こないだの話しなんですけど、

内々に先方院長と話しをしてみたら

そんなにいい先生がいるなら待遇アップも検討すると

言ってますよ」なんて事を言われる。

 

そんなに自分の事を買ってくれるなら

話しくらいは聞いてみるかと思い

S病院に見学に行ってみました。

 

業者が繋いでくれ、院長、事務長とご挨拶。

とても良い雰囲気では会談は進み、

そのまま料亭で豪勢なお食事まで頂く。

 

その後、話しはトントン拍子で進み、

今よりも1.5倍を超える高待遇も用意してくれ

半年後に入職。

 

そこまでは良かったのだが…。

 

自分よりも若い常勤医が2名いて、

非常勤の先生も3名在籍しており、

その5名をマネージメントしながら

診療部長として活躍して欲しいという話しだったのに…。

 

入職後1か月も立たずに常勤医が1名退職。

もう1名も退職の意思表示をしているとの事。

そもそも前任の部長は院長と揉めてお辞めになったそうで

いきなりの危機的状況。

 

事務長に、最初からわかっていた話しなのか?と詰問すると

「K先生が赴任してから発覚したんです」と逃げの一手。

 

非常勤の先生の協力は得られるものの

常勤医3名体制が1名体制になってしまい

業務量は半端ではない。

K先生の診療方針を尊重すると言われていたのに

とにかく日々目の前にある事で精一杯。

 

今回の件を繋いでくれた業者はその後連絡が取れず、

どうやら騙されたようだ…と憤慨するK先生。

 

その後、風の便りで聞いた所によると

脳神経外科の先生を連れてきてくれたら

○万円のキックバックをするという話しがあったようで。

 

結局その業者の人間がお金を欲しいばっかりに

自分を売ったのか…。

 

後悔先に立たずなK先生です。

求人ありきの転職はリスクも伴うものです。

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オイシイ話しには裏がある…。

医師転職高条件

 

40代半ばのT先生。

常にキャリアアップを考える

とてもアグレッシブな先生です。

 

今までも先輩や同僚医師、

MRや医療機器メーカーの営業マン、

人材紹介会社も含めて、

情報収集をしてより良い職場があれば

思い切って転職する

常に向上心を持った意欲的なお考えをお持ちです。

 

それが実現できるのも

T先生の専門とする領域がとても狭き門で

専門医も全国にそれほど多い訳ではありません。

 

また実力、能力、経験ともに

どこに出しても恥ずかしくない

素晴らしいものをお持ちであるのも確かです。

 

より良い環境を求めて

ドクター仲間にも、各業者にも

どこかいい働き口はないかな?と

挨拶のように語りかけるのが日常茶飯事でありました。

 

ある時、顔馴染みのMRさんに

どこかいい所がないかな?と話しかけてみると

「本当はクローズな話しなのですが、

T先生だからお伝えしますね。」と

耳寄りな情報が入りました。

 

新たに建設される病院の目玉に

T先生が専門とする科目を打ち出したい。

部長となる先生を探しているらしい。

 

ほっほ~。T先生はまんざらでもない様子で、

もう少し詳しい内容をリサーチしてきて欲しいと

MRさんに依頼。

 

後日、このMRから聞いた内容は、

とにかく高条件、好待遇。

ただでさえそれなりの待遇を得ているT先生から見ても

おお!と驚くようなものでした。

 

すっかり乗り気になったT先生は、

MRから紹介された事務長に就任が予定されている方と

打合せを繰り返しました。

 

開院に備えて、今のお勤め先の病院には

退職の申し出を済ませ、

引き留めにも目もくれず、

着々と就任の準備を進めていました。

 

ところが…。

しばらくするとその事務長と

連絡が取れなくなってしまったのです。

 

慌てたT先生は

そもそもこの話しを持ってきたMRに連絡し、

いったいどうなってるんだ?と聞いてみると、

な・なんと建設が中止になってしまったと

言うではありませんか?

 

お前は何て話しを持ってきたんだ!と

憤るものの、すでに後の祭り。

 

俺はもう辞めると言ってしまったんだぞ。

他に良い話しはないのか?

とMRを問い詰めたものの

そんなオイシイ話しが転がっている訳もなく

MRは平謝り…。

 

途方に暮れたT先生は

恥を忍んで前言撤回。

院長に泣きつき、このまま置いてくれと。

 

そもそも引き留めに合うくらいに

T先生を必要としていた病院側は

苦笑いをしながら受け入れてくれたのでした。

 

後々知った話しによると、

その事務長は以前にも同じような事をしており、

今となるとそもそも病院建設の話しも

果たして本当だったのかもわからず…。

 

オイシイ話しには裏がある…。

実害がなかったから良いものの

あまりにもオイシイ話しには何かあると

考えた方が良さそうですね。

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まさか自分が辞める為に引き入れるなんて…。

医師転職高待遇失敗

 

30代半ばで大学医局を飛び出し、

民間の大手総合病院で勤務するY先生。

すでに7年間も同じ病院で勤務している。

 

特に不満もなく毎日忙しく過ごしていたのだが、

学会に参加した後の懇親会で

大学医局の先輩と会う。

 

旧交を暖めるべくご挨拶し、

話しをしていたら

先輩の勤める病院の環境、待遇がいかに良く、

もう自分はここで一生を過ごすつもりだと言い、

優れた点を数多く聞かされた。

 

それはどんな医師でも関心を持つような内容であり、

Y先生も、そんな病院があるなんて夢みたいだ、

自分もそういう所で働いてみたい…と思ってしまった。

 

そんなY先生の心情に気付いたのか、

先輩医師は君さえその気があるなら

自分が上層部に話しを付けてあげようとおっしゃる。

 

大学の先輩でもあるし、

そんな良い環境で、高待遇で働けるなら、

それに越した事はないと思い、是非お願いします…と。

 

それから半年後…。

 

先輩から聞いていた内容とは

大きく異なる新たな病院で懸命に働くY先生。

 

そして先輩はY先生が入職するとともに

引き継ぎに入り、今は他の病院に転職した。

 

院長からは、先輩の先生から辞めたいという話しがあり、

後任の先生が来てくれたら認めようと伝えたら、

Y先生が来てくれたというように聞いた。

 

つまり自分が辞める為に、

後輩である自分を引き入れたのだ…。

 

こんな話しってありかよ…。

Y先生は憤っているが、

院長からは後任が見つかったら辞めてもいいよと

言われている。

 

先輩と同じ事はしたくないし、

病院側は医師招聘に積極的ではない。

 

きれいなバラには棘がある…。

そんな格言を身に沁みつつ、

これからの身の振り方に悩むY先生でした。

 

信用して良い人、良くない人。

世の中には2種類の人がいるんですね…。

医師仲間だからって安易に信用してはいけないようです。

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